2009.4 第130号 - 全国電子情報技術産業厚生年金基金

電子厚年基金
2009.4
第130号
96
「芝桜咲く飯田高原」
〈大分県〉
ご家庭に持ち帰って家族みんなで読みましょう
ご 挨 拶
全国電子情報技術産業厚生年金基金
理事長 鈴
木 芳 久
事業主、並びに加入員の皆様方には、平素より当基金の事業運営に格別のご支援、ご協力を賜り誠に
ありがとうございます。
さて、去る2月17日に第86回定例代議員会が開催され、平成21年度の事業計画
(案)
と予算
(案)
等を審
議していただき承認されましたのでご報告いたします。
平成21年度の事業計画につきましては、前年度並の事業を踏襲することとしているほか、年金未請求
者の解消を図るための再勧奨を強化すること及び国の被保険者記録との突き合わせの実施等記録整備を
図ること等を予定したものとなっています。
皆様すでにご承知のとおり、昨年の9月にリーマン・ブラザーズ証券の破綻を契機に世界的な金融危
機が発生したため、当基金の年金資産運用においても大きな損害を被る結果となっています。当基金は
資産配分におけるイールドカーブ・モデルとオルタナティブの採用により安定的な運用に努めてまいり
ましたが、内外株価の暴落とオルタナティブの損失により想定目標に達していない状況にあります。今
般、このような状況に対処する措置を図ることから、想定外のリスクを排除するためにオルタナティブ
運用を廃止し、さらなる安定運用を図るために国の運用状況を指標の一として採用することとして「運
用の基本方針」を見直すこととしました。当基金は皆様のご協力により先般の給付設計の変更等により
債務の増大が緩和されていることから、長期的に無理のない財政運営を行うことができるようになって
います。基金として、現下の経済状況を鑑み、さらなる安定運用に努めることといたします。
また、当基金の加入員記録と国の被保険者記録の突き合わせ事務の実施が予定されています。突合を
行った結果において不突合の記録があった場合は調査を行わなければならなくなりますが、その際、事
務的な面で皆様のご協力をお願いする場合もあることと思いますが、その折は、何卒ご協力方、よろし
くお願いいたします。
現在、大変厳しい経済状況下にありますが、ご承認いただいた事業計画
(案)
及び予算
(案)
に基づき、
新年度も出張年金相談の充実等を含め、効果・効率的な事業運営とサービス向上に努力する所存であり
ますので、引続き皆様のご支援・ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。
平成21年3月
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平成21年度事業・予算のお知らせ
平成21年2月17日、当基金会館において第86回定例代議員会が開催され、以下の事項について審議が
行われ、議決・承認されました。概要は以下のとおりです。
(議決事項)
(報告事項)
①平成21年度事業計画
(案)
について
①平成20年度第3四半期資産運用結果について
②平成21年度予算
(案)
について
②平成20年度第3四半期業務報告書の診断結果について
③基金規約の一部変更
(案)
について
③第15期代議員・理事の選挙等の結果について
④基金諸規程の一部変更等
(案)
について
④基金規約等の一部変更にかかる理事長専決処分につい
⑤平成20年度年金資産運用計画
(案)
について
⑥任意脱退事業所の承認について
⑦平成21年度業務経理予算の科目間流用にかかる理事長
専決処分について
⑧理事長専決処分事項の包括議決について
て
⑤平成20年度事業の中間報告について
1. 事業計画
平成21年度の事業計画(案)は例年の事業を円滑に実
施することに加え、年金未請求者の解消を図るための再
せの実施等記録整備を図ること等を予定したものとなっ
ています。
勧奨を強化すること及び国の被保険者記録との突き合わ
(1)事業計画の基礎数値
予算を編成する際の基礎となるもので、次のような推
は変更ありません。
計値をもとに事業計画を作成しています。なお、掛金率
事業所数(年度末事業所数)
416件
加入員数(年間平均)
58,618人
