たちばな とみひろ JA-YOUTHメールマガジン 立花冨浩です。 http://www.ja-youth.jp/ GO TO THE START! JA青壮年部は新たなスタートラインに立って 自己発信(発進) します JA全青協 みんなで実践! 食育のはなし 食育・料理研究家●坂本廣子 毎年、 みそ作り教室を開いてきま した。昔ながらのほんわりと白い綿 のような花 が咲いた麹︵こうじ︶で 作るみそは、誰もがもっと 作りたい と 思う素 晴らしい味に仕 上 がりま 豆も品種を選び、 しっかりと栽培 には甘納豆が売れなくなっているの す。 げると、薬指と親指で挟むだけでぺ 豆を選ばず、 食べる方も高齢化して です。子 どもたちは、おやつに甘 納 されたものなので、軟らかく炊き上 小 さなポリ袋に麹 を 入れてもみ まさに﹁おやつが変わればお店が いるのでしょう。 シャッとつぶれてしまうほどです。 れば、塩切り麹に。そこに豆を加え ほぐし、 塩を加えて空気を入れて振 ことのない子どもたちは、おやつの 選択肢に入っていないと思います。 つぶれる!﹂です。甘 納豆を食べた 先 日 、長 野 県 飯 田 市で開 催 した にみそ 玉の出 来 上 がりです 。幼 稚 園でも3 歳の子 どもから挑 戦でき て外からもむだけで、 アッという間 ます。しっかりと空気を抜いてかめ ろ、子どもたちは食べ慣れているた に、地 元の﹁ 市 田 柿 ﹂を 入 れた とこ め、本当においしそうに食べてくれ ﹁ 子 ども体 験 料 理 教 室 ﹂のメニュー さて、今 年もみそ作りと 思ってい に詰めたら、秋にはそれはそれはお たら、豆を炊いていただいていた甘 本のおやつを、意識して子どもたち ました。先祖からはぐくんできた日 いしい﹁幼稚園みそ﹂の完成です。 納豆屋さんが営業不振で廃業する が食 品 加工の基 本である日 本の技 に食べさせてあげてください。それ ことになったのです。聞けば昨年だ たとのこと。こうして豆を上手に炊 がおやつ、されどおやつです。日 本 けで3 軒の甘 納豆 屋さんが廃 業し うか。 ましょう。 の未来のためにしっかり選んで食べ 術を残す元になるのですから。たか 後 継 者 問 題や高 齢 化など 、 いろ く 技 術 は 途 絶 えてしまうのでしょ いろな理由はあるにしても、基本的 地産地消の手作りで卒業を祝う ̶旭志支部̶ 15 IBUKI 4 No.238 http://agrin.kumanichi.com/ JAグループ熊本と熊日新聞社が協力して、 熊日新聞紙上(毎月1回・第4水曜日) と、ホーム ページ(熊日ホームページ “くまにちコム” の中 で「くまもとあぐりんネット」として)で、県内の 特派員が産地情報を発信します。 ■プロフィール 住所は菊池市玉祥寺。 昭和37年11月24日生まれ (46才) 経営内容は、 ゴボウ200アール、 水稲50アール。 趣味は、 パラグライダー、 スキューバダイビング、 単車250ccトライ アル。 野外活動大好き。 勤めを経て就農4年目。 20年度あぐりんネットのトップページです。 菊陽の福島さんから菊池の立花さんにバトン タッチします。21年度新特派員による情報は4 月中旬アップ予定です。 袋詰め作業のようす 参加者からのコメント 各部会、 女性部と協力して、 旭志小学校6年生の卒業を祝い、 地元食材を 使った手作りの 「地産地消で卒業を祝う会」 を開きました。 盟友、 女性部が育て 生産した、 野菜や肉、 米、 牛乳を使った料理、 おにぎり、 ぶた汁、 焼き肉、 ゼリーなど7 品150食を準備して、 卒業生43人とその保護者、 先生方を招待。 食材を提供し た各部会から、 食材の説明とお祝いの言葉を贈り、 それぞれのテーブルで思い 出を語りながら会食。 旭志を満喫しました。 (3月26日農業新聞社会面に掲載) * 旭志支部が4年生を対象に、 3年 前から始めた食農教育体験 “あぐ りキッズスクール旭志” の初めての 卒業生で、 体験の集大成としてこ の会を開きました。 熊本県下各地より産地特派員の 旬や季節の話題をお届けします ゴボウ畑 食農教育体験 支部報告 3 23 菊池市で、ゴボウや米を作っています。勤めを経て就農4年 目になりましたが、農業はまだまだ新米です。野外活動大好き ですから、農業もやるからには頑張ろうと面積を拡大しまし た。両親に学びながら、2人を雇用してバリバリ仕事していま す(妻は看護師です)。1年間「くまもとあぐりん」あぐりんネッ トの特派員をすることになりました。よろしくお願いします。 青壮年部支部長の岩根公俊さん 「旭志で生産される食材のおいしさとすばらし さをしっかりと感じて欲しい」 旭志小学校宮川淳一校長 「体験学習で、 食べるまでの過程や働く喜びを 学んだ。 旭志を誇りにして、 地元を見直し、 旭 志を支える大人になってほしい」 盟友から旭志産牛の焼き肉を皿に入れてもらう 卒業生の坂本敢くん (右) は、 「体験学習をして 地球を大切にしたいと思った」 と話してくれました。 卒業生の水上圭祐くん 「とってもおいしかった。 将来はお世話する 方に立っている人もいると思う。 中学生に なってもいろんなことに頑張りたい」 IBUKI 4 No.238 14
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