実態調査に基づく建物解体廃棄物の処理に関する評価の - 東京理科大学

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第14回廃棄物学会研究発表会講演論文集 2003
Pl B7−7
実態調査に基づく建物解体廃棄物の処理に関する評価の試み
東京理科大学 ○
(学)小林謙介
鹿島建設株式会社
鹿島建設株式会社
(正)間宮尚
野正明
井上隆
東京理科大学
1.はじめに
表1 調査対象とした廃棄物処理施設
建築分野起因の建設廃棄物では、コンクリート塊、木く
対象
ト塊・金属くずのリサイクル率は高水準で、今後はリサイク
コンク
リート塊
ル率の維持が課題となっている。木くず・混廃のリサイクル
率は、前者が4割(減縮含め8割)、後者が1割程度と、処理
金属くず
支援の必要がある*1。
本検討では建設廃棄物処理施設における実態調査を通し、
処理を阻害する要因を把握し、建築に応用して建物解体時に
発生する廃棄物の処理の環境影響について埋立処分量・CO2
排出量の観点から評価を試みる。
木くず
表1に示す廃棄物処理施設に対して調査を行い、処理を阻
害する要因を把握した。コンクリート塊・金属くず・木くず・
施設B
設C
設D
施設E
F
施設G
施設H
K
設Q
設R
施設S
破
破砕
破砕
2000.10
2002,7
破
2002,8
破砕
2000.2
破
破
2000.10
2002,8
2002.7
2002.8
2002,1
庵別、チップ化
2002.8
㌧男1
関東
北一道
2002.7
北
北
2002.8
焼却
選別
2002.8
2002.8
可燃物焼却
特殊焼却
北海道
2002.8
PB製造
北
2002.8
埋立
埋立
埋立
設u
施設V
2000,2
関東
生産物
再生骨材等
再生骨材等
生材等
生 材
再生骨材等
生骨材等
金 資
金属資源
金属資源
焼却残渣
破砕
破砕
焼却
破砕
燃料化
2000,10
2002.8
西
処理内容
2000.10
北海道
N
施設O
施設P
調査日
2000.10
北・
施設M
設丁
埋立
関東
関東
東北
北海道
東
関東
施設1 北海道
設J
東北
施設L
混合廃
棄物
その他
廃棄物
2.調査・対象施設の概要
所在地
名称
設A
ず、金属くず、混合廃棄物(混廃)の割合が多い。コンクリー
2000.2
チップ
RDF
各廃 、テップ
各
焼却残渣、電力
各廃材
焼却残渣、 カ
焼 残,
石膏ボード
課題
Q
O
O
O
O
O
O
0
O
O
O
O
O
O
○
○
O
O
O
処分
CO2
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
O
*『課題」は現状・諸課題、『処分』は埋立処分量、rCO2』 まCO2排出量の調査を行った。
O
0
*施設Pの選別後の二次処理施設が施設E、星、L、Q、R、S、Tである。
混廃の4種を対象とし、場合によりそれらの処理後、次の処
理(二次処理)施設に対しても調査を行った。
3.処理における現状・課題の把握
表2 各施設の異物†1混入に関する課題
3.1コンクリート塊処理鉄くず、廃プラスチック等の異物
対象
施設名
配すべきこと
†1の混入に関する課題が全ての施設から指摘された(表2)。
異物の混入が及ぼす影響として、処理機器の故障、異物除去
に対する労力(人件費)の増加や処分費の増加による施設運
営の悪化、再生製品の品質低下などが挙げられた。このほ
か、廃棄物搬入量と再生製品の出荷量のバランスがとれない
こと、再生材よりヴァージン材の価格が安価であること、処
理よりも処分したほうが安価となるケースがあることが指摘
コンク
