(2) 357 KB - 国土交通省中部地方整備局

中部地方整備局
営繕グリーン化推進計画2009
平成21年8月
中部地方整備局営繕部
―
序 文
「中部地方整備局
目次
―
営繕グリーン化推進計画2009」の策定にあたって
…………P.2
第1章
基本的な考え方と推進方策 ……………………………………………P.3
1. 官庁営繕行政のグリーン化に向けた視点
(1) 官庁施設のライフサイクルを通じた環境負荷の低減
(2) 環境負荷低減効果の最大化
(3) 各省各庁との連携、地方公共団体等への環境負荷低減対策の普及
2. 計画の対象
(1) 所掌施設
(2) (1) 以外の官庁施設
3. 計画の目標
(1) 地球温暖化問題への対応
(2) 循環型社会の形成
(3) 健全な自然環境の確保・水循環系の構築
(4) 良好な生活環境の形成
(5) 関係機関への協力・支援、環境教育の充実及び官庁営繕の率先的取組み
4. 推進方策
(1) 推進体制
(2) 成果等の公表
第2章
1.
2.
3.
4.
5.
別
総合的な環境負荷低減を実現するための施策 ……………………P.6
地球温暖化への対応
循環型社会の形成
健全な自然環境の確保・水循環系の構築
良好な生活環境の形成
関係機関への協力・支援、環境教育の充実及び営繕部職員の率先的取組み
表 「平成21年度環境対策施策個票」……………………………………P.10
- 1 -
序 文
「中部地方整備局
営繕グリーン化推進計画2009」の策定にあたって
国土交通省大臣官房官庁営繕部(以下、「官庁営繕部」という。)は、官庁施設におけ
る総合的な環境保全対策の推進と公共建築分野における先導的な役割の遂行を目的とし
て、官庁営繕行政において取り組むべき施策等について総点検を行い、平成16年7月
に「官庁施設における環境負荷低減プログラム(以下 、
「営繕グリーンプログラム」と
いう。)」を策定しました。以降、社会的要請などを踏まえ毎年度必要な改定を行うとと
もに、このプログラムに基づき官庁施設におけるグリーン化(注)を進めています。
政府は平成20年7月、低炭素社会の実現に向けて「低炭素社会づくり行動計画」を
閣議決定し、日本は2050年までの長期目標として現状から60~80%の削減を行
うこととしました。平成21年6月10日には、麻生総理大臣より2020年の温室効
果ガス削減目標として2005年比で15%削減とすることが発表されました。
官庁営繕部では、太陽光発電や建物緑化を始めとする官庁施設のグリーン化を積極的
に推進するとともに、各府省に対し必要な技術支援・協力を行っているところです。
また、国土交通省では、「国土交通省環境行動計画(平成16年6月)」に基づく取組
状況について総括的に評価を行い、平成20年7月に「国土交通省環境行動計画2008」
を策定しました。
これら「地球温暖化問題への対応」等に関連する一連の動向を踏まえ、中部地方整備
局営繕部では、「中部地方整備局 営繕グリーン化推進計画(平成17年3月)」につい
て、施策の追加や見直しを行うとともに、「循環型社会の形成」等への取組の観点から
も総点検を行い、平成20年11月に「中部地方整備局 営繕グリーン化推進計画20
08(以下、「2008計画」という。)」として改定を行いました。
今回「2008計画」について、見直しを行い 、「中部地方整備局 営繕グリーン化推
進計画2009(以下、「本計画」という。)」として再改定を行いました。
今後は、本計画に基づいて、各施策を有機的に連携させ、総合的かつ効率的に効果が
得られるよう官庁施設のライフサイクルを通じた環境負荷の低減に努めるとともに、各
省各庁との連携や地方公共団体等への環境負荷低減対策の普及促進を図ってまいりま
す。
(注)本計画における「グリーン化」とは、「環境基本法」(平成5年法律第91号)の
基本理念に則り、官庁施設の計画から建設、運用、廃棄に至るまでのライフサイク
ルを通じ、環境負荷を低減させることをいいます。
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第1章
基本的な考え方と推進方策
本計画では、環境問題の今日的な動向に的確に対応し、「国民の共有財産である官庁
施設に関して、良質な施設及びサービスを効率的に提供し、公共建築分野において常に
先導的な役割を果たすこと。」という官庁営繕の根幹的使命を果たすため、「国土交通省
環境行動計画2008」も踏まえつつ、
「地球温暖化問題への対応」、
「循環型社会の形成」、
「健全な自然環境の確保・水循環系の構築」及び「良好な生活環境の形成」等を柱とし、
以下の視点、目標及び推進方策に基づき官庁営繕行政のグリーン化を進めていきます。
1.官庁営繕行政のグリーン化に向けた視点
(1)
官庁施設のライフサイクルを通じた環境負荷の低減
官庁営繕の公共建築分野における先導的役割に鑑みれば、建設段階での個別具体
の環境問題に対応するだけでなく、官庁施設の企画、計画段階から、建設、運用、
廃棄までの官庁施設のライフサイクルを通じた環境負荷低減のための取組を強化す
る必要があります。
平成20年度保全実態調査の結果によると、中部地方整備局営繕部(静岡営繕事
務所を含む。以下、「営繕部」という。)管内の官庁施設のストックは、1,052
施設、延べ面積約225万㎡と膨大な量となっています。そのうち、建設後30年
を超えるものが現在約5割を占めており、10年後には約7割になると予測されて
います。このため、官庁施設における環境負荷を低減するには、新築時の対策だけ
ではなく、これら膨大な量の既存官庁施設について、その環境性能を適確に診断し、
その結果に基づき必要な改修を計画的に進めるとともに、当該施設の運用管理を適
正化することが重要です。
特に、地球温暖化の原因となる温室効果ガスについては、運用段階での排出量が
最も大きいため、施設管理者が適正な運用管理を行えるよう支援・指導する必要が
あります。
さらに、建替えの時期を迎えた既存官庁施設などについても、大規模なリニュー
アル等の実施によって再生が可能かどうかを十分検討し、建築ストック自体の長寿
命化を図ることが求められています。
(2)
環境負荷低減効果の最大化
官庁施設のライフサイクルの各段階において、環境負荷低減のための各種施策を
着実に実施し、かつ、その効果を最大限に発揮するためには、各施策効果の分析、
評価及びそれらを踏まえた施策内容の改善を継続的に実施することが重要です。
具体的には、計画段階での十分な検討(Plan)、検討された計画を踏まえた環境
負荷の少ない施設の整備と適正な運用管理の推進(Do)、その結果の分析・評価
(Check)、分析・評価結果のフィードバック(Action)といった官庁営繕施策のマ
ネジメントサイクル(PDCAサイクル)を確立し、継続的にこれを実施して、環境