平均給与月額(年間平均)
353,286円
年金給付(年度末受給権者数)
一時金給付(年間総数)
25,784人
脱退一時金
1,095件
選択一時金
995件
遺族一時金
105件
中途脱退者(年間総数)
3,127件
運用積立金の額(平成21年度末)
181,404百万円
(2)事業運営について
者・年金福祉推進員の皆様のご理解とご協力が必要で
①事業運営の重点事項
す。このための事務講習会等を随時開催します。
・年金積立金資産効率運用の強化
・未請求者の解消
年金推進員役員会連合会
1回
・国の被保険者記録との突き合わせの実施等記録整備
年金福祉推進員役員会
延べ2∼4回
・年金出張相談の実施
事務講習会
延べ3∼6回
・広報の充実
④広報活動の実施
②理事会・代議員会の開催
基金の事業運営は、法令・規約等の定めによるほか、
厚生労働省・地方厚生局の行政指導に基づき、理事会・
基金だより、基金ニュース等を配付するほかHPを活
用し、業務概況の周知を図ります。
代議員会で決められます。平成21年度も予算、決算にあ
基金だより(加入者版)
2回(予算、決算)
わせた理事会・代議員会を、また、総務・資産運用・広
基金だより(受給者版)
2回(予算、決算)
報の各委員会等を随時開催し、事業運営についてご審議
基金だより(待期者版)
1回(決算時)
いただきます。
基金ニュース
毎月1回
ホームページ
随時改定
代議員会
2回
理事会
2∼3回
総務委員会
2∼4回
資産運用委員会
2∼4回
広報委員会
1回
福祉施設事業委員会
1回
西日本センター運営委員会
2回
③事務講習会等の開催
基金事業を円滑に進めるためには、事業主や事務担当
2. 平成21年度 予算について
平成21年度の予算(案)は前項の事業計画を基に例年の
算出方法により予算額を算定します。なお、平成21年に
おける最低責任準備金の付利率は▲3.45%です。また、
予定利率(期待収益率)は5.5%としています。
(1)年金経理
①予定損益計算書(自 平成21年4月1日∼至 平成22年3月31日)
(単位:百万円)
収 益 勘 定
費 用 勘 定
経常支出
12,035
経常収入
26,219
給付費
10,025
掛金収入
15,785
年金給付費
8,890
受換金
0
一時金給付費
1,135
制度間受換金
0
1,401
負担金
移換金
3
拠出金
578
運用報酬等
固有の運用報酬
403
投資顧問料
175
業務委託費
15
コンサルティング料
12
530
530
政府負担金
運用収益
9,904
1
指定年金数理人費
0
特別支出
2,022
数理的評価の変動
422
給付債務増加額
数理債務増加額
最低責任準備金増加額
未償却過去勤務債務減少額
422
0
1,600
15,851
基本金
15,851
当年度剰余金
特別収入
3,689
給付債務減少額
3,689
数理債務減少額
最低責任準備金減少額
基本金
0
当年度不足金
0
29,908
合 計
(単位:百万円)
負 債 勘 定
資 産 勘 定
184,123
2,719
流動資産
3,689
0
②予定貸借対照表(平成22年3月31日現在)
純資産
0
未償却過去勤務債務増加額
29,908
合 計
0
数理的評価の変動
純資産
2,343
流動負債
299
預金
1,313
未払運用報酬等
290
未収掛金
1,317
未払業務委託費
8
未払指定年金数理人費
1
未収政府負担金
89
181,404
固定資産
信託資産
181,404
支払備金
2,044
未払給付費
1,577
未払移換金
467
資産の数理的評価
20,021
負債の数理的評価
233,065
未償却過去勤務債務残高
20,021
給付債務
233,065
特別掛金収入現価
20,021
数理債務
最低責任準備金
33,885
199,180
基本金
47,115
基本金
15,851
基本金
47,115
基本金
15,851
繰越不足金
47,115
別途積立金
0
当年度不足金
0
当年度剰余金
15,851
合 計
251,259
合 計
251,259
(2)業務経理
①予定損益計算書(自 平成21年4月1日∼至 平成22年3月31日)
(単位:千円)
