建設企業常任委員会会議録 平成25年12月10日 北 見 市 議 会 午前9時57分 開 議 課長より説明させていただきますので、どうぞよろ ○(片桐委員長) ただいまから建設企業常任委員 しくお願いいたします。 会を開会いたします。 ○(高橋建設課長) 端野総合支所建設課が所管し 事務局より諸般の報告をいたさせます。 ます補正予算につきまして、委員会資料に基づき説 ○(似内次長) ご報告を申し上げます。 明させていただきます。 ただいまの出席委員数は7名、全員出席でありま す。 委員会資料1ページの上段、道路整備事業費の過 年度国庫補助事業等返還金でございますが、平成23 以上であります。 年度に実施しました端野町7号線道路改良工事での ○(片桐委員長) 今定例会におきまして、私ども 補助対象事業費の確定に伴い、用地補償費の補助金 建設企業常任委員会に付託されました議案の審査を 相当額を過年度精算返還金として計上させていただ 行うわけでありますが、審査につきましては、配付 きました。10月の当委員会に報告させていただきま されておりますレジュメに従って順次行ってまいり したが、この事業は国の交付金事業として実施して たいと思いますので、よろしくお願いいたします。 まいりました。北海道による事業完了検査時の協議 それでは、暫時休憩いたします。 において用地補償費が補助対象にならないことが確 午前9時58分 休 憩 定したことから、受領していた補助金のうち用地補 償にかかる補助金額を返還するものでございます。 午前9時59分 再 開 以上で、私からの補足説明を終わらせていただき ○(片桐委員長) 休憩前に引き続き会議を開きま ます。 す。 ○(石川総務課長) それでは、総務課所管の補正 それではまず、都市建設部所管の審査を行ってま 予算についてご説明いたします。 いりたいと思います。 委員会資料では1ページ下段の表をごらんくださ 理事者の補足説明を求めます。 い。住宅管理費でございますが、初めに管理費とい ○(阿部部長) おはようございます。それでは、 たしまして、生活保護法改正に伴い、家賃減免計算 私から今定例会に提案しております都市建設部所管 のためのシステム改修委託料といたしまして、140 の案件の概要につきましてご説明をさせていただき 万円を補正計上いたしました。システム改修の概要 ます。 でございますが、現行の北見市の家賃減免規定につ 議案第1号、平成25年度北見市一般会計補正予算 きましては生活保護法の定める基準生活費と入居者 についてでございます。初めに、道路整備事業では の収入を対比し計算しております。本年8月より生 平成23年度に実施いたしました端野町7号線道路改 活保護法の一部改正が行われたことから、生活保護 良工事におきまして、過年度交付金の返還金を補正 基準の新基準を使用すると一部現在のシステム仕様 計上させていただきました。 では対応できず、公営住宅管理システムの家賃減免 次に、住宅管理費では生活保護法の一部改正に伴 計算のプログラム改修が必要となったものでござい う市営住宅管理システムのシステム改修経費、市営 ます。なお、実施につきましては平成26年4月を予 住宅の老朽化、入退去等に伴う小破修繕費、また、 定しております。 北光団地の灯油漏えいに伴う工事等の経費につきま して補正計上させていただくものでございます。 次に、維持補修費といたしまして、市営住宅の 老朽化並びに入退去件数の増大等に伴いまして、今 なお、詳細につきましては、それぞれ担当次長、 後小破修繕費の不足が見込まれることから3,200万 - 1 - 円の補正額のうち2,000万円を計上いたしました。 らは何トンぐらいの土を入れ替えたのか教えてくだ 以上で、総務課所管の補足説明を終わります。 さい。また、汚染土壌の処理、同じ量の入れ替えな ○(松本次長) それでは、私から建築課所管の補 のかも含めて示していただきたいと思います。 正予算につきまして、委員会資料に基づき補足説明 ○(中 係長) 飯田委員のご質問の汚染土壌の処 させていただきます。 分量ですけれども、処分した土を処分場に搬入して 委員会資料1ページの下段の表、土木費の住宅 測定したところ、47.63トンになっております。 管理費のうち、北光団地灯油漏えいに伴う対応経費 についてです。 以上でございます。 ○(松本次長) 飯田委員からご質問いただきまし 資料2ページをごらんください。北光団地にお たまず1つ目の掘削箇所、どこを行ったかというこ ける灯油の漏えいにつきましては、本年9月に集中 とですけれども、資料に記載のC、このますで漏え 給油設備の給油ポンプから漏えいした概要とその対 いが起きましたのでここの掘削調査を最初に行いま 応の経過を10月の当委員会で説明させていただいて して、それから本格的な掘削工事を行っております。 おりますが、対応に要した経費につきまして今回補 また、ポンプ室の下側にあるのですけれども、この 正計上させていただくものです。対応経費の内容で AとBのますの間についても配管の損傷がないかど すが、まず、漏えい調査費としまして土壌汚染の影 うかということでも掘削調査を行っております。 響範囲を把握するための掘削調査やボーリング調査、 また、埋設管の状況を確認するためにカメラを挿入 次に2点目の土の入れ替えのボリューム、土量で すけれども、だいたい53立米程度となっております。 した内視鏡調査や掘削調査、そしてポンプ室の埋設 以上です。 