平成19年から税源移譲により 所得税・住民税が変わります 「地方でできることは地方に」という方針のもと進められている三位一体改革により、市民にとって真 に必要な行政サービスを地方自らの責任で、より効率的に行えるよう、所得税から住民税(市・県民 税)へ、全国で約3兆円の税源移譲を平成19年度課税分から実施することになりました。 行政サービス 移譲前 住民 所得税 住民税 国 行政サービス 地方 住民 移譲後 +3兆円 国庫補助金 国 所得税 ▲3兆円 4段階 移譲前 37 % 30 % (単位:円) 住民税 64,500 住民税 126,500 ●夫婦+子ども2人● 年収500万円の場合 住民税 76,000 2% 23 20 % 10 % 5 % % 所得税 119,000 所得税 124,000 税源移譲後 H19 税源移譲前 H18 税源移譲後 H19 市報 ぶんごおおの 2007.1 3% 住民税 課税所得 200万円以下 700万円以下 税率 5% 10% 700万円超 13% 移譲後 10%比例税率 (市区町村税) 6% 住民税 平成 所得税■平成18年1月分から税額の10% 18年 相当額を減額(12.5万円を限度) 住民税■平成18年6月分から税額の7.5% 相当額を減額(2万円を限度) 住民税の老年者非課税措置が廃止された経過措置(67歳以上が対象) 5 33 40 % % 所得税 課税所得 195万円以下 330万円以下 695万円以下 900万円以下 1,800万円以下 1,800万円超 定率減税が廃止されます 昭和15年1月2日以前に生まれた方で、 前年の合計所得金額が125万円以下の方は 平成18年度から非課税措置が廃止され、 現役世代と同様の制度が適用されていま す。ただし、平成19年度まで右記の経過 措置がとられています。 10% (都道府県民税) 4% 所得税 59,500 平成11年度から、景気対策のために暫定 的な税負担の軽減措置として導入されていた 定率減税が廃止されます (所得税は平成19 年1月分、住民税は平成19年6月分から)。 税率 10% 20% 30% 37% 所得税 所得税 62,000 税源移譲前 H18 6段階 8% 3% 13 % 住民税 所得税 課税所得 330万円以下 900万円以下 1,800万円以下 1,800万円超 住民税 135,500 10 % 5 % 20 10 % % 所得税 税源移譲による個々の負担の変動(モデルケース) 国庫補助金 税率は下記のように改正されます 税源移譲の実施により住民税(市・県民税)の負担が増えて も、所得税の負担が減るため「所得税+住民税」の個々の納税者 の負担は変わりません。なお、所得税は平成19年1月分から、 住民税は平成19年6月分から適用となります。 ※ただし、実際は平成19年より定率減税が廃止される等の影響 があることにご留意ください。 ●独身者● 年収300万円の場合 地方 住民税 平成 17年度 合計所得金額 125万円以下の方 非課税 問い合わせ先 平成 18年度 以降 課税 税率 5% 10% 20% 23% 33% 40% 住民税 課税所得 一律 税率 10% (県民税4%・ 市民税6%) 平成 所得税■ 19年 平成19年1月分から廃止 住民税■ 平成19年6月分から廃止 経過措置として 平成18年度は税額の3分の2を減額 平成19年度は税額の3分の1を減額 平成20年度以降は、全額負担 ※この経過措置は昭和15年1月2日以 前に生まれた方が対象になります。 豊後大野市役所税務課 ☎0974-22-1001(内線2382)
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