オオハンゴンソウ防除通信

オオハンゴンソウ防除通信
29号
2012.6.16
発行:利尻島自然情報センター 利尻町沓形字富士見町 小杉和樹 〒097-0401 Tel/Fax 0163-84-3145
少なくなりました
6月9日、恒例になった利尻町役場職員組合の「オオハンゴンソウ駆
除会」が行われました。昨年より5日遅い開催でしたが、湿原はキタ
ヨシやオオイタドリが随分と伸び、オオハンゴンソウも中々見えない
ような状況でした。
「それでは皆さん、作業をお願いします!」と開始を宣言をして、
湿原に向かう仲間たちを見ていたのですが、なぜかオオハンゴンソウ
が分布している場所を越えて湿原の奥へと向かっていくではないです
か…。「みなさん、何処へ行くんですか?奥に行ってもオオハンゴン
ソウはありませんよ。作業場所はこちらですよ!」と。
昨年までの駆除の成果があって、種富湿原では大きな個体は無くな
り、実生などの小さな個体になって組合員のみなさんは見つけること
が出来なかったほど
可愛らしいオオハンゴンソウバスターズが活躍!?
なのです。嬉しい勘違
いです。
この日の駆除会
は、組合員40名が参
加し、2056本を駆除
し、同時に行われた
小学生の駆除会で
は、19名で2600本
を駆除しました。
PVの会一斉駆除会の報告
利尻礼文サロベツ国立公園パークボランティアの会による外来種の
一斉駆除会が5月20日に実施され、利尻地区でも天候に恵まれた南
浜湿原でPV会員8
たくさんの人が集まってくれました!
名、一般10名、環境
省AR1名の19名が参
加して行われまし
た。
この頃は、オオハ
ンゴンソウの成長が
進んでいなかったこと
もあり、作業も捗っ
て3957本の駆除とな
りました。
種富湿原
南浜湿原
2011年実績
37,622本
58,920本
2012年実績
2,500本
10,107本
オタトマリ沼
これまで、そして、これから
久しく訪れていなかった沼浦海岸に
オニハマダイコンのパトロールに行っ
て来ました。オカヒジキが葉を伸ばし
始め、黄色の花を咲かせるハマニガナ
の横に、しぶといオニハマダイコンを
見つけました。
砂浜一面をパトロールして駆除した
のは68個体。種富湿原のオオハンゴン
ソウ同様、随分と少なくなりました
が、まだ根絶宣言は出来ないようで
す。パトロールをしていて気付いたの
ですが、写真のように漂着物のあると
ころに実生個体が確認されることか
ら、ひょっとすると新たに海から種子
が運ばれているのかもしれません。
利尻対岸のサロベツの海岸には、夥
し い オ ニ ハマダイ コ ン の 侵 入 地 が あ
り、そこを根絶しないと沼浦海岸のオ
ニハマダイコンは根絶できないという
ことでしょうか…。島嶼とは言って
も、海で繋がっているとも言えます。
せめて、利尻島が次の侵入地への中
継地にならないようにパトロールと駆
除を続けなければなりませんね。
漂着物とオカヒジキとオニハマダイコン…
長浜
沓形
鬼脇
鴛泊
計
27,282本
3,515本
1,200本
0本
0本
128,539本
8,877本
0本
0本
0本
0本
21,484本
2012年の実績は、5月末現在の集計です。6月に作業をされた方はお手数ですが、場所、日時、駆除本数を月末までに報告し
て下さい。 郵便、ファクシミリ、E-mailどれでも結構です。E-mail:[email protected],ne.jp