二月十九日、三月二十六日に関東信越厚生局と埼玉県が開催した「選定委員会」において、今年度の個別指導の実施スケジュールが決定された。今月と来月の二回に分けてお知らせする。個別指導の対象医療機関の選定方法は昨年と同様で、今年度も高点数医療機関を主として個別指導が行われる（医科３面、歯科５面）。今年度の実施状況は歯科四月、医科五月から、例年同様月二回、一日八〜情報、医療事故調査制度にパブコメを提出２面 … 論壇「新オレンジプランは、認知症患者の受け皿の問題に帰する」３面… 生活保護と貧困の現状を知る④、個別指導は不開示決定を覆し、開補填分として初再診料等「集団部分」のみ実施さ算出したものと説明して一件あたりの平均点数を者の平均点数を加えて、金の平均点数に後期高齢レセプト一カ月の平均取医療機関である。するが、医療機関の診療導を受けた医療機関と、られているだけ」と強調一三、一四年度に個別指導または集団的個別指内容は考慮せず、点数の集団的個別指導いる（さらに、医科では扱い件数が一〇件未満のみを問題としていること院内処方・院外処方の補医療機関は除かれる。高集団的個別指導は対象者を一堂に集めて、一時ることにあるため、協会療のルールを周知徹底す個別指導の本来の趣旨は点数に関係なく保険診から、狙いが医療費抑制厚生局は高点数を悪とはせず、「選定基準で決め今年度の高点数医療機関の選定に使用した「平正も実施）。平均点数と基準点数均点数（基準点数）」と数個別指導」の対象件数的個別指導を受ける場合であることは明白である。に不開示となり、埼玉協は左表の通り。高点数選定の線引きとな会および関東ブロック各平均点数は、昨年の診る。は一・二倍したもので、もある。協会は再審査請求を行っ療報酬改定で消費税増税一・一倍、診療所と歯科「基準平均点」とは、点数個別指導に選ばれな補正平均点数に病院はければ、三年ごとに集団表、３面表１）内訳が開示された。（左が引き上げられたが、ほ間半程度の講習会形式の５面…歯科のページ、個別指導情報別刷…第回定期総会議案主な記事示の決定をしたことを受ています。れる。会員の購読料は会費に含まれとんどの科で前年度より購読料　1 部　150 円けて、今年度は選定内容発行人　大場　敏明について、標榜科による F A X 048（824）7547 高点数による選定は廃止を電　話 048（824）7130 集団的個別指導の対象下がっている。「補正後平均点」とは、となるのは、「基準平均厚生局によると、支払基点」を超えた上位八％の 4-2-2 アンリツビル 5F が、二〇一三年に一方的「集団的個別指導」「高点一二件のペースで行われている。さいたま市浦和区北浦和に対する医療機関の損失 21 （JR浦和駅西口徒歩5分） ☎048-825-4001 ※会員には案内状を 5 月はじめにお送りしています ●記念講演　午後 4 時〜 6 時「アベノミクスで地域の医療はどうなるか〜あるべき改革の方向性〜」講師金子　勝氏（慶應義塾大学経済学部教授）していくこと」と解説した。次に全員で実習を行い、基本動作（正しい立ち姿勢や椅子の座り方）、お辞儀（太ももの付け根を曲げて会釈、普通礼、が病・医院のイメージをあり、あなたのイメージ人一人が病・医院の顔でまず医療スタッフとして働くことについて、「一ハーモニー）が務めた。藤智恵子氏（ソフィアは今年で九回目となる伊九〇人が参加した。講師場で医科歯科あわせて三スタ川越で開催し、三会て接遇を学んだと回答し参加者アンケートでは、回答者の八割が初め習も行った。気持ちを体感する傾聴実動作を入れる）などの態的な聞き方（相手と同じまた、見知らぬ参加者同士でペアを組み、積極在）を練習した。編、業者編、名指し人不敬礼）、電話応対（患者作る」と指摘。そして、「三た。そして、「自分に足にふれあいキューブ（春遇講習会」を四月、五月は心遣いが言葉と態度で要性を挙げ、「マナーとまた患者から信頼を得る基本としてマナーの重大切さを強調した。られた。たい」などの感想が寄せ日から実践して取り組みた」「お辞儀や話し方が度により、話し手の抱く年間は第一印象を忘れなりないところが分かっ日部）、大宮ソニックに相手に伝わるように表現改めて勉強になった」「明加え、今年は新たにウェ毎年好評の「病・医院スタッフのための患者接アベノミクスは引き返せない泥沼の悪循環を生み出している。その中で、医療・年金・介護はこれから破壊的な結果をもたらす危険性が高まっている。その具体的な内容を明らかにしたうえで、分散ネットワーク型産業と社会システムのあり方に即して、あるべき地域医療や介護の改革について述べる。い」と述べ、第一印象の「自分に足りないところが分かった」８割が初めて受講３会場で３９０人が参加第41回定期総会伊藤智恵子氏個別指導に弁護士が帯同できます〒 330-0074 た。昨年、内閣府情報公 ●総会議事　午後 2 時〜 4 時全員でお辞儀の基本を実習発行所埼玉県保険医協会開・個人情報保護審査会は高点数個別指導を廃止して、健康保険法に則った指導が行われることを引き続き要求していく。今年度の個別指導は既に歯科は四月から、医科は五月から月二回、一日八〜一二件の例年のペースで行われている。協会にも相談が寄せられており、弁護士帯同や録音に関するアドバイスを行っている。選定通知が届いたら協会に相談いただきたい。また、今年度の個別指導対策講習会は十月四日に開催する（詳細は後日）。ぜひご参加いただきたい。埼玉県保険医協会患者接遇講習会 41 ◆内科（呼吸器科、消化器科、胃腸科、アレルギー科、リウマチ科、循環器科を含む） ◆精神・神経科（神経内科、心療内科を含む） ◆皮膚科（形成外科、美容外科を含む） ◆泌尿器科（性病科を含む） ◆外科（呼吸器外科、脳神経外科、小児外科、肛門科、心臓血管外科、麻酔科等を含む） ◆整形外科（理学診療科、リハビリ科、放射線科を含む）選定基準の内訳を開示個別指導対象保険医療機関の選定件数の内訳表）2015 年度埼玉県医療機関平均値一覧歯科100件に実施高点数個別指導　医科97件第 512 号（1976 年 1 月 7 日第三種郵便物認可）埼　玉　保　険　医　新　聞 2015 年 6 月 5 日（毎月 1 回 5 日発行）（1） 2015年度個別指導実施計画確定