リート塊
施設A 鉄(筋・ ・メッシュなど)、プラスチック、木くず など
施設B 建設残土・廃プラスチックなど
施設C 鉄の塊、鉄筋、石膏、ALC、土の付着など
施設D レンガタイルなど
防水関係の材料(アスファルト防水材など)、レンガ・タイル、木く
施設E ずなど
施設G テープ類、フィルム類プロパンなどのボンベ、スプレー缶
施設H 放・能汚染された金くず
金属くず全種:放射性物質を含んだもの、何が混入しているのか
分からないもの
金属くず
施設1
された。
くず=鉛・ハンダ・銅の混入
アルミくず:プラスチック(特に塩ビ)の付着、サッシなどのカギの
部分(真鍮などでできている)の付着
施設J 金属製品(ドアノブなど)、土の付着石 ボードなど
3.2金属くず処理 リサイクルを阻害する異種金属等の異物
†1の混入(表2)、放射性物質に関する課題が指摘された。放
木くず1 度は可であるがそれ以外の金属の混入など
木くず
射性物質については全ての施設から汚染物による再生品、再
生製品の利用者への汚染可能性が指摘された。
3.3木くず処理 機器の故障や埋立残渣の増加等をもたらす、
金属類や付着土等の異物†1の混入(表2)に関する課題が指
混合廃
棄物
が全ての施設から指摘された(表2)。混廃焼却施設0では、
くず=カタログかどでサンプル品が貼り寸けてあるものかど
廃プラ:少なくとも硬質系のプラ塩ビを含むプラなど
施設L 汚れや異物の少ない木くずであること
何が入っているのか分からないもの、特にプラスチックはその材
施設M まで分かること
曇N
一般 の入
化石燃料、石膏ボード及び石膏ボード付着物大型の廃材(大型
施設0 角材、スプリングマット)、GW、布団・畳など、臭いのある廃材、一
般廃棄物(カップめんの蓋など)
摘された。また生産されたRDFの安定的な需要家の確保や、
ごみ減量としての廃棄物の安定的な確保も挙げられた。
3.4混廃処理 二次処理を含め、異物†1の混入に関する課題
施設K
言P
危(発などの,れがもの)、プラスチック
爆発の危険性があるもの(ライター、マッチ、スプレーなど)不燃
施設Q 物の混入(特にプラスチック中でも塩ビは避けてほしい)
焼却施設の構造から、受入が不可能なものは基本的にない。但
その他
廃棄物
基本的に新築端材(純粋な石膏ボード端材)のみ受入れ。例え
ば、表面装飾のラミネート、クロス材、接着剤(除くGしボンド)、ス
前処理(破砕等)段階で火災を起こす危険性のあるもの、臭
いのあるもの、焼却時に大量の硫黄酸化物を発生させる石膏
ボードの混入などが指摘された。
施設R し、できるものは分別する事が重要。
施設S レート・ケイカル板等の貼合材の付着は不可。ガラス、セメント、
ネジなどの混入も不可。多少はよいが水濡れも不可。
分別できるものは分別し、処理の仕様がないものを処分場に持
埋立
施設丁 ち込むこと(金属類、プラスチック類、その他の複合材、解体廃
材など)
[連絡先] 〒278−85{0 千葉県野田市山崎2641 東京理科大学大学院 理工学研究科 建築学専攻 井上研究室
小林謙介 TEL:04−7124−1501(3522)FAX:04−7125−7533Mai l:inoue−m1@rs.noda.tus.ac.jp
[キーワード] 建設廃棄物 解体廃棄物 環境負荷 埋立処分量 CO2排出量
一462一
4.各処理施設の単位量あたりの廃棄物処理負荷
表3 調査の対象とした主な項目
表1に示す施設を対象に、表3に示す実態に即した情報を
基に埋立処分量及びCO2排出量の試算を行った。なお、金属
くずはヒアリングにより殆ど残渣が出ないので、100%リサ
項
イクル可能であると設定した。