管の清掃費として150万円、次に、土壌改良工事と ○(片桐委員長) ほかにご質疑ございませんか。 しまして汚染された土壌の掘削除去及び土壌改良工 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 事、そしてこの掘削工事に伴う埋設管工事として ○(片桐委員長) なければ、以上で都市建設部の 200万円、次に、土壌汚染処理費といたしまして掘 審査を了します。 削した汚染土壌の収集運搬と処理費としまして850 暫時休憩いたします。 万円、以上合計で1,200万円を補正計上させていた 午前10時07分 休 憩 だくものです。 以上で、建築課が所管いたします補足説明を終わ 午前10時09分 再 開 らせていただきます。 ○(片桐委員長) 休憩前に引き続き会議を開きま ○(片桐委員長) 補足説明が了しましたので、都 す。 市建設部を審査の対象といたします。 次に、企業局所管の審査を行います。 質疑のある方は、発言願います。 理事者の補足説明を求めます。 ○(飯田委員) 北光団地の灯油漏えいの関係なの ○(佐藤局長) おはようございます。それでは、 ですけれども、トータルで1,200万円ということで 私から本定例会提出議案中、企業局所管にかかわり 上に3つの項目がありますが、漏えいの調査が150 ます議案第2号、第3号、第4号の各会計補正予算 万円、土壌改良が200万円、汚染土壌処理費が850万 及び報告第1号の専決処分につきましてご説明いた 円ですよね。漏えい調査のほうで掘削を何カ所ぐら します。 いしたのかというのがわからないので、これを教え まず、各会計補正予算につきましては、浄水場及 ていただきたいのと、掘削除去及び土壌改良、こち び終末処理場の運転管理につきまして債務負担行為 - 2 - により補正計上いたしたほか、下水道事業会計にお まして、お手元の資料に基づきご説明いたします。 きましては平成26年度事業における予定事業の一部 資料4ページをお開きください。専決処分の内 前倒しによる補助事業として、国、道との協議が調 容についてでありますが、平成21年11月21日午前4 いましたことから補正計上したところであります。 時ごろ、北見市常呂町字福山403番地、地先市道に 次に、報告第1号、専決処分についてでございま 付設しております350ミリメートルの送水管に直径 すが、常呂地区において水道管漏水による畑の冠水 約60ミリメートルの穴があき、水道水が噴出、市道 事故が発生し、この損害賠償の額を定めることの専 に隣接する大枝氏の畑が冠水し、大量の水道水が畑 決処分について報告をするものでございます。 の暗渠管に流れたことにより暗渠管を閉塞させ、畑 詳細につきましては、担当課長より補足説明いた の水はけが悪くなったことによる補償の件でござい しますので、ご審査のほどよろしくお願いいたしま ます。箇所図は5ページに記載しております。事故 す。 処理後、直ちに地権者と話し合いを持ったところ、 ○(伊藤課長) それでは、お手元の委員会資料に 暗渠管は約1カ月前に埋設され、閉塞が早まる懸念 基づき、企業局所管の補正予算につきましてご説明 があるとの申し出があり、経過観察することで承諾 いたします。 を得られたところであります。その後地権者、保険 委員会資料では1ページ及び2ページ上段にな 会社を含め協議を行い、暗渠管の閉塞状況を確認す りますが、上下水道施設の運転管理業務につきまし るため経過観察を続けておりましたが、今般影響を て平成26年度から平成28年度の3カ年契約とすべく、 及ぼした範囲について協議が調いましたことから平 各会計におきまして債務負担行為により補正計上い 成25年11月14日、地方自治法第179条第1項の規定 たすものであります。1ページの上段では漁業集落 により専決処分を行い、同年11月20日に損害賠償額 排水事業の栄浦終末処理場1カ所、下段では水道事 を80万円とすることで地権者と示談が成立したとこ 業の広郷浄水場ほか5カ所、2ページをお開きくだ ろであります。このことから、同法同条第3項に基 さい。上段では下水道事業の北見市浄化センターほ づきご報告を申し上げ、ご承認を求めるものでござ か3カ所の債務負担行為であります。資料の中段、 います。なお、賠償金につきましては保険料を財源 下段は平成26年度における予定事業の一部前倒しに とし、既定予算の中で対応いたしました。 よる補助事業として国、道との協議が調いましたこ 私からは以上でございます。 とから、国庫補助金及び企業債を財源に資料下段、 ○(片桐委員長) 補足説明が了しましたので、企 資本的支出の処理場整備費で1億9,280万円を繰り 業局を審査の対象といたします。 越し予定事業として補正計上いたすものでございま す。 質疑のある方は、発言願います。 ○(亀田委員) 浄化センターの工事の関係なので 資料3ページをお開きください。工事施行予定 すけれども、3ページの下のほうに事業の概要とあ 箇所図であります。昭和57年建築の北見市浄化セン りますが、たぶん委員会で説明されるのはこれが初 ター管理棟の耐震化工事にあわせまして、屋根、外 めてじゃないかと思いますので、もう少し事業の概 壁補修及び照明設備のLED化等の更新を実施する 要がわかる資料をいただければと思います。 ものでございます。 ○(片桐委員長) それでは委員長からお願いをい 私からは以上でございます。ご審査のほどよろ たします。