EDP監査の展望 - 滋賀大学学術情報リポジトリ

E D
P
監 査 の展 望
E DP の監 査 への影響
大
矢
知,
浩
司
す で に、 指 摘 し てき た よう に、 コンピ ュー タ ・シ ス テ ム にお け る 財務 諸 表 監 査 にお いて は、 伝 統 的 な 監 査 手法 を 問 題 と
し てぎ た 。 と ころ で、 監 査 人 の基 本 的 な機 能 であ る証 明 機 能、 す な わ ち、 会 社 の公 表 す る 財務 諸 表 の適 正性 に つ い て意 見
・を述 べ る機 能 には、 E DP の影 響 が み ら れ る であ ろう か。 いま ま でも コンピ ュ
'ー タ時 代 に お け る監 査 人 の役 割 に つ.
い て議
論 され てき て いるが 、 監 査 人 の証 明 機 能 が よ り重 要 にな ってき て いると いう のが 一致 し た見 解 であ る。,情報 の集 中、 経 営
の複 雑 化、 企 業規 模 の拡 大 な ど の環 境 の変化 に とも な って、 監 査 人 の証 明機 能 が ます ま す重 視 さ れ てき て 賢准。 こ のよ う
.
.
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に、 E D P の導 入 は、 証 明 機 能 に は 影響 を与 え て いな いが 、 次 のよう な 監 査 環境 の変 化 は、 従 来 の監 査 手 続 に重 要 な 影響
(
2)
を 与 え て い る。
、
一、 内部 統 制 シ ステ ムが 変 化 し て いる。 . .⋮
二、 監 査 人 の接 近 でぎ な い外 部 のデ ー タ 臥.
セ ンタ ーが シ ス テ ム に含 ま れ てく る。
三、 伝 統 的 な 監 査 手 続 は 、 迅 速 で は な く 、 ま た 、 実 施 が む ず か し い。 .四、 監 査 証 跡 の間 隙 は、 伝 統 的 な 監 査 手 続 を適 用 不能 に し てい る。
EDPの監査 の展望 . 八三
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.
・
E DP の監 査 の展 望 .
. ∼ ・八 四
五 、 監 査 手 法 と し て 、.コ ン ピ ュ1 タ を 利 用 す れ ば 能 率 的 と な る 。 こ の よ う な 監 査 環 境 の 変 化 は 、 監 査 手 続 に 影 響 を 与 え ず に は お か な い 。 こ の 点 に つ い て、 従 来 の 文 献 は 、
.
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お よ び ﹁コ ン ビ ュー
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タ活 用 監 査 ﹂ (
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8ヨo、罵 ) に 区 別 し て 論 じ て い る も の が 多 い 。 し か し な が ら 、.こ れ ぢ の 概 念 区 分 に は 、 非 常
に曖 昧な ζ 、ち が あ る。 特 に、 コンビ 学
与 、
見 て い る 。 ま た 、 コ ン ビ ュー 汐 処 理 監 査 概 念 に は 、 テ ス ト ・デ ー タ の 利 用 の み を 意 味 す る 論 者 か ら 湘 プ ログ ラ ム 論 理 の
分 析 、 は て は 、 コ ンピ ュ ﹂ タ を 監 査 用 具 と し て 用 い る 、 い わ ゆ る 活 用 監 査 を も 含 め る 論 者 も あ っ て 一致 し た 見 解 は な い。
さ ら に 、 これ ら の 概 念 区 分 は 、 そ れ ぞ れ が 独 立 的 で あ る か の ご と き 印 象 を 与 え て い る 。 E D P シ ス テ ム に お い て は 、 こ
れら の いず れ か を選 択 し て 監 査 を実 施 す る の で はな く、 そ れ ぞ れ の適 切 な 組 合 わ せ によ って監 査 を 実 施 し な けれ ば なら な
いも の で あ る 。 こ の よ う な 理 由 か ら 、 こ の 概 念 区 分 を 避 け な け れ ば な ら な い 。 こ こ で は 、 E D P シ ス テ ム.
にお いて利 凧 可
﹁
能 と 考 え ら れ る 新 し い監 査 手 続 、 .
汎 用 ソ フド ウ ェ ア の 監 査 利 用 、 タ イ ム ・シ ェア リ ン グ の 利 用 に つ い て 論 じ る も の で あ
る 。.
