やまなし都市農村交流市町村等推進事業費補助金交付要綱 - 山梨県

やまなし都市農村交流市町村等推進事業費補助金交付要綱
第1
趣
旨
知事は、都市農村交流による農村地域の活性化を図るために実施する事業
に要する経費に対し、予算の範囲内において補助金を交付するものとし、そ
の交付に関しては、山梨県補助金等交付規則(昭和38年山梨県規則第25
号。以下「規則」という。)に規定するもののほか、この要綱の定めるとこ
ろによる。
第2
対象事業及び補助率
第1に規定する事業及び補助率は、別表1に定めるところによる。
第3
補助事業の経費の流用
別表1の対象事業の欄に掲げる各事業の経費の相互間の流用をしてはなら
ない。
第4
補助金の交付申請
規則第4条の規定する補助金交付申請書の様式は、別記様式1号のとおり
とし、知事が別に定める期日までに正副2部を提出するものとする。
第5
補助金交付の条件
規則第6条の規定による補助金交付の条件は、次に掲げるとおりとする。
1 事業に要する経費の配分又は事業の内容について、別表1に定める重要な
変更をしようとする場合は、別記様式2号の補助金変更承認申請書を知事に
提出し、その承認を受けなければならない。
2 事業を中止し、又は廃止しようとする場合は、別記様式3号の事業中止
(廃止)承認申請書を知事に提出し、その承認を受けなければならない。
3 事業が予定の期間内に完了する見込みのない場合、又は事業の遂行が困難
となった場合においては、その理由と遂行状況を記載した書類を速やかに知
事に報告してその指示を受けなければならない。
第6
補助金の交付
1 補助金は、原則として事業完了後、補助金実績報告書に基づき交付するも
のとする。
ただし、知事が特に必要と認めたときは、概算払いをすることができる。
2 補助金の概算払いを受けようとするときは、別記様式4号の補助金概算払
請求書を知事に提出するものとする。
第7
補助金実績報告書
1 規則第12条に規定する補助金実績報告書は、別記様式5号のとおりとし、
知事に提出するものとする。
2 知事は、必要に応じて経理関係書類又は議事録等事業の完了を証明できる
書類の提出を求めることができるものとする。
第8
書類の保管
補助事業に係る帳簿及び証拠書類は、当該補助事業終了年度の翌年度から
起算して5年間整備保管しておかなければならない。
附
則
1
2
3
この要綱は、平成16年4月1日から適用する。
やまなし・農村休暇邑育成事業費補助金交付要綱は、廃止する。
この要綱は、平成17年6月29日施行し、平成17年6月29日から適用す
る。
4 この要綱は、平成18年4月1日から施行する。
別表1
重
対象事業
市町村、NPO法人等が実施する次の事業とする。
1
2
地域連携システム整備事業
市町村、特定非営利活動法人、農林漁業、商工業、教育等多様な関係者が参画した地域
ぐるみのワークショップ活動等により、都市住民及び外国人旅行者等を受け入れる地域連
携システムの整備を行う次の内容とする。
(1)地域連携システム整備推進体制の整備
(2)ワークショップ活動を通じた地域連携システムの構築
①地域資源の発掘・再評価活動
②地域内の農林業との連携・調和のための方策検討
活動
③地域全体としての受入体制づくりの検討活動
④地域内の飲食業や小売業、地場産業等との役割分担・連携方策のための検討活動
⑤地域内の農林業体験民宿、旅館、農家レストラン、郷土料理店等の連携による周
遊ルートづくりやグリーン・ツーリズム経営・起業化セミナーの開催及び交流事
業起業化のためのマーケティング調査活動
⑥外国人旅行者等を受け入れるための観光マップの作成や体験交流イベントの実施
子どもたちの農業・農村体験学習推進事業
都市部の教育関係者と連携しつつ、夏休みや週末等を利用した農業・農村体験学習を行
う都市部の小中学生の受入体制を整備し、農業・農村に親しみを感じる交流体験を行うこ
とで、子どもたちの農業・農村に対する理解と関心を深めるための次の内容とする。
(1)受入のためのプロモーション活動
(2)受入イベントの開催
(3)安全性確保のための器具・器材等の整備
要
な
変
更
補助率
1/2
以 内
経費の配分の変更
事業内容の変更
補助金額の増減又
は総事業費の20%
を越える増減及び別
表1の対象事業の欄
に掲げる1、2のそ
れぞれの事業に要す
る経費の相互間の増
減及び補助金額に変
更を生じないで補助
金の交付対象となる
別表1のそれぞれの
事業に要する別表2
に掲げる経費区分の
配分の変更(いずれ
か低い額の20%以
内の経費の配分の変
更を除く。)
対象事業の欄に掲
げる事業にかかる次
の変更
1
事業主体の変更
2
事業種目の新設
又は廃止
3
その他、事業の
事情変更等により
生じた重要と認め
られる事業内容の
変更
別表2
経費区分
報
酬
内
容
委員手当
報償費
講師・専門家謝金
賃
金
日々雇用者賃金
旅
費
講師及び委員等旅費、研修旅費、打合せ旅費
需用費
消耗品費、車輌燃料費、印刷製本費、食糧費(茶菓子賄料等)、修繕費、光熱水費
役務費
通信運搬費、手数料、筆耕翻訳料、広告料、保険料
委託料
ホームページ作成委託料、調査研究委託料等
使用料及び賃借料
土地建物、貨客兼用自動車、事業用機械器具等の借料及び損料
物品・備品購入費
事業の実施に必要な物品や事業用機械器具等購入費
その他経費
上記に掲げるもののほか、補助金対象事業の実施のために必要な経費