平成 27 年 4 月 1 日 各 位 会 社 名 株式会社みやじ豚 住 所 神奈川県藤沢市打戻 539 代表者名 代表取締役社長 宮治勇輔 問合せ先 株式会社みやじ豚 (TEL. 0466-48-2331) みやじ豚×牡蠣コラボバーベーキューにおける食中毒事故発生に関するお詫びとお知らせ この度、弊社の実施しております催し「みやじ豚バーベキュー」(藤沢市)におきまして、 ノロウイルスによる食中毒事故が発生いたしました。同催しは、4 月 1 日(水)付で藤沢市保健所 により食品衛生法に抵触するとして勧告を受けましたので、下記の通りお知らせいたします。 発症された皆さまには多大なる苦痛とご迷惑をお掛けしたことを、心より深くお詫び申し上げ ます。また、みやじ豚を日頃からご愛顧いただいているお客様および関係者の皆様にも多大なご 迷惑とご心配をお掛けしますことを、重ねてお詫び申し上げます。 記 1. 食中毒事故の内容について 平成 26 年 3 月 26 日(木)、みやじ豚バーベキュー(同月 22 日開催)にて、ご飲食をされたお客 様の中に食中毒の疑いの症状が発症している旨を、所轄である藤沢市保健所(以下、所轄保健所) より連絡がございました。弊社は、直ちに所轄保健所に参加者名簿を提出し、それをもとに所轄 保健所が電話にて申込代表者様に対し、症状の有無等の調査を実施いたしました。 その後、調査の結果 28 名が下痢、腹痛、発熱等の症状を呈し、うち 11 名の方からノロウイル スが検出されたことを確認しました。(4 月 1 日現在) 2. 勧告の内容について 上記の内容を受け、同イベントは 4 月 1 日付で所轄保健所により、食品衛生法に抵触するとし て、速やかに次の処置をとるよう勧告をうけました。 勧告の対象 :みやじ豚バーベキュー(催し)の運営体制 勧告の理由 :食品衛生法第 6 条 3 号、52 条の規定に違反した為 勧告年月日 :平成 27 年 4 月 1 日(水) 2-1 当該営業行為について これまでのバーベキューについてはいずれも、保健所に営業許可を受けている施設を利用して 開催しておりました。通常、一施設につき複数の主体が営業許可をとることが出来ないため、弊 社は、営業許可のある施設で「交流」を目的として、月に 1 回程度みやじバーベキューを行って 参りました。 ですが、バーベキューの開催頻度が増し、また何より今回のような食品衛生法に抵触する事態 が発生したことから、許可のない生産者自らが焼いてご提供する方法(=当該営業行為)を中止す るよう勧告を受けました。 今後、継続してバーベキューを開催するには、改善案の提出を求められています。こちらの改 善案につきましては、4 月 1 日付で回答し、所轄保健所より、承認を得ました。 3. 原因食・感染経路について 発生の原因につきましては、今回の催しでは通常のみやじ豚バーベキューに加え、牡蠣を取り 扱っている「株式会社 四国食べる通信」から 3 名の方にお越しいただき、直接牡蠣焼いて参加 者の皆様にご提供いただきました。 ご提供する際、食中毒が懸念される牡蠣の殻が、他の食材に触れないよう、 「色つきの紙皿に 乗せ、使い捨てにする」 「焼き台を別のスペースに設置する」等の工夫もしておりましたが、ご 提供した牡蠣の中に加熱が十分で無いものが含まれており、今回このような事態になってしまい ました。 【謝罪】 株式会社四国食べる通信 代表取締役 眞鍋邦大より 4. 再発防止策について この度はこのような食中毒事故を発生させてしまい、お客様や関係者の皆様に多大な御迷惑と ご心配をお掛けいたしましたこと、改めて心より深くお詫び申し上げます。この事態を厳粛に受 け止め、所轄保健所のご指導に従い、再発防止に向けて以下の対策を講じました。 ① 除菌消毒の実施 牡蠣を焼いた網は全て廃棄、トングやとトレーは徹底した洗浄消毒を行いました。 通常のバーベキュー通り、使用した食材他、残った牡蠣の殻も当日廃棄を済ませました。 紙皿・プラカップ・割り箸については、毎回、使い捨てのものを利用しております。 ② 生産者自らの調理行為を控える 所轄保健所の調査により、生産者自ら肉および野菜を焼いて提供することは、調理行為とみ なされるため、継続して開催するには、許可が必要との指摘を受けました。 そのため、提供する野菜の加工や炊飯は既に許可を得ている施設に依頼いたしました。 また、みやじ豚・焼き野菜用の食材は、弊社スタッフが調理して提供するのではなく、グル ープごとに分かれて参加者自らが調理する形に変更し、開催を予定しております。 この他にも、食の安全・安心の確保に一層の万全を期して参る所存でございます。今後とも変 わらぬご愛顧を賜りますよう、お願い申し上げます。
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