ま た 、 最後 に 監 査人 教 育 の重 要 性 と E D P 監査 の課 題 を 指摘 し て結 び に か え るも の であ る。
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二 汎 用 ソ フ ト ウ ェア の監査 利 用
・E D P監 査 に は、 構 造 化 さ れ て いな い問 題 が多 々あ る。 し た が って、 監 査 人 が 問題 を 迅 速 に解 決 し て い こう と す る 場
合 、 プ ログ ラ ミ ング お よ びデ バ ッギ ツグ に多 く の時 間 を費 や す こと は 合 理 約 で は な いゆ コーデ ィング ﹂ロコド の軽 減 を は
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か る た めに、 被 監 査会 社 の有 す る汎 用 ソ フト ウ ェアな いし は 情 報 検 索 ツ 入テ ムを 監 査 人 ば利 用 す べき であ み。
た と え ば 、 I BM には 高度 に簡 易 化 し た プ ログ ラ ム言 語 を 使 用 す る情 報 検 索 シ ス テ ムであ る G I S (Ω。
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と いう 基 本命 令 が あ る ) か ら書 き は じ め る こと が £
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魏ゲ これ ら の汎 用 ソ フト ウ ェアは、 論 理 積
ま た 、 わ が 国 の例 で は 、・H I T A C 。。蒔8 \。。OOO に 情 報 の 収 集 管 理 と 情 報 検 索 お よ び 検 索 情 報 の 麺 理 の た め に 開 発 さ れ
ま -行 な う も の で あ る 。
允 汎 用 情 報 検 索 シ ス テ ム ー R / 1 、 皿 が あ る 。 こ れ に よ る と 、 ﹁給 与 ﹁
フ ァイ ル (フ ァイ ル名 称 P A Y R O ﹂ ) に お い て 給
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与 が 一〇 万 円 以 上 の 氏 名 と 給 与 を ア ウ ト プ ット せ よ ﹂ と い う 設 問 に対 し て 、 監 査 人 は 、 次 の よ う な フ ォ ー ト ラ ン 類 似 の言
(
4)
語 で プ ログ ラ ム を組 む こ と が でき る。
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ま た 、 日 立 製 作 所 情 報 シ ス テ ム研 究 所 と 太 田 哲 三 事 務 所 の オ ー デ ィ ヘ ルプ の 主 要 部 分 と も な って い る 日 立 汎 用 プ ログ ラ
(
6)
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) も あ る。 監 査 人 は被 監査 会 社 の所 有 す る機 種 の 汎用 ソ フ ト ウ ェアに
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の監査 の展 望
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デ 「 タ ・チ ェ ッ ク
磁 気
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四 則 演 算
集 ・ '計
マ ッチ ン グ ・マ ー ジ
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報 告 書
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磁気 デ ィス
注 目 し て 、 監 査 に活 用 す る こ と が 望 ま し い 。 こ こ で は 、 ヘ ルプ の 監 査 利 用 に つ い て 、 若 干 の 例 を あ げ て検 討 し た い コ
日 立 汎 用 プ ログ ラ ム ・ ヘル プ は 、 前 頁 の ご と き 機 能 を 中 心 に 二 〇 種 類 の 機 能 別 モ ジ ュ ー ル に し た も の で 、 パ ラ メ ー タ に
(
7)
よ.
り 各 機 能 を 実 行 す る 汎 用 プ "グ ラ ム ・シ ス テ ム で あ る 。 そ の 特 徴 と し て は 、 次 のも の が あ げ ら れ る で あ ろ う 。
一、 簡 単 な パ ラ メ ー タ を 作 成 す る こ と に よ り 、 プ ログ ラ ム や コ ン パ イ ル 、 デ バ ック の 必 要 は 全 く な い 。 層
,
二 、 機 能 別 に 分 類 さ れ て い る ヘル プ を 組 み 合 わ せ る こ と に よ り 、 ほ と ん ど す べ て の業 務 を 消 化 す る こ ど が 可 能 で あ る 。
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三 、 パ ラ メ ー タ に 汎 用 性 を 持 た せ て あ る の で 、・
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次 に、 若 干 の例 を あげ て パ ラ メ ー タを 作 成 す る。
幅 二〇 万 円 ) を 調 べ 、 層 別 サ ン プ ル抽 出 の 資 料 と す る た め グ ラ フ を 作 成 す る 。
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上 述 の簡 単 な例 から も 理解 でき る よ ヶ に、 ペ ルプ ・シ ステ ムに お い ては、 パ ラ メ ータが 機 能 、条 件、 要 求 を 指 定 す る。
な
ら
し か しな が ら、 ヘルプ は業 務 処
し た が って、 監 査 人 は パ ラ メー タ の機 能 を十 分 理 解 し て 監査 に利 用 しな け れ ば
な い。
あ
て,
運 用 の汎 用 プ ログ ラ ムであ るた め、 監 査 に必要 な 抽 出 処 理 には 不向 き なと こ ろが
る。
た と 、
兄 ば 、 抽 出 判 定 条件 が す べ.