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負荷低減効果の最大化を図っていくことが重要です。
(3)
各省各庁との連携、地方公共団体等への環境負荷低減対策の普及
官庁施設の整備及び保全指導を担当する営繕部と施設の管理者である各省各庁と
が連携し、環境負荷の低減に努めることが重要です。また、各省各庁が整備する場
合においても、同様に環境負荷の低減が図られるよう支援することが必要です。
一方、我が国の非住宅建築物の約2割を占めるとされる地方公共団体の施設等に
ついても、環境負荷の低減に努めることが求められています。このため、地方公共
団体等に対して積極的に環境負荷低減対策に係る情報を提供・共有し、その普及を
図ることが必要です。
2.計画の対象
(1)
所掌施設
営繕部がその営繕を所掌する官庁施設(国の建築物のうち、営繕部が所管する一
般会計予算及び特定国有財産整備特別会計予算で整備する施設。以下、
「所掌施設」
という。)については、施設の計画、整備、運用、改修、廃棄といった各段階に取
り組む対策について、官庁施設のライフサイクル全体を見据え、最も効率的かつ効
果的な環境負荷低減対策を推進していきます。併せて施設管理者と一体となって、
運用管理の適正化による環境負荷低減対策についても重点的に取り組みます。
(2)
(1)以外の官庁施設
(1)以外の官庁施設(特別会計施設等)について、営繕部が整備を実施する場合
には、積極的にグリーン化を推進します。各省各庁が整備を実施する場合において
も、本計画を始めとする環境負荷低減対策に関する情報の提供・共有を図り、グリ
ーン化の実現に努めます。
また、官庁施設の適正な保全を支援・指導する立場から、施設の運用管理の適正
化に向け、必要に応じて施設管理者に対し保全指導を行うとともに、積極的に技術
的支援を行っていきます。
3.計画の目標
(1)
地球温暖化問題への対応
政府は、地球温暖化対策の推進に関する法律(平成10年10月9日法律第11
7号)及び京都議定書目標達成計画に基づき策定された「政府の実行計画」の目標
として掲げる温室効果ガスの総排出量の削減に取り組んでいるところです。
このうち、営繕部は、庁舎のエネルギー使用量、CO2排出量を削減するため、
各省各庁との連携により、太陽光発電や建物緑化を始めとする官庁施設のグリーン
化や保全の適正化をより一層推進します。
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(2)
循環型社会の形成
環境負荷の少ない建築資材、間伐材等の木材の活用、建設工事におけるリデュー
ス(発生抑制)・リユース(再使用)・リサイクル(再資源化)の推進等により、循
環型社会の形成に貢献します。
また、「建設リサイクル推進計画2008中部地方版 平成21年2月」に基づ
く具体的施策を実施することにより、その目標達成に貢献します。
(3)
健全な自然環境の確保・水循環系の構築
上水の使用量減少のほか、防災用水の確保、雨水の流出制御等の効果も勘案し、
雨水利用システムの採用等により水循環系の構築に貢献します。
(4)
良好な生活環境の形成
室内における有害化学物質対策、屋上緑化や敷地内緑化の一層の推進などにより、
良好な生活環境の形成に貢献します。
(5)
関係機関への技術的な協力・支援、環境教育の充実及び営繕部職員の率先的取
組み
各省各庁を始めとする関係機関への技術的な協力・支援を行う一方、本計画を強
力に推進するため、営繕職員に対する環境教育の充実と営繕部職員による率先的な
取組みによって公共建築における環境負荷の低減を図ります。
4.推進方策
(1)
推進体制
営繕部長を本部長とする「中部地方整備局営繕部環境対策推進委員会(平成16
年8月24日設置、平成21年4月16日設置要領改正)(以下「環境委員会」と
いう。)において、本計画を強力に推進します。
また、本計画の進捗状況を的確に把握した上で、「営繕グリーンプログラム」の
見直しの状況等を踏まえ、適切に本計画の見直しを行います。
(2)
成果等の公表
本計画の進捗状況や環境負荷低減に関する情報などを営繕部のホームページやメ
ールマガジン等で積極的に公表していきます。
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第2章 総合的な環境負荷低減を実現するための施策
1.地球温暖化問題への対応
(1)
代表的な評価指標
中部地方整備局管内の合同庁舎における太陽光発電又は建物緑化の整備目標数
目 標:33棟(平成24年度)
実 績:10棟(平成19年度末)【平成19年度実施分4棟】
17棟(平成20年度末)【平成20年度実施分7棟】
(2) 施策
① グリーン庁舎の整備の推進
平成17年3月に制定された「官庁施設の環境保全性に関する基準」に基づき、
全ての新築の所掌施設をグリーン庁舎として整備します。
②
グリーン診断・改修の推進
平成16年度までに実施した157の所掌施設のグリーン診断結果に基づくグ
リーン改修計画に基づき、効果的なグリーン化技術を採用したグリーン改修を実
施します。
平成17年6月に「官庁施設の環境保全性に関する診断・改修計画基準」が制
定されたことを踏まえ、既存の所掌施設について、計画的にグリーン診断を行い、
最新の環境保全性能の把握に努めます。
また、グリーン改修による施設整備の一手法であるESCO事業の導入につい
ては、「政府の実行計画」に基づき、各省各庁に対する技術的支援を実施してい
きます。
③
既存官庁施設における適正な運用管理の徹底
「政府の実行計画」に掲げられた既存官庁施設における適正な運用管理の徹底
の取組を推進するため、各省各庁の施設管理者に対して技術協力を行っていきま
す。
具体的には、「地球温暖化対策に寄与するための官庁施設の利用の手引き」に
より省エネルギーに関する知識の普及啓発を行っていきます。また、保全業務支
援システム(BIMMS-N)を利用して運用改善効果の高い施設を抽出し、当該施設に
対し運用改善の支援・指導を行っていきます。
④
太陽光発電の導入及び建物緑化の推進
平成18年9月第165回臨時国会における内閣総理大臣の所信表明におい
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て、「政府としても、地球温暖化防止の取組をまず身近なことから始めるとの考
え方の下、地方支分部局も含め国の庁舎について、太陽光発電の導入や建物の緑
化を進めます。」との方針が示されたことを受け、それを具体化した「政府の実
行計画」を着実に実施するため、設置可能な管内の合同庁舎については、太陽光
発電の導入及び建物の緑化を進めるとともに、各省各庁より支出委任を受ける施
