がんプロフェッショナル養成推進プラン 緩和ケアコース - 東北大学病院

■医科学専攻
対象学年
単位数
備
考
□修士課程
■ 博 士 課 程 (医 学 履 修 課 程 )
第 1~ 2 年 次
1 単位
選択
□障害科学専攻
□ 博 士 課 程 (前 期 2 年 の 課 程 )
□座学(□全部
□一部)
□ 博 士 課 程 (後 期 3 年 の 課 程 )
□ISTU(□全部
□一部)
□特別セミナーの出席による振替可
□保健学専攻
□ 博 士 課 程 (前 期 2 年 の 課 程 )
[□全部
□ 博 士 課 程 (後 期 3 年 の 課 程 )
■その他
□一部
※
授業科目
緩和ケアトレーニングⅠ
(英文名)
( Palliative care training Ⅰ )
開講期間
開講曜日・時間
場
]
平 成 25 年 4 月 8 日 ( 月 ) ~ 平 成 26 年 3 月 28 日 ( 金 )
毎週月~金曜日
9 時 00 分 ~ 12 時 00 分 、13 時 00 分 ~ 17 時 00 分
東北大学病院緩和ケアセンターと一般病棟(緩和ケアチーム)
所
授業代表教員
特 命 教 授 中 保 利 通( 緩 和 医 療 学 分 野 )連 絡 先 7366、7986( 内 線 )
授業担当教員
中保利通、田島つかさ、島田哲、佐竹宣明、畠山里恵、武田真恵ほか
1.授業題目
緩和ケアトレーニングⅠ
2.授業の目的と概要
日 本 緩 和 医 療 学 会 の 研 修 カ リ キ ュ ラ ム に 準 拠 し て 、緩 和 医 療 に 関 す る 基 本 的 な
知識を習得する。
3.学習の到達目標
緩 和 医 療 の 定 義 、緩 和 ケ ア 病 棟 に お け る コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン 、チ ー ム 医 療 に つ
いて学ぶ。
4.授業の内容・方法と進度予定
緩 和 ケ ア 病 棟 の 施 設 見 学 、ボ ラ ン テ ィ ア 活 動 へ の 参 加 、患 者 と の 対 話 、チ ー ム
カンファレンスへの参加(職域を越えたチーム医療型実習)
5.成績評価方法
出席状況、履修態度から総合評価する。
6.教科書及び参考書
誰でもできる緩和医療(医学書院)
7.その他(受講者への周知事項など)
緩 和 ケ ア セ ン タ ー HP ア ド レ ス :
http://www.pcc.med.tohoku.ac.jp/
■医科学専攻
□修士課程
■ 博 士 課 程 (医 学 履 修 課 程 )
□障害科学専攻
□ 博 士 課 程 (前 期 2 年 の 課 程 )
□ 博 士 課 程 (後 期 3 年 の 課 程 )
□保健学専攻
□ 博 士 課 程 (前 期 2 年 の 課 程 )
□ 博 士 課 程 (後 期 3 年 の 課 程 )
授業科目
(英文名)
開講期間
開講曜日・時間
場
所
対象学年
第 1~ 2 年 次
単位数
2 単位
備
考
選択
□座学(□全部 □一部)
□ISTU(□全部 □一部)
□特別セミナーの出席による振替可
[□全部 □一部 ※
■その他
]
緩和ケアトレーニングⅡ
( Palliative care training Ⅱ )
平 成 25 年 4 月 8 日 ( 月 ) ~ 平 成 26 年 3 月 28 日 ( 金 )
毎週月~金曜日
9 時 00 分 ~ 12 時 00 分 、13 時 00 分 ~ 17 時 00 分
東北大学病院緩和ケアセンターと一般病棟(緩和ケアチーム)
授業代表教員
特 命 教 授 中 保 利 通( 緩 和 医 療 学 分 野 )連 絡 先 7366、7986( 内 線 )
