「第3回プログラム」 期 会 日 場 平成20年5月10日( 土 ) 桃太郎アリーナ 【身体能力開発プログラム(コオーディネーショントレーニング )】 前半は、乍 智之氏・山下裕之氏・石田裕子氏(日本体育協会公認アスレティックトレーナ ー )、日伝宗平氏(岡山県アスレティックトレーナー協議会会員)に指導いただき、夢サポー トスタッフの協力のもと 、「体幹制御と平衡感覚」をテーマにコオーディネーショントレーニ ングを行いました。 最初の 30 分は、4・5年生合同で実施しました。 ○ウォーミングアップ フロアを自由に使い、人にぶつからないように移動しながら、ウ ォーキング、次にジョギングを行いました。ジョギング中に笛が鳴 ったら、サイドステップやツーステップ、両足ジャンプ、ダッシュ 等も行いました。 ○くの字 頭を動かさないように首をまっすぐにし、リズムに合わせ、腰を 横に動かしながら体で「くの字」をつくっていきます。4・5年生 がペアとなり、5年生の動きを4年生がまねながら行いました。 ○Sの字 次は、体を横に揺らすように動かして 、「Sの字」をつくっていきます。リズムに合わせ て動きますが、首はまっすぐに! ○音の変化に合わせて「くの字 」「Sの字」 次は 、「くの字」の音と「Sの字」の音が次々と変わっていきます。音を聞き分けて動き を切り替えていきます。もちろんリズムに合わせて! ○肘と反対側膝タッチ 2拍子のリズムに合わせ、肘と反対側の膝を合わせます。左右交 互に、上体をひねりながら行います。 ○寝返り 仰向けに寝ころび、右側にゴロンと1回転します。次は左側に。 体のどこから回り始めているか感じながら。次は、どこから回り始 めると動きやすいか感じながら。 ○仰向けに寝ころび、両手を上げた状態から笛の合図で素早く立ち上 がります。 次は、両手を頭の後ろで組んだ状態から素早く立ち上がります。 - 11 - ○長座の姿勢から笛の合図で素早く立ち上がります。 次は、両手を頭の後ろで組んだ状態から素早く立ち上がります。 残り 30 分は、4,5年生別で実施しました。 ●4年生 ○クローリング トカゲの動きを行いました。頭は動かさず、肘と膝だけ床に着け て前進します。この時に足で床を蹴って進まず、膝を引き付けるよ うにして前進します。 まず、右肘をできるだけ大きく前に出します。そして左膝を引き 付けます。次に左肘をできるだけ大きく前に出します。最後に右膝 を引き付け、1動作ごとゆっくり動かしていきます。 ○ギャロップ 馬の動きを行いました。前足の動きと後ろ足の動きを上手く合わ せるのが難しいです。 ○スキップ スキップして振り上げた脚の膝から先を、キックするように伸ば して元に戻す空中動作を入れたスキップを行いました。 ○ダウン ●5年生 ○パイプトレーニング ・パイプに乗ります。足関節を上手に使いバランスをとります。 ・次は、金具をパイプの下にセットし乗ります。この時は、股関節 を上手に使いバランスをとります。 ・次は、2人組でボールのパスを行います。ただし、一人はパイプ に乗って行います。 - 12 - ・次は、金具をパイプの下にセットし、2人組でボールのパスを行 います。 ・次は、パイプに乗ったまま、先生の右手の数字と左手の数字をか け算して答えます。下を見なくてもバランスがとれるように。 ○ダウン 【競技体験プログラム(バスケットボール )】 後半は、安藤龍太氏・西原健一氏(岡山県バスケットボール協会)に指導いただき 、「ゲー ムを楽しもう」をテーマにバスケットボール競技(三日目)を行いました。 ○ウォーミングアップ(ボールは1人1個) ・ボールを直上に投げ挙げて、そのボールをキャッチするまでにい ろん な動 きを してみ よう 。ま ずは 、拍手 する 。(5回、 7回、9 回、10回) ・仰向けで寝ころんだ状態から起き上がる。 ・うつ伏せの状態から起き上がる。 ○肘を柔らかく使う練習 手のひらからボールを腕伝いに転がして肘の内側に来たときに肘を伸ばしてボールをはじ く。左右両方の手でやってみよう。 ○ドリブル練習 ・できるだけ高くジャンプをしながらドリブルをしてみよう。 ・ボールと交互にジャンプしてみよう。次は体の後ろで、左右の手でドリブルしてみよう。 ・各学年で、ハーフコートをいっぱいに使って一つの輪をつくり、 最初の一人が右隣りの人から順番にジグザグドリブルをしながら 輪を一周してみよう。前の人がドリブルで3人先まで進んだら次 の人がスタート。一周回ったら、元の位置に戻ります。 - 13 - ・輪の中心に先生が立ちます。笛の合図で一斉に輪の中心に向かっ てドリブルし、先生にタッチしてまた元の位置に戻ります。 ・次は、外に向かって戻るときも、中心を向いたままドリブルして戻ります。 ・次は 、右横向きの状態でサイドステップでドリブルして中心まで行き 、そのまま戻ります 。 逆向きもやってみよう。 ・次は、横を向いているけど、足の運びは普通に走ります。また、 逆向きもやってみよう。 ○シュート練習 各学年、ゼッケンの奇数と偶数に分かれて、リングから斜めに各 一列で整列します。逆側の先頭からパスを受け、互いにシュートし ていきます。シュートする人は、ボールを受けてから1歩前に出て シュートをしましょう。 ○ハーフコートでの3人対3人のゲーム 3ポイントラインを挟んで、オフェンスとディフェンスに分かれ ます。基本的には、目の前のディフェンスをかわして、ゴールにシ ュートしましょう。オフェンスは3ポイントラインの中には2人ま でしか入らないように気を付けます。今回は、歩数やドリブルの違 反はとりません。相手ボールを奪ったら、先生にボールをパスして 攻守交代とします。 次は、5人対5人のゲームです。チーム編成は、4人のフィール ドプレーヤーと1人のゴールキーパーとします。両サイドライン上 にコーンを3メートルほど離して2つ置き、ゴールとします。ボー ルを転がしてパスをして、ドリブルは床の上でボールを転がしなが ら動くこととします。得点は、ボールを転がしてシュートし、相手 側ゴールを通過すると1点とします。 試合時間は90秒。ボールにプレーヤーが密集しないように、コートを広く使ってパスし ていくのがポイントです。パスは動いてもらう、動いてもらうの連続です。縦のパス、横の パスを上手く使いましょう。 ○オールコートでのゲーム ダブルドリブルは反則、2歩までしか歩けないこととします。ポ イントは、縦・横・斜めの動きを使い、コートの全面をしっかり使 ってやってみましょう。試合時間は2分です。 ○空いている空間を見つけて動いたり、縦・横・斜めの動きを上手に使い、空間を作り出した りしてパスをつなぎ、楽しくゲームを行いました。夢アスリートたちは、先生にまたゲーム をやりたいと言っていました。 - 14 -
© Copyright 2024 ExpyDoc