設についても可能な限り整備に努めます。また、各省各庁が実施する取組に対す
る技術的支援を行います。
⑤
LCEM手法を活用した官庁施設整備の推進
空気調和設備については、建築物のライフサイクルを通じた省エネルギー性能
を効果的に分析・評価する手法である「ライフサイクルエネルギーマネジメント
(LCEM)手法」を活用し、官庁施設整備における省エネルギー対策の一層の推進
を図ります。
⑥
環境配慮契約法への対応
「国等における温室効果ガス等の排出の削減に配慮した契約の推進に関する法
律」
(平成19年法律第56号。以下「環境配慮契約法」という。)の基本方針(平
成19年12月閣議決定)について着実に取り組むとともに、各省各庁及び地方
公共団体に対し必要な情報提供や技術支援を行います。
2.循環型社会の形成
(1)
代表的な評価指標
アスファルト塊、コンクリート塊、建設発生木材のリサイクル率
目 標:全項目
100%(平成24年度)
実 績:全項目
100%(平成20年度)
(2) 施策
① 建設副産物対策の推進
平成17年度に制定された「建築物解体工事共通仕様書」及び「建設副産物管
理マニュアル(2007年2月)」の官庁営繕事業への適用により、建設工事の
建設副産物対策を推進します。また、有効利用率の低い建設発生土については、
建設発生土情報交換システムにより有効利用率の向上を図ります。
②
環境にやさしい建築資材の活用
エコマテリアルを適正に評価し、その活用等を推進します。また、グリーン購
入法における調達率の向上を図るとともに、間伐材や合法木材等の木材の活用を
促進します。
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3.健全な自然環境の確保・水循環系の構築
(1) 施策
① 官庁施設における雨水利用の推進
「排水再利用・雨水利用システム計画基準」に基づき、整備を進めていきます。
上水の使用量減少のほか、防災用水の確保、雨水の流出制御等の効果も勘案し、
引き続き、効果のある施設において先導的に導入を行います。
②
透水性舗装、保水性舗装などの整備の推進
透水性舗装については、地下水涵養による水循環系の構築等が期待されるとこ
ろであり、今後「都市における安全の観点からの雨水貯留浸透の推進について」
(平成19年3月30日付国営整第156号等通知)と連携しつつ、整備を推進
します。また、都市部におけるヒートアイランド現象の緩和のため、保水性舗装
の整備を推進します。
4.良好な生活環境の形成
(1) 施策
① 有害化学物質等の対策の推進
VOC(揮発性有機化合物)については、引き続き、工事終了後の室内空気中
濃度の測定を実施するほか、これまで収集した情報や検討結果を活用し、室内空
気中の有害化学物質対策を推進します。また、各省各庁に対し、封じ込めされた
アスベスト等の対応についても、引き続き保全指導・支援及び情報提供を行って
いきます。
②
構内緑化の推進
ヒートアイランド現象の緩和など良好な都市環境形成や潤いある執務空間形成
の観点からの効果も勘案し、屋上緑化を含めた官庁施設の構内緑化を推進します。
5.関係機関への協力・支援、環境教育の充実及び営繕部職員の率先的取組み
(1) 施策
① 関係機関への協力・支援
各省各庁との連携による官庁施設のグリーン化を推進するとともに、必要な支
援を行っていきます。また、地方公共団体等に対しても、環境負荷低減対策に関
する情報提供などの支援を行っていきます。
特に「政府の実行計画」に掲げられた「行政機関毎に温室効果ガスの平成22
年度から平成24年度までの総排出量の平均を平成13年度比で少なくとも8%
削減」及び「地方支部部局を含め国の庁舎についてについて太陽光発電の導入及
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び建物の緑化の推進」に資するため、施設の適正な運用管理の徹底、ESCO事
業の導入、不用照明の消灯徹底などの率先的な取組み等、各府省による省CO2
化に向けた取組みに対する支援・指導を実施していきます。さらに、これらの取
組みの推進にあたっては、各府省との連携体制の一層の強化を図り、官庁施設の
省CO2化の取組みの効果が最大に発揮されることを目指します。
②
環境教育の充実
研修等を継続的に実施することにより、地球環境保全に関する営繕部職員の意
識の向上に努めます。
また、外部に向けての環境負荷低減対策の普及に努め、営繕部で実施する職員
研修において、官庁施設に関する環境負荷低減対策の講義を設け環境保全技術に
関するスキルアップに努めます。環境負荷低減対策に関する出前講座等の講義内
容の拡充を行います。
③
営繕部職員の率先的取組み
環境負荷低減対策に関する各種施策の趣旨を踏まえ、一層の環境負荷低減を図
るため、営繕部は率先的な取組みとして、下記事項を実行します。
1) 自ら計画的な節電、紙資源の節約等に努めます。
2) 営繕部職員は、室内温度(冷房28℃、暖房19℃)にふさわしい服装(クー
ルビズ、ウォームビズ)の励行に努めます。
3) 特に、自ら庁舎を管理している静岡営繕事務所においては、政府の実行計画を
達成することに加え、さらに積極的な取組を実施します。
- 9 -
別 表
平成21年度環境対策施策個票
- 10 -
・新規
施策
1.地球温暖化問題への対応
個別施策・内容
① グリーン庁舎等の整備の推進
・継続
・発展
・終了
【担当課】 計画課、調整課、◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ グリーン庁舎の整備 ・新築の所掌施設を全て、グリーン庁舎として整備する。
○ グリーン庁舎整備によるCO2排出量の削減
・新築の所掌施設をグリーン庁舎とすることにより、CO2排出量の削減を図る。
目標等
○ グリーン庁舎に係る目標
・グリーン庁舎に係る目標は、「官庁施設の環境保全性に関する基準」におけるグリーン
化基本方針(平成20年6月23日付け国営環第2号)に示された目標値以上を目指すと
供に、その達成を図る。運用CO2については、30%減を目指す。
・グリーン庁舎に係る目標(LCCO2、運用CO2、LCW、LCR、PAL、CEC)は、官庁施設の
環境保全性に関する基準におけるグリーン化基本方針(平成20年6月23日付け国営
環第2号)に示された目標値以上とするとともに、確実に達成を図る。
ッ
全体計画
○ グリーン庁舎の整備
取
・官庁施設の環境保全性に関する基準に基づき、新築の所掌施設を全て、グリーン庁
組
舎として整備する。
み
・上記以外の官庁施設についても積極的にグリーン化を推進する。
ス
テ 20年度 計画 ○ グリーン庁舎の整備
・浜松地方合同庁舎、多治見税務署をグリーン庁舎として整備する。
プ
