エコビーム設置後のお客様の声 005 コンプレッサー冷却水系（スケール対策） ■中沢金型鍛工所㈱様（新潟県三条市）今回は金型の鍛造や自動車エンジンのピストン用シャフトの鍛造を営む中沢金型鍛工所㈱様からのお声です。コンプレッサー冷却水系配管にエコビームを設置・納入後、1 年半近く経過しましたので、その後の使用状況を伺う目的で同社中沢社長を訪問致しました。コンプレッサーの自動停止の頻発が頭痛の種だった中沢社長がエコビームの導入を決意された経緯を伺うと、「鍛造工場での主要動力源である水冷式コンプレッサーが、毎年数回（特に夏場に）、スケール堆積による熱交換効率の悪化を原因とした自動停止が何度も発生し、動力(エアー)の供給に支障をきたすという『頭痛の種』を抱えていた。そこに、非薬品投入方式の水処理装置エコビームの存在に興味を覚えて、興研㈱に試用設置を依頼しました。」とのことでした。エコビームの効果の検証方法は、前述の冷却能力の低下によるコンプレッサーの自動停止が何回発生するかを数えるという単純明快な手法でした。検証結果は試用期間中において、コンプレッサーの自動停止が皆無であったことにより、エコビームを採用頂きました。現在も好調に維持し、冷却塔の水も大幅に改善今回の面談時に、中沢社長が改めて付け加えたコメントは、「設置後 1 年半程経過しましたが、冷却能力の低下を原因とするコンプレッサーの自動停止は無くなりました。また、冷却塔の水が以前に比べて随分と綺麗になったことは特筆すべきです。」とのことでした。名刀『正宗』は偶然の産物であった！最後に中沢社長から「日本の伝統的な鍛造技術の象徴的存在である刀鍛治（＝刀工）の代表格である名刀『正宗』が偶然の産物であったことをご存知ですか？」との質問を頂きました。その解答を伺うと、70 年以上も前にドイツの学者が幾つかの日本刀の素材分析を実施したところ『正宗』には Mo（モリブデン）の含有量が相対的に高く、これが硬度／弾力性／耐蝕性の面で傑出させている要因であることが判り、それまで永い間巷間に流布されていた『正宗』伝説（特別の温度の焼き入れ法と鍛錬法、並びに刀工らの伝統的な精神力などを基にした奥技が存在するという尤らしい解説）を覆したということでした。 1