論 理 積 (>ZO) か ら なり 、 論 理 和 (
Oヵ) が な い。 ま た、 監 査 に お い て は、 な るべ く 原 始 証 憑 を検 査 す る こと が 望 ま し い
が 、 ヘルプ は 紙 テ 1ブ 、 カ :ド を 直 壁 処 理 し て ラ イ ンプ リ ン、
タ に打 価 す ことが でき な いコ こ のた め、 ラ ン回数 は増 加 し て
く る であ ろう 。 ま た、 業 務 処 理 に必 要 な 機 能 を あ ま り にも 細 分 化 し て いる た め、 あ る種 0業 務 を 行 な ヶ場 合 、 パ ラ メー タ
の組 合 わ せが 複 雑 にな る こと が あ る。 , .
こ のよう な 限 界 はあ る に し て庵 、 ヘルプ は 十 分 注 目 に価 す る汎 用 プ ログ ラ ム であ る。 ︹例 三︺ にも 示 し た よ う に、 会 社
塾
フ ァイ ルか ㌧標 準 的 な レ コード ・フ ォー マー ト に変 換 し て、 こ の フ ォー マー ト の レ コード を 監査 人 の監 査 プ ログ ラ ムに て
処 理 す る と いう、 次 の よう な 方 式 が 十 分 考 え ら れ る庵 のであ る。
EDpの監査 の展望
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日 立 プ ログ ラ ム . マ ニ ュア ル、 H IT A C 八 一= ○ 、 D O P S HE L P 、.
八 一= O l 七- 六 五三 、 昭 和 区 六 年七 月 。
4
視 され つつあ る 。 これ ら の手法 を監 査 実 務 に導 入 す る に は、 コンピ ュ﹁ タが 必要 であ る。 し かし な が ら 、被 監査 会 社 の コ
監査 手 続 の発 展 を 示 す も のと し て、 最 近 、 統計 的 サ ンプ リ ング 法 、相 関分 析 、 因 子分 析 など の統 計 学 、数 学 的 手法 が重
三 タ イ ム ・シ ェア リ ング の 監 査 利 用
(8) 日立 アプ リ ケ ー シ ョン ・ マ ニ ュア ル、 ヨ ー T A Cl H E L P 、 一頁 。 . (7) .
日 立 プ ログ ラ ム ・ マ ニ ュア ル、 H I T A C 八 一= ○ 、 D O P S H E L P、 一四頁 。
日 立 アプ リ ケ 1 ツ ヨン ・ マ ニ ュア ル、 H I T A C- H E L P、 Gl 七 - 一〇 〇 1 0 一。
日 立 講 習 会 テ キ スト沸 H I T A ℃一 H EL P 、 八 ○ ○O l 六三 1 = 二三 一 〇 二 、 昭和 四 六 年 一 一月 。
(6 ) パ ラ メー タ作 成 方 法 に つ い て は、 次 に示 し て おく 。 詳 細 に つ い て は、 次 の資 料 を参 照 す る こと 。
る。 松 村 孝 一、金 井 浄 、会 計監 査 と コンピ ュー タ 、 公 認会 計 士、 第 一六 二号 、、(昭 和 四 六 年 八 月 )、 四 七 頁。
所 と 太 田 哲 三 事 務 所 と の共 同開 発 に よ るも の であ り 、 サ ンプ リ ン グ ・デ ー タを 抽 出 す る モジ ュ.ー ルと 結 果 を評 価 する モジ ュ: ルと が 相 対応 し て い
(5 ) ﹀口象7。甘 は H E L P と S A M P L IN G と いう 二 つの部 分 か ら成 り 立 って いる 。 こ の う ち、 $ A M P L IN G は 、 日 立 製 作所 情 報 シ ステ ム研 究
(3 ) 垣。げ①冨 言 出昌 。ω﹄ 口h。導 国銘。β 翔①藍 ①︿9 "﹀口 聞 耳。含 。ぎ P ↓冨 ∪暮 坦日豊 β <。炉 罫 Z9 ρ (ζ 践昌 L O①。。)
矯, b。P.
