国 保 ・年 金 だより No.29 発行 :平成22年4月 日之影町町民課国保・年金係 (日之影町国民健康保険) 国民健康保険医療費の状況 私たちは、日頃健康でもいつ、どんなときに病気やけがをするか予測で きません。そんな時に備えて保険税を出し合って医療費にあて助け合う制 度が「国民健康保険」です。自営業・農林業・個人事業者やその家族、ま た無職の方がその対象となっています。国保は、市町村が運営し、地域の 健康生活を支えています。 その国保の医療費は、全国的に増加の一途をたどっておりますが、日之 影町でも医療費は増加しています。平成20年度の一人当たりの医療費は、 380,867円と県平均より 87,922 円高く、県内最も高くなっていま す。 (資料:宮崎県国民健康保険団体連合会 グラフで見る国保より) 国保の届け出は、速やかに! 日之影町に転入した時や職場の健康保険などをやめた場合などの国保の届け出は、14 日以内に 行わなければなりません。 届け出が遅れると、さかのぼって保険税を納めなければならないことがあります。また、保険証 がない間の医療費は全額自己負担になります。 歯の健康に関するアンケート結果 その① 特定健診の結果説明会にて[歯の健康に関するアンケート]を508名の方に行いました。その結 果を集計しましたので報告します。 ご協力いただきありがとうございました。 ●歯、口の症状チェック 質 問 項 目 計(人数) 計(率) □歯と歯の間にものがはさまる 258 51% □朝起きた時、口の中が臭い。またはネバネバする。 105 21% ◇歯並びが悪い 97 19% □冷たいもの、熱いものが歯にしみる。 89 18% □歯磨きの時、歯ぐきから血が出る 86 17% □歯がグラグラしている。 48 9% ◇歯石をとってもらったことがない 48 9% □歯が浮いた感じがする 32 6% □歯ぐきの先端が赤く腫れている 18 4% 8 2% □歯ぐきがもり上がって歯にかぶさっている □にチェックのついた人は、歯周病に罹っている可能性の高い人です。 ◇にチェックのついた人は、歯周病に罹るリスクの高い人です。 歯・口の症状ではどの年代においても「歯と歯の間にものがつまる」「口の中が臭い。または、 ネバネバする」「冷たいもの、熱いものが歯にしみる」と感じている人が多くいました。 このことから、多くの人が歯周病に陥っている可能性が高いと予測されます。 日之影町の医療費状況 実際に日之影町の国保の医療費順位を見てみると、高血圧などの生活習慣病に続き、40歳 以上のどの年代においてもむし歯や歯の疾患等が3位以内に入っている状況です。 歯、口の役割とは、 ・食事を摂る機能 ・病気を予防する機能 ・運動する機能(歯をくいしばることで力がはいるため) ・表情をつくる機能 など様々な機能があります。 歯や口の健康を保つためには、毎日のセルフケア(歯磨き)が非常に大切です。 また、歯周病の前に起こる歯肉炎は、歯肉が赤く腫れた状態です。そのため、義歯であっ ても歯周病の危険性があります。 歯磨きだけでなく、1日1回は口の中を確認することを心がけ、歯・口の健康を 保ちましょう!また内科健診と同様に最低年に1回は歯科医院を受診しましょう。 (情報提供 : 保健センター健康づくり係)
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