○ 上記以外の官庁施設についても積極的にグリーン化を推進
・三重県警察学校、清水海上技術短期大学校についてグリーン化を働きかける。
実施 ○ グリーン庁舎の整備
・浜松地方合同庁舎(完成)、多治見税務署(整備中)をグリーン庁舎として整備。
○ 上記以外の官庁施設についても積極的にグリーン化を推進
・三重県警察学校(整備中)、清水海上技術短期大学校(整備中)をグリーン化技術を導
入した庁舎として整備。
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続きグリーン庁舎の整備を推進。
21年度 計画 ○ グリーン庁舎の整備
・官庁施設の環境保全性に関する基準に基づき、新築の所掌施設を全て、グリーン庁
舎として整備する。
○ 上記以外の官庁施設についても積極的にグリーン化を推進
・岐阜地方・家庭裁判所、富士裁判所についてグリーン化を働きかける。
フォローアップ
○ 事後評価において性能水準を評価
○ LCCO2、LCW、LCR及び費用対効果の把握
○ グリーン庁舎の整備件数及び建物毎に導入したグリーン化技術の項目
○ 評価結果については、営繕部ホームページ等で公表する。
- 11 -
年
次
計
画
具体の取組み
新築の所掌施設を全て、グ
リーン庁舎として整備
上記以外の官庁施設につ
いても積極的にグリーン化
を推進
グリーン庁舎に係る目標の
評価
20年度
21年度
22年度
◆
▲
◆
▲
◆
▲
◆
- 12 -
▲
◆
▲
◆
《凡例》▲:件数まとめ、◆:検証内容まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
◆
▲
▲
◆
23年度~
▲
◆
・新規
施策
1.地球温暖化問題への対応
個別施策・内容
② グリーン診断・改修の推進
・継続
・発展
・終了
【担当課】 計画課、調整課、◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ グリーン診断
・「官庁施設の環境保全性に関する診断・改修基準」に基づき、既存所掌施設のグリー
ン診断の年次計画を策定し、計画的にグリーン診断を実施する。
○ グリーン改修
・既存所掌施設のグリーン診断結果を踏まえ、効果的な技術を採用したグリーン改修を
実施する。
○ グリーン診断
目標等
・既存官庁施設の環境保全性能を把握し、効果的にグリーン改修の実施に資するため
計画的に所掌施設のグリーン診断を実施する。
○ グリーン庁舎整備によるCO2排出量の削減
・グリーン改修を実施することにより、CO2排出量の削減を図る。
○ グリーン化に係る目標
・グリーン化に係る目標は、官庁施設の環境保全性に関する基準におけるグリーン化基
本方針(平成20年6月23日付け国営環第2号)に示された目標値以上を目指すと供
に、その達成を図る。運用CO2については、15%減を目指す。
○ グリーン診断の実施
プ
○ ESCO事業導入に係る技術的支援
・各府省のESCO事業導入に係る技術的支援を実施する。
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
・所掌施設のグリーン診断の年次計画を早急に策定するとともに、その計画に基づき、
効果が高いと考えられる施設から順にグリーン診断を実施する。
○ グリーン改修の推進
・診断結果に基づいた計画的なグリーン改修を実施する。
20年度 計画 ○ グリーン診断
・計画的にグリーン診断を実施する。
実施 ○ グリーン診断の実施
・12施設でグリーン診断を実施。
○ グリーン改修の推進
・5施設のグリーン改修を実施。
○ 太陽光発電・屋上緑化の整備
・合同庁舎(新築を含む)において、太陽光発電7棟150KWの整備を実施。
○ BIMMS-Nのエネルギーデータの活用によるグリーン庁舎等の評価
・40施設(環Ⅱ類施設及び合同庁舎)について、施設毎に評価シート(グリーン化施設
個別シート)を作成し、グリーン化の効果を個別に把握。
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続き、これらの施策を推進。
- 13 -
21年度 計画 ○ グリーン診断
・15施設でグリーン診断を実施する。
○ グリーン改修の推進
・改修効果の高い既存官庁施設(静岡地方合同庁舎など10施設)においてグリーン改
修を推進(照明設備、熱源・空調改修など)。
○ BIMMS-Nのエネルギーデータの活用によるグリーン庁舎等の評価
・新たに浜松地方合同庁舎を加えた41施設(環Ⅱ類施設及び合同庁舎)について、グ
リーン化施設個別シートを作成しグリーン化の効果を個別に把握する。
○ 設備機器更新型ESCO事業の導入の検討
フォローアップ
○ グリーン診断の実施施設件数
○ グリーン庁舎の整備の件数及び導入したグリーン化技術の項目
○ 評価結果については、営繕部ホームページ等で公表する。
年
次
計
画
具体の取組み
20年度
21年度
23年度~
22年度
(計画)
グリーン診断の実施
グリーン改修を実施した庁
舎の蓄積データの評価
(実施)
▲
▲
◆
◆
(データ収集)
(分析・評価)
◆
◆
グリーン化に係る目標の評
価
ESCO事業導入に係る技術
的支援
▲
(データ収集)
(分析・評価)
◆
BIMMS-Nのエネルギー
データの活用によるグリー
ン庁舎等の評価
▲
▲
◆
◆
▲
《凡例》▲:件数まとめ、◆:検証内容まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
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◆
◆
▲
▲
・新規
・継続
・発展
・終了
施策
1.地球温暖化問題への対応
個別施策・内容
③ 既存官庁施設における適正な運用管
理の徹底
目標等
○ 地球温暖化対策・省エネ・運用改善等に関する最新情報を施設管理者に提供し、運用
改善の可能性の高い施設に対しては、現地で保全指導を実施することにより、施設管
理者の意識・知識・技術を向上させ、施設の保全・運用状況を改善させる。
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
プ
【担当課】 調整課、◎保全指導・監督
室、静岡営繕事務所
【関係課】 計画課、整備課、技術・評価
課
○ 既存官庁施設における適正な施設運用管
理を推進するため、各省各庁の施設管理者に対する技術協力の実施。
○ 地球温暖化対策に関する最新情報の提供
・中部地区官庁施設保全連絡会議や合同庁舎の管理官署で構成される関係省庁連絡
会議又は、保全メールマガジン等を通じて、地球温暖化対策の最新情報を適切に提供
する。
・施設管理者に対して保全業務支援システム(BIMMS-N)の拡大機能である簡易な中期