(4 ) 日 立 プ ログ ラ ム . マ ニ ュア ル、 H I T A C 八 四〇 〇 / 八 五 〇 〇 、 D O S、 情 報 検 索 シ ス テ ム ーR / 皿 、 八 四 〇〇 1 七- 五 七 八、 昭 和 四 五 年 一月 、
(2 ) U。鵠 冠 即
(1 ) 田 中 次 男 馬高 瀬 賢 一、 G I S 試 用記 、 H切言 閃。︿δ箋 、 第 三 六号 (昭 和 四 六 年 )、 六 八 一 七 七 頁 。
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ンピ ュー タ に は、 ター ン ・アラ ウ ンド ・タ イ ム、 レギ ュラー 処 理 の優 先、 プ ログ ラ ム ・コンバ ー ジ ョン能力 に限 界 が あ っ
.て、 監 査 人が これ を 利 用 でき な い こと が 多 々あ る。 そ こ で、 ア メ リ カ にお いて は、 監 査 人 が 商業 用 タ イ ム .
'
シ ェア リ ング
に注 目 し は じ め て い る。
タイ ム ・シ ェア リ ング ・シ ステ ムと は、 各 端 末 機 を も つ ユーザ が 中 央 の大 型 コンピ ュー タを 共 用 し て、 それ ぞ れ の独 立
した 業 務 を 遂 行 す る シ ステ ムで あ る。 ア メリ カ に お い て は、 こ の よう な 大 型 コンピ ュー タを も つ商 業 セ ンタ ー と契 約 し
ユ て、 監 査 人 は次 の よう な領 域 の監 査 に利 用 し て い る。 た と 、
兄ば 、 一 ・ .
、
一.
、 テ スト項 目 の無 作為 抽 出
二、 サ ンプ ル検 査 結 果 の評価
三 、減 価償 却 の検 証
四 、未 収 利 子 の検 証
五 、 棚 卸 金 額 の計 算 . , .
六 、 会 計 処 理 変 更 の影響 の計 算 '
七、 財 務 諸 表 上 の主 要 比 率 の計 算 .
・
わ が 国 で も 、 日 本 電 信 電 話 公 社 が 大 型 コ ン ピ ュ ー タ (J 二〇 六 〇 型 ) を 用 い て 、 販 売 在 庫 管 理 サ ー ビ ス (U雷 ωoo)、 科
八、 そ の他
学 技 術 計 算 サ ! ビ ス (U国ζ ○ω)、 電 話 計 算 サ ー ビ ス (
9 >いω) の 加 入 デ ー タ 通 信 サ ー ビ ス を 実 施 し て い る。 科 学 技 術 計
算 サ ー ビ ス で は 、・
デ ー タ室 内 装 置 を 利 用 し て各 種 統 計 計 算 、数 値 計 算、 線 形 計画 法 、 予 測 な ど の 経 営科 学 計算 が 可 能 と な
'
る 。 一般 性 のあ る 利 用 頻 度 の 高 い プ ログ ラ ム は 、 ラ イ ブ ラ リ ー と し て セ ン タ ! が 用 意 し て い る の で あ る が 、 ま た 監 査 人 は
ED P の監 査 の展 望 九 三
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フ ォ !ト ラ ツ (
J I S 七 〇 〇 〇 レ ベ ル) を 用 い て プ ログ ラ ムを 作 成 す を 亡 と も で ぎ る 。 い ま 、 ユ L ザ ・プ ログ ラ ム と 公 社
ユ! ザ ・プ ログ ラ ム を 使 用 し て 即 時 処 理
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ラ イ ブ ラ リ ー ・プ ログ ラ ム に て乱 数 を 求 め る 例 を 示 そ う 。
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以 上 は 、 監 査 人が タイ ム ・シ ェアリ ング ・シ ステ ムを 利 用す る場 合 であ る。 他 方 、被 監査 会 社 が 商 業 計 算 セ ン ター の在.
庫 管 理 、財 務会 計 シ ステ ムを 利 用 し て業 務 を行 なう 場 合 の監 査 に つい ても 検 討 し な け れば なら な い。 端 末 そ ンプ ット資 料,
と セ ンタ 4 か ら受 取 った 財務 表 と い った原 始 資 料 し か被 監 査 会 社 に記 録 が な い場 合、 監 査人 は財 務 諸 表 の適 正性 を い か に
ロ
検 査 す る のか、 そ こ で は、 次 の よう な 監 査 環境 の変 化 が みら れ る であ ろ う。 す な わ ち、
,
.