今詳細の資料が手元にあればお出しいた しくお願いいたします。 だきたいのですけれども、なければ早急に準備し、 ○(本所課長) それでは、私から専決処分につき 各委員に配付をしていただきたいと思いますのでよ - 3 - ろしくお願いいたします。 ○(山田総合支所長) それでは、常呂町川東線道 ほかにご質疑ございませんか。 路整備事業についてでございますが、国から提供い 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ただく予定でございました盛り土用の土が確保でき ○(片桐委員長) なければ、以上で企業局の審査 ない状況となり、当該事業の今年度実施が困難とな を了します。 りましたことから、経過を含め担当課長からご説明 暫時休憩いたします。 させていただきます。 午前10時15分 休 憩 ○(本所課長) それでは、私から常呂町川東線道 路整備事業について委員会資料に基づきまして説明 午前10時16分 再 開 いたします。 ○(片桐委員長) 休憩前に引き続き会議を開きま す。 資料の1ページ、川東線道路の位置図と平面図、 標準土工定規図を載せております。平成25年度当初 以上で当委員会に付託されました議案の審査は全 部終了いたしました。 予算に計上し、施工予定でございました。この事業 は盛り土を伴う工事であり、経費の削減をはかるた 次に、討論の通告がありませんので、付託議案 5件を一括採決いたします。 めこの盛り土用の土を川東線道路の隣で国が行って おります常呂川の河道整備で排出された土をいただ お諮りいたします。本案はいずれも原案のとおり き、利用することで国と協議を重ねてまいりました。 可決並びに承認すべきものと決することにご異議ご また、当該道路の東側には北海道が管理する保安林 ざいませんか。 があり、保安林区域内での作業、条件整備につきま 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 しても協議を重ねてきております。この国、道との ○(片桐委員長) ご異議なしと認めます。 協議には大変時間を要し、保安林区域内における工 よって、本案はいずれも原案のとおり可決並び に承認すべきものと決定いたしました。 事について道の了解が得られ、申請が可能との連絡 が10月中旬に来たことから国に土の確認を行い、入 次に、委員会報告の文案については、正副委員長 札の手続きを進めておりましたが、辞退が続き入札 において作成の上、12月12日午前10時から委員の皆 中止となり、再度入札へ向けた事務的な手続きを進 さんにお諮りいたしたいと思いますが、これにご異 めておりましたところ11月下旬に国から掘削した土 議ございませんか。 のうち、盛り土に利用できる土として当該工事に必 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 要な量の確保ができないという申し入れがありまし ○(片桐委員長) ご異議なしと認め、さよう決し た。このことから、今年度における工事については ました。 対応が非常に厳しく、断念せざるを得ない状況にな それでは、暫時休憩いたします。 りましたのでご報告させていただきます。 午前10時17分 休 憩 なお、当該工事につきましては来年度着手に向 けまして環境を整備してまいりますので、ご理解を 午前10時17分 再 開 賜りますようお願い申し上げます。 ○(片桐委員長) 休憩前に引き続き会議を開きま す。 以上でございます。 ○(片桐委員長) 説明が了しました。 次に、常呂総合支所からの報告を議題といたしま す。理事者の説明を求めます。 質疑のある方は発言願います。 ○(飯田委員) 今説明を受けたのですけれども、 - 4 - 最初国と道と協議をして、土が確保できるのでこの 工事をやることになったのですよね。今の話ですと 掘削した土が足りなくなった経過というのですか、 その辺がよくわからないので示してほしいのと、次 年度以降環境整備をして施工するという話なのです けれども、この河川の工事を含めて次年度土の確保 の見通しは立っているのかをお伺いしたいと思いま す。 ○(本所課長) 土が足りなくなった理由でござい ますけれども、国とは密に連絡を取り合い、情報共 有をしておりました。しかしながら、秋口以降に掘 削した場所から排出される土の多くが水分を多く含 み、支持力が不足する土であったために盛り土の材 料として当該工事に必要な量の用意ができないとい う申し入れがあった次第です。 あと、来年度以降の対応でございますけれども、 市としましてもこれ以上整備が遅れるということに はならないと考えておりますので、国との協議を引 き続き行いつつ、国からの排出土に頼らない施工も 視野に入れ工事着手に向けた環境整備を行ってまい りたいと思いますので、ご理解いただきますようお 願い申し上げます。 ○(片桐委員長) ほかにご質疑ございませんか。 〔「なし」と呼ぶ者あり〕 ○(片桐委員長) なければ、以上で常呂総合支所 からの報告を了します。 暫時休憩いたします。 午前10時22分 休 憩 午前10時22分 再 開 ○(片桐委員長) 休憩前に引き続き会議を開きま す。 以上で、本日の委員会を終了させていただきます。 どうもご苦労さまでございました。 午前10時22分 閉 議 - 5 -
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