日高 振 興 局 (1)楽しく、真剣な眼差しでプレー!チームワークが深まりました 7月30日(金)に印南町若者広場において、日高地方4Hクラブ連絡協議会主催のソフト ボール大会が開催された。 会員相互の親睦と健康増進を図ることを目的に毎年開催しており、今年度は初めての試みと して近隣の地方4Hクラブ連絡協議会にも参加を呼びかけ、西牟婁地方4Hクラブ連絡協議会 と有田地方から湯浅町4Hクラブの2チームの参加を得て、計6チーム(約60名参加)でト ーナメント方式により優勝を競った。 決勝戦のみなべ梅郷クラブAチームと湯浅町 4Hクラブチームの一戦は、1点を競い合う好 ゲームとなり、4-3で湯浅町4Hクラブチー ムが優勝の栄冠を勝ち取った。 残念ながら日高地方のチームは優勝を逃した が、普段これだけ大勢のクラブ員が集まる機会 が少ないため、他のクラブ員と親睦を図ったり、 勝利に向けて一致団結する姿やエラーをしても 仲間を許し合う姿を見て、ソフトボールを通し て個々が得たものは大きかったのではと感じた。 参加してくれた近隣の4Hクラブ員の皆さん に感謝するとともに、来年度日高のチームが優 惜しくも準優勝のみなべ梅郷チーム 勝してくれることを期待している。 (2)みなべ梅郷クラブが「梅干」をPR! 7月31日(土)、阪和自動車道の印南サービスエリア(下り)で、みなべ町の農業後継者 で組織するみなべ梅郷クラブの17名が梅干しのPRを行った。 大阪方面から白浜方面に海水浴等で訪れるレジャー・観光客をターゲットとして、朝8時か ら12時までの時間設定で、「梅干し」1個入りのテトラパック1,200個の無料配布を実施し た。また、あわせて「梅干しパワーで、どんどん健康になる!」梅の効能パンフレットとみな べ町の観光パンフレットも配布すると共に、簡単なアンケート調査も行った。 印南サービスエリア(下り)は、以前から紀南方面へ向かう最後の休憩場所として立ち寄る 車が多かった様だが、今年5月に地域特産物の販売や地元情報の発信機能を有する交流施設が オ ープ ンし たこ とも あり 、当 日は 大勢 の人が 訪 れてい た。 3時 間足 らず で用 意した 1,200個 の梅干しは配布し終わり、聞き取り調査によるアンケートでコミュニケーションを図りながら、 みなべ町の「梅」をより多くの方にPRできた。 日高 振 興 局 (3)日高地方花き連合会の通常総会並びに研修会を開催 去る8月24日(火)に「日高地方花き連合会」の平成22年度通常総会並びに花き研修会 が農業試験場暖地園芸センター研修館にて開催された。 通常総会では、22年度の活動計画案等の議案が協議され原案どおり承認された。また役員 改選では、2期4年間会長を務められた山野茂氏にかわり、カーネーション生産者の尾曽紀文 氏が会長として、全員の承認のもとに選出された。 その後開催された花き研修会では、東岡日高振興局長を来賓に迎え、約80名の生産者らが 参加した。研修会では、株式会社なにわ花いちばの奥田営業推進部長を講師に迎え、「圧倒的 に花屋が群がる産地」と題した講演が行われた。 講演の中で奥田氏は 、「花き消費の現状は、固定消費。消費者にいかに衝動買いさせるか。 そ の ため に は 、産 地 や生 産 者 が情 報発 信を す る 必要 が あ る。 小 売店 は 産 地の こと はあ ま り 知ら ず 、 また 知 りた が っ てい る。 小売 店 を 産地 の フ ァン に する こ と がで きれ ば、 様 々 な売 り 方 が可 能 とな り 、 消費 者の 購買 意 欲 を か き 立 て る こ と が で き る 。」 と 小 売 販 売 の現 状 に つい て 述べ 、 産 地の 魅力 を向 上させるための手法について話された。 最 後に 農 業 試験 場 暖地 園 芸 セン ター の神 藤 所 長か ら 、 セン タ ーに お け る花 き関 係の 試 験 研究 に つ いて 情 報提 供 が なさ れ、 生産 者との意見交換が行われた。 (4)JA紀州中央育苗によるスターチス県オリジナル品種苗の初出荷はじまる JA紀州中央では、スターチス生産農家の所得向上を図るため、新農林水産業戦略プロジェ クト推進事業により、平成22年3月に低温育苗施設を整備し、県育成のスターチスオリジナ ル品種を用いた低コスト優良苗の育苗に取り組んでいる。 8月23日から9月上旬にかけて、育苗施設から初出荷となるスターチス苗が生産農家8戸 に供給された。供給した苗は、県が育成したオリジナル品種「紀州ファインイエロー」と「紀 州ファインパール」の2品種で、計12,410ポット。 表 平成22年苗供給量(JA紀州中央育苗) 品 種 名 苗数(ポット) 紀州ファインイエロー 9,590 紀州ファインパール 2,820 計 12,410 JAでは今後、スターチスオリジナル品種 苗の生産量を増加し、3年後には66,000ポ ットの供給を計画している。 日高振興局では、JAによる県オリジナル 品種苗の安定供給とともに、販売促進活動等 を支援し、日本一のスターチス産地の強化を 図っていく。 スターチスの育苗状況
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