計画作成等の有効活用を促し、計画的な保全により、エネルギー多消費の原因を分析
し、省エネルギーを推進する。
○ 「官庁施設の利用の手引き」による省エネルギーに対する普及啓発
・官庁施設保全連絡会議等を通じて、「地球温暖化対策に寄与するための官庁施設の
利用の手引き」の内容を説明し、省エネルギーに関する具体的な取組手法について、施
設管理者の理解の向上を図る。
○ 現地での保全指導及び運用改善の支援・指導の実施
・保全業務支援システム(BIMMS-N)を利用して、運用改善の可能性の高い施設を抽出
し、当該施設に出向いて保全実地指導と、運用改善に対する支援・指導を行う。
20年度 計画 ○ 地球温暖化対策に関する最新情報の提供
○ 「官庁施設の利用の手引き」による省エネルギーに対する普及啓発
○ 現地での保全指導及び運用改善の支援・指導の実施
実施 ○ 地球温暖化対策に関する最新情報の提供
○ 「官庁施設の利用の手引き」による省エネルギーに対する普及啓発
○ 現地での保全指導及び運用改善の支援・指導の実施
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続き情報提供を行い、省エネルギーに対する普及啓発に努め
る。
21年度 計画 ○ 地球温暖化対策に関する最新情報の提供
○ 「官庁施設の利用の手引き」による省エネルギーに対する普及啓発
○ 現地での保全指導及び運用改善の支援・指導の実施
フォローアップ
○ 官庁施設保全連絡会議のアンケートの満足度
○ 保全実態調査の評点
- 15 -
年
次
計
画
具体の取組み
地球温暖化対策に関する
最新情報の提供
20年度
21年度
22年度
23年度~
(省庁連絡会議、官庁施設保全連絡会議)
▲
「利用の手引き」等による省
エネルギーの普及啓発
(省庁連絡会議)
現地での保全指導による運
用改善の支援・指導の充実
(保全実地指導)
▲
▲
《凡例》▲:回数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 16 -
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
・新規
施策
1.地球温暖化問題への対応
個別施策・内容
④ 太陽光発電の導入
・継続
・発展
・終了
【担当課】 計画課、調整課、◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ 太陽光発電の導入
・「政府の実行計画」を着実に実施するため、設置可能な管内の合同庁舎について、太
陽光発電の導入を進める。
○ 太陽光発電の導入
・太陽光発電の導入により、CO2排出量の削減を図る。
目標等
ッ
全体計画
○ 太陽光発電の導入
取
・設置可能な合同庁舎33棟について年次計画に基づき太陽光発電の導入を推進す
組
る。
み
ス
テ 20年度 計画
プ
実施
評価
21年度 計画 ○ 太陽光発電の導入
・政府の実行計画に基づき実施している合同庁舎への太陽光発電の導入について、計
画を前倒しし、静岡地方合同庁舎など12施設において実施する(うち、1施設は増設)。
フォローアップ
年
次
計
画
○ 太陽光発電の実施施設数(達成率)及び設置容量
具体の取組み
20年度
21年度
23年度~
22年度
太陽光発電の導入
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 17 -
▲
▲
・新規
施策
1.地球温暖化問題への対応
個別施策・内容
⑤ LCEM手法を活用した官庁施設整備
の推進
・継続
・発展
・終了
【担当課】 計画課、調整課、◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ LCEM手法の活用推進
・官庁施設において、企画・設計・施工・運用段階を通して一環した省エネルギーを図る
ため、官庁施設整備におけるLCEM手法の活用を推進する。
○ LCEM手法の活用推進
・LCEM手法を活用し官庁施設の省エネルギー対策を推進。
目標等
ッ
全体計画
○ LCEM手法の活用推進
取
・企画・設計・施工段階におけるエネルギー評価に活用し推進する。
組
み
ス
テ 20年度 計画
プ
実施
評価
21年度 計画 ○ LCEM手法の活用推進
・今年度は、企画・設計段階におけるLCEMツールを活用。
・御嵩法務総合庁舎などの熱源改修工事(熱源設置)及び新営工事について行う。
フォローアップ
年
次
計
画
○ LCEM手法の試行による効果検証、課題、問題点の抽出
具体の取組み
20年度
21年度
22年度
23年度~
LCEMツールの活用
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 18 -
▲
▲
・新規
施策
2.循環型社会の形成
個別施策・内容
① 建設副産物対策の推進
目標等
○ 特定建設資材に係る再資源化率の達成
・継続
・発展
・終了
【担当課】 ◎技術・評価課
【関係課】 調整課、整備課、保全指導・
監督室、静岡営繕事務所
○ 特定建設資材の再資源化及び建設発生土
の工事間利用を推進
・特定建設資材の再資源化及び建設発生土の工事間利用を推進する。
・特定建設資材(アスファルト塊、コンクリート塊、建設発生木材)に係る再資源化率
100%を達成する。
○ 建設発生土の工事間利用の推進
・建設発生土の工事間利用を推進する。
○ 建設副産物対策の推進
・建設副産物の活用を積極的に推進するため、営繕部の所掌する全ての工事において
「建設副産物情報交換システム」の活用を図る。
○ 建設発生土の工事間活用の推進
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
・営繕部の所掌する工事の内、対象となる全ての工事について「建設発生土情報交換
システム」への登録を義務付けの活用を図る。
プ
20年度 計画 ○ 建設副産物対策の推進
○ 建設発生土の工事間活用の推進
○ 特定建設資材に係る再資源化率の達成
実施 ○ 建設副産物対策の推進
○ 建設発生土の工事間活用の推進
○ 特定建設資材に係る再資源化率の達成
評価 ○
概ね計画どおりに実施。引き続き、全工事登録を推進し有効活用に努める。
21年度 計画 ○ 建設副産物対策の推進
○ 建設発生土の工事間活用の推進
○ 特定建設資材に係る再資源化率の達成
フォローアップ
○ 建設副産物対策実施状況調査
・リサイクル計画書及び再生資源利用計画書の確認・検証
・建設発生土交換システムの「予定→発注後→完了後→調査結果」各フロー段階の入
力
- 19 -
年
次
計
画
具体の取組み
官庁営繕事業における建
設副産物対策の推進
建設発生土の工事間活用
の推進
20年度
21年度
