Press Release - トレンドマイクロ

Press Release
2003年1月15日
「トレンドマイクロ エンタープライズ プロテクション ストラテジー」を
具現化する企業向けセキュリティ対策ビジネス戦略を発表
~企業規模を問わず最適なソリューションを提供~
トレンドマイクロ株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役社長 兼 CEO:スティーブ・チャ
ン)は、企業ネットワークを取り巻く未知の脅威から刻々と変化する企業の情報資産と企業価値を
効果的に守り、新たな脅威への対策を効果的に提供する「トレンドマイクロ エンタープライズ プ
ロテクション ストラテジー(以下、Trend Micro EPS)」をさらに強力に展開していくため、こ
れを具現化する企業向けセキュリティ対策ビジネスの新戦略「Trend Micro EPS Phase2」を発表
します。
同戦略は、新製品「Trend Micro Control Manager 2.5(以下、Control Manager 2.5)」を中核
にして構成され、製品技術とサービスパートナーと共に提供する新サービスとの組み合わせにより、
ウイルス発生から終息までに関わる一連の対応(以下:アウトブレークライフサイクル)に沿い、
ビジネスと企業規模のニーズに応じた最適なウイルス対策戦略を提供することを最大の特徴として
います。
新製品「Control Manager 2.5」は、アウトブレークライフサイクルマネージメントを具現化する
企業向け製品として3月より提供開始します。また、トレンドマイクロサービスパートナーと共に
展開する新サービス「Managed サービス」「ISP/ASP サービス」との有機的な連携のもと、企業
内ネットワークにおける効果的なセキュリティ対策を提供すると同時にコストの削減やセキュリテ
ィの強化をもたらします。これを通じて「アウトブレークライフサイクルマネージメント」を実現
していきます。
「トレンドマイクロ エンタープライズ プロテクション ストラテジー Phase2」の特徴
厳しい経済状況の中、企業ではコストの一層の削減などが求められており、効率的で安全性の高
い企業ネットワークを構築するとともに、より一層効果的なセキュリティ環境の構築、運用コスト
の削減、対策コストの削減を実現する環境を整えることが必要です。
2002年6月に発表した「Trend Micro EPS」は、これらを実現するための企業向けセキュリ
ティ対策戦略です。各製品を集中管理し、ウイルスの大規模感染を最小限に抑え、リスクマネージ
メントを実現する先進的なウイルス対策製品と各種サービスの配信を組み合わせて提供する戦略で
す。
「Trend Micro EPS Phase2」では、「Trend Micro EPS」を基盤とし、さらにこれを大企業から
小企業まで、企業規模に応じた最適な形で提供します。
●「アウトブレークライフサイクルマネージメント」」(全体管理):
新製品「Control Manager 2.5」にてアウトブレークライフサイクルに応じて、ウイルス対策や
コンテンツセキュリティ製品やサービスを集中管理します。新種ウイルス情報や予防、再感染
防止のポリシー、テンプレートを配信、対策状況や結果をレポーティングします。また、ネッ
トワークを包括的に管理することにより、ITマネージャが、予防ポリシーおよびウイルスパタ
ーンファイル配信の配備を監視し、分析のためのグラフ、図表およびテキストを備えたレポー
トを管理し、作成することができます。
●「アウトブレークプリベンションサービス」(第一段階に適用):
・ウイルス情報の提供:詳細なウイルス情報をタイムリーに提供します。
・アウトブレークプリベンションポリシー:ウイルスパターンファイルが配信される前に
トレンドマイクロのウイルス解析・サポートセンター「TrendLabs(トレンドラボ)
(以下、「TrendLabs」)」から、ウイルスの行動や特徴に基づきコンテンツフィルタリング
を行うためのウイルス感染予防推奨ポリシーを24時間365日体制で配信し、大規模感染
の予防措置を行います。
・分析及びレポーティング:ポリシー配信をリアルタイムでモニタリングし、リアルタイムで
レポート分析します。
●「ウイルスレスポンスサービス」(第二段階に適用):
・スリートベーススキャン:
-アクティブスキャン機能:ウイルスの種類に応じて、ワーム型なら削除、マクロウイルス
なら駆除というように、トレンドマイクロが推奨する処理方法を適用できます。
-インテリスキャン機能:ウイルス検索対象のファイル(拡張子)設定を、
随時トレンドマイクロが推奨する検索対象拡張子リストに更新できます。新種ウイルス発
生時も迅速に対応が可能です。
・ウイルスレスポンスサービスレベルアグリーメント(以下、SLA):トレンドマイクロが提
供する業界初のパターンファイル提供におけるサービス品質保証契約で、「トレンドマイク
ロ プレミアム サポート(以下 TPS)」の「ダイヤモンド」、「ゴールド」クラスの契約
期間内(1年間)の法人顧客あるいは契約パートナーがウイルス感染にあった場合、その法
人顧客からウイルス検体の提供があった時点より2時間以内に、同ウイルスを検出すること
が可能なパターンファイルを提供することを保証します。
この保証を守ることができなかった場合、ペナルティとして SLA で定められた金額を同法人
顧客、パートナーに返金します。
●「ダメージクリーンナップサービス」(第三段階に適用):
ネットワーク内で、どのシステムがウイルス感染したのかを検証するとともに、ネットワーク
内に残留しているウイルスを「TrendLabs」が提供するテンプレートによって効率的に識別し削
除することにより、ネットワークが再攻撃の危険性にさらされることを防止するサービスです。
本サービスは、ウイルスバスター コーポレートエディションによって各クライアントパソコンに
直接提供されます。ウイルス感染により書き換えられたシステムの修復を自動化することにより
管理コストの削減を支援します。
トレンドマイクロでは、上記サービスと製品を、企業規模別にパートナーと共に最適な形で組み
合わせて提供します。これにより、企業規模を問わず、アウトブレークライフサイクルマネージメ
ントを実現することが可能となります。
なお、本発表に際し、各社からメッセージ(別紙参照)を頂いております。
会社名(50音順)
NECソリューションズ
株式会社大塚商会
ソフトバンク BB 株式会社
株式会社PFU
富士通株式会社
株式会社富士通ビジネスシステム
株式会社リコー
※TRENDMICRO、ウイルスバスター、Trend Labsは、トレンドマイクロ株式会社の登録商標です。
※各社の社名および製品名は、各社の商標または登録商標です。