今井具子 - 同志社女子大学

食物栄養科学科
The Dreams of DoRIS 2011
●生活科学部
Doshisha Women's College of Liberal Arts
今井具子
教 授
IMAI Tomoko
[現在の専門分野]
公衆栄養学
[現在の研究テーマ]
食物栄養科学科
地域住民のサプリメント摂取状況、
地域高齢者のエンパワーメント獲得の試みなど
[学 位]博士(栄養学)
(女子栄養大学)
[所属学会]日本栄養士会、日本健康運動指導士会、日本栄養・食糧学会、日本健康教育学会、日本公衆衛生学会、
日本栄養改善学会、日本食生活学会、日本疫学会、日本老年医学会、日本肥満学会
■ 主要研究実績
■ 学内外研究費による主要研究活動歴
〈著書〉シニア世代の健康な生活をサポート 食事バランスガイド
(監修)
平成21年度にっ
ぽん食育推進委託事業 (財)すこやか食生活協会/農林水産省
果樹試験研究推進協議会研究支援事業 カロチノイドの抗老化・老化関連疾患に関
2009年
〈訳書〉よくわかる食事摂取基準DRIエッセンシャルガイド(共著)
日本医歯薬出版 2010年
〈論文〉四訂および五訂日本食品標準成分表を用いて算出した栄養素等摂取量推定値
の比較(共著)
日本栄養食糧学会誌
する大規模縦断研究(共同研究)
2005年
笹川研究助成 海外研究発表助成
2006年
ダノン学術研究助成金 「食事バランスガイドを用いた栄養素等摂取量診断システム」の構築 2007年
2006年
科研費(基盤C) 栄養補助食品の利用状況の把握から食行動・社会環境把握への展開 2008年〜2010年
Dietary supplement use by community-living population in Japan: Data from the
愛知県啓発活動「からだにECOプロジェクト」事業 エコ×エコ・ニコ×ニコ ラリー 2009年
National Institute for Longevity Sciences Longitudinal Study of Aging
財団法人がん研究振興財団 平成21年度がん研究助成金(一般課題B)がん予防の疫学研究における食事
(NILS-LSA)(共著)J.Epidemiol Advantages of taking photographs with the 3-day dietary record(共著)
J. for the
Integrated Study of Dietary Habits 食事バランスガイドの料理目安量(SV)情報を含む料理データベースを用いた「食
2006年
評価の精度向上を目指した料理(画像・レシピ)データベースの構築と “料理” 単位に
よる食事調査の妥当性検討(共同研究)
■ 研究・社会活動等
2009年
事バランス調査」の妥当性の検討(共著)
栄養学雑誌
日本栄養改善学会評議員
2009年
2003年
2009年
農林水産省 高齢者を対象とした小売業や外食産業におけるモデル実証事業検討委員 2006年〜2007年
園児に対する自記式チェックカレンダーを用いた「早寝・早起き・朝ごはん」食育活
環境省・環境研究総合推進費「妊娠可能な女性を対象とする難分解性有機汚染物質の
Relationship between number of metabolic syndrome components and dietary
農林水産省補助事業 食育実践活動推進事業「食育研究会」講師
高齢者栄養研究会 副会長
動の有効性(共著)
日本未病システム学会雑誌
2010年
factors in middle-aged and elderly Japanese subjects(共著)
Hypertension
Research 2010年
高齢者への食事バランスガイドの活用 Geriat. Med .
2010年
体内付加低減の介入研究」研究班アドバイザー
2010年
2010年
2010年〜
■ 主要な担当授業科目
[大 学]応用栄養学Ⅲ、公衆栄養学実習、公衆栄養学Ⅰ・Ⅱ、応用栄養学実習Ⅲなど
栄養疫学の視点から調査と食育を考える
ヒトの栄養状態や健康は、栄養調査やアン
ど、健康づくりに役立つ資料等の開発を行い、
ケートによって調べることができます。しか
食育活動を実施するとともに、地域の高齢者・
しその調査方法が間違っていたり、正確でな
若年者・幼児など、あらゆる世代が自分で自
かったりすると、得られた結果はずれてしま
分の健康を自己管理でき
います。栄養調査に必要な知識や、手段、デー
る能力(エンパワーメン
タベース、計算方法などを科学的に検討する
ト)の獲得のための支援
ことは栄養疫学分野での大きな研究テーマで
を通じて健康的な環境づ
す。食品成分表の妥当性、料理データベース
くりを考え、科学的に地
の開発、栄養補助食品の調査方法の確立と利
域の健康づくりに介入す
用状況の把握など、ヒトの栄養状態を把握す
る活動を行っています。
るために必要な調査方法の開発や発展のため
の基礎的な研究を行っています。
また食事バランスガイドのパンフレットな
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同志社女子大学 研究活動紹介集
食事バランスガイドパンフレット
中日新聞(愛知県内版)朝刊
2009 年 10 月 14 日
同志社女子大学 研究活動紹介集
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