総務委員会資料 蒲消総第 265号 平成 24年 2月 14日 消防本部 総務課 消防救急無線デ ジ タル 化共 同整備 につい て (報 告 ) 1 報告 の理 由 平成 22年 12月 の総務委員会 にお い て、デ ジタル 化 の経緯、愛知県及び東三河 の共 同化 の 状況、今後 のス ケジ ュール につい て ご報告 させてい ただ きま したが 、国 の第 3次 補 正予算 を 活用 し当初 のス ケ ジュール よ り 3年 程度前倒 しで整備す ることになつた こ と及び具 体的な整 備 内容 、概算費用 が確定 しま したので ご報告 申 し上 げる次 第 です。 _ 2 消防救急無線デ ジタル 化 の概要 近年 の救急活動件 数 の増大や大規模 災害、特殊災害へ備 えるためには、消防救急業務 に割 り 当て られた電 波数 が不足 して きてい る現状 が あ ります。 現在 のアナ ロ グ無線 では、大規模デ ー タの転送や秘 匿性 がない こ と、新 たな電 波数 の害」 当て が 困難 であるな どの理 由によ リデ ジタル化 に移行すべ きであるとい うことか ら、平成 20年 5 月 に電 波法が改正 され 、平成 28年 5月 3聾 までに、現在使用 してい る 150MH z帯 アナ ログ 方式か ら 260MH 3 z帯 デ ジタル 方式 に移行す ることが決 定 しま した。 デジタル 化整備 によるメ リッ ト ・デ ー タ伝送 による確 実かつ効率的な消防救急活動の支 援 ・無線チ ャ ンネル の増加 ・通信 の秘匿性 向上 に よる個人情報等 の保護 4 デ ジタル 化 の経緯 (1)愛 知県 の動 向 愛知県では、平成 17年 7月 15日 付消防庁通知 を受 けて 、平成 18年 度か ら検討会 を設 置、 平成 20年 3月 に 「愛知県消防救急無線広域化・共同化等整 備計画」を策定 し、県 内を 11ブ ロ ックに編成 し、東 三河全域 を 1ブ ロ ック として共 同整備す ることとな りま した。 (2)東 平成 三河地 区消防本部 の動 向 22年 6月 「東 三河消防通信共 同受信 検討委員会・検討部会」の要綱、要領 に消 防救急 無線デ ジ タル 化共 同整備 に 関す る事項 を盛 り込み検討 を始 めま した。 平成 23年 4月 1日 、電波伝搬調査及び基本設計作成業務委託 を行 ない ま した。 総務委員会資料 ・ 全 体 ス ケ ジ ュ ール (現 行計画 ) 年度 22 23 24 25 26 27 28 調堅 ・ 検討 調ミ 脚 (実 施設計、機 内容 基本設計 (電 波伝搬調 実施 設計 器整備等につ 施工 (整 備 ) いて協議 ) 査に基づき協 議 ) ※ 消防救 急無線 の整備 に係 る財政 支援 (地 方 債充 当 )イ メ ー ジ図 防災対策事業債 (90%) 一般 財源分 (交 付税算入率 50%) 2 10% 総務委員会資料 5 平成 23年 度第 3次 補 正 予算 (第 3号 )の 概要 総務省消防庁 平成 23年 11月 21日 ●経緯 消防救急無線 は東 日本大震災 にお い て重 要 な役割 をはた した一 方 、災害事案 が 同時多発 し、 現地消防本部 と消防広域応援部隊内 の通信 に混信 ・輻軟 が発生 し、活動 に支障 を生 じる場面 が あつた。そ こで消防救急デ ジ タル 無線 を整 備す ることで消防広域応援 部隊 (緊 急消防援助 隊)の 通信 (共 通波 )を 早急 に確保す る必要 とな った。 ●補 助金 (消 防防災通信基盤施設整備費補助金 143億 円 。対象設備 ・補助額 :消 :基 内デ ジ タル 化 関連約 100億 円) 防救急無線 の うち共通波 に関す る部分 準額 の 1/3 ●消防救急無線 の整備 に係 る財 政支援 (緊 急防災・減災事業債 ) ・補助 金、 地 方債 充 当 イ メ ー ジ 共通波 補助金 1/3 活動波 補助裏 2/3緊 急防災・減災事業債 緊急防災 ・減災事業債 100%(交 付税算入率70%) 100°/O(交 付税算入率 80%) 地 方 債 「 :全 「道府県波があ り災害時 に消防広域応援 部 隊間で交信 が可能 となるもの ※ 共通波」 国波 と者 ※ 「活動波」:各 消防本部が通常の交信 を行 な うための電波 6 東 三河地 区におけるデ ジタル化整備 へ の対応 ●整備方法 につい て 。