23年度~
22年度
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 20 -
・新規
施策
2.循環型社会の形成
個別施策・内容
② 環境にやさしい建築資材の活用
○ グリーン購入法における特定調達物品等
の調達及び木材の活用促進
・継続
・発展
・終了
【担当課】 調整課、◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所、技術・評価課
・グリーン購入法における特定調達物品等の調達及び官庁施設における木材の活用を
促進。
○ 調達方針における特定調達物品等の調達目標の達成
目標等
○ 合法木材の使用の徹底
○ 木材活用モデル工事等における木材の活用の促進
○ グリーン購入法における特定調達物品等の調達
プ
○ 木材活用モデル工事における木材の積極的な活用
・建設工事において、内装材等で木材の積極的な活用を図る。
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
・グリーン購入法における特定調達品目を採用する全工事において、特定調達物品等
を採用することで、調達率100%を達成する。
○ 合法木材の使用
・製材等、フローリング及び再生木質ボードを使用する場合、全て合法木材を使用する。
20年度 計画 ○ グリーン購入法における特定調達物品等の調達
○ 合法木材の使用
○ 木材活用モデル工事における木材の積極的な活用
実施 ○ グリーン購入法における特定調達物品等の調達
○ 合法木材の使用
・中部管区警察学校、中部空港海上保安航空基地、浜松地方合同庁舎、動物検疫所中
部空港支所野跡検疫場で使用。
○ 木材活用モデル工事における木材の積極的な活用
・三重県警察学校道場棟で使用。
評価 ○ 概ね計画どおりに実施。引き続き、これらの施策を推進。
21年度 計画 ○ グリーン購入法における特定調達物品等の調達
○ 合法木材の使用
○ 木材活用モデル工事における木材の積極的な活用
・静岡県警察学校、三重県警察学校、多治見税務署で使用する。
フォローアップ
○ 特定調達物品等調達実績
○ 木材の合法性確認の実施状況
○ 使用部位、状況等、木材活用の実績
- 21 -
年
次
計
画
具体の取組み
20年度
グリーン購入法における特
定調達物品等の調達
21年度
▲
22年度
▲
23年度~
▲
▲
合法木材の使用
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
木材活用モデル工事
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 22 -
・新規
施策
3.健全な自然環境の確保・水循環系の構築
個別施策・内容
① 官庁施設における雨水利用の推進
・発展
・継続
・終了
【担当課】 ◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ 官庁施設における雨水利用の推進
・「排水再利用・雨水利用システム計画基準」に基づき整備を推進する。
・水事情の逼迫した地域の新築の所掌施設においては、排水再利用システム又は雨水
利用システムを導入する。
・継続的に、導入効果の確認を行い、必要に応じ設計にフィードバックする。
○ 官庁施設における雨水利用の推進
・排水再利用・雨水利用などの整備を推進する。
目標等
ッ
全体計画
○ 官庁施設における雨水利用の推進
取
・排水再利用・雨水利用システムなどの導入の可能性を検討し、可能な場合には導入す
組
る。
み
ス
テ 20年度 計画
プ
実施
評価
21年度 計画 ○ 官庁施設における雨水利用の推進
・排水再利用・雨水利用システムなどの導入の可能性を検討し、可能な場合には導入す
る。
フォローアップ
○ 排水再利用・雨水利用などの導入可能性の検討実績
○ 排水再利用・雨水利用などの導入実績
年
次
計
画
具体の取組み
20年度
21年度
22年度
23年度~
排水再利用・雨水利用など
の導入可能性の検討
▲
▲
▲
排水再利用・雨水利用など
の導入
▲
▲
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 23 -
・新規
施策
3.健全な自然環境の確保・水循環系の構築
個別施策・内容
② 透水性舗装、保水性舗装などの整備
の推進
・継続
・発展
・終了
【担当課】 ◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ 透水性舗装、保水性舗装などの整備の推
進
・地下水涵養による水循環系の構築等が期待される透水性舗装及びヒートアイランド現
象の緩和が期待される保水性舗装の整備を推進する。
○ 透水性舗装、保水性舗装などの整備の推進
・透水性舗装、保水性舗装などの整備を推進する。
目標等
ッ
全体計画
○ 透水性舗装、保水性舗装などの整備の推進
取
・舗装を行う全ての工事において、透水性舗装、保水性舗装などの導入の可能性を検
組
討し、可能な場合には導入する。
み
ス
テ 20年度 計画 ○ 透水性舗装、保水性舗装などの整備の推進
・舗装を行う全ての工事において、透水性舗装、保水性舗装などの導入の可能性を検
討し、可能な場合には導入する。
プ
実施 ○ 透水性舗装、保水性舗装などの整備の推進
・三重県警察学校、自動車検査独立行政法人小牧事務所で可能性の検討を実施。
・浜松地方合同庁舎で透水性舗装(インターロッキング)を実施。
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続き、導入可能な施設について保水性舗装等の整備を推進。
21年度 計画 ○ 透水性舗装、保水性舗装などの整備の推進
・舗装を行う全ての工事において、透水性舗装、保水性舗装などの導入の可能性を検
討する。
・三重県警察学校、自動車検査独立行政法人小牧事務所で保水性舗装を導入する。
フォローアップ
○ 透水性舗装、保水性舗装などの導入可能性の検討実績
○ 透水性舗装、保水性舗装などの導入実績
年
次
計
画
具体の取組み
21年度
20年度
22年度
23年度~
透水性舗装、保水性舗装な
どの導入可能性の検討
▲
▲
▲
▲
透水性舗装、保水性舗装な
どの導入
▲
▲
▲
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 24 -
・新規
・発展
・継続
・終了
施策
4.良好な生活環境の形成
個別施策・内容
① 有機化学物質等の対策の推進
【担当課】 ◎整備課
○ 有機化学物質等の対策の推進
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
