2009年11月作成 環境活動レポート ・・・・・・・・・・・・・・・エコアクション21・・・・・・・・・・・・・・ (取組期間 平成20年4月~平成21年3月) 2009年 11月 株式会社 ヒラキ産業 〒755-0091 山口県宇部市大字上宇部字上安田385番地 【電話】 0836-21-6424 【FAX】 0836-21-6414 ※平成20年12月22日 産業廃棄物処理業 優良性評価制度標準基準適合事業所 目 次 ○目 次・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 ○事業活動の概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2~4 事業所名、所在地及び連絡先、事業の規模、保有車両、 事業内容、組織図、料金表 ○許可内容 一般廃棄物処分業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 産業廃棄物収集運搬業・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 産業廃棄物処分業 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・6 特別管理産業廃棄物収集運搬業・・・・・・・・・・・・・・・・7 ○事業場の処理工程図・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・8~13 産業廃棄物処理施設等一覧表 焼却処理工程図、破砕処理工程図、リサイクル破砕処理工程図、 汚泥処理工程図、最終処分処理工程図 施設の状況・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・14 ○環境理念・環境方針・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・15 ○環境活動目標とその実績・・・・・・・・・・・・・・・・・・・16 ○環境活動目標とその実績、社会的貢献活動・・・・・・・・・・・17 ○主要な環境活動計画の内容・・・・・・・・・・・・・・・・・・18 ○中長期の環境目標・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 ○環境活動の取組結果の評価・・・・・・・・・・・・・・・・・・19 ○環境関連法規への違反、訴訟等の有・無・・・・・・・・・・・・19 1 ■ 事業活動の概要 ◇事業所名 株式会社 ヒラキ産業 代表取締役 布田 美津江 ◇所在地及び連絡先 山口県宇部市大字上宇部字上安田385番地 ℡:0836-21-6424 FAX:0836-21-6414 E-mil: [email protected] 連絡担当者:環境管理責任者 中村 由香利 (0836-21-6424) ◇事業の規模 資本金 1,000万円 社員数 10名 設 立 昭和59年10月19日 活動規模 売上高 従業員 ※ 床面積(土地) 単位 円 人 ㎡ 平成18年度 平成19年度 平成20年度 130,961,850 86,000,774 87,699,238 10人 10人 324 10人 324 324 ◇保有の車輌 4tユニック 1台 重機 PC-200 3台 PC-120 2台 ◇事業内容 ・産業廃棄物の処理業及び収集運搬業 ・特別管理産業廃棄物収集運搬業 ・コンクリート、アスファルトのリサイクル業務 ・産業廃棄物、一般廃棄物のリサイクル業務 ・産業廃棄物リサイクル機械のリース業 ・解体工事業 【登録番号 山口県知事(登-21)第93号 登録年月日 平成21年7月20日】 有効期限 平成26年7月20日 2 ◇組織図 環境管理組織 代表取締役会長 布田 孝 代表取締役 布田 美津江 総括管理責任者 中尾 敦子 環境管理責任者 中村由香利 佐山最終処分場 最終処分場 管理担当者 岡 成年 管理担当者 河野 薫 破砕処理施設 管理担当者 福田 雅彦 焼却処分場 管理担当者 布田 博志 各作業員 事務所 ※ 役割と責任・権限 役 割 担当者 代表取締役会長 布田 孝 代表取締役 布田 美津江 総括管理責任者 中尾 敦子 環境管理責任者 中村 由香利 各処分場責任者 岡 成年 河野 薫 布田 博志 福田 雅彦 責任と権限 環境管理責任者を任命し、報告を受け、全体 の評価、見直しを行う。 