LL補強土工法 PN 型の標準積算資料 (基本型のLLカプラーを使用する場合も適用可能) 平成 26 年 4 月 長寿補強土㈱ LL補強土工 1 PN 型の標準積算資料 積算に適用する資料 積算には市場単価などを使用し、削孔径 90mm や崩壊性地盤ないし高所施工箇所などでは、各現場に 適した次の資料などを用いる。 A、「ロックボルト積算資料」全国特定法面保護協会 B、「NSD システム積算資料」 C、「インバーターチゼル積算資料案」 D、「軽量型ボーリングマシン積算資料」軽量型ボーリングマシン研究会 E、「SD 工法積算資料」SD 工法研究会 2 削孔径 65mm の場合の市場単価積算法 積算は、1基(補強材2本)当たりの直接工事費を下記の①+②+③で算出する。 ①鉄筋挿入工の市場単価 ②吹付枠工の市場単価 ③LL 補強土工の資材の見積り (代価表例は、LL補強土工のホームページ http://www2.synapse.ne.jp/~llh/のダウンロードプロ グラム「PN型 3 積算例プログラム」や「PN型の標準積算資料&単価見積サンプル」も利用可能。) エルック造成の加算率 .... LL補強土工法ののり面工であるエルック造成には吹付枠工の市場単価を適用すること を標準とする。適用に当たっては、施工規模補正前の市場単価に対し、施工規模を考慮した 表-3 の加算率を適用する。 表-3 LL補強土工法の施工規模による加算率 LL 補 強 土 工 法 で の 加 算 率 施工規模区分 吹付枠工の長さ 一般斜面 樹木が生えた斜面 0% 10% S0 標 準 規 模 500m以上 S1 標 準 よ り 小 規 模 250m以上500m未満 10% 20% S2 標 準 よ り 小 規 模 250m未満 20% 30% 斜面に凹凸がある場合の吹付枠工の単価割り増しは、程度と現場条件を考慮して加算できる。 (参考)PN型積算要領の詳細補足説明 PN 型では、積算を簡便にするために下記の積算手法にしています。 基本型では下記②のように市場単価に含まれる鋼材費を控除していましたが、①+③の経費を②と同等と見做します。 ①PN 型では、エルック(吹付枠工)積算で市場単価に LL 補強土工(基本型で規定していた)全般的な 10%加算を行いま せん。 ②PN 型では、市場単価の吹付法枠に含まれる鋼材費を控除しません。 ③PN型では、プレートナットの注入材および注入ガンの費用を計上しません。
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