資料5 健康づくり推進協議会について - 全国健康保険協会

全国健康保険協会群馬支部健康づくり推進協議会
(第 1 回)議事次第
平 成 25 年 12 月 10 日 ( 水 ) 13: 30∼
前 橋 市 大 渡 町
1 - 1 0 - 7
群 馬 県 公 社 ビ ル 5F 第 3 会 議 室
1.開会
2.協議会委員委嘱式
3.支部長挨拶
4.全国健康保険協会群馬支部健康づくり推進協議会設置要綱
5.議長及び副議長選任
6.議事
(1)協会けんぽ概要
(2)群馬支部事業概要
(3)群馬支部保健事業概要
(4)群馬支部その他の健康づくり事業
(5)群馬支部健康づくり推進計画(案)
7.連絡事項
8.閉会
群馬支部健康づくり推進協議会委員名簿
区分
被保険者代表
(健康保険委員)
委員名
団体名
役職
小野寺 昭子
株式会社 免疫生物研究所
取締役人事総務部長
渡辺 学
社会福祉法人 恵風会
施設長
群馬県中小企業団体中央会
クシダ工業 株式会社
群馬県商工会連合会
角田建設工業 株式会社 グループ
群馬県医師会
田中医院
常任理事
代表取締役社長
副会長
会長
理事
院長
田代 雅彦
社会保険群馬中央総合病院
病院長
佐藤 由美
群馬大学大学院
保健学研究科教授
浅見 隆康
群馬県こころの健康センター
所長(医学博士)
寺村 裕司
群馬労働局労働基準部
健康安全課長
津久井 智
群馬県健康福祉部
保健予防課長
齋藤 明久
前橋市健康部
国民健康保険課長
桜井 健次
高崎市市民部
保険年金課長
江藏 義雄
全国健康保険協会群馬支部
支部長
串田 紀之
事業主代表
角田 彦三郎
田中 義
保健医療関係者
学識経験者
行政
群馬支部
全国健康保険協会群馬支部健康づくり推進協議会設置要綱
1
趣旨
こ の 要 綱 は 、全 国 健 康 保 険 協 会( 以 下「 協 会 」と い う 。)の 加 入 者 の 疾 病 予 防 や 健 康 増 進 を 目 指 し 、関 係 者 間 で
密接な連携を図りつつ、地域の実情を踏まえて、保健事業を総合的かつ効果的に推進していくための必要な提言
や 助 言 を 行 う 「 健 康 づ く り 推 進 協 議 会 」( 以 下 「 協 議 会 」 と い う 。) の 設 置 ・ 運 営 等 に 関 す る 必 要 な 事 項 を 定 め る
ものとする。
2
目的
「 協 議 会 」は 、中 長 期 的 な 観 点 か ら 全 国 健 康 保 険 協 会 群 馬 支 部( 以 下「 支 部 」と い う 。)に お け る 保 健 事 業 を 円
滑 か つ 効 果 的 に 推 進 す る た め 、全 国 健 康 保 険 協 会 群 馬 支 部 長( 以 下「 支 部 長 」と い う 。)に 対 し 必 要 な 提 言 及 び 助
言を行うものとする。
3
委員及び委員の委嘱
( 1 ) 協 議 会 の 委 員 ( 以 下 「 委 員 」 と い う 。) は 、 1 3 名 以 内 ( 支 部 長 を 含 む 。) と す る 。
(2)協議会は、次に掲げる委員をもって構成するものとし、支部長が委嘱する。
①被保険者代表(健康保険委員代表)
②事業主代表
③保健医療関係者
④学識経験者
⑤行政やその他必要と認められる者
なお、協議会は、必要に応じ委員以外の者を出席させ意見を聞くことができるものとする。
(3)支部長は、委員が次のいずれかに該当するとき、これを解任することができる。
①職務の遂行に支障があり、又はこれに堪えないと認められるとき
②委員としてふさわしくない非行があったとき
4
任期
(1)委員の任期は2年とする。ただし、補欠の委員の任期は、前任者の残任期間とする。
(2)委員から任期満了1か月前までに辞退の申し出がない限り、再任することとする。
5
議長
(1)協議会に議長を置き、委員の互選により選任する。
(2)議長は、協議会の議事を整理する。議長に事故があるとき、又は議長が欠けたときは、あらかじめ議長が指
名する副議長がその職務を行う。
6
事務局
事務局は支部の職員のうちから、支部長が必要と認める人員を以て構成する。
7
協議会の招集
協議会は、原則年2回開催とし、支部長が招集する。
8
協議項目
協議会は、支部が実施する保健事業の基本方針、計画、手法、評価等について次の事項を協議する。
① 加入者の健康増進に関すること
② 生活習慣病予防健診に関すること(被扶養者に対する特定健康診査を含む)
③ 保健指導の実施に関すること
④ その他の保健事業に関すること
9
委員謝金
原則1回につき12,500円とする。
10
旅費交通費
全国健康保険協会旅費規定に基づき、最も経済的な通常の経路及び方法によって計算する。
11
その他
上記のほか、必要な事項は、支部長が別に定めることとする。
付則
この要綱は、平成25年12月1日から施行する。
健康づくり推進協議会(イメージ)
支 部
計画
健康づくり推進協議会
委員(15名以内)
・被保険者代表
・事業主代表
・健康保険委員代表
・保健医療関係者
・学識経験者
・その他
協議事項
・保健事業の基本方針
・内容、方法、評価等
評
議
会
委嘱
支
部
長
本
承認
提言、助言
計画、予算、前渡金
各種事業の協力、連携
委
嘱
健康保険委員(健康保険サポーター)
部
群馬支部健康づくり推進計画
(案)
群馬支部の特徴(参考資料により)