では発電量を事業用電力生産に伴うCO2排出原単位で換算
し、CO2排出抑制分として評価に加えた。二次処理施設への
廃材の輸送に伴うCO2排出原単位は文献*3の実態調査から
備考
ずなど)、焼却残渣・灰など
資材投入量
CO2排出量は二次以降の処理を含む廃棄物処理を対象と
し、廃棄物処理工程に投入される資源・エネルギー量にCO2
排出原単位*2を乗ずることによって求めた。発電を行う施設
調査内濃
受入量、再生製品生産量、有価物生産量(金属く
廃材の受入・搬出量
:上フ、井 、再利用水など
薬剤:ボイラ(清缶剤、脱酸剤、亜硫酸ソーダ)、
排ガス処理(消石灰、活性炭、アンモニア水)、排
水処理(凝集剤、凝集助剤、苛性ソーダ、塩酸、重
金属固定剤、脱水助剤、滅菌剤)、飛灰処理(重金
属安定剤)など
焼却設備を有す
薬剤:濃硫酸、苛性ソーダ、塩化第二鉄、高分子
凝集材、活性炭、次亜塩素酸ソーダ、炭酸ソーダ、
廃水処理が行わ
る場合
れる場合
酸アルミ、ポリ塩化アルミ、脱水助斉など
入エネルギー量 ガソリン軽油重油、灯油 市ガス、しPG、 カ
発 詫一う場合
発 量、買 量、売 量、 力使用量
発 連
主な機器の定格出力
処理機器関連
代表日の稼働時 (一日の稼動形態)
稼働時階関連
*施設によるが、平成12∼14年度までのある期間の実績データを御提供頂き検討した。
施設B
残渣(異物以外)
罫
0。157kg・CO2/(t・km)とした(10トン車でかさ比重L6のコ
ハ 施設D
n
異物に起因する残渣
施設F
ンクリート塊の場合)。金属くずは処理施設に搬入された時
施設J・
点で資源と考えた。埋立処分に伴うCO2排出量は施設U及
ト
v 施設K
侵
び文献*4を基に算出した。
施設し
4,1埋立処分量 図2に埋立処分量に関する検討結果を示
す。コンクリート塊は現状では高リサイクル率だが、それを
維持できず埋立てざるを得ない場合、埋立量は100倍以上に
増加する。木くずは処理により埋立量を1割程度にできる。
混廃は受入品目、処理方法にもよるが2∼3割になる。この
様に直接埋立よりも処理により、埋立処分量は削減される。
施設0
遡
製
100%
施設P
劃施設u
0% 5% 10% 15% 20% 25% 30%
*施設Fはデータ不足のため記載していない。
*施設Pは異物量の検討が不十分なため全体量のみ記載した。
図1 処理による最終的な埋立処分割合の検討
施設B
郵
また各施設で発生する処分物の内訳に着目すると、埋立処
ム
1
分量の多くが異物で占められていることがわかる。処理施設
異物処理
.霞
⊃施設D
“
では、処理不能な異物を処分することが多いため、異物混入
,、
n
の削減が埋立処分量の削減に直結する。
4,2CO2排出量 図2∼4には、各廃棄物の単位重量あたり
施設F
樹
馴 埋立
の処理に伴うCO2排出量を示す。なお、各廃材のかさ比重を、
0.0 1.0 2.0 3.0 4.0 5,0
コンクリート塊1.6、木くず0.5、金属くず2.0、混廃0.2と
[kg−CO2/t・n]
*施設Fは異物量の検酎が不十分なため、全体量のみを記載した。
して検討した。
図2 コンクリート塊処理に伴うCO2排出量の検討
コンクリート塊処理(図2)では、現状の処理が維持でき
ず埋立てざるを得ない場合、処理に伴うCO2排出量が15∼
20倍に増加する。また、施設Bでは少量の異物処理からの
CO2排出量が全体の1割5分程度を占めており、異物混入の
影響が大きい。木くず処理(図3)の場合、全量埋立時と比
較してCO2排出量は1割程度上回り(チップ化除く)、チッ
プ化施設:Kは3割程度である(発電加味せず)。また異物処
理が焼却施設」で1割弱、化施設:Kで約4割(Lへの搬出木
