森の里地区(PDF形式:20KB) - 厚木市

平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
1
自治会長からの意見・要望
種別
市長等からの回答
○初期消火のための装備の設置について
(市長)
森の里地区全体で言えることであるが、森の
地域の自主防災隊の強化については、大変うれ
里は新しい地域ということで消防団が地域にな
しいことです。しかしながら継続していくには課
い。玉川地区の第6分団に対応してもらってい 防犯・防災 題もあると思います。
る。しかし、大震災が起きた場合は、すぐに森
消防団の現在の状況は、定数に対し人員が不足
の里地区への対応ができないと思うので、自主
しています。このような状況をどうするか検討を
防災隊の強化必要である。火災への対応も大切
行い、消防団のOBにボランティアとして災害時に
であるので、初期消火の体制をしっかりしてい
後方支援をしてもらうための大規模災害サポート
きたい。装備としては、防火水槽から水を汲み
隊を発足させ、14人を任命し、消防体制の強化を
上げる小型のポンプ、ホースをつなぐことので
図りました。
きるポンプを設置してもらいたい。現在は森の
自主防災隊の装備を充実しても、維持管理をど
里5丁目に設置してあるので、森の里の各自治
うするかが、一番の問題になります。いざという
会にも設置していただきたい。自力で初期消火
ができる体制をつくり、自治会イコール自主防
時には誰が対応するかをしっかり詰めていかない
災隊となっているが、本来は役割が違うと思
といけません。
う。昼間に火災が起きた場合は常に家にいる人
(消防長)
が消火を行うことになります。
森の里5丁目の装備につきましては、平成21年度
(森の里3丁目自治会)
のまちづくりフリートークで要望をいただき、モ
私は岡山県の消防団で活動してきたが、森の
デル事業として実施しているものです。自主防災
里5丁目は防火水槽がなかったため、以前私が
隊とは別の組織として、消火隊を設けたもので、
副会長の時に防火水槽が設置され、消火用ポン
専任の隊員が2人いらっしゃいます。今後は新たな
プが設置された。本来消防団のホースは直径70
隊員の確保など課題が多いと思います。自治会長
mmだが、自治会に備えているのは直径40mm
と話し合いながら、検証しているところです。今
のホースなので、女性も扱うことができる。4
後更なる検証をした中で、各自治会に設置をでき
箇所にホース庫を設置しているため、地域内の
るかどうか検討したいと考えます。
消火栓ですぐに消化活動が行える体制を整えて
なお、東日本大震災などの大規模災害の発生時
いる。年4回の消火訓練を実施し、地域内には
自主防災隊員として登録している人が十数人い
には、広範囲に被害が及ぶことが想定され、消防
る。今年度は、12月に消防団の協力を得て、消
だけではなく、住民一人一人が自助共助の気持ち
火栓から直接放水をする訓練をする予定になっ
を持つことが大切です。消防団は地域に密着した
ている。消火栓を水利とするため、家庭で一番
存在ですので、地域との連携の強化は必要だと思
水を使わない14時から16時の時間帯で訓練を予
います。
定している。
(森の里5丁目自治会)
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(警防課)
消防本部では、既存のモデル
地区である森の里5丁目自治会
の状況を十分検証し、規模及び
地域の拡大について検討を進め
てまいります。
平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
2
自治会長からの意見・要望
○街路樹や公園内の植栽について
先日の台風15号で大木が根こそぎ倒れ
た。森林公園で山ビル対策で下草刈りをし
て風の通り道ができた結果、倒木したのだ
と思う。道路維持課や公園緑地課がすぐに
対応してくれたが、まだ危険な箇所がある
と思う。
森の里5丁目自治会はセーフコミュニ
ティーの推進地区である。防犯だけでなく
防災もセーフコミュニティーの取り組みの
一部と考えている。市でできる対応をお願
いしたい。
今回の台風15号で倒れた道路や公園に植
えてあるポプラは、公団が植えたものだと
思う。
(森の里5丁目自治会)
種別