・VOC(揮発性有機化合物)については、工事終了後の室内空気中の濃度の測定を実
施し、これまで収集した情報や検討結果を活用し、室内空気中の有害化学物質対策を
推進する。
○ 有機化学物質等の対策の推進
目標等
・VOC(揮発性有機化合物)については、工事終了後の室内空気中の濃度の測定を実
施し、これまで収集した情報や検討結果を活用し、室内空気中の有害化学物質対策を
推進する。
ッ
全体計画
○ 有機化学物質等の対策の推進
取
・VOC(揮発性有機化合物)については、工事終了後の室内空気中の濃度の測定を実
組
施し、これまで収集した情報や検討結果を活用し、室内空気中の有害化学物質対策を
み
推進する。
ス
テ 20年度 計画
プ
実施
評価
21年度 計画 ○ 有機化学物質等の対策の推進
・VOC(揮発性有機化合物)については、工事終了後の室内空気中の濃度の測定を実
施し、これまで収集した情報や検討結果を活用し、室内空気中の有害化学物質対策を
推進する。
フォローアップ
年
次
計
画
○ 測定実施施設数(達成率)
具体の取組み
20年度
22年度
21年度
有機化学物質等の対策の
推進
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 25 -
23年度~
▲
▲
・新規
施策
4.良好な生活環境の形成
個別施策・内容
② 構内緑化の推進
・継続
・発展
・終了
【担当課】 ◎整備課
【関係課】 保全指導・監督室、静岡営繕
事務所
○ 官庁施設の構内緑化の推進
・良好な都市環境形成や潤いある執務空間形成の観点からの効果を勘案し、官庁施設
の構内緑化をより推進する。また、屋上緑化の効果を検証する。
○ 屋上緑化を含めた構内緑化の推進
・屋上緑化を含めた構内緑化による緑化を推進する。
目標等
ッ
全体計画
○ 屋上緑化を含めた構内緑化の推進
取
・良好な都市環境形成や潤いある執務空間形成の観点からの効果を勘案し、全ての新
組
築工事において、施設ごとの特性を踏まえ、構内緑化を実施する。
み
ス
○ 屋上緑化の効果の検証
テ
20年度 計画 ○ 屋上緑化を含めた構内緑化の推進
・名古屋港湾合同庁舎本館など4施設で屋上緑化を実施する。
プ
実施 ○ 屋上緑化を含めた構内緑化の推進
・名古屋港湾合同庁舎本館など4施設で屋上緑化を実施。
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続き、屋上緑化を含めた構内緑化の整備を推進。
21年度 計画 ○ 屋上緑化を含めた構内緑化の推進
名古屋港湾合同庁舎など4施設で屋上緑化を実施する。
フォローアップ
○ 緑化面積及び緑化率
○ 屋上緑化の実施件数
年
次
計
画
具体の取組み
屋上緑化を含めた構内緑
化の推進
20年度
21年度
▲
《凡例》▲:件数まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 26 -
23年度~
22年度
▲
▲
▲
・新規
・継続
・発展
・終了
施策
5.関係機関への協力・支援、環境教育の充実及び営繕部職員の率先的取組み
個別施策・内容
① 関係機関等への協力・支援
【担当課】 計画課、◎調整課、整備課、
技術・評価課、保全・指導監督
室、静岡営繕事務所
○ 関係機関等への協力・支援
・「政府の実行計画」に基づき、各省各庁が行う取組みについて、支援を行う。
○ 関係機関等及び営繕部職員の環境に対する意識の向上を図る。
目標等
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
プ
○ 各省各庁との連携
・各省各庁の官庁施設の整備計画及び施設運用にあたり、環境負荷低減に資するため
会議、電子情報等にて、最新情報を定期的に伝える等、各省各庁の取組に対する支援
を行う。
・各省各庁に対し「地球温暖化防止のための政府の実行計画」に対する技術支援・協力
を行う。
・官庁施設保全連絡会議で環境対策に関する最新情報を提供する等、各府省の取組に
対する支援・指導を行う。
●中部地区地球温暖化対策政府実行計画関係省庁連絡会議 :年2回開催
:各県年1回開催
●中部地区官庁施設保全連絡会議
:毎月発信
●保全通信メールマガジン
○ 地方公共団体等への普及、支援等
・地方公共団体等でのグリーン庁舎の診断、改修、整備等が積極的に進められるよう、
環境対策に関する支援を行う。
・東海ブロック営繕主幹課長会議の場を通じ、環境対策に関する各県・政令市等との連
携強化を図る。
○ 各官署への保全実地指導の推進
・各官署の環境対策への取り組み状況について、定期的に確認を行うとともに、必要に
応じて実地指導を行う。
・不具合箇所等の保全に対する技術的対処の支援を行う。
○ 出前講座による環境対策の推進
・官公庁及び民間団体等の要請を受け、建築物の環境対策に関する出前講座を実施す
る等、必要な支援を行う。
○ ESCO事業の協力・支援
・関係機関からの依頼がある場合には、ESCO事業の導入に係る技術的支援を行う。
20年度 計画 ○ 各省各庁との連携
○ 地方公共団体等への普及、支援等
○ 各官署への保全実地指導の推進
○ 出前講座による環境対策の推進
実施 ○ 各省各庁との連携
○ 地方公共団体等への普及、支援等
○ 各官署への保全実地指導の推進
○ 出前講座による環境対策の推進
- 27 -
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続き情報提供を行い、省エネルギーに対する普及啓発に努め
る。
21年度 計画 ○ 各省各庁との連携
○ 地方公共団体等への普及、支援等
○ 各官署への保全実地指導の推進
○ 出前講座による環境対策の推進
フォローアップ
○ 環境対策に関する会議の実施回数
○ 環境に関する出前講座の回数及び参加者数
○ 環境対策に関する電子情報の発信回数
○ 公共建築相談窓口に寄せられた関係機関等からの相談回数等
年
次
計
画
具体の取組み
20年度
21年度
23年度~
22年度
各省各庁との連携
地方公共団体等への普
及、支援等
各官署への保全実地指導
の推進
出前講座による環境対策
の推進
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
(保全実地指導)
ESCO事業の協力・支援
《凡例》▲:回数及び実施内容まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 28 -
・新規
・継続
・発展
・終了
施策
5.関係機関への協力・支援、環境教育の充実及び営繕部職員の率先的取組み
個別施策・内容
② 環境教育の充実
【担当課】 計画課、◎調整課、整備課、
技術・評価課、保全・指導監督
室、静岡営繕事務所
○ 環境教育の充実