くず含む)、RDF化施設Lで2割を占めた。混廃処理(図4)
では埋立処分時と比較して施設0では9割程度に、Pでは6
施設J
異
躯
処理
異物処理
〉施設K
畏
施設L
倒
脚 埋立
二次処理
での発電・
一50 0 50 100[瑠C・、/t。盆10
図3 木くず処理に伴うCO2排出量の検討
鼻施設0
割程度となった。
蝋
遡
5.建物解体廃棄物処理に関する評価
次に、前節までに把握した内容をもとに、建物解体時に発
生する廃棄物の処理に伴う環境負荷の分析について示す。本
ぐロ
異物処理
興
、施設P
倒
検討では、文献*5・6より建物解体廃棄物の排出原単位を表
剰 埋立
二次処理
での発電
4の様に設定した。
一200 −100 0 100 200 300
また、発生した廃棄物の処理方法について、表5に示す5
[kg−CO2/t◎n]
*施設Pは異物量の検討が不十分なため、全体量のみを記載した。
っを想定した。想定①は全量を埋立てた場合である。想定②
はコンクリート塊・金属くずは、それぞれ路盤材化・金属資
図4 混廃処理に伴うCO2排出量の検討
表4
源化の上、木くず・混廃を埋立てた場合である。また、処理
建物解体に伴う廃棄物発生量の設定 t。,/㎡
項目
:コンクリート塊
金 くず
木くず
混廃
の促進が必要と考えられる木くず・混廃について、焼却した
RC造*5
1.193
0.059
0.007
0.017
場合の③、木くずをRDF化し混廃を選別・リサイクルした
木造*6
0.171
0.003
0.070
0.110
一463一
場合の想定④、木くずをチップ化し混廃を選別・リサイクル表5 廃棄物処理方法の想定
した場合の想定⑤の5つである。なお、解体廃棄物は各処理
項目
コン塊 金属くず 木くず
埋立
想定1
施設に搬入される平均的な組成を持つものとした。
想定
5.1RC造建物の事例 RC造の検討結果を表6、図5に示す。
全ての廃材にっいて、直接埋立を回避した想定③∼⑤では、
混廃
埋立
焼却
想定3 路盤材化 金属資源化
想定4
RDF化
チツプ化
想定5
最終的な埋立処分量を発生量の1%以下にできることがわか
各想定における環境負荷算出結果
表6
る。更に、現状で処理の促進が必要と考えられる木くず・混
焼却
選別
木造
RC造
CO2排出量 埋立処分量 CO2排出量
廃を処理することで、直接埋立てた場合(②)の、埋立処分
項目
量で2割程度に、CO2排出量で6∼7割程度に削減できる。
想定1
1.276
3222
0,354
89,3
想定2
想定3
想定4
想定5
0。025
10ρ
0。179
458
環境負荷の内訳について分析すると、異物起因の埋立処分
物(但し鉄くずなどは資源となり埋立処分量の分析には含ま
れない)が、埋立処分量では③において全体の6割程度(コ
ンクリート塊・木くずが各1割程度、混廃で4割程度)を占
めている。また、CO2排出量の観点では、全体の2割程度を
占めている。また、④、⑤では、混廃の異物の影響が未確認
であるが、少なくともコンクリート塊・木くずに混入する異
物が、埋立処分量で全体の2割、1割5分程度を占め、CO
0.034
42.7
0.007
7.8
0.037
29.0
0.006
7.2
0.031
22.7
2
k−CO/m
コンクリート塊 鉄くず 木くず 混廃
想定②
余
環
樹想定③
野}一一
想定④
想定⑤
想定①
2割程度に、CO2排出量で5∼9割程度に削減できる。
異物起因の埋立処分物は③において全体の6割程度(木くず
が1割5分割程度、混合廃棄物で4割程度)を占めている。
9.6
想定①
合が大きいことが考えられる。
的な埋立処分量を、発生量の1割以下にできる。更に、木く
