最強の投資手法「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」によるシンプル

最強の投資手法「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」によるシンプルトレード
■今回は、ユーロ相場を参考事例として、「5 分足スーパーボリンジャー」を用いたデイト
レード方法をご紹介します。具体的事例として、12 月 9 日の動きを取り上げて、ご説明し
ます。
相場のトレンド方向の判断に加え、トレンドの強弱(モメンタム)の判断方法、そして、
買いや売りのタイミングを狙う方法等々をぜひマスターして頂き、毎日のトレードに活用
して下さい。
★尚、「スパンモデル」「スーパーボリンジャー」の使い方については、「マーフィーの
最強スパンモデルFX投資法」(日本実業出版社)をご参照下さい。どうぞ、正しくご理
解し、正しくご活用下さい。http://www.span-model.com/pr/
添付チャートは 12 月 9 日東京時間午前 8 時半頃から夕刻午後 5 時半頃までのユーロドルの
5 分足スーパーボリンジャーです。
それでは、時系列でご説明します。
既に、以前にもご説明した通り、5 分足スーパーボリンジャーでは、トレンドの方向性の判
断には、プラス・マイナス 1 シグマライン(緑色ライン)よりもセンターライン(青色ラ
イン)をより重視します。
もっとも、5 分足の世界でもトレンド性が強い本格的なトレンドの場合は、プラス・マイナ
ス 1 シグマラインを重視するようにすると、より効率的なトレードが出来ます。
すなわち、緩やかなトレンドではセンターラインを、本格的なトレンドではプラス・マイ
ナス 1 シグマラインを重視するスタンスが望ましいということです。
尚、判断は全て終値時点で行うことを忘れないで下さい。
円枠(A)終値がセンターラインを上回ったことで買い優勢となりました。
円枠(B)終値がセンターラインを下回ったことで売り優勢となりましたが、すぐに、再
び、センターラインを上回ったことで買い優勢に戻りました。
円枠(C)終値がセンターラインを下回ったことで売り優勢となりました。
円枠(D)終値がセンターラインを上回ったことで買い優勢となりました。
尚、この円枠(A)から(D)までの局面は、基本的にレンジ相場です。センターライン
の向きがフラット化していること、バンド幅が収束していることから判断出来ます。
このような局面では、利食いの目安として、プラス 1 シグマラインからプラス 2 シグマラ
インにかけて売り、マイナス 1 シグマラインからマイナス 2 シグマラインにかけて買いと
いう戦略が有効です。
円枠(E)円枠(D)にて買い優勢となって以降、トレンドらしき動きが生じています。
遅行スパンの上放れやバンド幅の拡大から判断出来ます。そして、円枠(E)にてプラス 1
シグマラインを下回りましたので、反落に転じたと判断出来ます。
円枠(F)さらに、終値がセンターラインを下回ったことで、売り優勢に変化したことが
確認されました。
この後は、遅行スパンの陰転、バンド幅の拡大に伴って、本格的な下落トレンドに入りま
した。
円枠(G)終値がマイナス 1 シグマラインを上回って引けたことで、反転、上昇が示唆さ
れました。一旦は、再度、マイナス 1 シグマラインを下回りますが、すぐに、再度、上回
って引けたことが分かります。
ここで注目して頂きたいのは、プラス 3 シグマラインとマイナス 3 シグマラインの動きで
す。
円枠(W)にて、プラス 3 シグマラインが下向きに変化しました。その後、しばらくして、
円枠(X)にてマイナス 3 シグマラインが上向きに変化しました。このプラス 3 シグマラ
インの動きはトレンド終了が近いことを示唆し、マイナス 3 シグマラインの動きはトレン
ド終了したことを確認させてくれます。
その後、終値がセンターラインを上回って引けたことで、買い優勢となりました。もっと
も、トレンド性は強まらず、バンド幅が収束し始め、レンジ相場に変化していきました。
円枠(H)終値がセンターラインを下回ったことで売り優勢となりました。その後、緩や
かに下落の動きとなり、一旦は戻るものの、センターラインに抑えられ、反落、その後、
本格下落トレンドとなり、大きく下げていきました。
円枠(I)大きく下げた相場は、マイナス 1 シグマラインを上回って引けたことで、下落
トレンドの終了となりました。一旦、再度、下回って引けますが、すぐに上回って引けた
ことが見てとれます。
そして、ご覧の通り、今回も、プラス 3 シグマラインとマイナス 3 シグマラインが先ほど
と同様の動きをしていることが確認出来ます。はじめに、プラス 3 シグマラインの向きが
変化し、予兆を教えてくれます。その後、マイナス 3 シグマラインの向きがトレンド終了
を確認させてくれるわけです。
以上です。
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