田んぼを丸ごと稲刈り体験 - 全国水土里ネット

田 んぼを丸 ごと稲 刈 り体 験
平成25年10月16日(水),福山市立駅家西小学校5年生54名が,稲刈りとはざ掛け体験を
行いました。6 月に子どもたちが水土里ネット福山組合員のほ場(600 ㎡)で約 2 時間かけて一株
ずつ丁寧に手植えしたもので,約 1 時間をかけて刈り取りをしました。
町内会会長から「今年はウンカが大量発生し,茎の養分を吸うので枯らさないようにするのに苦
労しましたが,みんなが植えた苗がこのように立派になり,1 本 1 本を大切に刈り取ってください。」
と挨 拶されました。稲を刈るときは鎌を体 から離して刈 ることなど地 域の方や組 合員 らが指 導し,
ほ場半分ずつ 2 クラスが稲刈りとはざ掛けを交代しながら進めていきました。
稲についての説明
ひたすら練習 練習!
力を合せて束ねています
稲刈りは最初のうちは一度に刈り取れなくても,すぐに
慣れて小気味いい音をさせながら刈っていました。稲は
6~7 束をまとめて揃え,藁で束ねる作業が難しそうでした
が,結わえ方を教わりながら繰り返すうちにしっかりまとまる
ようになりました。
稲刈りに慣れてくると,夢中になり,足元に刈った稲を
残したまま刈り続け,地域の方から「大切なお米だから
ちゃんとまとめて置くように。周りにいる人は稲を踏まないよ
う気を付けて。」と,思わず声が掛かる場面もありました。
手刈り後に残った,わずかに曲線を描いた稲株は,子ども
たちが田植えから体験した証として一面に残っています。
稲刈りを全て終え,束ねてはざ掛けに集中
収穫した新米は、平成 25 年 11 月 3 日(日)に開催されました福山市立駅家西小学校・駅家西
学区創立 30 周年記念行事において、5年生、6年生と地域の方により長さ 30 メートルの巻き寿司
を作り、全校児童や保護者、地域の方々に振舞われました。
長さにびっくり!
上手にできるかな
完成!早く食べたい!
(広島県水土里レポーター 水土里ネット福山(福山市土地改良区) 佐々田 愛)