収 益 勘 定
費 用 勘 定
291,090 掛金収入
事務費
役職員給与
82,356
役職員諸手当
58,981 雑収入
6,640
退職手当引当費
8,279 戻入金
130,434
422,462
事務費掛金
旅費
需用費
422,462
80
80
雑収入
0
0
基本金戻入金
4,400 不足金
会議費
代議員会費
12,600
0
当年度不足金
0
合 計
422,542
7,800
代議員会旅費
代議員会需用費
150
代議員会会議費
4,650
機械処理経費
29,596
雑支出
61,425
剰余金
27,831
当年度剰余金
27,831
合 計
422,542
②予定貸借対照表(平成22年3月31日現在)
(単位:千円)
負 債 勘 定
資 産 勘 定
流動資産
1,035,897 流動負債
352,391
1
352,391
現金
引当金
1,000,720 基本金
預金
35,176
未収事務費掛金
1,830,459
固定資産
7,728
器具及び備品
2,513,985
基本金
繰越剰余金
1,830,479
655,675
当年度剰余金
27,831
合 計
2,866,376
16,037
権利金敷金
1,275,787
土地
530,907
建物及び工作物
0
基本金
当年度不足金
0
合 計
2,866,376
■年金経理の科目説明
○給付費 年金や一時金の給付として支払う額
○移換金 基金を脱退した人の年金原資を連合会へ移す額
○拠出金 万一基金が解散した場合、上乗せ部分の支払いを
保証するために、連合会が実施している支払保証事業へ
の分担金
○運用報酬等 運用機関へ支払う運用報酬、コンサルタント
している資産
○流動資産 預金及び未収の掛金と政府負担金
○流動負債 未払いの運用報酬や業務委託費等
○支払備金 未払いの給付費と移換金
○別途積立金 前年度までに剰余として積立てられた金額
■業務会計の科目説明
料や指定年金数理人費
○業務委託費 総幹事会社に数理計算等を委託する経費
○政府負担金 免除保険料が不足していた人の年金給付に、
国から交付される額
○運用収益 年金資産を市場で運用して得られる収益
○数理債務 基金の上乗せ給付に備えて積み立てておくべき資産
○最低責任準備金 代行部分の給付に備えておくべき資産
○未償却過去勤務債務残高
掛金分)
○基本金 当年度剰余金または不足金等
○年金資産
(固定資産) 年金積立金として信託銀行等で運用
過去期間分に発生した債務
(特別
○事務費 人件費・理事会費及び需用費等事務遂行に必要な経費
○代議員会費 代議員会会議等の経費
○機械処理経費 コンピュータシステム稼働に必要な経費
○雑支出 振込み手数料等
○流動資産 預貯金や未収事務費掛金等
○固定資産 権利金・敷金や器具・備品等
○流動負債 引当金や預かり金等
○基本金 固定資産
3. 基本年金支給計算基礎期間の明確化
基本年金の計算の基礎となる加入員期間は、国の代行
いところですが、今般、突き合わせ処理を実施するに当
年金の性格上法第75条該当期間(国の被保険者期間のう
たって、当該事項を規約上で明確にしておくこととされ
ち、保険料の納付が時効により納付できなくなったこと
ました。
により、年金の給付が免責されている期間)は含まれな
4. 厚生年金基金諸規程の一部変更等
(案)
について
(1)代議員会会議規程の変更
当基金は代議員会における表決の方法を代議員の起立
変更いたしました。
によって行っていますがこれを挙手によって行うことに
(2)運用の基本方針の変更
平成16年の法律改正により財政中立化(基金の運用収
こと、②運用対象商品は信託銀行の国内債券、国内株式、
益率が国の運用収益率と同じであれば最低責任準備金に
外国債券、
外国株式及び現金等短期資金に限定すること、
特段の損得が発生しないこと)が実現したことから、こ
③イールドカーブ・モデルに基づく戦略的資産配分を決
れを前提とした「運用の基本方針」が変更されました。
定する際に、国の資産配分と当基金の政策資産配分を勘
変更内容は①目標収益率は国(年金積立金管理運用独立
案すること、④資産配分のリバランスは予算・決算の代
行政法人)の運用収益率に対して1.5%の超過を目指す
