技術資料1(pdfファイル) - ヤマセ電気

スイッチング電源
ヤマセ電気株式会社
開発部
電 源
商用電源・・・・・AC100V、AC200V
(電力会社より供給)
電源装置
(電気を加工して機器、装置に供給する)
交流⇒交流
交流⇒直流(スイッチングレギュレータ)
直流⇒交流(インバータ、UPS)
直流⇒直流(DC-DCコンバータ)
安定化電源
安定した出力を得る電源
<例>5V±5%
・出力電圧の安定度が悪いと製品、部品の本来の性能が
出なかったり、製品の誤動作を招く場合がある。
出力安定化電源
交流安定化電源
直流安定化電源
直流安定化電源
リニアレギュレータ
(ローカルレギュレータ、特定用途)
スイッチングレギュレータ
回路方式
回 路 方 式
非 絶 縁 型
①降圧型チョッパ
②昇圧型チョッパ
③チャージポンプ
[同期整流]
各種ローカル
レギュレータ
絶 縁 型
自励発振
フライバック型
出力 ∼40W程度
(動作周波数変化)
他励発振
フライバック型
出力 ∼70W程度
(動作周波数一定)
・各種ローカル
レギュレータ
・携帯電話充電器
・他小型ACアダプタ
・N−PC ACアダプタ
・他ACアダプタ−
・汎用プリンタ、FAX
・標準電源
他励発振
1石フォワード型
出力 ∼400W程度
(動作周波数一定)
・PC、EWS
・サーバー
・PPC
・大型プリンタ
共 振 型
部分共振型
汎用制御IC(新電元、サンケン)
完全共振型
電圧共振、電流共振
汎用制御IC
(ONセミコンダクタ、サンケン)
他励発振、多石型
プッシュプル、ハーフブリッジ
フルブリッジ
出力 500W程度以上
(動作周波数一定)
・PC、EWS
・サーバー
・PPC
・大型プリンタ
Q1
Q4
Q2
降圧型チョッパ
他励フライバック
フルブリッジ
昇圧型チョッパ
1石フォワード
電圧共振
Q3
チャージポンプ
自励フライバック
プッシュプル
ハーフブリッジ
電流共振
同期整流
構成例
出力フィルタ
平滑回路
突入電流低減
回路
整流回路
ノイズフィルタ
AC入力
絶縁トランス
トランス
駆動回路
制御回路
絶縁
(フォトカプラ)
ER.AMP
DC出力
各ブロックの概要
1)ノイズフィルタ
□電源内(主にトランス駆動回路、2次側整流回路)から発生するスイッチングノイズを低減する。
□ノーマルモード成分、コモンモード成分を低減するローパスフィルタが用いられる。
□製品が使用される国(地域)によって規制値が異なる。
2)整流回路
□交流電圧を直流電圧に変換する、主に全波整流回路が用いられる、出力数W程度の
小容量の電源では半波整流回路が用いられることもある。
3)突入電流低減回路
□スイッチング電源にはコンデンサインプト型整流回路が用いられるが、入力投入時には
平滑回路のコンデンサにサージ電流が流れ、破損の原因になる。
□このサージ電流を低減する回路で、パワーサーミスタ、抵抗とサイリスタ、トライアックを
組合せた回路が用いられている。
4)平滑回路
□整流後の電圧をリップル電圧を低減した直流電圧にする。
リップル電圧、出力保持時間によって容量が決定される。
5)トランス駆動回路
□電力を変換する絶縁トランスを駆動する、パワートランジスタやMOS−FETが使用される。
又トランスのリセット回路も含んでいる。
6)絶縁トランス
□入力電圧を整流平滑した直流電圧を出力電圧に変換する。
□スイッチング電源の入力側(1次側)と出力側(2次側)を絶縁する機能も持つ。
各国の安全規格では動作電圧によって1次側と2次側の絶縁距離(沿面距離)
が規定されている。
7)制御回路
□ER.AMP(誤差増幅器)からの信号を受け絶縁トランス駆動用のパワートランジスタや
MOS−FETを駆動するパルス信号の周波数、デューティを制御する。
8)ER.AMP(Error Amplifire)
□オペアンプやシャントレギュレータが用いられる。
□基準電圧と出力電圧を比較し、この信号を絶縁回路を経由して制御回路に送る。
9)出力フィルタ
□絶縁トランスの出力を整流し(主にショットキーダイオードが用いられる)、
平滑し出力とする。
□平滑用のコンデンサは高周波でのインピ−ダンスが低いものが望ましく、リップル電流
が多く流せるものが望ましい。
規格、規制値
1)安全規格
国、地域
アメリカ合衆国
規 格
UL1950
UL2601
区 分
事務機器を含む情報機器
医療用機器
カナダ
CSA No950
CSA No234
事務機器を含む情報機器
情報機器組込み型電源
ヨーロッパ
EN60950
EN60601
事務機器を含む情報機器
医療用機器
日本
電気用品安全法
特定電気用品(111種)、その他(343種)の
安全技術基準
2)EMI規格
国、地域
北米
規 格
FCC Part15-J
備 考
米国連邦通信委員会
欧州
VDE 0871
ドイツ電気技術者協会
日本
CISPR Pub.11.22
VCCI
国際無線障害特別委員会
日本情報処理装置等電波障害自主規制