現在、医療費は全国平均よりやや低いが、健診結果
からは血圧リスクが高い。
医療費情報から、高血圧症など循環器疾患の医療費
が高い地域が多いことが特徴。
健診結果と医療費は同様の傾向であることから、今
後は重症化予防を含め、疾病予防対策をとる必要が
ある。
また、国民健康・栄養調査結果から、生活習慣に関す
る群馬県の特徴は、塩分摂取が多く、歩数が少ない。
よって、今後、幅広く医療情報を提供することで加入
者の健康づくり意識の向上を図り、生活習慣改善など
の疾病予防対策を推進することが重要。
循環器系の疾患(高血圧症、心筋梗塞、脳出血
等)
みなかみ町
片品村
中之条町
草津町
川場村
高山村
嬬恋村
長野原町
東吾妻町
沼田市
吉岡町
昭和村
渋川市
∼ 85
85∼ 95
95∼105
105∼115
115∼
榛東村
みどり市
高崎市
安中市
下仁田町
南牧村
富岡市
前橋市
伊勢崎市
甘楽町
藤岡市
神流町
太田市
桐生市
邑楽町
館林市
上野村
玉村町
板倉町
大泉町
千代田町
明和町
レセプトの点数(金額)ベースで、群馬県全体の割合を100として郡市別の傾向を表しています。
この疾病について、青・水色は金額が少なく、赤が濃いほど金額が多くかかっていることを表しています。
血圧のリスクの保有率(男)
45.00
46.60
48.20
49.80
51.40
53.00
%
%
%
%
%
%
∼44.99
∼46.59
∼48.19
∼49.79
∼51.39
∼52.99
∼
%
%
%
%
%
%
血圧のリスクの保有率(女)
31.00
31.25
31.50
32.00
35.00
39.00
%
%
%
%
%
%
∼30.99
∼31.24
∼31.49
∼31.99
∼34.99
∼38.99
∼
%
%
%
%
%
%
平成22年度国民健康・栄養調査
【全国平均と群馬県の比較】
調査種類
食塩摂取量
歩数
肥満者
野菜摂取
現在喫煙者
性別
群馬県
全国平均
備考
男性
12.4g
11.8g
ワースト10位
女性
10.8g
10.1g
ワースト 6位
男性
6,700歩
7,225歩
ワースト12位
女性
6,071歩
6,287歩
ワースト21位
男性
29.6%
31.1%
女性
データなし
データなし
男性
329g
301g
女性
312g
295g
男性
32.30%
37.20%
女性
31.70%
35.90%
(厚生労働省:平成22年国民健康・栄養調査結果)
協会けんぽ群馬支部では、加入者の疾病予防や健康増
進を目指し、いきいき元気に仕事をしていただくため、3本
の柱を掲げ健康づくり推進事業にアプローチいたします。