議員会時に行うこと、と変更いたしました。
(参考)資産構成割合
(単位:%)
資産配分
国内債券
国内株式
外国債券
外国株式
現金
リスク
政策配分
42
25
15
16
2
7.22
国の配分
67
11
08
09
5
(3)運営管理規程別表の一部変更
運用委託機関であるブラックロック・ジャパン株式会
社、朝日ライフアセットマネジメント株式会社、プラチ
ナム・グローブ・アセットマネジメント・ジャパン株式
会社及びT&Dアセットマネジメント株式会社の解約に
よるものです。
5. 平成21年度年金資産運用計画について
ブ・モデルから算出される各資産の期待収益率
(下表①)
平成21年度の資産配分については、世界的な金融危機
下の不安定な運用環境を踏まえ、リスクを引き続き5%
に基づく戦略的資産配分割合を下表②のとおりとし、運
を維持することとし、平成20年12月末のイールドカー
用機関別資産委託額を下表③のとおりとします。
①今後5年間の期待収益率
平均利回り見込み
下 方
国
内
債
券
0.56%
国
内
株
式
8.90%
外
国
債
券
1.77%
外
国
株
式
13.33%
ル
▲1.57%
ロ
▲2.33%
ド
ユ
ー
外国債券(円高)
▲0.37%
外国株式(円高)
11.21%
上 方
▲2.79%
17.02%
2.20%
21.20%
0. 28%
18.95%
②戦略的資産配分割合
(単位:%)
資産区分
国内債券
国内株式
外国債券
外国株式
短期資金
戦略的資産割合
57.3
11.0
8.0
13.7
10.0
③運用機関別運用資産委託額(平成20年12月基準)
(単位:百万円)
運用機関名
国内債券
国内株式
外国債券
外国株式
現金等
三菱 UFJ
50,962
9,783
7,115
12,185
8,894
88,939
53.6
り
な
13,080
2,511
1,826
3,127
2,283
22,827
13.8
中央三井アセット
12,800
2,457
1,787
3,060
2,235
22,339
13.5
みずほ信託
9,963
1,913
1,391
2,382
1,738
17,387
10.5
住友信託
8,276
1,589
1,156
1,979
1,444
14,444
8.7
95,081
18,253
13,275
22,733
16,594 165,936
100.0
57.3
11.0
8.0
13.7
合
そ
計
額
割合(%)
注)実際の配分額は期初に戦略的資産割合となるように調整されます。
10.0
合計額
100.0
割合(%)
6. 設立事業所の脱退について
基金加入事業所であるエー・ディ・エム株式会社(大
を行うため、基金を脱退する申し出がありました。なお、
阪市中央区)から平成21年2月28日付及びラムリサーチ
平成19年度決算における未償却過去勤務債務残高を一括
株式会社から平成21年3月31日付で、退職金規程の変更
納付することをもって承認されました。
7. 平成21年度業務経理予算の科目間流用にかかる理事長専決処分について
予算の軽微な変更による科目間の流用を理事長が専決処分することについて、予め了承を得ておくものです。
8. 理事長専決処分事項の包括議決について
臨時急施を要するものを理事長が専決処分することについて、予め了承を得ておくものです。
9. 平成20年度第3四半期通期資産運用結果について
平成20年12月末の運用収益は、世界的な金融危機の市
た。
場動向を受け、年後半から内外株式が大きく下落したた
当基金はオルタナティブが不調となる一方、資産配分
め、国内株式が▲28.45%、外国株式が▲41.46%となり
で国内株式を少な目としていたことから修正総合で▲
ました。一方、債券は国内債券が比較的に堅調で2.06%、
16.11%の損失、複合ベンチマークに対し▲1.35%の結果
外国債券は円高となったことから▲12.23%となりまし
になりました。
各資産収益率
(単位:百万円、%)
期初時価
期末時価
総合収益
収益率
ベンチマーク
超過収益
国内債券
59,801
61,251
1,456
2.29
2.06
0.23
国内株式
32,402
22,218
▲8,874
