第 7回公判前整理手続調書(手続) - nifty

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裁 判 長 認 噂1
平成 21年特(わ)第 2841号等
第 7回公判前整理手続調書(手続)
被告人氏名
鬼頭和孝(出頭)
被告事件名
法人税法違反,
公判前整理手続をした年月日
平 成 2 2年 12月 2 2 日
公判前整理手続をした場所
東京地方裁判所第 718号法廷
公判前整理手続をした裁判所
東京地方裁判所刑事第 8部
裁 判 長 裁 判 官
鹿 野 伸
裁 判 官
山 田 直 之
裁 判 官
小 泉 健 介
裁 判 所 書 記 官
西 尾 幸 美
出頭した検察官
大 久 保
出頭した弁護人
所得税法違反
和征
也ヨ3神 崎 浩 昭 松 本 宗 道 高 橋 芭 二 宮 征 次 郎
争点の整理について
予定主張記載書面(4
)について
,
裁判長
所得税法違反被告事件について,ほ脱の意思を争うということは,客
観的に被告人個人の所得であることは争わないという趣旨でよろしい
か
。
.
被告人
所得が自分個人のものではないという主張をするものではありませ
ん。ただし,当時の私の認識としては,法人として受領したものに対
する税金は法人としてきちんと納めるつもりでした。
主任弁護人
被告人と同旨であり,所得の帰属は争わないが,ほ脱の意思を争うと
いうことである。
検察官
所得税法違反被告事件については,被告人の上記主張を前提として,
‘
追加証明予定事実記載書面及び証拠請求書を提出する予定である o
裁判長
法人税法違反被告事件について,弁護人は,検察官が主張する「分配
収 入 J の勘定科目それ自体を争う趣旨か,争うとすれば,どのように
争うのかを明らかにされたい。
主任弁護人
再検討した上で作成した追加予定主張記載書面を平成 23年 1月 14
日まで提出する。
検察官
1
法人税違反被告事件については,弁護人から提出された追加予定主張
記載書面を見て検討する。
2
刑 事 訴 訟 法 338条 4項に基づく公訴棄却の主張はそれ自体失当であ
り,再考願いたい。
¥
証拠開示命令申立書(平成 22年制第 2860号)について
裁判長
弁護人の証拠開示命令申立てが法 316条の 26に基づくものである
ならば,開示を求める各証拠は,それぞれ法 316条の 15第 1項の
各号のいずれかに該当する類型証拠であるのか
法 316条の 20の
主張関連証拠であるのかを明らかにしていただきたい。検察官への求
意見はそれらが明らかになった後に行うこととする。
主任弁護人
承知した。上記について記載した書面を平成 22年 1月 14日までに
-2-
提出する o
提 出 命 令 申 立 書 ( 平 成 22年 12月 17日付け 2通)について
裁判長
弁護人の予定主張との関連が明確になってから判断することとする o
主任弁護人
承知した。
証拠の整理について
裁判長
主任弁護人作成の平成 22年 12月 22日付け事実取調べ請求書記載
の各証拠について,作成年月日及び作成者等での証拠の特定,公訴事
実の別等の記載がされておらず,証拠請求として不明確であるので,
それらを明確に記載したものを再提出されたい。
主任弁護人
承知した。上記書面による証拠請求を留保する o
指定告知した次回期日
平 成 23年 1月 20日午後 3時 o0分
平 成 22年 12月 24日
東 京 地 方 裁 判 所 刑 事 第 8部
西
裁判所書記官
。
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-3-
尾
幸
美
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