、
一、 被 監 査 会 社 以 外 の場所 にあ る ラ ンダ ム ・ア ク セ ス ・フ ツイ ル にデ ー タが記 録 され て いる。
EDPの監査 の展 望 九 七
、
.
、
二、 遠 隔 端 末 から デ ー タを シ ステ 識にイ ンプ ッ+す る一
監 査 証 跡 の消 失 っ
慌 査 証 跡 の拡 散 つ
EDPの監査の展望 . ﹂
.
三、 コンピ ュー タ間 に おけ るデ ー タ変 換 を 可脂 にす る1
、
九 八
こ の よ う な 状 況 の 下 で は 、 監 査 人 は 新 し い監 査 技 術 を 開 発 し て 、 オ ペ レ ー テ ィ ン グ ・シ ス テ ム、 フ ァ イ ル設 計 、 プ ログ
こ れ に つ い て 、 マ ク フ ァ ! レ ン ・ザ ニ L (
ζ。臣 ユ9 節 浮 且) の 提 案 が あ る。 す な わ ち 、 セ ン タ ! の ユデ ィ リ ィ テ ィ そ の
ラ ム の 開 発 ・刃 ン テ ナ ン ス坊 法 な ど の オ ペ レ : シ ヨ ン の 検 閲 にま で 検 査 の 領 域 を ひ ろ げ て い か な け れ ば な ら な い 。.
,
も の の オペ レー シ ョ ンお よび 手 続 を 監 査 す る監 査 人 と 、
、そ れ 以 外 の被 監 査 会 社 内 の 監 査 を 担 当 す る 監 査 人 に 監 査 任 務 を 分
(
4)
..
・
担 さ せ る と い う 提 案 で あ る ゆ さ す れ ば 一 被 監 査 会 社 の 監 査 人 は 、 必 要 に応 じ て 前 者 に よ る セ ン タ ー の 監 査 を 利 用 で き る わ
け で あ る 。 し た が って 馬 被 監 査 会 社 の 監 査 人 が 、 そ れ ぞ れ 重 複 し て セ ン タ ー の 監 査 を 実 施 す る 必 要 は 訟 く な る で あ ろ う 。
.
こ の よ う な 提 案 で は 、 セ ン タ ー の 監 査 を 担 当 す る 監 査 人 が 本 格 的 な E D P 監 査 を 実 施 す る と い う 利 点 が 考 え ら れ る が 、、一
方 、 双 方 の監 査 人 と 被監 査 会 社 間 と の調整 が 必要 と な る であ ろ 弥鮮
マ ク フ ァ : レ ソ ・ザ ニ ー の 調 査 に よ る と 、 一セ ン タ ー と 契 約 し て い る 会 社 の 監 査 人 の 約 八 ○ パ .
ー セ ント の者 は、 監 査 実
施 過 程 に お い て デ ー タ ・セ ン タ ー.
と 全 然 連 絡 を と って い な い こ と が 明 ら か に さ れ て い る 。 ま た 、 残 り の 監 査 人 と い え ど
も 、 フ ヴ イ ル保 護 、 デ ー タ の コ ン ト ロ ー ル に つ い て セ ン タ ー の オ ベ レ ー シ ョ 7 ・マ ネ ー ジ ャ ー と 二 、 三 時 間 討 議 し て い
る に す ぎ な い。 テ ス ト ・デ ー タ に よ る オ ペ レ ー テ ィ ング ・シ ス テ ム の 検 討 に つ い て は 、 全 く 実 施 し て い な い と 報 告 し で い
(
6)
,
・
ア
る。
いず れ に し て も 、 上 述 の ご と き E D P の 進 歩 発 展 に 適 応 し て い く た め に は 、 新 し い 監 査 技 術 を 開 発 し て 、 監 査 人 は 積 極
(-) 塁 。塁 ・ 団 ω§ ・。p o。居 ・耳
目 ヨ。・冨 言 。・ ・隻
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﹀琶 ぎ さ 9 9 暮 。ぢ ﹀琶 葺
'・ す 一言 智
。。二。。。い﹀き 葺 ぎ 薦