授業担当教員
中保利通、田島つかさ、島田哲、佐竹宣明、畠山里恵、武田真恵ほか
1.授業題目:緩和ケアトレーニングⅡ
2.授業の目的と概要:日本緩和医療学会の研修カリキュラムに準拠して、緩和
医療に関する応用的な知識を習得する。
3.学習の到達目標:緩和医療を実践する医師の資質と態度、患者家族の心理社会
的側面について学ぶ。
4.授業の内容・方法と進度予定
(1) 緩 和 医 療 が 患 者 の 余 命 に 関 わ ら ず 、そ の QOL の 維 持・向 上 を 目 指 し た も の で
ある事を理解する
(2) 患 者 、 家 族 を 全 人 的 に 、 身 体 的 だ け で は な く 、 心 理 的 、 社 会 的 、 霊 的
(spiritual)に 把 握 し 、 理 解 す る
(3) 患 者 の み な ら ず 、患 者 を 取 り 巻 く 家 族 や 友 人 も ケ ア の 対 象 で あ る 事 を 理 解 す
る
(4) 患 者 に と っ て 安 楽 な こ と は 、個 々 人 で 全 く 違 う も の で あ る こ と を 理 解 し 、患
者の自律性や選択を重要視する
(5) 患 者 、家 族 、そ し て 医 療 チ ー ム 内 で 良 好 な コ ミ ュ ニ ケ ー シ ョ ン を と る こ と が
できる
(6) 診 療 に あ た っ て 十 分 な 説 明 と そ れ に 基 づ く 患 者 お よ び 家 族 の 同 意( informed
consent) を 得 る
(7) チ ー ム メ ン バ ー の そ れ ぞ れ の 専 門 性 と 意 見 を 大 切 に し 、チ ー ム が 円 滑 に 運 営
されるよう常に心がける
5.成績評価方法
出席状況、履修態度から総合評価する。
6.教科書及び参考書
緩 和 ケ ア テ キ ス ト ( 中 外 医 学 社 )、 臨 床 緩 和 ケ ア ( 青 海 社 )
7.その他(受講者への周知事項など)
緩 和 ケ ア セ ン タ ー HP ア ド レ ス : http://www.pcc.med.tohoku.ac.jp/
■医科学専攻
対象学年
単位数
備
考
□修士課程
第 3 年次
■ 博 士 課 程 (医 学 履 修 課 程 )
□障害科学専攻
□ 博 士 課 程 (前 期 2 年 の 課 程 )
□ 博 士 課 程 (後 期 3 年 の 課 程 )
□保健学専攻
□ 博 士 課 程 (前 期 2 年 の 課 程 )
□ 博 士 課 程 (後 期 3 年 の 課 程 )
6 単位
□座学(□全部
□一部)
□ISTU(□全部
□一部)
□特別セミナーの出席による振替可
[□全部
□一部
※
緩和ケアトレーニングⅢ
(英文名)
( Palliative care Training Ⅲ )
平 成 25 年 4 月 8 日 ( 月 ) ~ 平 成 26 年 3 月 28 日 ( 金 )
開講期間
毎週月~金曜日
開講曜日・時間
授業担当教員
9 時 00 分 ~ 12 時 00 分 、 13 時 00 分 ~ 17 時 00 分
東北大学病院緩和ケアセンターと一般病棟(緩和ケアチーム)
所
授業代表教員
]
■その他
授業科目
場
選択
特 命 教 授 中 保 利 通 ( 緩 和 医 療 学 分 野 ) 連 絡 先 7366、 7986( 内 線 )
中保利通、田島つかさ、島田哲、佐竹宣明、畠山里恵、武田真恵ほか
1.授業題目
緩和ケアトレーニングⅢ
2.授業の目的と概要
日本緩和医療学会の研修カリキュラムに準拠して、緩和医療に関する専門的な知
識を習得する。
3.学習の到達目標
緩和ケアにおける疼痛をはじめとする苦痛諸症状の診断と治療について学ぶ。