市長等からの回答
(市長)
公園や街路樹のポプラは人工的に植えたもので
すので、維持管理をするために枝打ちなどを行い
ますが、公園については公園をつくるときに樹木
のレイアウトを決めています。
公園の木を切ってしまうと、切ったことに対し
て苦情を受けることもあり、難しい問題です。
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(公園緑地課)
平成23年12月19日に森の里5
丁目自治会長と連絡を取り、ふ
じだな公園北側部分を中心に、
万が一倒木した場合に住宅に被
害を及ぼす可能性のある高木に
ついては、伐採若しくは剪定を
実施することを伝え、了承をい
ただきました。
(道路維持課)
森の里5丁目自治会長に面会
し、街路樹の危険個所について
は無いことを確認しておりま
す。
平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
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自治会長からの意見・要望
種別
市長等からの回答
(市長)
○自治会館前の安全対策について
自治会館前の土地については交換できるのかど
昨年も要望したが、5丁目自治会館の西側
うかは、はっきり言えません。自治会館の南側に
の木が台風の影響で倒れた。防災倉庫にぶ
防犯・防災
低木類が植えてあるので、整備を行えば広くなる
つかりそうになったので、安全対策をお願
と思います。西側の法面は神奈川県の森林公園の
いしたい。県の所有地を含めた防災対策が
管理になりますので、土止は神奈川県に対応して
必要だと思う。県とも話をしたところふじ
もらうことになります。お話のとおり、今後は三
だな公園の北側から登る通路に民間の土地
者で話し合いを持つことが良いと思います。
がある。自治会館西側の県所有の土地とふ
(まちづくり事業部長)
じだな公園の土地をバーターすることで対
お話にありましたとおり、公園の北側から登る
応できると県から聞いた。県、自治会、厚
通路には隣接して民有地がありますので、県有地
木市との三者で話し合いができるとよい。
との交換は難しい状況です。
(森の里5丁目自治会)
(河川緑政担当部長)
県と市との公園を交換することは、手続的にも
極めて困難な問題を伴いますので、森林公園を管
理している神奈川県の意向についても、確認をし
てまいりたいと思います。
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(公園緑地課)
神奈川県に確認したところ、
県立七沢森林公園については、
都市公園として都市計画決定し
たものであり、公園の区画の変
更については、相当の理由を要
するため、現実的には変更がで
きない状況です。また、ふじだ
な公園についても事情は同様で
あり、そのため両公園のそれぞ
れの一部を交換することについ
ては、御希望に沿うことができ
ません。
(道路管理課)
公園の北側から登る通路には
隣接して民有地がありますの
で、県有地との交換は難しい状
況です。
平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
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自治会長からの意見・要望
○横断歩道の設置について
森の里センター前バス停の利用者は、
スーパーから歩道橋があるが、遠回りにな
るため利用する人がいない。病院利用者も
病院から出るとバス通りを横断して反対側
のバス停に渡ってしまう。直線道路のため
スピードを出す車も多く危険である。信号
設置とまでは言わないが、横断歩道の設置
をお願いしたい。
(森の里3丁目自治会)
種別
市長等からの回答
(市長)
横断歩道の設置につきましては、神奈川県公安
委員会の管理になり、厚木市から公安委員会窓口
道路・交通 の厚木警察へ要望することになります。御要望の
箇所は近くに歩道橋があり、警察に「なぜ、歩道
橋を利用しないのか。」また「道路を横断しない
ように対策をとるように。」と注意されることも
想定されます。
横断歩道の設置に当たっては、合理的な理由を
立てて要望する必要があると思います。
(協働安全部長)