的 に コ ンピ ュ ー タ を 活 用 し て い く 必 要 が あ る 。 こ の た め 、 監 査 人 の E D P 教 育 体 制 を 確 立 す る こ と が 焦 眉 の 急 で あ る 。
聯
を便 用 し て いる 。 ζ︿冒O
q 匂●ω2。口90び コ 島回 ↓巴評 9ユびo暮 ﹀蔭α詳 言 軸
5 ︾∪℃ω 国口ぐ蹄oロヨo口ρ 目ケo 匂o賃﹁9 一〇h.>08 β口富 口oざ < 9● 一bo伊 匿9
飽 Ooこ 一曾 ρ ℃・軋伊 ,こ の他 い 国 防 総省 軍需 品調 達 監 査 局 (けoho口器 αo馨 量 9 ン魯 詳 }α
q①口oご
に大 々的 に商 業 タイ ム 肌シ ュア リ ン グ ポシ ろ プム
ら層(﹀噂註 し 8 。。)噂℃.念 ・ . 一 噛、 .: ・ ・
(2) シ ステ ム の操 作 、 概 要 に つ いて は 、 日本 電 信 電 話 公 社 、 科 学 技 術 計 算 シ ス テ ム (∪国竃 Oω) 概 説 書 、 ∪国記 Oω1 一〇這、 昭 和 四 六 年 を 参 照 さ れ た
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﹀。8 旨 ユ品
評 。h。。。。。ざP ↓ 冨 記 8 謀ひ
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い。 プ ログラ ム名 S I G Aは 、 ナ ー ト マチ ック ・ フ ロー チ ャ ー テ ィ ング に用 いた プ ログ ラ ム であ るが 、 こ こ では J I S 七〇 〇 〇 レベ ル に修 正 し てあ
る。 ﹂
,
- -
Oo艮 ①Ho"8 噸一¢8 層Ψ b。㎝・
芝 母 屋 口 ζ 亀 碧 冨ロ 卸 芝 凶
≡ 触目 N聲 鍵 ↓冨 9 ヨ ℃葺 o﹃ dけ罠 ξ 二 けω 国 hon駐 8 け雷 害 げぎ
国o= ,
>08 口口寓目
(3) 男
(4) ぎ 準 噛や NO.
(5) H三 ⊆こ や NO.
(6) 崔 島二 刀・N。。漕 四 E D P と監 査 人 教 育
ヘ
ヘ
へ.
E D P シ ス テ ム に お け る 内 部 統 制 を 評 価 し 、 あ る い は ま た 、 監 査 プ ログ ラ ムを 実 行 す る に は、 E D P に 関 す る 相 当 の 知
識 が 必 要 で あ る こ と 、 す で に 指 摘 し た と こ ろ で あ る 。 た ど え ば 、 バ ウ テ ル の実 態 調 査 に よ れ ば 、 監 査 人 は 、 ﹁イ ン プ ット ・
ア ウ ト プ ッ ト 装 置 の 一.般 的 理 解 と コン ピ ュ ー タ に 組 み 込 ま れ た 内 部 統 制 の知 識 ﹂、 な い し は 、 ﹁コ ン ぜ 芦 ー 多 機 能 の 一般 的
(
1)
理 解 と プ ロ! チ ャ ! ト、 ブ ロ ッ ク ・ダ イ ヤ グ ラ ム の 読 解 力 ﹂ を も っ こ と が 要 求 さ 乳 て い る 。
(
2)
ま た、 カ ナダ 勅許 会 計 士協 会 の調 査 報 告 書 は、監 査 人 の E D P教 育 基 準 を 次 のご と く勧 告 し て い る。
中 型 コ γピ ュ ﹂ タ の機 器 構 成 を 研
コボ ルの ご とき 一種 類 の言 語 を通 し て、 こ の知 識 を う るα かく し
一、 コ ソ ピ ュ 4 タ .シ ス テ ム の か な り 活 用 で き る 知 識 (。。αQ。。匹≦。.
履ロ一ぬ愉ロ。
三。
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究 し て 、 こ の知 識 を う る 。
二、 プ ログ ラ ミ ング言 語 の か な り活 用 でき る知 識i
て 、 仕 様 書 の 作 成 ・ コ ン ピ ュー タ ・プ ログ ラ ム の作 成 を 監 督 す る こ と が で き る 9
ノ
E D P の監査 の展 望 、..