電波伝搬 調査 の結果及 び機器 の 開発 、選 定状況 を け、平成 受 24年 度 に共 同整備 が可能 な 状況 にあ り、又消防救急無線 な どの通信指令 業務 を東三河 5市 で共 同運用 してい るので足 並 みを揃 え共 同整備す ることが必要である。 ・補助金確保 と各市 単独整備 よ り整備 費 が安価 となるため、代表消防本部 を豊 橋市 とし共 同 整備で実施 す る。 ●財源 につい て 第 3次 補 正予算 による補助 金及び緊急防災・減災事業債 の充 当 ⇒ 平成 24年 度繰越 し ※平成 23年 度 国 の補 正 予算 (第 3号 )に 係 る消 防防災通信基盤整備 費補助金 (消 防救急デ ジ タル無線施設 ) 3 総務委員会資料 7 東 三河地 区にお けるデ ジ タル 化共 同整備 の概要 (1)東 三河全体 ・ 基地局電波塔 ・ 総額 ・補助金 8本 (う ち共 同利用基地 1・ ・・ 豊橋市 中署 約 26億 4,600万 円 1億 3,813万 円 (豊 橋市 が代表で 申請 ) ) (2)蒲 郡市整備分 6,433万 円…① ・ 基地局電 波塔 1本 (蒲 郡市水竹町 消防本部 ・ 車載型無線機 52台 携帯型無線機 60台 共 同整備分 約 1億 1,211万 円…② ・総額 約 3億 7,644万 円 (① +② ・補助金相 当額 2,971万 円 単独整備分 約 2億 ) ) ●事業費概要 指令 セ ンタ ー 各市単独整備分 (均 等害 」 =1/5) 共同利用分 けり利レ 数害」 補助金 合計 (見 込 ) ) 豊橋 市 445,O08,160 66,836,700 105,88」 ,940 617,726,800 15,750,OOO 豊川 市 244,383,610 66,836,700 62,892,490 374,112,800 16,100,OOO 蒲郡市 264,335,050 66,836,700 45,273,050 376,444,800 29,710,OOO 新城市 744,104,100 66,836,700 810,940,800 46,640,OOO 田原 市 304,237,580 66,836,700 96,012,520 467,086,800 29,930.OOO 2,O02,068,500 334,183,500 ○,060,000 2,646,312,000 438,130,OOO 計 3」 ・費用 (按 分)に ついて :指 令センター設備は均等害J、 共同利用分は利用チ ャンネル数割 ●整備 スケ ジ ュ ー ル 年度 当初 22 調整・検討 23 24 25 電波伝搬調査 電波及び 3次 補 正予算に よる計画 機器調整 機器整備 運 用 開始 *予 算 繰 越 *完 了 報 告 ー *補 助金請求 4 28 運用 開始 施工 (整 備 調整 ・検討 第 27 実施設計 基本設計 計画 26 ) 総務 委 員会 資料 共 通 波設 置 局 F名 豊 橋 市 消 防本 部 蒲 rh)自 本部 田原 消 防渥 美 分 新 城 須 長 中継 新 城 北 大 鈴 中継 統 制 波 (全 睡 波 ) T2 T3 丁2 丁3 丁1 丁2 T3 丁1 丁2 T3 Tl Tl Tl 丁2 T3 王 連 用 波 (県 波 A/11 A/11 Ml Ml Ml 5 ) ぎき 豪 一 総務委員会資料 活動波害」 当 (10波 ) ■2ヽ し, 表示説 明 ○ =主 利 用 波 0=災 害 波 主利用波 肖防 豊橋 市 田 l 南部 共涌 東三河共桶 1 ll市 , i防 本 書 り 市 △ =東 三 河南部共通波 □ =東 三河 共通波 ) 防本 剖 本部 4 7 10 本 部 6
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