第1の柱:健康づくり意識の向上を図るため
の取組
第2の柱:心身健康増進のための
ポピュレーションアプローチ
第3の柱:特定健診・特定保健指導を通じた
ハイリスクアプローチ
第1の柱:
健康づくり意識の向上を図るための取組



対策1:加入者及び事業主への医療情報提
供の推進
具体策1:事業所勧奨の際の情報提供(事
業所健康度診断、事業所統計等)
具体策2:健康保険委員合同研修の際等に健診
結果やレセプトデータ等の医療情報提供
対策2:イベントを利用した健康づくり推進
対策3:自治体及び関係団体との連携
第2の柱:
心身健康増進のためのポピュレーション
アプローチ

対策1:こころと体のセルフチェック

対策2:職場の健康づくりセミナー
第3の柱:特定健診・特定保健指導を通じたハイ
リスクアプローチ




対策1:医療情報活用による事業所単位の勧奨活動
(事業所健康度診断、事業所統計等の提供)
対策2:健康保険委員の活用(電話勧奨強化の協
力依頼)
対策3:電話勧奨における営業力強化(内勤スタッフ
確保)
対策4:保健師のスキルアップ(支部保健師研修、
スキルアップ勉強会、委託機関の保健指
導担当者を含めた合同セミナー開催等)
26年度以降の主な取り組み(案)


群馬支部健康づくり推進事業5ヶ年計画
事業目標
1:群馬支部の医療費を全国平均より3%低く
抑える
2:血圧リスクは、全国平均の40%を目指す
3:加入者の運動習慣を改善する
(1)特定保健指導対象者のうち、定期的に運
動する人の割合を増やす
(2)加入者の歩行時間または歩数を増やす
テーマ(案)
∼協会けんぽはあなたとともに歩みます∼
《26年度健康づくり推進事業(案)》
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健康づくりセミナーの開催(外部講師による講義)
健康保険委員合同研修において健康づくり推進
事業の説明及び健康測定実施
イベントを利用した健康づくり推進
・県民マラソン出展しての血管年齢測定実施
と健康相談
・その他イベント出展
事業評価のための調査(歩数調査を含む)
《27年度健康づくり推進事業(案)》

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


イベントを利用した健康づくり推進継続
健診機関及び保健指導委託機関との合同セミ
ナー開催
職場の健康づくりセミナー準備(スキルアップ勉
強会)運動・食事・喫煙・飲酒・休養の5つのテー
マ別の健康セミナーをパッケージ化
学校教育への展開、学校保健との連携
事業評価のための調査継続
《28年度健康づくり推進事業(案)》
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
イベントを利用した健康づくり推進継続
健診機関及び保健指導委託機関との合同セミ
ナー開催継続
職場の健康づくりセミナー開始
事業評価のための調査継続
《29年度健康づくり推進事業(案)》
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
イベントを利用した健康づくり推進継続
健診機関及び保健指導委託機関との合同セミ
ナー開催継続
職場の健康づくりセミナー継続
事業評価
1:事業内容評価
2:事業目標評価
次期に向けて推進計画立案