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一 コン ピ ュ
適 度 に複 雑 な情 報 シ ス テ ムを分 析 し 、
EDP の監査 の展望 一〇〇
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一 ,
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三 、 シ ス テ ム ・デ ザ イ ン の 手 法 ・用 語 な ど の 専 門 的 知 識 (9。も 塞
悩表化する能力が必要 であ る。
、
四 、 コ ン ピ ュ ー タ ・シ ス テ ム の 監 査 技 術 お よ び E D P シ ス テ ム に 用 い ら れ る コ ン ト ロ ー ル の 専 門 的 知 識 i
ー タ ・シ、
ス テ ム に て 処 理 さ れ る 会 計 に関 す る 監 査 計 画 を 作 成 す る 能 力 が 必 要 で あ る。
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﹁コ ン ピ ュー タ ・シ ス テ ム入
五 、 統 計 、 シ ミ ュ レ ー シ ョ ン、 リ ニ ア ・プ ログ ラ ミ ング 、 オ ン ラ イ ン ・リ ア ル タ イ ム
.
操 作 、 タ イ ム ・シ ェア リ ング な ど
の 領 域 に お け る コ ン ピ ュー タ 機 能 の 一般 的 知 識
こ のよ う な E DP に 関 す る 知識 が 監 査 人 に 要 請 さ れ て いる の に 対 処 し て、 A I CP A は
門 ﹂ 二 日 間 コ ー ス、 ﹁E D P 装 置 の 監 査 ﹂ 二 日 間 コー ス、 あ る い は 、 ス ラ イ ド 、 ケ ー ス ・ス タ デ ィ、 ビ デ オ テ : プ な ど を
ヨ 用 い た 一五 日 間 に わ た る 広 範 囲 の コ ー ス を 準 備 し つ つあ る 。 し か し な が ら 、 ど ち ら か と い え ば 、 A I C P A が 要 請 し て 各
大 学 が E D P 教 育 を 計 画 し て い る と い った ほ う が よ い 。 こ れ に 対 し て 、 カ ナ ダ に お い て は 、 カ ナダ 勅 許 会 計 士 協 会 も ﹁コ
ン ピ ュ ! タ 入 門 ﹂ 三 日 間 コー スを 開 講 し て い る が 、 各 州 支 部 が 主 力 と な って 各 種 の E D P 教 育 コー スを 開 い て い る と い う
る も
違 いが あ る。
他 方 、 監 査 入 側 に お い て も 、 個 別 に ス タ ッ プ の E D P 監 査 教 育 に 努 力 し て い る 。 た と え ば 、 ア ー サ ー ・ヤ ン グ 会 計 事 務
所 で は 、 三 週 間 の ﹁コ ン ピ ュ ー タ監 査 専 門 家 セ ミ ナ ー ﹂、 す べ て の 監 査 ス タ ッ フ に 対 す る 一週 間 の ﹁コ ン ピ ュ : タ 監 査 セ
ミ ナ ー ﹂、 ﹁パ ー ト ナ ー 、 マネ レ ジ ャ ー に 対 す る E D P セ ミ ナ ー ﹂ を も う け て い る 。,
次 に、 三 週 間 コー スの内 容 を 紹 介 し て
お こ う 。 , ・ '
..
% 日 コンピ ュー タ監 査 入門
3 % 日 コ γ ビ ュ ー タ の概 念 、 シ ス テ ム、 プ ログ ラ ミ ン グ 、
、
1 日-
3 日
-% a
.3 日
.
- 日
2% 日
タイ ム ・シ ェア リ ング ⋮ ター ミ ナ ル の使 用
、
ED P コ ント ロ! ル 、
・
ED P内 部 統 制 の評 価
コンピ ュータ の監 査 利 用
汎用 監 査 プ ログ ラ ムの利 用 .
.
コンビ .
ユー タ指 向監 査 技 術 適 用 の問題 点
ら
、
わ が 国 に お いて は、 み るべき E DP 監 査 教 育 が な い。 従来 、・
大 部 分 メー カ !が コンピ ュー タ教 育 を 受 け
しかしなが
、最 近 で は、 大 学 も コンピ ュ! タ教 育 の必要 性 に応 じ つ つあ る。 最後 に、 滋 賀 大 学 経 済 学 部 の講 義
も って き た の であ
るが
育
関
連
授
業
科
目
を
あ
げ
て
、 E D P 監 査教 育 の 一資 料 と し て紹 介 し て おき た い。 以 下 のよ う な講 義科 目 に
要 目からE D P教
加 え て、将 来、 経 営 情 報 シ ス テ ム論 を開 講 す れ ば 、 十 分 E D P監 査 教 育 の モデ ルと な りう るも のと考 え る。
電 子 計 算 機 総 論、 通 年 、 週 二時 間 、 四 単位 〆
﹁.
.
●
.
