パートナー直行便 パートナー直行便 - 岩手県社会福祉協議会

いわて福 祉だより
本会は、
「地域福祉を推進し、誰もが住み慣れた家庭や地域で、共に支
えあい、自分らしく、安心して生活することができる、豊かな福祉社会
の実現」に貢献します。
INFOR M AT ION
パートナー 直 行 便
−
−
−
22
東北労働金庫岩手県本部(小野寺正
志本部長)は県社協を通して、県内8
カ所の福祉作業所及び作業所連絡協議
会へ総額100万円を寄付しました。
寄付は同社の社会貢献活動として始
まり、今年で14年目となります。
1月14日、寄付金を
手 渡す丸モ青 果の
岩渕光年専務
(右)
1月19日、
目録を手渡
す東 北 労 働 金 庫の
小野寺正志本部長
(右)
電話019−637−8889
(代表) ■ ふれあいランド岩手1階
ふれあいランド岩手では敷地のわり
に除雪設備が少なく、毎年、除雪に大
変苦労しています。今回、盛岡市の天
昌寺保育園から、使わなくなった除雪
機の寄贈を受けました。ありがたく活
用させていただいています。
ふれあいランド岩手
プロの美容師さんに学ぶ
「ホームヘアカット教室」開催
障がいを持ったお子さんをもつお母様から
の、「理容室に連れて行ってもじっとしてい
られないので、家族が散髪を行っているが、
どうしてもプロの方のようにうまくカットで
きない」という声から企画されたこの教室
は、今年で3年目となります。
今年度も盛岡市の有限会社ボーイプランニ
ングさんの協力を頂き、8月と1月の2回、
プロの美容師の方々を講師に開催しました。
1月18日開催の教室には97歳の認知症の
方とご家族も参加。「次はお化粧もしてみま
しょうか」というスタッフの声がけに照れる
姿が見られました。また「15年間ずっと障
がいを持つ息子のカットをしてきたが、成長
するにつれ髪型に悩んでいた。帰ったら早
速、教わった通りやってかっこよくしてあげ
笑顔が絶えない「ホームヘアカット教室」
たい」とお母様から感謝されたり、継続参加
している障がいを持つ娘さんを持つお母様か
らは「だんだん上手になり、カットするのが
楽しくなってきた」など、多くの喜びの声が
寄せられました。
参加者及び協力頂いた有限会社ボーイプラ
ンニングのスタッフ、当館のスタッフもみ
な、笑顔がたえない教室となりました。
「ホームヘアカット教室」は平成22年度も
開催を予定しております。興味のある方はお
問い合わせください。
◆ 問い合わせ先
ふれあいランド岩手 管理指導グループ
☎019-637-7444
表紙 いわて共生の翼
ふれあいサロン「いきいきお茶の会」(一関市社会福祉協議会東山支部)
元気な笑顔の参加者の皆さん
…
019 637 4255 ︵この広報紙は岩手県福祉基金の助成を受けています︶ F
A
X
東北労働金庫岩手県本部
集落に介護予防の輪を広げる
−
丸モ盛岡中央青果株式会社
盛岡市の丸モ盛岡中央青果株式会社
(浅沼優治代表取締役社長)は、正月初
売の「宝船(たからぶね)
」売り上げ金
131,000円を県社協に寄付しました。
同社では毎年、同様の寄付を行って
います。
ちょっと一緒に﹁お茶っこ﹂でも
−
岩手県共同募金会
寄贈された除雪機
−
パートナー ■発行人 ◆菅三郎 ■編集人 ◆藤原健一 発行所 ◆岩手県社会福祉協議会/岩手県共同募金会 ◆第三種郵便許可 ◆定価200円︵県社協会費には本紙の年間購読料が含まれています︶ 平成 年3月1日発行
3月号2010年 549号 ■〒020 0831 岩手県盛岡市三本柳8 1 3ふれあいランド岩手 電話019 637 4466 −
● 事務局 電話019−637−4466
(代表) ■ ふれあいランド岩手1階
● 福祉人材センター 電話019−637−4522
(代表) ■ ふれあいランド岩手2階
天昌寺保育園
ありがとうございます
VOL
岩手県社会福祉協議会
●お問い合わせ先
一関市社会福祉協議会東山支部
一関市東山町長坂字西本町139−1
☎0191−47−3238
「元気な方もからだの弱い方も近所同
士でゆっくりお茶飲みし、寝ない、ボケ
ないがみんなの目標です」。
一関市東山町松川地区三室(みつむ
ろ)集落の高齢者を見守るのは、平成10
年にスタートしたふれあい・いきいきサ
ロン「いきいきお茶の会」(佐藤比佐惠
会長、世話人11人)の皆さん。
同サロンは農繁期を除く年間10回程度
開かれ、常時70代から90代の約20人前後
が参加。ゲームやレクリエーション、講
話など毎回工夫を凝らした中で、楽しい
半日を過ごしています。
三室集落は66世帯、人口は約200人。大
半が専業農家から一人暮らし高齢者は少
ないものの、体力の衰えなどから外出す
る機会から遠ざかっていた高齢者にとっ
て、ここは楽しく「お茶飲み」できるオ
アシス的な存在です。
最高齢の石川スサヨさん(93)は「今日
は5分くらい先の自宅から、雪道をゆっ
くり歩いてきました。笑ったり、歌っこ
唄ったり、からだを動かしたり、集まる
日が楽しみです」とにっこり。
2月8日の三室公民館での活動日に
は、佐藤育郎区長(東山歴史文化振興会
会長)が集落に伝わる疫病除け「天狗だ
んご」について講話。「ここは平泉文化と
関わりの深い、歴史と人情味に溢れた集
落です。昔ながらの支えあいと古き良き
ものを大事にする風土が根づいていま
す」と強調。
また、一関市社協東山支部の千葉正道
職員(東山在宅介護支援センター所長)
が「脳天気レクリエーション(物忘れ・
認知症予防)」で、介護予防への意識と健
康増進を図りました。
一関市社協が助成するサロン事業は市
内全域で294サロン、東山支部では12サロ
ン開催され、必要に応じて講師などを派
遣して協力しています。運営する佐藤会
長は「社協と手を取りあって、参加する
方の年齢や体力に合った無理のない取り
組みを進めています。これからも心身の
意欲を引き出せるよう、皆で頑張りた
い」と意欲を見せています。