▲31.03
▲28.45
▲2.58
外国債券
37,224
32,679
▲4,526
▲14.14
▲12.23
▲1.91
外国株式
31,484
19,107
▲12,375
▲40.05
▲41.46
1.41
代替資産
24,697
15,893
▲7,252
▲26.12
2.06
▲28.18
現金等
8,299
14,787
92
0.27
0.30
▲0.03
合 計
193,907
165,935
▲31,749
▲16.11
▲14.76
▲1.35
注)収益率は修正総合収益率です。
10. 平成20年度第3四半期業務報告書の診断結果について
当基金の年金数理人である三菱UFJ信託銀行の年金数
において、財政検証を待たずに掛金計算の見直しを行う
理人、関秀紀氏より「業務報告書で知り得た情報の限り
ことは、特に必要はない」との報告書がありました。
11. 基金第15期代議員・理事補充選挙等の結果について
第15期代議員・理事の退職等に伴う辞任により、役員
ら平成23年2月19日、互選代議員は平成20年10月27日か
の補充選挙及び補充選定が実施され、下記のとおり選出
ら平成23年2月19日となります。
されました。任期は、選定代議員は平成20年11月4日か
(敬称略)
役 職
氏 名
選出事業所
互選理事
鳥海 孝治
東京電子機械工業健康保険組合
選定代議員
紀本 倫子
紀本電子工業株式会社
選定代議員
田中 栄一
日本光電工業株式会社
選定代議員
戸倉 毅
›電子情報技術産業協会関西支部
互選代議員
鳥海 孝治
東京電子機械工業健康保険組合
互選代議員
原山 恵一
株式会社タイツウ
互選代議員
新井 雄一
株式会社コシダテック
12. 基金規約等の一部変更にかかる理事長専決処分の結果について
前回代議員会以降に加入された事業所4件(加入員
152人)
、所在地を変更された事業所5件及び名称を変更
された事業所6件及び削除された事業所6件(155人)
について報告されました。
(新規加入事業所)
事業所名称
所 在 地
加入員数
適用年月日
DENGYOアドバンス㈱
埼玉県坂戸市
8人
H20.10.01
㈱ナックプロ
埼玉県和光市
6人
H20.07.01
東洋アイテック㈱
神奈川県相模原市
137人
H20.06.21
ジャパンテックウィン㈱
神奈川県相模原市
1人
H20.06.21
・
「 電 子協 」
「電子厚年基金」
加
入員の皆さまへ
「電子協」からのごあんない
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組合事業でありますグループ保険のご加入をおすすめいたします。
月々350円(20年度)の掛金で100万円の保障
(お子様は80円の掛金で100万円の保障)
メリットいっぱいのグループ保険
Ⅰ.安価な掛金で大きな保障、保険料は年齢に関係なく一律
A型 ⇒ 保険料は事業主負担で全額損金算入
B型 ⇒ 保険料は本人負担で、生命保険料控除対象
Ⅱ.健康診断がなく手続き簡単(自己申告)
Ⅲ.配当金で実質負担が軽減されます。1年ごとに収支計算を行い、
剰余金が生じた場合、配当金として還元されます。
職場の皆さまお誘いのうえ、下記までお気軽にお問い合わせください。
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問い合わせ・パンフレット等は「電子協」事務局へ
東京都文京区春日2丁目11番7号
TEL03−3946−1191
***
*給付引き下げのお知らせ
当「電子協」は、相互扶助事業として、加入員に生じた労働災害(業務災害・通勤途上)
による死亡、または後遺障害に対して、政府労災保険に上乗せ給付を、また、加入員が義
務教育の履修を要する子を残して死亡したときに、その遺族(配偶者か子)に見舞金給付
の制度がありましたが、平成18年4月に保険業法および中小企業等協同組合法が改正さ
れ、給付金額が10万円を超える共済事業を実施することができなくなりました。
そこで、平成21年3月5日に臨時総代会が開催され、平成21年4月1日以降の給付は
上限10万円までとなりましたので、お知らせいたします。
「厚生年金基金の年金記録・管理」
よくわかる!
