石油産業の現状 - JOGMEC 石油・天然ガス資源情報

オーストラリア政府
海域石油政策に関する最新情報
Demus King
支部長、海域資源支部
連邦政府代表、共同管理機関
オーストラリア政府、産業省
www.petroleum-acreage.gov.au
石油産業の現状
天然ガス
 従来型ガス 158 Tcf / 4.5 Tcm
 炭層メタン +235 Tcf / 6.7 Tcm
 シェールガス 400 Tcf / 11.3 Tcm (米国 EIA)
 世界で3番目に大きいLNG 輸出国
 24 mtpa のLNG 輸出 (豪ドル$14 billion)
 +60 mtpa の生産能力をもつ7 LNGプロジェク
トが進行中
 国内のガス生産量1,100 PJ
石油およびコンデンセート
 現在、石油の純輸入国
 大規模なコンデンセートおよびシェールオイル資源の有望性
Source: APPEA, 2013
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投資に関する主な検討事項
 アジアの主要市場に近接
 有望性の高い鉱区
 過去最大に及ぶ探査活動
 強い経済的弾力性および世界クラスのビジネス環境
 客観的に定められ安定した石油規制制度
 政府、規制当局および産業界の役割が明確に定められた鉱業権の保証
 競争前段階地球科学的データおよび分析情報の無料ダウンロード
 継続的な規制負担軽減対策
Image courtesy of ROC Oil Pty Ltd
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政府の責任
オーストラリア政府(連邦政府)
 国の政策および規制:
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海域石油鉱業権の付与
国の環境法に関する許可・認定
財政、金融および税制政策
外国投資および貿易
州/準州政府(地域)
 地域規制:
 沿岸水域(3海里以内)における陸上石油
鉱業権の付与
 陸上使用料の支払い
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重要な優先政策
 規制による負担および重複の軽減
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炭素価格制度の廃止
温暖化「直接行動計画」の確立
探査支出に対する課税の見直し
移送および取引手数料の廃止
環境許可、環境計画書認定の一元管理
 新エネルギー白書
 エネルギー政策への統合的なアプローチ
 現在進行中の探査および開発を支援する
Source: Woodside Energy Ltd
魅力的で新たな投資機会
 年1回の鉱区公開
 2014年より一部の鉱区で現金入札を導入
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環境規制の合理化
 産業への規制による負担を軽減
 環境規制の一元管理 – NOPSEMA
 EPBC 法の承認; および
 OPGGSA 環境計画書の承認
 その他の取り組み:
 環境基準データベース
 海域石油情報管理システム –
データ検索
EPBC法の承
認パート7、
パート 9
OPGGSA環境
計画書の承
認
http://www.nopsema.gov.au/environmental-management/
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現金入札
 一部の小規模鉱区において現金入札制度の導入
 探査成熟度の高い鉱区、又は
 確認石油集積の存在
 2014年は4鉱区が対象
 申請前に事前資格の取得が必要
事前資格:2014年
10月30日
 事前資格:
 技術的な資格および助言
 申請者への財政支援あり
 現金入札オークション:
 非落札者には入札保証金の10%が返金
 落札者には探鉱権が付与
 義務作業プログラムは無
現金入札オークシ
ョン:2015年2月5日
 海外投資審査委員会(FIRB)
 入札前に承認が必要
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現在進行中の優先事項
 安定した効果的な規制制度
 世界最高基準及び安全性を誇る海域
石油事業
 環境的に持続可能な開発
 有望海域における石油開発持続の保障
Source: Department of Environment
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詳しい情報をお求めの方はこちらをご参照ください
 2014年の公開鉱区:www.petroleum-acreage.gov.au/2014
 国家海域石油ライセンス管理機構:www.nopta.gov.au
 国家海域石油安全環境管理機構:www.nopsema.gov.au
 オーストラリア地球科学機構:www.ga.gov.au
[email protected]