代表者に代わってシステムの確認を行う。 環境管理責任者と連携する。 環境への取り組み計画、取り組み状況推進・ 見直しをする。 省エネ運転管理・設備管理・軽油使用量及び 車輌点検管理。環境への取り組み状況推進、 見直しをする。 3 産業廃棄物処理価格 がれき類 コンクリート ブロック 鉄筋混じり 別途料金 ※土嚢袋入りは 30%割増です。 アスファルト 瓦・レンガ・タイル 他 ガラス・陶磁器類 石膏ボード (ガラス陶磁器類) ヘーベル サイディングボード 外壁板(加工品) 廃プラスチック類 ゴムくず類 金属くず類 混合可燃物 (紙くず・木くず) 石綿含有を除く ※非飛散性成形板 金額はご相談にて。 廃プラのみフレコンに 入れて搬入。 紙くず・木くず 繊維くず バキューム車(㎥) 汚 泥 混合物類・その他 土 砂 ※車の形体・中身・積載方法によっては割増料金頂きます。(枠立・平ボデートラック等) ※最終処分になる産業廃棄物には、kg=1円の産廃税がかかります。 ※廃プラスチックに、金物、ゴムくず、可燃物などが混入している場合は、お持ち帰りして頂き ます。(廃プラスチックは、フレコンに入れて搬入願います。) ※古い石膏ボード、スレートはアスベスト含有の可能性がある為、フレコン二重袋に入れて搬入願います。 許可番号 第3546013180号 宇部市大字上宇部字上安田385番地 株式会社ヒラキ産業 ℡(0836)21-6424 Fax(0836)21-6414 4 ◇許可内容 一般廃棄物処分業 宇部市 第307号 ・許可年月日:平成20年4月1日から平成22年3月31日まで ・取り扱う一般廃棄物の種類:事業系一般廃棄物 (紙くず・木くず・繊維くず・草・廃プラスチック類・伐採木・がれき類) ・事業区域:宇部市内全域 ・積替え・保管無 産業廃棄物収集運搬業 山口県 許可番号 第03516013180号 ・許可年月日:平成16年1月11日から平成21年1月10日 ・事業の範囲 積替え・保管あり ・産業廃棄物の種類 廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く。) 陶磁器くず(自動車破砕物を除く。以上3種類) 燃え殻、汚泥、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず、鉱さい、がれき類、 ばいじん(これらは、石綿有産業廃棄物であるものを含み、特別管理産業廃棄物である ものを除く。)以上12種類 ・許可の更新・変更の状況 平成16年1月11日 更新許可 平成19年4月23日 変更届(住所の変更) ・ 許可の申請がされた日における規則第9条の2項に揚げる基準への適合性 (参考 事前審査申請年月日 平成20年5月30日 基準適合) ・積み替え又は、保管を行うすべての場所の所在地及び面積並びに当該場所ごとそれぞれ 積替え又は保管を行う産業廃棄物の種類。 積替えのための保管上限及び積みあげることができる高さ 積み替え保管場所Ⅰ 所 在 地:山口県宇部市大字西岐波字西高野6512番、6513番 面 積:3,250㎡ 産業廃棄物の種類:廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く) 陶磁器くず、紙くず、木くず、繊維くず、ゴムくず 保 管 上 限:500㎥ 高 さ:3m 積み替え保管場所Ⅱ 所 在 地:山口県宇部市大字西岐波字赤岸144番地の3、字西ヶ原460 面 積:544㎡ 産業廃棄物の種類:廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く) 陶磁器くず、燃え殻、鉱さい、ばいじん 保 管 上 限:225㎥ 高 さ:1.5m 5 産業廃棄物処分業 山口県 許可番号 第03546013180号 ・許可年月日:平成16年1月11日から平成21年1月10日 ・事業の区分 中間処理(焼却、破砕(移動式を含む)、固形化(移動式)、薬剤処理)、最終処分(埋立処分) ・産業廃棄物の種類 焼 却:紙くず、木くず、繊維くず 以上3種類 破砕(移動式含む。):廃プラスチク類、ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く。)