、 わ・た・げ2014年2月号 No.209 12月号モニターより わたげ8ページ 丸エビ野菜 4 品目セット 減農薬で近隣農家からの 農薬飛散を防ぐ工夫もされ 旬の野菜を安心して楽しめ ている丸エビ倶楽部の野菜。 るということでいつも楽し 子どもがいるので放射能の みにしています。自分では 全品目検査がされているの 買わない野菜もセットの中 もいいですね。農薬の問題だ に入っていることがありま けでなく、何日陳列されてい すが、こういう時に使い方 るか分からないスーパーの を調べて食卓に出すと目新 野菜は買えないですね。新鮮 しいので会話のきっかけに な地場の丸エビ倶楽部の野 もなります。レパートリー 菜を利用し続けたいです。 も広がって一石二鳥です。 (土浦 A・N) (水戸北 S.O) 鶏卵 いつも鶏卵を生活クラブで買っています。 和高スパイス生産者交流会 鮮度の問題、国産鶏種の問題、知らなかったです。 活クラブのチュー これからも鶏卵は安全なものを食べていきたいです。 スーパーで販売されて ブ入り香辛料をさっそ (水戸北 重野珠子) く試してみようと思い いるチューブ入りのわ 米文化を見直そう ます。ワサビも安曇野 さび等の香辛料に約10 和食がユネスコ無形文化財とは 産というのでビック 種類の食品添加物が含 びっくりです。我が家はお米中心の食生活をしている リ!もっと消費材の説 まれていると知り、軽く のですが、う~ん行事食とかはあまり取り入れていな ショックを受けました。 明を読まなくてはと反 い。この機会に子ども達もいることだし、行事食も取 省しました。 (県央 ついついお手頃なので り入れていきたいなと思いました。それにしても、給 あいくらぶ M・S) 利用していましたが、生 食にもっと和食を取り入れて欲しいなとも思います。 発行発行 : 生活クラブ生活協同組合 発行責任 : 理事会 編集編集 : 広報委員会 茨城県牛久市猪子町 992-676 TEL 029-874-8510 FAX 029-874-3651 http://ibaraki.seikatsuclub.coop/ 水俣病患者による甘夏みかん作り が 1977 年にスタート。趣旨に賛同 した生活クラブが同年実験取組みを 開始、1979 年には全単協で取組み がスタートしました。 スも使っていません。肥料は「きばる」独自の有機質 100%の肥料を使用、減農薬栽培と共に栽培の基本 「きばる」は熊本県南部の水俣市を中心に、不知火 としています。いずれも生活クラブの「皮ごと丸ごと 海周辺に広がっている生産者グループです。水俣病患 食べる」ことを前提とした利用に合致、生活クラブに 者家庭を中心に、身体を蝕まれ、漁場を奪われた経験 占める出荷比率は 7 割を超えています。私たちの利 から「自らが加害者にならない」という意志で、農薬 用結集活動が生産を支えてきたのです。 を減らした栽培を続けています。 生産者は、当時の一般的な営農「良い甘夏みかんは 農薬を散布しなければできない」という指導が行われ 甘夏の産直も 30 年余り、産地では後継者不足や生 た下で懸命に甘夏を作り続けました。有機水銀の被害 産者の高齢化が課題、最近の異常気象によりこれまで を受けた生産者ですが、農薬を散布したら身体の具合 想定していなかった病害虫の発生(サビダニの被害) が悪くなった、入院したという事は日常の事でした。 なども問題となっています。また私たち「食べる側」 農薬散布により自分の健康もさることながら、甘夏 も、嗜好の変化などによる利用の低下に歯止めがかか (つくば北 山根さおり) 高橋徳治商店交流会 生産者と 消費者が助け合い、消費材を創り出 していく生活クラブの原点を実感し たように思いました。そのストーリ ーを思い浮かべながら「おでん 4 点 セット」を味わいたいです。 (土浦 飯塚昌子) こぼれ話 先日、生活クラブのせ っけんを、べたほめする知人の話を聞 き、今度さっそく購入してみようと思 いました。ご主人の枕の臭いや油汚れ が全く無くなったということでした。 (守谷 大澤知加子) ✤✼✻ ✻❉✤ 水俣病 チッソは1932年から1966年まで、 プラスチックの原料を製造する 過程で出たメチル水銀を、海に 排出し続けました。 1956年に 水俣病が確認されても製造を 続け、 国も県も廃水を止め させませんでした。 人の命と自然を犠牲にして 経済成長を優先 させたのです。 水俣市は 不知火海に面し 三方を山に囲まれた 自然豊かな所 を食べる人の健康も大丈夫かという疑問を持ち始め、 1976 年生産者グループきばるが発足。翌年、主旨 に賛同した生活クラブは、甘夏の取組みを開始、現在 配達後は風通しの良い冷暗所で保管。丸ごと使え、マー マレード、ピール作りは毎年好評。ここでは「甘夏シロッ プ漬け」を紹介します。このシロップを使った浅漬けも人 気。シロップ+白だし+野菜(菜の花 etc)分量はお好みで♪ に至っています。 市販の甘夏みかんは見栄え重視の市場に対応する ため、農薬散布の回数が多く(12~15 回)期間も長 30年以上が経ち、甘夏の木は今が 一番甘い実をつけているとのこと! 生活クラブで取り扱う甘夏みかん は、きばるグループだけです。 海を追われた水俣病の元漁師の人 たちが、苦労して始めた甘夏作り めです。また市場に多く出回るのが 4 月なので、1 月 に収穫してから長期保存の必要があります。そのため に収穫前には防腐剤とヘタ落ち防止剤を散布、出荷の 際にはワックスもかけます。 ▼他単協から来た私にとって消費材が簡 これに対し「きばる」生産者グループでは、安心し 単に手に入ることに驚愕。昔話を云々す て甘夏を丸ごと食べてもらいたいという点から最低 る訳ではないが、先達たちが問題意識を 限の農薬散布(最大 5 回で収穫前 4 ヶ月は農薬を使 持ち、苦労して手元に勝ち取ってきたこ わない)とし、また防腐剤やヘタ落ち防止剤、ワック の消費材の成り立ちを学ぶのも、今年 30 組 組織 織概 概要 要 周年を迎える茨城単協には大きな意味を なすのでは?と私だけ思っている…。M 【8】 な~んちゃって っていないのが現状です。 要 (2013 年織 12 概 月末) (2013組 月末) 組合員数 4,750 人 組合員数 4,750 人 材 料:甘夏みかん(好きな数) グラニュー糖(重量の 60~80%) ①甘夏を洗って表面の皮を薄くむき、8 ㎜程度の輪切り又 は半月型に切り種を取る。 ②大きめの鍋に湯を沸騰させ①を静かに入れ、火を弱めて 皮が半透明になるまで 4~5 分(量による)茹でる。 (ぐらぐらさせない・蓋はしない) ③火を止め、粗熱が取れるまでそのまま放置。 ④甘夏を静かに取り出し、消毒した瓶にグラニュー糖と甘 夏を交互に入れグラニュー糖が溶けるまでゆすり、冷め たら冷蔵庫に保存して下さい。 班組合員数 2,576 人 12月 世帯利用額 37,917 円 【牛久センター】】 牛久市猪子町 992-676 戸配組合員 2,174 人 12月 総 利 用 高 179,689千 円 TEL 029-872-7521 班 数 406 班 11月 世帯出資額 117,110 円 FAX 029-872-7523 【水戸センター】】 水戸市元石川町 302-12 TEL 029-291-8280 FAX 029-291-8281 【1】
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