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花里小学校
5年生
平成 27 年5月
5 月 22 日に,木曽三川公園に社会見学に行ってきました。
木曽三川公園は,海津市にあります。海津市は高山市と同じ岐阜県にありながら海抜ゼロメ
ートルと土地が低くなっています。見学では、低い土地に暮らす人々の「水との戦いの歴史」
や「水害からくらしを守る工夫」などについてのことをたくさん学んでくることができまし
た。5年生の子どもたちは,行きのバスの中から「全然山がない!」
「川が広い!!」
「あれは木
曽川だ!」と学習してきたことを実際に見られることに興奮したり,自分たちの住む高山市の
様子と比べながら学ぶことができました。
宝暦治水で活躍した薩摩藩の人々のことを思い,現在の大きな川になるまでには昔の人々の苦
労や努力があったことを学びました。千本松原の松は予想以上に大きくてびっくりしました。
高さ65メートルの治水タワー!
下を見ると少しこわかったけれど、
タワーの頂上からは3つの川の流
れがよく見えました!堤防の様子
や,川よりも土地が低くなっている
ことが分かりました。田んぼ広がっ
ている景色が見えました。
【水屋のくらし】
海津市をバスで走っている
と,石垣の上に建つ家がたく
さん。昔から水害に備えた家
の 工 夫 がた く さん あ りま し
た。母屋よりも高くなってい
る水屋には,たくさんの水害
に備える人々の知恵がありま
した。
海津市歴史民俗資
料館では,現在で
はここにしか残さ
れていない堀田を
実際に見学し,い
ろいろな展示で輪
中や治水の歴史,
くらしの工夫を学
びました。
水防倉庫では,海津市消防団の方に実際に水害に対する備えの道具などを紹介していただき,実際にた
こ槌を使ってく大きなくいを打たせていただく体験もさせていただきました。消防団の方々の水害に備え
る意識の高さや,自分の身は自分で守る大切さも教えていただき,生活に生かしていこうと思いました。