・関係機関の施設管理者等に対しても、研修、連絡会等の場を継続的に提供する。ま
た、営繕部職員の環境に対するさらなるスキルアップを図るため、環境に関する研修を
継続的に実施する。
○ 環境施策における官庁営繕職員全体の意識の向上を図る。
目標等
○ 関係機関への協力・支援
プ
○ 環境研修等の場の創出及び職員一人一人のレベルアップ
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
・各官署及び地方公共団体等に環境施策の情報を定期的に発信する等、要請に応じ必
要な環境対策の支援を行う。
●中部地区地球温暖化対策政府実行計画関係省庁連絡会議 :年2回開催
●中部地区官庁施設保全連絡会議
:各県年1回開催
●保全通信メールマガジン
:毎月発信
・各省各庁、地方公共団体等から環境対策に関する講義の要請を受け、出前講座を実
施する。
・各課、室、事務所における勉強会等において、環境対策(グリーン化技術・夏季・冬季
等の省エネルギーの取り組み)に関する講義の拡充を行い、通常業務の中においても、
営繕部職員が関係機関の施設管理者と環境施策についてスムーズにコミュニケーショ
ンが図れるよう、個人能力のレベルアップに努める。
○ グリーン化効果等の広報
・グリーン化効果について目標値等との評価・分析を行い、営繕部ホームページ等にお
いて積極的な広報に努める。
20年度 計画 ○ 関係機関への協力・支援
○ 環境研修等の場の創出及び職員一人一人のレベルアップ
○ グリーン化効果等の広報
実施 ○ 関係機関への協力・支援
○ 環境研修等の場の創出及び職員一人一人のレベルアップ
○ グリーン化効果等の広報
評価 ○ 計画どおりに実施。引き続き、これらの施策を推進。
21年度 計画 ○ 関係機関への協力・支援
○ 環境研修等の場の創出及び職員一人一人のレベルアップ
○ グリーン化効果等の広報
- 29 -
フォローアップ
○ 環境関係研修等への職員の派遣人数
○ 営繕部内職員等への研修において環境対策に関する講義時間、受講者数
年
次
計
画
具体の取組み
20年度
21年度
23年度~
22年度
関係機関への協力・支援
環境研修等の場の創出及
び職員一人一人のレベル
アップ
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
●
●
●
グリーン化効果の広報
《凡例》▲:実施内容まとめ、●:ホームページでの広報
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 30 -
・新規
・継続
・発展
・終了
施策
5.関係機関への協力・支援、環境教育の充実及び営繕部職員の率先的取組み
個別施策・内容
③ 営繕部職員の率先的取組み
【担当課】 ◎計画課、調整課、整備課、
技術・評価課、保全・指導監督
室、静岡営繕事務所
○ 環境対策に関する各種施策の趣旨を踏ま
え、一層の環境負荷の低減を図るため、自ら率先的な取組みの実行。
目標等
○ 執務に支障とならない部分における消灯等の徹底
・各執務室、営繕部資料室等、業務上必要な箇所を除き、消灯を徹底する。また、退庁
時等におけるパソコン等のスイッチオフを徹底する。
・昼休みには室内の照明消灯を徹底する。
・残業の縮減により、照明点灯時間を短縮する。
ッ
全体計画
取
組
み
ス
テ
○ 環境対策に関する各種施策の趣旨を踏まえ、業務における一層の環境負荷の低減を
行う。
プ
○ IT活用による紙の使用量の節減等
・会議資料を極力節減し、電子メールの活用等による情報伝達を徹底するほか、コピー
利用時においては両面コピー、両面プリントアウトあるいは裏紙利用を徹底する等、紙
の使用量の縮減を徹底する。
○ 業務用パソコンの省エネ設定の徹底
・一定時間操作を行わない場合にモニター電源をOFFとする機能を、業務上支障のな
いすべてのパソコンにおいて設定する。
○ 空調設定温度に則した服装の励行
・執務室での服装については、空調設定温度に則した服装(ウォームビズ・クールビズ)
を励行する。
・館内冷暖房時における各執務室等への出入口の常時開放を禁止し、空調エネルギー
の節減を図る。
・ブラインドのこまめな開閉活用を行い、空調エネルギーの節減を図る。
・館内冷暖房時における扇風機、ストーブ等の使用禁止を徹底する。
○ 静岡営繕事務所における率先実行及び効果の把握
・静岡営繕事務所において実施した率先的な取り組みの結果について、保全連絡会議
等でPRし、より効果的な予算要求となるよう保全指導する。
・静岡営繕事務所による施設整備を実施した事業の各種設備の稼働状況及びエネル
ギー使用量について調査・分析し、その結果に基づき更なるエネルギーの使用の合理
化が図られるよう運用改善の提案を行う。
・自ら管理する営繕事務所のエネルギー消費に伴うCO2排出量、公用車の燃料等、政
府実行計画による削減目標の達成を図るよう、上記の取組の一層の強化を図る。
○ クールアースデー(七夕7月7日)ライトダウンキャンペーン
・営繕部職員へ周知、結果報告
○ エアータオルの使用禁止の徹底
・エアータオルの使用禁止を徹底する。
20年度 計画 ○ 執務に支障とならない部分における消灯等の徹底
○
○
○
○
IT活用による紙の使用量の節減等
業務用パソコンの省エネ設定の徹底
空調設定温度に則した服装の励行
静岡営繕事務所における率先実行及び効果の検証
- 31 -
実施 ○ 執務に支障とならない部分における消灯等の徹底
○
○
○
○
IT活用による紙の使用量の節減等
業務用パソコンの省エネ設定の徹底
空調設定温度に則した服装の励行
静岡営繕事務所における率先実行及び効果の検証
評価 ○ 概ね計画どおりに実施。引き続き、営繕部職員に対して率先的取組みを周知・徹底。
21年度 計画 ○ 執務に支障とならない部分における消灯等の徹底
○
○
○
○
フォローアップ
IT活用による紙の使用量の節減等
業務用パソコンの省エネ設定の徹底
空調設定温度に則した服装の励行
静岡営繕事務所における率先実行及び効果の検証
○ エネルギー使用量(静岡営繕事務所)、紙の使用量
○ 営繕部全職員に対するアンケート調査
年
次
計
画
具体の取組み
執務に支障とならない部分
における消灯等の徹底
IT活用による紙の使用量の
節減等
業務用パソコンの省エネ設
定の徹底
空調設定温度に則した服装
の励行
静岡営繕事務所における
率先実行及び効果の把握
21年度
20年度
22年度
23年度~
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
▲
エアータオルの使用禁止の
徹底
クールアースデーにおける
周知徹底
《凡例》▲:実施内容まとめ
注)担当課の◎印は、取りまとめを行う課、室、事務所を示す。
- 32 -