施工前 生物多様性に配慮した非面的吹付緑化工法 レミディネット張工 施工後 エコストライプ工法 PAT. エコストライプ吹付工施工後 エコストライプ工法は法面を部分緑化する新しい自然回復緑化工法です 東興ジオテック株式会社 本 社 〒108-0014 東京都港区芝 4-8-2 Tel.03-3456-8751 東興ジオテック株式会社 2013.2 4th edition 緑化領域(吹付部) エコストライプ(Eco-Stripe)工法 とは? ★☆★☆★ 斜面緑化において機械施工法が 適用されるようになった 1960 年代から現在に引き継がれてい る「全面緑化」の常識を打ち破 り,あえて「非面的」な部分緑 化を行うことにより周辺植物が 侵入しやすい自然侵入領域を法 面内に配置し,自然の治癒力を 最大限に活用して植物群落を回 復させる生物多様性に配慮した 緑化工法です。 ★☆★☆★ 《1m幅を標準とする》 緑化領域に生育 基盤を吹き付け て初期緑化目標 群落を形成 自然侵入領域( 裸地部) 《1∼2m幅を標準とする》 自然侵入領域は裸 地部保護ネットと金 網(レミディネット)で 保護 自然侵入領域が捕捉した 飛来種子は導入種の被圧 を受けることなく発芽・成 立できる 【施工直後】 【1 年 3 ヵ月後】 【6 年 2 ヵ月後】 施工後の植生の変化 吹付部(緑化領域) レミディネットの裸地部保護マットの 端部に生育基盤がラップするように 吹き付ける ※緑化基礎工として裸地部保護マット付き金網張工 (レミディネット張工)を施工します エコストライプ工法の特徴 1.工事に伴う CO2 排出量を大幅に低減 非面的な生育基盤の造成により,緑化工事で発生するエネルギー消費量を大幅に削減できるた め,従来工法と比較して CO2 排出量を半減します。 レミディネット 2.植生遷移の停滞を回避して自然回復を促進 全面緑化による密生した植物群落の形成は,法面の植生遷移を停滞させます。エコストライプ工 法は,植物が侵入できる空間を法面内に作り出すことにより,自然侵入を促進します。 菱形金網 裸地部保護マット 裸地部(自然侵入領域) エコストライプ工法の施工断面略図 3.在来種木本群落の形成を低コストで実現 2 層吹付システムの組合せにより,植生基材吹付工の市場単価と同程度,あるいはそれ以下のコストで 国内産在来種を用いた生物多様性に配慮した緑化を実現します。 緑化基礎工に用いる裸地部保護マット付き金網張工(レミディネット張工)で自然侵入領域を保護し, 表層土砂移動を防止して飛来種子を定着させます。 【展開状況:幅 2m,長さ 8m】 【施工直後】 【5 年後】 エコストライプ工法の試験施工事例 【梱包荷姿】 裸地部保護マットが地山側になるように法面に展開します 裸地部保護マット付き金網(レミディネット) ※施工条件により,あらかじめ法面に裸地部保護マットを張り付け,その上に金網張工を施工す ることもできます。
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