保健室より

保健室より
玉野市立宇野中学校 平成23年9月
保健安全部係
長い夏休みもついに終わりました。
のびのびと充実した生活ができましたか?
名残惜しくても、2学期はスタートしました。
気持ちのスイッチをいれていきましょう。
・服装を工夫しよう。
・こまめに水分補給をしよう。
・安静にする。
・大人に連絡する。
・急に暑くなる日に注意!
・涼しい所へ運び、衣服を緩める。
・暑さに備えた体づくりをしよう。
・首・わきの下・ももの付け根を冷やす。
・体調に気をつけよう。
・水分を補給する。
・友達の様子にも気を配ろう。
(意識がはっきりしてなければ飲ませない。)
・帽子をかぶる。
・体温を測る。
・環境を整える。
・体調管理をする。
9月9日は救急の日!9月は体育祭や秋の総体を
控え、けがの多い月になっています。家庭の救急セットも整備しましょう。
気になっています。すり傷の手当て!
気になっています。ねんざの手当て!
・すり傷をしてきたとき、傷を見ると、
転んで地面に打ち付けている場合は。
ほとんどが、砂粒が傷にめりこんでいて、
流水で洗っても洗っても とれません。
そんなときは、ピンセット等を使ってとる
ことになるのですが、
“痛い!”
“こわい!”
“いやだー!”ということになって
・関節部分をひねったとき、最初が肝心です。
すぐに冷やして、圧迫して、安静にする。
できれば心臓より上に挙げておく。
重症のようなら、大人に連絡して
必要に応じ受診する。・・・と
なるのですが、最初にきちんと
できていないと 腫れてしまい、
治るのが遅くなってしまっ
たり、診断が難しくなっ
たりします。
・受傷後 3 日は冷やし
て安静に!
しまいます。それでも、
多少膿んだり、
炎症を起こしたり
しながら治るの
ですが・・・。
今、話題の放射線。目に見えず、
少量では、影響もすぐには出ない。
しかも、よく分からないため、丌安
ですね。
「シーベルト」
・・・放射線が体に不える影響
の強さをあらわす単位。
「ベ ク レ ル」
・・・放射線の量の単位。
お金に例えれば、
お札の枚数が「ベクレル」。
お札の金額の合計が「シーベルト」。
です。
■被曝の種類
放射線は,細胞のDNAなどを傷つけます。放射線を直接浴びる場合と、体内に取り込んだ放射
性物質により放射線をあびる場合があります。後者の方が継続的に被曝するため、同量の放射性物
質の場合、影響が大きくなります。
■人体への影響
100~数千ミリシーベルト以上の線量を一度に受けると,胎児の異常,白内障,丌妊(男女と
も),脱毛や皮膚の潰瘍等ができるとされています。
また、放射線を受けた生殖器の影響が次世代に受けつがれ,突然変異が増える遺伝的影響がある
ことも分かっています。
■被曝量の基準(上図参照)
そのため、事故などによる一般の被曝量(自然放射線と医療行為による被曝は含めない)は,年
間1ミリシーベルトをこえてはいけないことになっています。
放射線は自然界にもあり,呼吸や食事により常に体内に入ります。世界平均では,自然放射線に
よる年間被曝線量は2.4ミリシーベルトになります。
細胞には,傷を修復する機能等があるため,ある被曝線量以下では影響は出ない,と考える研究
者もいます。しかし、個人差も大きく、安全かどうか一律には、明らかにされていないのが実際の
ようです。
■ニュースに出てくる言葉にも関心を持ち,賢く身を守りましょう。
9月1日は防災の日
(関東大震災の日)
身の回りを見直してみましょう。
① 避難場所と避難ルート・・・宇野中学校は津波の際は築港小学校に避難します。
自宅にいた場合はどこに避難しますか?
避難ルートも何通りか確認しましょう。
② 家 族 と の 連 絡 方 法・・・どうやって連絡をとりあうか決めましょう。
災害用伝言ダイヤルはの番号は 171 。覚えておきましょう。
③ 消 火 器 の 使 い 方・・・使い方と使用期限を確認しておきましょう。
④ 準備しておくと役に立つもの・・・乾電池・懐中電灯・水・非常食・携帯電話・充電器
(手回し式充電器があると、停電しても安心)
★災害時には入手しにくくなるので、普段から用意しておきましょう。
1.体位測定の結果(平均 )
身長
体重
座高
学年
男子
女子
男子
女子
男子
女子
1年
152.9
151.5
45.4
43.2
83.5
81.5
2年
159.2
154.3
47.1
46.6
86.7
83.8
3年
164.4
156.7
54.7
47.7
90.2
85.0
全体
女
1年
2年
女
3年
2.視力の状況
8.2
10.6
男
女 2.0
男
3.4
0%
矯正視力
59.1
5.0
55.9
48.4
7.8
28.1
26.3
10.5
0.0 13.6
17.2
男
17.9
1.6
10.5
6.8
7.5
18.2
10.6
14.1
男
女
6.9
49.1
3.5
68.2
11.4
64.1
9.4 7.8
1.6
9.8
19.6
12.1
20.7
20%
0.3未満
64.7
3.9
10.3
40%
0.3~
53.4
60%
0.7~
80%
100%
1.0以上
運動中など、突然倒れて、心肺停止!あってはならないことですが、若くても普段元気でも、可能
性はあります。あなたの行動で救われる命があります。
1.反応を確認
周囲の安全を確認し、呼吸や意識の様子を確かめます。
10秒間続けても反応がなく、自分で呼吸してい
なければ、心肺停止状態。大声で周囲の人に、手
助けを頼みましょう。
肩を軽くたたきながら、
大きな声で呼びかけます。
AEDを持って
来てくださ
い!!
119番に 通報
してください !!
2.胸骨圧迫(心臓マッサージ)
心臓の鼓動を取り戻すために行います。
どこを?
胸のまん中の硬い部分
どのように?
1分間に100回以上のテンポで、
強く、絶え間なく押し続ける。
★ 可能なら、1~2分間ごとに、まわりの人と交代しながら行います。
★ 救急の通信指令員から指示がある場合は、それに従いましょう。
3.AED
必要な場合、電気ショックで心臓の働きを回復させます。
AEDが手元に届いたら、胸骨圧迫を中断して実行します。
電源
ON
電源を入れると、自動的に始まる。
電気ショックを1回行ったら、
音声ガイドにし従って捜査します。
すぐに胸骨圧迫を再開。
電極を
はって、
傷病人
から離
れて・・・
電気
ショック
ON
★ 反応あり、呼吸が回復するか、救急隊が到着するまで続けます。