・ 陶磁器くず(自動車等破砕物を除く。 以上2種類)、木くず、 がれき類 以上4種類 固形化(移動式) :汚泥 以上1種類 薬 剤 処 理 :汚泥 移住1種類 埋 立 処 分 :廃プラスチック類、金属くず、ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く。) ・陶磁器くず(自動車等破砕物を除く。 以上3種類)、ゴムくず、 がれき類 以上5種類 (これらのうち、特別管理産業廃棄物であるものを除く。) ・許可の更新・変更の状況 平成16年 1月11日 更新許可 平成16年10月12日 変更届(事業の用に供するすべての施設 破砕施設の追加) 平成19年4月23日 変更届(住所) ・許可の申請がされた日における規則第10条の4第3項に揚げる基準への適合性 (参考 事前審査申請年月日 平成20年5月30日 基準適合) ・事業の用に供するすべての施設 焼 却 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字吉澤576番地 設置年月日 :平成8年12月15日、処理能力:0.6t/時間 許可(届出)年月日:平成10年1月17日 破 砕 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字木床510番地1 (移動式含む) 設置年月日 :平成13年1月31日、処理能力:50t/時間 破 砕 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字吉澤573番6 設置年月日 :平成15年3月12日 処 理 能 力:5.7t/日(8時間)《廃プラスチック》240t/日(8時間)《木くず》 許可(届出)年月日:平成15年2月25日 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字木床510-1 設置年月日 :平成16年10月5日 処 理 能 力:24.264t/日(8時間)《ガラスくず・コンクリートくず(がれき類を除く) 陶磁器くず》 固形化 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字上安田36番地1 (移動式) 設置年月日 :平成10年12月8日、処理能力:16㎥/日(8時間) 薬剤処理 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字木床510-1 設置年月日 :平成14年3月19日、処理能力:384t/日(8時間) 安定型 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字辻村253番地1 最終処分 設置年月日 :平成4年5月28日 埋 立 面 積:9,419.25㎡、埋立容量:25,801㎥ 安定型 設 置 場 所:山口県山口市大字佐山字濱附三2494-1、2494-2、2494-3、 最終処分 2494-4、2494-5、2494-6、2494-7、2501-5、2501-8、2501-9、2501-16の一部 設置年月日 :平成7年7月20日 埋立面積:14,506㎡、埋立容量:32,640㎥ 許可年月日:平成7年8月29日、許可番号:第95号の6 安定型 設 置 場 所:山口県宇部市大字西岐波字西高野6520、6521 最終処分 設置年月日 :平成11年5月14日 埋立面積:2,368㎡、埋立容量:5,730㎥ 許可(届出)年月日:平成11年5月14日 6 特別管理産業廃棄物収集運搬業 山口県 許可番号 第03566034819号 ・許可年月日:平成18年1月5日から平成23年1月4日 ・事業の区分:積替え又は保管有り。 ・許可の更新又は変更の状況:平成19年4月23日 変更届(住所の変更) ・許可の申請がされた日における規則第10条の12条2項の規則により準用する規則 第9条の2第3項に揚げる基準への適合性 (参考 事前審査申請年月日 平成20年5月30日 基準適合) ・特別管理産業廃棄物の種類 燃え殻 (カドミウム又はその化合物、鉛又はその化合物、六価クロム化合物、ひ素又はその化合 物、セレン又はその化合物又は、ダイオキシン類を含むことのみにより有害なものに限る) 汚泥 (水銀又はその化合物、カドミウム又はその化合物、鉛又はその化合物、有機燐化合 物、六価クロム化合物、ひ素又はその化合物、シアン化合物、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、1・ 1・1-トリクロロエタン、1・1・2-トリクロロエタン、1・3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、 セレン又はその化合物又は、ダイオキシン類を含むことのみにより有害なものに限る) 廃油 (揮発油類、灯油類、軽油類又は、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロロメタン、四塩化炭素、 1・2-ジオクロロエタン、1・1-ジオクロロエチレン、シス-1・2-ジオクロロエチレン、1・1・1-トリクロロエタン、1・1・2-トリク ロロエタン、1・3-ジクロロプロペン又は、ベンゼンを含むことのみにより有害なものに限る) 廃酸 (水素イオン濃度指数2.0以下のもの又は、水銀又はその化合物、カドミウム又はその化合 物、鉛又はその化合物、有機燐化合物、六価クロム化合物、ひ素又はその化合物、シアン化 合物、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロメタン、四塩化炭素、1・2-ジクロロエタン、1・1-ジクロロエチレン、 シス-1・2-ジクロロエチレン、1・1・1-トリクロロエタン、1・3-ジクロロプロペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベ ンゼン、セレン又はその化合物又は、ダイオキシン類を含むことのみにより有害なものに限 る) 廃アルカリ (水素イオン濃度指数12.5以上のもの又は、水銀又はその化合物、カドミウム又はその化 合、鉛又はその化合物、有機燐化合物、六価クロム化合物、ひ素又はその化合物、シアン化 合物、トリクロロエチレン、テトラクロロエチレン、ジクロメタン、四塩化炭素、1・2-ジクロロエタン、1・3-ジクロロプロ ペン、チウラム、シマジン、チオベンカルブ、ベンゼン、セレン又はその化合物又は、ダイオキシン類を含むこ とのみにより有害なものに限る) 鋼さい (水銀又はその化合物、カドミウム又はその化合物、鉛又はその化合物、六価クロム化合物、 ひ素又はその化合物又は、セレン又はその化合物を含むことにより有害なものに限 る) ばいじん (水銀又はその化合物、カドミウム又はその化合物又は、鉛又はその化合物、六価クロム化 合物、ひ素又はその化合物、セレン又はその化合物又は、ダイオキシン類を含むことのみに より有害なものに限る) 13号廃棄物 (水銀又はその化合物、ひ素又はその化合物、シアン化合物又は、ダイオキシン類を含むこ とのみにより有害なものに限る) 廃石綿等 以上9種類 積替え又は保管を行うすべての場所の所在地及び面積並びに当該場所ごとにそれぞれ積替え 又は保管を行う特別管理産業廃棄物の種類、積替えのための保管上限及び積み上げること ができる高さ 積替え保管場所 所 在 地:山口県宇部市大字西岐波字赤岸144番地の3 面 積:165㎡ 特別管理産業廃棄物の種類:上記のとおり 9種類 保 管 上 限:70㎥ 高 さ:屋内保管 7 産業廃棄物処理施設等一覧表 名 称 併設の状況 所 在 地 山口市佐山安定型最終処分場 山口市大字佐山字濱附三 2494-1 他 10 筆 辻村安定型最終処分場 宇部市大字西岐波字辻村 253 番地 1 西高野安定型小規模最終処分場 宇部市大字西岐波字西高野 6520、6521 焼却施設 産業廃棄物焼却施設 宇部市大字西岐波字吉澤 576 番地 がれき等破砕場① 木くず・廃プラ破砕場 宇部市大字西岐波字吉澤 573 番 6 がれき等破砕場② ①破砕施設 宇部市大字西岐波字木床 510-1 ②破砕施設(移動式) ③薬剤処理施設 汚泥・固形化処理場 (移動式) 