今回御要望をいただき、実際に病院の前と歩道
橋の下を横断する人の通行者数を調査いたしまし
たので、この結果を持って県に要望してまいりま
す。
なお、病院に通院されている方につきまして
は、病院がシャトルバスを運行していることもあ
り、横断者は少ないのではないかと思います。
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(交通安全課)
平成23年11月21日に森の里病
院前で道路横断者数調査を実施
しました。調査結果を基に平成
24年1月30日に厚木警察署へ要
望書を提出済みです。
平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
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自治会長からの意見・要望
○認知症予防について
この要望は民生委員さんから出た要望。
認知症の方がいる家庭の介護の大変さを考
えると、認知症予防は必要なことだと思
う。市で認知症予防の講習を是非実施して
もらいたい。家庭でできること、自治会で
できることは何かないか。自治会内に長
年、認知症の親の介護をしていた御家族が
いたが、御家族の介護のため地域の行事に
も参加できなかった。在宅介護では、介護
をする方の大変さがある。市としての対策
はあるのか。
(森の里4丁目自治会)
種別
福祉
市長等からの回答
(市長)
家庭で御家族の介護をされている方は、大変な
ことだと思います。市でも認知症対策に積極的に
取り組んでいます。詳細につきましては、市民健
康部長から御説明いたします。
(市民健康部長)
厚木市では認知症について正しい知識を持ち、
認知症の方や家族を応援し、誰もが暮らしやすい
地域をつくるために、認知症について基本的な知
識の習得を目的とした認知症サポーター養成講座
を開催しています。市が主催しているものと、地
域包括支援センターが主催しているものがあり、
どなたでも参加できますので、御利用ください。
また、御要望があれば市の出前講座でも実施し
ていますので、地域の公民館で受講することも可
能です。平成22年度は1,100人の方に受講していた
だきました。
平成23年度におきましては、介護保険の1号保険
者(65歳以上の方)で介護認定を受けていない方
へ、認知症のチェックリストを直接送付しまし
た。平成22年度までは、医療機関がチェックして
いましたが、平成23年度からは市で直接実施した
ものです。78%の方から回答をいただきましたの
で、チェック項目を分析して、認知症予防が必要
な方には通知を差し上げました。
また、他の支援策として「はいかい高齢者SOS
ネットワーク」事業を実施しています。はいかい
の可能性のある方を事前に登録してもらい、警察
や、神奈川県保健福祉事務所と情報を共有するこ
とで早期発見をすることを目的にしています。希
望者へはパソコン等で居場所を検索することがで
きるGPS機能のついた携帯端末を貸与しています。
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(介護保険課)
認知症対策としては「認知症
サポーター養成講座」及び「二
次予防対象者把握事業(基本
チェックリスト)」を実施して
おり、平成24年度につきまして
も引き続き実施してまいりま
す。
(高齢福祉課)
はいかい高齢者SOSネット
ワーク事業につきましては、今
後、高齢者の増加に伴い、認知
症高齢者の増加も見込まれるこ
とから、引き続き実施をしてま
いります。
平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
6
自治会長からの意見・要望
種別
市長等からの回答
(市長)
○本厚木駅周辺の過疎化改善対応について
本厚木駅前周辺の将来についての御意見です
日ごろから地区市民センターの職員の方
が、過疎化という言葉は大変残念に思う意見で
たちは、対応が早くとてもよくやっていた
まちづくり
す。
だいている。
厚木市では中心市街地の活性化を図るために空
40歳代、50歳代の方の意見として、本厚
き店舗対策を実施し、87店舗入っていただきまし
木駅前の活性化を進めるために取り組んで
た。空き店舗対策については、商店主の意欲の問
