塩 屋 の ま ち

みんなで考えよう!!
第6号
平成15年8月10日
塩 屋 の ま ち
本村地区特別懇談会開かれる
!!
去る7月 19 日(土)に、東地区南集会所で大阪市立大学工学部環境都市工学科助手の中村
先生をお迎えして、本村地区特別懇談会が開かれました。懇談会は本村地区関係者のみに
参加をよびかけたものでしたが、約 50 名の参加がありました。
中村先生は7月 11 日に本村地区を調査され、その結果を踏まえて「地域の特性を活かし
た、安全で魅力あるまちづくりについて」と題して約 45 分間講演され、そのあと参加者と
活発な意見交換が行われました。
【中村先生の講演要旨】
○ 本村地区には日本古来の美的な空間構成が豊富に見られ、
大変魅力がある。例えば折れ曲がりの道路空間、伝統的
な家屋のデザイン等。このような空間を大切にしながら、
安全なまちをつくっていく必要がある。
古い物をそのまま残すということではなく、新しく道や
建物をつくるときには、上記のような空間の美意識を
大事にしてじっくり取り組んでほしいという意味である。
○ まちづくりには自己責任が大事である。例えば地震の時、自分の家は丈夫でも周辺の
家が倒れて道がふさがれれば逃げられない。倒れやすい家の問題はその人個人の問題
ではなく、町全体の問題になってくる。
○ このまちの特徴からして、まずは個々の建物の耐震補強・危険な空家の解体、空地を
利用した小広場の整備と初期消火用の水槽設置等を提案したい。
【参加者からの主な意見】
○ 本村の魅力を若い人にも分かってもらい、住んでもらう
ようにすることが大切。
○電柱の配置、デザイン等も工夫すべき。
○景観保護区設定やまちづくり協定なども検討してはどうか。
○ 若い人は車が玄関に横付けできるようなまちが良いのでは?
→ちょっと利便性を我慢し、見栄えのいい共同駐車場で対応
すると良い空間が創れる(中村)
子ども・若者が考える
塩屋はどん
な街が良い
かな!!
「塩屋の未来」
絵・作文募集!!
11 月 1 日のふるさとまつりに、塩屋の子供達や 25 才までの青少年
が考えるまちの将来イメージを出品したいと思います。
皆さんどんどん応募してください。低学年のお子さまのおられる方
はご家庭でのご指導をお願いいたします。
高校生・大学生の積極的な参加もお願いします。
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公園部会では第4公園づくりワークショップへの参加者を募集して
おりましたが、小学生 6 名、中学生 6 名、大人8名の応募がありました。
ご協力ありがとうございました。
尚 引き続いて参加者を追加募集いたしますので、参加して頂ける方は
8 月 23 日(土曜日)の午後 1 時に塩屋向集会所へお集まりください。
当面の活動予定について
・ 8 月 23 日(土)
第1回公園づくりワークショップ
・ 8 月 30 日(土)
まちづくり見学会
【見学場所】神戸市野田北部地区、
姫路市別所北宿地区
追って報告会を開く予定にしています。
・ 9月 6日(土)
第2回公園づくりワークショップ
・ 9月 27 日(土)
第3回公園づくりワークショップ
・10 月 25 日(土)
第4回公園づくりワークショップ
・11 月 1 日(土)
塩屋ふるさとまつりに作品展示
「塩屋に住んでいて塩屋の歴史をどこまでご存知ですか?」 と訊ね
塩屋の史跡探訪
られたら、あなたはどう答えられますか? 知っていそうで知らない
塩屋の史跡を次号から探訪したいと思います。
小橋川の洗い場の石
塩屋村中番屋敷跡
塩屋村会所跡
若宮神社跡
西山貝塚
柴原本家屋敷跡
赤穂実科女学校発祥地
水筋井戸番地蔵菩薩像
三本松
金時さんの足跡
真光寺
西の観音菩薩像
六百目
かんにん橋
木戸の口跡
看護婦殉職供養塔
長尾池跡
築田遺跡
赤穂城西惣門跡
阿弥陀堂
塩屋荒神社
げんじょの岩
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編集後記
うっとうしい長梅雨が明け、やっと本格的な夏空が続く今日この頃です。身体が暑さに慣れていないので、
この酷暑は応えます。 さて「まちづくりニュース」も今号で6号になりましたが、「つくる会」の活動イベントが
なければ掲載するニュースも段々と乏しくなってきます。そこで次号から「塩屋の歴史探訪」をシリーズで掲載
したいと思っています。どなたか塩屋の史跡毎に短くまとめた原稿を提供して頂ける方がおられませんか。
提供頂ける方は事務局にご連絡してください。
事務局長 大森英昭
*本村地区特別懇談会の資料・議事録は事務局に置いてありますのでご覧になりたい方は連絡してくだい。
発行:住みよい塩屋をつくる会
赤穂市塩屋 540-1 木村音彦
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宅(tel・ファクス 0791−43−1343)