宇部市大字西岐波字上安田 36 番地 1 積み替え保管場所Ⅰ 積み替え保管場所Ⅱ 宇部市大字西岐波字西高野 6512、6513 ①産業廃棄物積み替え 宇部市大字西岐波字赤岸 144 番地の 3、字 保管場所 西ヶ原 460 ②特別管理産業廃棄物 積み替え保管場所 8 (19/9) 焼却炉処理工程図 木質系建築物の産業廃棄物(木くず・紙くず・繊維くず) 搬 入 分 別 不燃物 金属くず・ガラスくず コンクリート片・土石など (建築廃棄物仮置き場) 可燃物 木くず・紙くず・ 繊維くず (焼却物仮置き場) 焼却・灰化 専用焼却炉(600kg/h) 排ガス処理 冷却器 燃え殻 冷却煙道 (蓋付容器保管) プレ集塵(サイクロン) バグフィルター 排送機 ・・・一次置き場 飛 灰 燃焼の管理・記録 温度・CO・O2など 大気 温度・COの測定・記録 蓋付容器保管 ポリ袋に包装し、再灰化 (焼却物の最終挿入時に 焼却炉に再投入して灰化) 搬 出 搬 出 安定型最終処分場へ (自社) 管理型最終処分場へ (宇部市埋立場) (共英製鋼(株)山口事業所) 9 がれき類処理の流れ 宇部市内 がれき類 各建設業者 磁選機(金属類の除去) 振るい機(土砂等の除去) 二次破砕(40mm 程度まで破砕) 13号廃棄物 (汚泥) 再生クラッシャーラン RC-40 第2種処理土 リサイクル 管理型埋立処分場 埋 立 材 共英製鋼株式会社 山口事業所 各建設業者へ 有料使用 10 (19/10) (19/11) 自走式木材等破砕機(リフォレBR120T)(廃プラスチック・木材) タ ブ (傾斜カバー付) 破砕物供給 ・飛散防止タブ機構を装備 ・供給装置であるタブは、回転速度が調整可能であり 破砕物対象物供給量を調整する。 ハンマーミル (油圧駆動) 破 砕 ・「ハンマーミル回転数可変システム」「タブ回転数 可変システム」により、破砕対象物の種類・状態に 応じて破砕に最適な回転数を設定 ・耐久性に優れた超硬粒分散コニカルビットを搭載。 ハンマーミルは、油圧モータにて高トルクで回転する ことにより大きな破砕能力を発揮する。 ・スクリーンサイズ 25mm・50mm・75mm スクリーン 排 出 ベルトコンベア ・木くず 製品(販売) 製品外 マルチング材等 自社焼却処分場 ・廃プラスチック類 自社安定型処分場(埋立) ㈲クリーンきくがわ(埋立) 共英製鋼㈱山口事業所 (リサイクル) 11 汚 泥 処 理 の 流 れ 宇部市内 汚泥(無機質) 建設業者 自 社 ㈱ヒラキ産業汚泥固定式土壌改良機 設置場所:ピット内搬入 汚泥挿入口より投入 固化剤(石灰系)タンクから供給 解砕・混練 固化剤添加 ↓ 混練 ↓ 解砕 土質・土壌改良 第2種処理土 無機汚泥処理残渣 リサイクル 埋 立 材 山口県認定リサイクル製品 認定番号208号 管理型埋立処分場 有料使用 共英製鋼株式会社 山口営業所 12 最終処分までの流れ 各 現 場 ㈱ヒラキ産業展開検査場 安定型埋立 13 施設の状況 産廃の種類 処理方法 紙くず、木くず、繊維くず 以上3種類 焼却 処理方式 バッチ式 設備の概要 水冷機焼却炉 冷却器 宇部市大字西岐波字吉澤576番地 バグフィルター 圧縮破砕式 廃プラスチック類、ガラスくず、コンク リートくず(がれきを除く)、陶磁器くず 破砕 自走式 (移動式を含む) (自動車等破砕物を除く。以上2種 類)、木くず、がれき類 以上4種類 クラッシャユニット スクリーン ベルトコンベア 圧縮破砕式 汚泥 以上1種類 汚泥 以上1種類 固型化(移動式) 自走式 薬剤処理 廃プラスチック類、金属くず、ガラスく ず、コンクリートくず(がれき類を除 く)、陶磁器くず(自動車等破砕物を除 埋立処分 く。