いるということは分かっているが、どうい
題もあるので、話を聞いて意欲のある方に助成し
うまちづくりを目指しているのか分からな
ています。
い部分もある。B−1グランプリ終了後、まち
また、店舗の所有者の事情もありますので、貸
をどうやって活性化に向かわせるのか。イ
す側である所有者の意向があれば、積極的に働き
ンター南部のショッピングセンターができ
掛けていきたいと思います。
たことにより、ますます駅前が寂しくな
本厚木駅周辺は、昭和30年代に区画整理を実施
る。若い人のふるさとにするためには、い
して、まちづくりを行いました。それ以降、小田
ろいろな意見を聞いてにぎわいのあるまち
急の高架等を含めて商店街が発展し、バスセン
づくりをお願いしたい。また、地下道を拡
ターも含めて周辺の整備もされました。平塚のま
張して地下街にしたり、雨にも濡れずに移
ちは、関東大震災後に整備を行っています。自治
動できたりする全天候型の商店街にしてほ
体によって事情は様々であります。
しい。パルコの利用など駅前の活性化を実
今、厚木市はもう1度まちをつくりかえる時期に
現してもらいたい。
来ています。余分な土地が駅周辺に空いているわ
(森の里1丁目自治会)
けではありませんので、その点を考慮し、土地利
用を図って行きます。再開発は民有地もあります
ので、関係者を含めて再開発を実施する機運の高
まりが必要になってきます。南口も同様です。
厚木市のまちづくりの展望は再度まちづくりを
おこなうことで、他の自治体のまねをすることで
はありません。本厚木駅の利用者も多く、愛甲石
田駅の利用者も伸びています。再開発の計画を進
めている中で、どういう手法で実施するのかを検
討しています。
交番も駅前に設置されましたので、これから治
安もよくなっていくと思います。魅力的な厚木市
にすることが行政の役割です、関係者の意向を見
極めて実施していきます。
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(中心市街地整備課)
本厚木駅周辺の魅力的な都市
への更新に向け、中町第2-2地
区周辺や本厚木駅南口地区、一
番街周辺地区において、関係権
利者と事業の具現化に向けた勉
強会等を行っています。
また、「市民参画と協働のま
ちづくり」の観点から広く市民
の皆様の意見を反映させるた
め、公募による市民、地域の代
表者及び学識経験者などの方々
による「まちづくり会議」を立
上げ、いろいろな角度から御意
見をいただいています。
(商業にぎわい課)
今後も引き続き、にぎわいあ
ふれる快適で利便性の高いまち
づくりに向け、空き店舗対策に
積極的に取り組むとともに、商
店会や市民の皆様、企業との連
携により、「にぎわい爆発あつ
ぎ国際大道芸」等の集客力の高
いイベントを開催するなど、本
厚木駅周辺、中心市街地のにぎ
わい創出に努めてまいります。
平成23年度 森の里地区自治会長と市長とのまちづくりフリートークまとめ
No
7
自治会長からの意見・要望
種別
市長等からの回答
(市長)
○活気あるまちづくり
森の里地区は公園のスペースが多い地域です。
森の里地区のまちづくりについて提案し
神奈川県の森林公園にも話をしたいと思います。
たい。自身が保育士をしている経験上、幼
防犯・防災
市としても別の地域に、子どもたちが創意工夫
児期の豊富な体験が人間形成に大切である
をしながら自然とふれあうことのできる施設の整
と感じている。今は何事も「だめ」という
備を検討しています。
環境の中で子どもたちは育っている。
子どもたちが木登りなどに挑戦できる、
わんぱく広場のような場所をつくってもら
いたい。つつじの丘公園の調整池下が広い
場所になっていて魅力的に映る。
大人の手でつくられているものではな
く、高齢者や大人、みんなが集えることが
大切。遊具も手作りのものが理想。ありそ
うでない場所をつくってほしい。
そうすることによって様々なところか
ら、多くの人たちが森の里地区に集まって
くれると思う。
(森の里4丁目自治会)
平成23年11月21日(月)実施
取組状況
(公園緑地課)
現在、荻野地区において、豊
かな自然とふれあい、自由に遊
びながら学ぶことによって、健
康で活力あふれる子どもたちの
育成に向けた、活動の拠点とな
る公園の整備を検討していま
す。