JA管内の栽培状況

管内の生産状況(平成24年)
栽培面積
出荷量
生産者戸数
1,241ha
32,214t
205戸
※ 天候不順の影響により減収
栽培品種の特徴
北はやて2号
早生品種であり、8月中旬から9月上旬頃まで出荷
します。もともと辛味が少なく生食向きのタマネギで、
貯蔵性はありませんが、多目的に使うことができます。
オホーツク1号
早生品種であり、8月末から9月末頃まで出荷しま
す。球形は地球型で、玉の締りがよく、繊維が少なく、
糖含量が高いので、貯蔵性・食味ともに良好です。
オホーツク222
早生品種オホーツク1号の改良型で、規格外品の発
生が少なく玉揃い・球色ともに優れた品種です。苦味
が少なく貯蔵性・食味ともに良好です。
スーパー北もみじ
球の締まりがよく煮崩れしません。シチュー・カレ
ーライス(煮物)には最適です。また、一番の特性と
しては日持ちが抜群に良く、ご家庭でも特に長くご使
用いただけます。
そらち黄
明治初期、札幌に土着したアメリカ原産のイエロー
グローブダンバースを祖とする品種です。札幌で他の
輸入種などと交配、選抜改良を重ね「札幌黄」となり、
大正初期に岩見沢地区に導入されました。その後岩見
沢地区において、交配、選抜改良が進められ現在の「そ
らち黄」となりました。現在のF 1品種が主流となる前
の昭和50年代後半までは、岩見沢地区の主力品種と
して作付けが行われていました。
北もみじ2000
早生品種のオホーツクと中晩生品種のスーパー北も
みじの中間に位置する中晩生品種です。2000年に
命名、発表された品種です。晩生品種ですが、きわめ
て貯蔵性が高く、球形は地球型です。
生産・出荷の取り組み
JA管内は、道内有数の産地です。F1種をはじめ在来種のタ
マネギを生産しており、全国32ヵ所の市場や量販店に向けて、
8月から翌年4月までの長期間出荷を行っています。
また、減農薬栽培タマネギの生産・組織化を進めるとともに、
栽培技術の確立に努めており、道の認証制度である「YES!c
lean」を取得して生産しているものもあります。
また、生産者には栽培履歴(肥料や農薬の種類や使用量を記入
した書類)の記帳を義務付け、肥料・農薬の適正使用のチェック
を行っています。
・形状は地球型(丸い)であり、外皮はやや濃い黄褐
色です。
・食感は他のF 1種に比べ軟らかく、食味も甘いのが特
徴です。
・生食(スライス、サラダ等)には最適です。
出荷荷姿
「F1」種
北はやて2号
20kg詰めダンボール
「F1」とは、
「一代雑種」とか「交配種」ともいわれる、一
代に限って優秀な種のことです。これは、種苗会社が品種や個
性の違ったものをかけ合わせて作った種で、両親それぞれの良
いところを受け継いでいます。
そのため、量がたくさん獲れる上に、病気に強く、品質にむ
らがないので、色々な野菜づくりに活かされており、現在つく
られているほとんどのタマネギも、この「F1」種が栽培され
ています。
オホーツク1号
20kg詰めダンボール
オホーツク222
20kg詰めダンボール
北もみじ2000
20kg詰めダンボール
スーパー北もみじ
20kg詰めダンボール、800g小袋ネット
「YES!clean」の認証
そらち黄
20kg詰めダンボール
「YES!clean(北のクリーン農産物表示制度)」とは、
農薬や化学肥料の使用を削減した「クリーン農業技術」を導入
し生産された農産物について、北海道が認証する制度です。
道内で生産し、北海道の登録基準に適合したものだけが認証
される、より安全・安心を追求したおいしい北海道産農産物の
証明です。
出荷先
月別出荷状況
北はやて2号
~
オホーツク1号
全国
~
全国
オホーツク222
~
全国
北もみじ2000
~
全国
スーパー北もみじ
~
全国
そらち黄
~
関東、近畿
Aコープでの販売時期
販売時期
1月
2月
3月
4月
5月
6月
7月
8月
9月
10月
11月
12月
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販売期間であっても、天候等の事情により収穫ができず、店頭に並べることができない場合がありますのでご了承ください。