東京大学医学系研究科 特任助教 倉橋一成 1 smoking ◦ 毎年430,000人が喫煙が原因で死亡していると推計されている ◦ 禁煙のためのニコチンガムのランダム化試験が行われているが どれも決定的でない ◦ 26個の試験のメタアナリシスを行う BCG ◦ 結核のワクチン ◦ 結核の予防に効果的かどうかを検討した13試験のメタアナリシス 2 ある治療が広まる前に大きいサイズの研究は困難 どうしても明確な答えを出せない小さな研究が多い 複数の研究を統計的に統合し、興味のある仮説を調査する 3 固定効果モデル ◦ Mantel-Heanszel 変量効果モデル ◦ DerSimonian-Laird 4 Borenstein M. et. al. (2010) 𝑌= 𝑊𝑖 𝑌𝑖 𝑊𝑖 𝑌𝑖 = 𝜇 + 𝜎𝑖 𝑌= 𝑊𝑖 𝑌𝑖 𝑊𝑖 𝑌𝑖 = 𝜇𝑖 + 𝜎𝑖 𝜇𝑖 ~𝑁(𝜇, 𝜏 2 ) 5 固定効果 施設A 𝑌= 施設B 𝑊𝑖 𝑌𝑖 𝑊𝑖 𝑌𝑖 = 𝜇 + 𝜎𝑖 変量効果 施設A 𝑌= 施設B 𝑊𝑖 𝑌𝑖 𝑊𝑖 𝑌𝑖 = 𝜇𝑖 + 𝜎𝑖 𝜇𝑖 ~𝑁(𝜇, 𝜏 2 ) 6 研究結果とある変数に関連があるのではないか ◦ ex:北の地域の方がBCGの効果が高い 各研究の「信頼性」を重みとして回帰 変量効果モデルによって推定された分散で重みを計算 7 「良い」結果、「有意な」結果が出た研究は採択されやすい 漏斗プロット、funnel plotで確認する サンプルサイズ 1/誤差 真の効果 メタアナリシスの結果 出版されない 効果 バイアス無し 効果 出版バイアス 対称性の検定→meta::metabias Schwarzer G. et. al. (2007) Stat Med. 8 9
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