印刷用PDF (454KB) - NTT

NTT研究開発この一年(2009年報)
全般的な
研究開発成果
通信ネットワーク技術
光ケーブルの試験・監視技術
概
要
フレッツ光など光サービスの普及に伴い、工事の迅速化や保全業務の効率化に向けて、光
ケーブルを遠隔で試験・監視する光線路試験システムの研究開発をしています。
●光ケーブルの試験・監視技術
光配線設備識別技術
(1)光線路試験システム
本システムは、試験用通信ネットワークで接続された操作端末からの試験指示に基づき、通
信設備ビル内に設置された光試験モジュール(OTM*1)を制御し、OTMからの試験光はファイ
バセレクタと呼ばれる光スイッチで目的の光ファイバに接続され、光カプラを介して光ファイバ
内に挿入します。お客さま宅の端末部分には、試験光を遮断する光フィルタを挿入しているた
め、通信サービスに影響を与えることなく試験を行うことが可能です。また、光ケーブル接続部
の浸水の有無を検出することもできます。また、小規模ビルには小規模ビル用のファイバセレ
クタを設置し、大規模ビルのOTMで光試験を行うことができます。
(2)所内光配線技術
IDM*2に設置された光ジャンパユニットにより、お客さまへのサービス提供や変更を容易に行う
ことができます。
(3)光配線設備識別技術
設備情報を書き込んだ小型の識別タグを、サービス中の光コードに対して、通信サービスに影
響を与えることなく、後付け可能な技術を開発しました。これにより、携帯型識別コードリーダ
との併用で、既存光配線設備の管理が容易になりました。
携帯端末
光コード
識別タグ
識別コードリーダ
お客さま宅
大規模ビル IDM
光ジャンパユニット 光カプラ
OLT
OLT
ファイバセレクタ
試験用通信
ネットワーク
ONU
OTM
光フィルタ
試験
OK!
操作端末
保守拠点
光ケーブル
接続部 浸水検知モジュール
小規模ビル
ファイバセレクタ
OLT: Optical Line Terminal
ONU: Optical Network Unit
*1 OTM: Optical Testing Module
*2 IDM: Integrated Distribution Modules
G-NW-23
接続部
浸水検知モジュール
Copyright © 2009 NTT