プ ログ デ ミ ング の実 習 を 通 し て、 電 子 計算 機 の論 理を 体 得 す る。 ア ッ セ ンブ ラ ⊥ 言語 (
ζ ﹀日 9 国﹀)、
フ ォ ート ラ
ン言 語 (旨ωωOOO レベ ル) の演 習。.
電 子 計算 機 特 講 、 集 中 、 四 日間 、 二単 位
H I T A C ア ッセ ンブ ラー ・シ ステ ム ・プ ログ ラ ミ ング の実習 ・
機 械 化会 計、 通 年 、・
、
週 二時 間 、 四 単位
・ 、
. 一〇 一 . 軋
前 期- 単能 会 計機 、.
プ ログ ラ ム内 蔵 の会 計機 、 パ ン チ .
・カ ード 機 の発達 と会 計事 務 への応 用 、第 二 世代 の会 計機 、 第
三世 代 の電 子 計算 機 の発 展 とそ の操 法 の基 礎 知 識 、 1 .D 噂P シ ステ ム 、
EDPの監査の展望 噛、
﹁ .
EDpの監査農 望 ,
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一〇二
後 期 ー コボ ル入 門 、 伝 統 的 簿 記 モ デ ル と コ ン ピ ュ ー タ 、 行 列 簿 記 と コ ンゼ ユ∫ タ 、 チ ェ ッ ク ・シ ス テ ム 、 H I T A C
ノ
グ
八 一
,二 〇 の オ ペ レ ー シ ョ ン 、 オ ン ラ イ ン 化 と 会 計
監 査 論、 通 年 、 週 二時 間 、 四 単 位
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9 ヨ日暮 8 。hg O>螂。掌 簿 こ 冨 気 一 。。● .
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尾
ア メ リ カ 会 計 監 査 の 生 成 と 発 展 、 S E C 監 査 の 実 態 、 わ が 国 の 監 査 基 準 、 コシ ピ ュ・
一 夕と 会 計 監査
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-) 壽 旨 。器
(2 ) 9 8 置
吉 成 弘 、 大 橋 周 治 共 訳 、 監 査業 務 と E D P、 日 本 経 営 出 版会 、 昭 和 四 二年 、 一〇 一頁 。
(3 ) O。﹁山。口 中 ∪四≦ ω咀き 島 銘轟
部 、 昭 和 四 五 年、 二 七 二頁 。
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ED P 監 査 の課題
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滋 賀大学経済学部、昭和 四六年度講義要目 。 , . , .
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五
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に E DP 監 査 文
氾 D P シ ス テ ム に お け る 財 務 諸 表 監 査 技 術 は、 非 常 に 流 動 的 で あ る 。・
そ.の た め 、 監 査 人 は つ ね に 最 近 の文 献 に 注 目 し て
﹂
し た が ・て、 監 突
監 査 環 境 の変 化 に対 応 し て い かな け れ ば な ら な い・ど いう ま でも な い。
献 を 整 備 し て 情 報 交 換 の便 宜 を は か って いく 必要 があ る。
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DP教 育 水準 の向 上 のた め の機 関 を設 定 す る必 要 が あ る。
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心素
あ る。
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第 二 に、 E D P監 査 教 育 体 制 を整 備 す る 必要 が あ る ② そ れ に砥 、会 計 士協 会 、大 学 、 メ﹁ か 一が 協 力 し て、-監 査 人 のE
第 三に、監査プ.
ログ ・
フムの蓄
発 に は、 多 大 な 時 間 と費 用 が か か る も の であ る。 し た が って、 研 究 に重 複 な き よ う情 報 交 換 の場 が 必要 とな る で あ ろ う。
第 四 に、 従 来 、 監 査 調 書 に記 録 し て いた 被 監査 会 社 のデ ー ダな ど を 監査 人 のデ ﹂ タ ・バ ン ク に記 録 して 、 期 間 比 較 、 そ
の他 の分 析 に利 用 す る 監査 技 術 を 発 展 さ せ る 必要 が あ る 。 こ の よう な デ ータ ・バ ン ク の利用 を通 して 、将 来 情 報 の監 査 の
可 能 性 を さ ぐ って い かな け れば なら な い。
第 五 に、 多 変 量 解析 、 サ ンプ リ ング な ど の他 分 野 の 手 法 を プ ログ ラ ム 化 し て、 監 査 の精 密化 を ば か って、
いく 必要 があ
る。
、
δ三
、
(
本稿 には昭和四十七年度文部省科学研究費補助金 (
総 合A) による研究成果 の 一部が含まれている)
、
丑 DP の監 査 の展 望