4.授業の内容・方法と進度予定
(1) 病 歴 聴 取 ( 発 症 時 期 、 発 症 様 式 、 苦 痛 の 部 位 、 性 質 、 程 度 、 持 続 期 間 、 推 移 、 増
悪・軽快因子など)を適切にすることができる
(2) 身 体 所 見 を 適 切 に と る こ と が で き る
(3) 症 状 を 適 切 に 評 価 す る こ と が で き る
(4) 鎮 痛 薬 ( オ ピ オ イ ド 、 非 オ ピ オ イ ド ) や 鎮 痛 補 助 薬 を 正 し く 理 解 し 、 処 方 す る こ
とができる
(5) 薬 物 の 経 口 投 与 や 非 経 口 投 与 ( 持 続 皮 下 注 法 や 持 続 静 脈 注 射 法 な ど ) を 正 し く 行
うことができる
(6) オ ピ オ イ ド を は じ め と す る 症 状 マ ネ ジ メ ン ト に 必 要 な 薬 剤 の 副 作 用 に 対 し て 、 適
切に予防、処置を行うことができる
(7) 非 薬 物 療 法 ( 放 射 線 療 法 、 外 科 的 療 法 、 神 経 ブ ロ ッ ク な ど )の 適 応 に つ い て 考 慮 す
ることができ、適切に施行するか、もしくは各分野の専門家に相談および紹介す
ることができる
(8) 患 者 の ADL を 正 確 に 把 握 し 、ADL の 維 持 、改 善 を リ ハ ビ リ テ ー シ ョ ン ス タ ッ フ ら と
ともに行うことができる
(9) 終 末 期 の 輸 液 に つ い て 十 分 な 知 識 を 持 ち 、 適 切 に 施 行 す る こ と が で き る
(10) 以 下 の 疾 患 お よ び 症 状 、 状 態 に 適 切 に 対 処 で き る
1) 疼 痛 : が ん 性 疼 痛 、 侵 害 受 容 性 疼 痛 、 神 経 因 性 疼 痛 、 非 が ん 性 疼 痛
2) 消 化 器 系 : 食 欲 不 振 、 嘔 気 、 嘔 吐 、 便 秘 、 下 痢 、 消 化 管 閉 塞 、 腹 部 膨 満 感 、 腹 痛
吃逆、嚥下困難、口腔・食道カンジダ症、口内炎、黄疸、肝不全、肝硬変
3) 呼 吸 器 系 : 咳 、 痰 、 呼 吸 困 難 、 死 前 喘 鳴 、 胸 痛 、 誤 嚥 性 肺 炎 、 難 治 性 の 肺 疾 患
4) 皮 膚 の 問 題 : 褥 瘡 、 ス ト マ ケ ア 、 皮 膚 潰 瘍 、 皮 膚 掻 痒 症
5) 腎 ・ 尿 路 系 : 血 尿 、 尿 失 禁 、 排 尿 困 難 、 膀 胱 部 痛 、 水 腎 症 ( 腎 瘻 の 適 応 を 含 む )、
慢性腎不全
6) 中 枢 神 経 系 : 原 発 性 ・ 転 移 性 脳 腫 瘍 、 頭 蓋 内 圧 亢 進 症 、 け い れ ん 発 作 、 四 肢 お よ
び体幹の麻痺、神経筋疾患、腫瘍随伴症候群
7) 精 神 症 状 : 抑 う つ 、 適 応 障 害 、 不 安 、 不 眠 、 せ ん 妄 、 怒 り 、 恐 怖
8) 胸 水 、 腹 水 、 心 嚢 水
5.成績評価方法
出席状況、履修態度から総合評価する。
6.教科書及び参考書
が ん 疼 痛 の 薬 物 療 法 に 関 す る ガ イ ド ラ イ ン ( 金 原 出 版 )、 苦 痛 緩 和 の た め の 鎮 静 に 関
するガイドライン(金原出版)
7.その他(受講者への周知事項など)
上記開講期間のうち連続して 8 週間以上履修可能な者のみ受け付ける。
緩 和 ケ ア セ ン タ ー HP ア ド レ ス :
http://www.pcc.med.tohoku.ac.jp/