ず・混合廃棄物を処理することで、想定②の、埋立処分量で
0.006
ton/m2
ton/m2
単位
2
k−CO/m
*掲載値は発電を加味しない場合の合計値である。
排出量でも数%程度を占めており、各想定で異物の占める割
5.2木造建物の事例 木造の検討結果を表6、図6に示す。
全ての廃材にっいて直接埋立を回避した想定③∼⑤では最終
埋立処分量
想定②
丑
監
苫 想定③
o
o
想定④
想定⑤
0% 25% 50% 75% 100%
*斜線部分は異物による負荷を示す。
*想定④、⑤における混廃は異物の影響が未確認のため、全体量のみ示した。
図5 RC造の環境負荷算出結果
コンクリート塊 鉄くず
CO2排出量の観点では、全体の2割程度を占めている。また、
想定①
④、⑤では、少なくともコンクリート塊・木くずに混入する
想定②
異物が、埋立処分量で全体の2割程度を、CO2排出量でも1
割程度を占める場合があり、各想定で異物の占める割合が大
倒想定③
木くず 混合廃棄物
魚__
環
馴
想定④
想定⑤
きいことが考えられる。
想定①
5.3 事例検討のまとめ 前項までに示したように、RC造、
想定②
木造の事例ともに、現状で高リサイクル率のコンクリート
塊・金属くずに加え、木くず・混合廃棄物の処理を行うこと
で、環境負荷を大きく削減することができる。また、処理に
おいては、受入条件を遵守の上、廃材に混入する異物(表2)
の徹底した除去が、一層の環境負荷低減をもたらす。すなわ
遜
藁
創想定③
o 、
o
想定④
想定⑤
0% 25% 50% 75% 100%
*斜線部分は異物による負荷を示す。
*想定④、⑤における混廃は異物の影響が未確認のため、全体量のみ示した。
図6 木造の環境負荷算出結果
ち・排出者(建物の設計者や解体者など)が分別に対する配謝辞本研究を行うにあたり多大なるご協ヵをいただきました各処理施設の
慮を行うことが重要であると考えられる。 皆様に記して感謝の意を表します.
6.まとめ 注記本研究は・経済産業省r資源循環型住宅技術開発プ・ジェクト」のr平
成14年度高効率エネルギー利用住宅システム技術開発 省エネルギー等予
本報告では、廃棄物処理施設における実態調査を基にし
測・評価手法確立のための研究開発」におけるr住宅のLCA予測・評価手法
た、標準的な建物解体廃棄物の処理における環境負荷(埋立の研究開発」の成果の一部である。
処分量・CO2排出量)の把握を試みた。その結果、コンクリー参考文献
ト塊・金属くずの高リサイクル率を維持した上で、特に現状*1国土交通省・平成12年度建設副産物実態調査・2002
*2日本建築学会、建物のLCA指針、1998,11
で処理促進が必要と考えられる木くず・混廃の処理を行うこ *3,1、林ら、コンクリ_ト塊の資源循環に関する研究コンクリ_ト塊の処
とは、建物解体廃棄物の処理において大きな環境負荷低減効理における現状・問題点の把握、第13回廃棄物学会研究発表会講演論文集、
果があることを示した。また、処理において課題となってい2002
*4問宮尚ら、陸上廃棄物処分場の建設に関わるCO,排出量、第18回エネ
る異物は、環境負荷の観点からも大きく寄与しており、特に ・
ルギーシステム・経済・環境コンファレンス講演論文集、2002.1
混廃や木くずの異物を除去することが、建物解体廃棄物処理*5社団法人建築業協会、建築物の解体に伴う廃棄物の原単位調査報告書、
における環境負荷低減に大きく寄与することが分かった。 2002・3
*6解体・リサイクル技術ノート編集委員会、解体・リサイクル技術ノート、
注釈 †1 本報では各施設の受入対象廃棄物以外の処理不適物と定義する。
1999,1
一464一