基金も、加入員の年金記録を管理していることをご存じでしたか?
この記録は、社会保険庁が管理する記録と同じもの。
正しい記録にするために、突き合せが行われる予定です。
適正な年金の支給に向けて
基金と国が管理する記録の突き合せを実施予定
基金は国の厚生年金の一部を代行しています
会社員は、入社したときに国の厚生年金に加入します。
まれるため、年金額を計算する際には、国と同じ年金記録
を用いることになります。
そして将来、国(社会保険庁)は皆さんの年金記録をもとに、
年金を支給します。
当基金の加入事業所に入社した皆さんは、厚生年金へ
の加入と同時に基金にも加入します。基金は、厚生年金の
一部を代行し、さらに基金独自の給付を上乗せして支給して
基金と国の年金記録を突き合せてチェックする予定です
加入員の年金記録は、基金も国も事業主の届け出により
取得しています。正しい年金を支給するには、国と基金で
管理する記録が一致していなければなりません。このため、
います。このため、加入員の皆さんが将来基金からうける年
金には、厚生年金の一部(代行部分)が含まれます。
国が管理する皆さまの年金記録が基金に提供され、突き合
せ作業が行われます。突き合せの結果、一致していなけれ
ば基金と国の年金記録を調査し、正しい記録に訂正します。
なお、基金が管理する記録を訂正した場合は、ご本人に結
基金は国と同じ年金記録を管理しています
基金が支給する基本年金は、基金が管理する加入員の
果をお知らせする予定です。
年金記録に基づき算定します。基本年金には代行部分が含
厚生年金基金
年金
記録
年金
記録
突き合せ
社会保険庁
不一致
(調査)
一致
完 了
CASE 1
CASE 2
社会保険庁の記録が正しいと判断
基金の記録が正しいと判断
基金は年金記録を訂正
社会保険庁は年金記録を訂正
事業主、加入員に対し年金記録訂正の旨を周知
基金から年金がうけられる前に退職したら、
でも、退職後に引っ越したりして住所が変わったら手続書類が届
私たちの年金はどうなるの?
かなくなる。だから、退職後に住所や氏名が変わったら、忘れずに
基金に届け出てね。
ただし、基金の加入員期間が短期間*で退職した人は、
「連合会
基金の年金は60歳(生年月日に応じて61∼65歳)
からう
移換者」となって、年金を企業年金連合会からうける。このため、
けられる。それ以前に退職しても、基金では将来の給付に
基金が管理してきた記録は連合会に移るから、基金ではなく連合
向けて皆の年金記録を管理し続けるよ。
会に届け出よう。
基金では、皆が年金をうけられるようになったら手続書類を送っている。
*加入員期間1ヵ月以上10年未満かつ60歳未満で退職した人
電子厚年基金だより 第130号(2009.4)
発行責任者/芥川 正史
発行/全国電子情報技術産業厚生年金基金
0112-0003 東京都文京区春日2―11―7 003―3946―1192
http://www.denshikikin.or.jp/