以上3種類)、ゴムくず、がれき類 以上5種類 ミキサー車 グリッド 脱水及び固化式 コンベアスケール 安定型埋立 設置場所 安定型埋立 設置年月日 処理能力 平成8年12月15日 0.6t/時間 宇部市大字西岐波字木床510番地1 平成13年1月31日 [ガレキ類] 50t/時間 宇部市大字西岐波字吉澤573番6 平成15年3月12日 [廃プラスチック類] 5.7t/日(8時間) [木くず] 240t/日(8時間) 宇部市大字西岐波字木床510番地1 平成16年10月5日 [ガラスくず・コンクリートくず (がれきを除く)・陶磁器 くず] 24.264t/日(8時間) 宇部市大字上宇部字上安田36番地1 平成10年12月8日 16㎥/日(8時間) 宇部市大字西岐波字木床510番地1 平成14年3月19日 384t/日(8時間) その他 許可(届出)年月日:平成10年1月17日 許可(届出)年月日:平成15年2月25日 宇部市大字西岐波字辻村253番地1 平成4年5月28日 埋立面積:9419.25㎥ 埋立容積:25801㎥ 届出受理年月日:平成4年5月13日 届出受理番号:第90号の2 山口市大字佐山字濱附三2494-1他 平成7年7月20日 埋立面積:14506㎥ 埋立容積:32640㎥ 許可年月日:平成7年8月29日 許可番号:第95号の6 平成11年5月14日 埋立面積:2368㎥ 埋立容積:5730㎥ 許可(届出)年月日:平成11年5月14日 宇部市大字西岐波字西高野6520 宇部市大字西岐波字西高野6521 (これらのうち、特別管理産業廃棄物であるものを除く) 14 平成19年4月1日 環 境 理 念 当社は、産業廃棄物収集運搬及び処分業の事業活動において、 産業廃棄物をより、有効に再利用し、リサイクル化に積極的に 取り組み、人と自然の調和ある環境社会を目指し、地球と地域の よりよい環境作りに貢献します。 また、「全国産業廃棄物連合会 環境自主行動計画」に基づき、 率先して二酸化炭素削減及び地球温暖化対策に取り組みます。 環 境 方 針 ㈱ヒラキ産業は、環境経営に積極的に取組むために、事業活動のあら ゆる分野で環境に配慮した行動に努め、環境経営システムを構築し、 継続的な環境負荷の低減に取組みます。 ◇環境への取組みとして、特に次の事項に取組みます。 ①地球温暖化防止のため、省エネルギーに努め、二酸化炭素 排出量の削減に努めます。 ②使用水量の削減に努めます。 ③廃棄物の分別を徹底し、受託した廃棄物を最大限再資源化し、 リサイクルを推進し、循環型社会に貢献します。 ◇環境関連法規を遵守します。 ◇環境経営システムの内容を、全社員に周知徹底し、 環境に対する意識の向上に努めます。 平成19年12月17日改訂 株式会社 ヒラキ産業 印 代表取締役 布田 美津江 15 ■環境活動目標とその実績 産業廃棄物の分別とリサイクルは、収集した産業廃棄物のリサイクル率を90%以上 と昨年に引き続き維持します。 二酸化炭素排出量と水使用量は、平成18年度を基準として、平成19年度は、 1%削減を達成できました。平成20年度も1%削減を維持します。 グリーン購入についても、コピー用紙は全量グリーン購入及び他事務用品購入 時も今後も積極的に推奨します。 表-1 産業廃棄物搬入量及び総搬入量比率等 平成18年度 目標 22,448 総受託量 20,287 再資源化量(t) 92 90 リサイクル量比率(%) 955 最終処分量(t) 4.3 3.3 総受託量比率(%) 453 ●中間処理量(焼却)(t) 2.0 1.5 総受託量比率(%) 13,668 ◆中間処理量(破砕)(t) 65 61 総受託量比率(%) 0 - ★解体工事(ヶ所) 平成19年度 取組結果 平成20年度 取組結果 12,501 24,873 9,913 23,407 79 94 923 488 △ 2.0 ○ 7.4 324 198 1.6 1.3 22,831 9,523 92 76 0 - 0 - ●最終処分先・・・・宇部興産コンサルタント㈱管理型埋立処分場 共英製鋼㈱山口事業所(リサイクル) ◆最終処分先・・・・㈲クリーンきくがわ安定型最終処分場、 飯森木材㈱(リサイクル) ◆最終処分先・・・・自社安定型最終処分場 ※再資源化品目→破砕:コンクリート・アスファルト・木くず 薬剤処理:汚泥 ※最終処分品目→安定型:がれき類・ゴムくず・金属くず・廃プラスチック・ ガラス陶磁器くず・混合廃棄物 ※中間処理品目(焼却)→:木くず・紙くず・繊維くず ※中間処理品目(破砕)→:がれき類・廃プラスチック・石膏ボード・ガラス陶磁器くず類 16 ■ 主要な環境活動計画の内容 (1)目標を達成するための取組み ①事務所における二酸化炭素排出量低減 · 使用しない際には、パソコンの電源は必要以外はオフにする。 · 休憩時は消灯・エアコンをオフにする。 · 換気扇などのスイッチは必要以外はオフにする。 · ガスは使用以外は元栓を切る。 ②車輌運転における二酸化炭素排出量低減 · アイドリングストップ、エコドライブ(急発進、急加速、急ブレーキ等の防止)の 確実な励行。 · 自主点検・整備の実施 ・ タイヤの空気圧のチェック ③必要以上に水を使用しない。(節水) · 蛇口のしめ忘れがないようにする。 ④廃棄物の発生抑制と分別 · 使用済み用紙の裏面の利用 · 両面印刷・両面コピーを徹底する。 ⑤産業廃棄物の再資源化 · 受託した産業廃棄物を分別し、再資源化、リサイクル。 ⑥グリーン購入の推進 · コピー用紙、文房具などは、Rマークなどのエコマーク商品を指定して購入する。 ⑦地域コミュニティー活動への貢献 · 焼却施設、池に錦鯉やアイガモを放し、水辺の環境保全配慮する。 · 建設系産業廃棄物のリサイクル製品の土で、事務所横に畑を作り 環境にやさしい野菜を作る。 17 表-4 二酸化炭素排出量と水使用量の実績 項 目 基準値 区分 平成18年度 平成19,20年度 目標値(18年 20 平成19年度 実績値 取組結果 平成20年度 単位 実績値 取組結果 度比1%削減) 廃棄物受託量 二酸化炭素排出量 購入電力 受託量比 排出総量 受託量比 排出総量 化石燃料(軽油・ 受託量比 ガソリン・LPG) 水使用量 排出総量 受託量比 排出総量 22,448 - 9.6 9.5 214,606 - 2.2 2.2 49,179 - 7.4 7.3 165,427 - 4.7 4.7 106 - 24,883 7.9 196,198 2.2 53,729 5.7 142,470 3.7 93 ○ 12,501 t 11.1 kg-CO2/t 138,173 kg-CO2 3.0 kg-CO2/t 38,109 kg-CO2 8.0 kg-CO2/t 100,064 kg-CO2 9.8 リットル/t 123 t 注 廃棄物受託量1トンあたりの「二酸化炭素排出量」「水使用量」について目標値と実績 値を示した。 ■ 社会的貢献活動 ①水利組合の了解を取り、焼却施設用水として取水している「真河内溜池」に錦鯉と アイガモを放し、水辺の環境保全に配慮している。 ②建設系産業廃棄物、汚泥を薬剤処理した土壌改良土で、事務所脇に畑を作り、 野菜を栽培している。 18 △ ■環境活動の取組結果及びその評価 二酸化炭素排出量、総排水量ともに受託量あたりの「原単位」評価では、環境目標 を達成することはできなかった。 しかし、総量評価では、いずれも排出量を削減することができた。 個別の状況及び評価は次の通りであった。 受託した産業廃棄物は、搬入者に口頭にて説明及び文書を作成し、分別を徹底したが、 再資源化(リサイクル)率は、平均79%と目標を下回った。また、最終処分 率は7.4%であり、平成18年度の4.3%に比べると増加した。 これは、解体に伴うがれき類の受け入れが増加し、「直接埋め立て」量が増加した ためである。 最終処分品を当社にてリサイクルできない木くず、廃プラスチック類・焼却灰などは、 共英製鋼㈱山口事業所などと契約を結ぶことにより、最大限再資源化し、リサイクル に努める事が出来た。 総量では、基準年を上回る成果を達成したが、原単位評価では環境目標を達成する ことはできなかった。このことを踏まえ、平成21年度の取組ではシステム全体を再 点検し、成果が十分に現れる体制を再構築する必要がある。 ■中長期の環境目標 システムの再点検を行うが、現時点での中長期目標を次の通り設定する。 ①産業廃棄物の分別徹底と2010年度までに95%以上のリサイクルに取り組む。 ②水使用量の削減については、今後もきめ細かい管理をして、現状より増加させない ように努める。 ③廃棄物受託量1トン当たりの二酸化炭素の排出量は、2010年度において、 現状(1%削減)を維持する。 ■環境関連法規への違反、訴訟等の有無 当社で確認したところ、関係法令等に違反した事実はありません。 また外部から法令違反の指摘を受けたこともなく訴訟もありません。 19
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