喀痰 中における抗生物質濃度におよぼす各種喀痰 - 日本化学療法学会

CHEMOTHERAPY
VOL.t4NO.5
381
喀痰 中に お け る抗 生 物 質 濃 度 に お よぼ す 各 種 喀痰 融 解 剤 の 影 響
大学 院学生
三
瀬
貞
博
熊 本大学 医学 部第一 内科学教室
(指導
河盛
勇造教援)
(昭 和40年11月26日
第1章
緒
mg,ACユ2mg,SK40,000u,-SD10,000uを1日
言
感 染 症 に 対 す る 抗 生 物 質 療 法 は,長
個 々 の 抗 生 物 質 に つ い て は,そ
は,原
因 菌 の 決 定,そ
足 の 進 歩 を 遂 げ,
の発 見 と同時 に幾 多 の研
究 が 行 なわ れ て い る が,抗
生物 質 の臨 床 応 用 に際 して
の 薬 剤 感 受 性 と共 に 病 巣 へ の 薬 剤
到 達 の 程 度 を 知 り,投
与量 及 び投 与 方式 に関 す る参 考 と
され な け れ ば な らな いoこ
の 際,一
般 に,投
中 濃 度 の高 さ 及 び そ の 時 間 的 経 過,あ
胆 汁 中 濃 度,臓
与 方 法,血
判定 に 際 し て,1つ
量 と し,3∼4回
に 分け て 投 与 した。こ
れ を単 独 に1週
間 持 続 投 与 した 後 に,各 種 抗 生 剤 との 併 用投 与 を 行 な つ
た0
4)喀
疾 中抗 生 物 質 濃 度 測 定 方 法
i)喀
疾処理
滅 菌 シ ヤ ー レ中に 蓄 疾 され た 喀疾 か ら,3∼5ccを
る い は 尿 中 濃 度,
器 内 濃 度 な ど が 用 い られ て い る が,呼
器 感 染 症 に お い て は,さ
受 付)
吸
らに 喀疾 中濃 度 も抗生 剤 の効 果
の 指 標 と し て 重 要 で あ る と考 え られ
る2)e
菌 ス ピ ッ ツグ ラ スに と り,10劣
の割 合 に5%パ
液 を 加 え,充 分 撹 拝 した 後,恒 温 槽 中 で45℃30分
滅
パイ ン
間加
温 して喀 疾 を パ パ イ ンで 消化 し,次 い で 沸 と う湯 中 で
100。C10分
間 加 熱 して パ パ イ ンの不 活 性 化 お よ び 殺 菌
を行 なつ た。次 い で遠 心 沈澱 を行 な い 上 清 を 測定 試 料 と
私 は,慣
した。
用 さ れ て い るErythromycin,Chl。rampheni-
col,Tetracycline,Phenoxyethylpenicillinの4抗
物 質 に つ い て,喀
生
疾 申 濃 度 を 測 定 し,更
に,種
々 の喀 疾
ii)測
定方法
測 定 は 鳥 居 氏 の重 層 法1>を 用 い,試 験 菌 は 溶血 性 連 鎖
融解 剤が 抗生 剤 喀 疾 中 濃 度 に 与 え る影 響 につ い て も合 せ
球 菌S8株
て検 討 し た。
す る場 合,喀 疾 処 理 過 程 に記 した パ パ イ ンに よる 消化 お
第2章
1)使
よ び加 熱 処 理 で,抗 生 物 質 の 力価 の 低 下 が 考 え られ る の
研 究 方 法
用 した 抗 生 物 質
で,次 の予 備実 験 を 行 な つ た。
i)Erythromycin(EMと
略 記)
ii)Chloramphenicol(CPと
各抗 生 物 質 につ い て,pH7.0の
略 記)
iii)Tetracycline(TCと
びpH7・0燐
略 記)
酸 緩衝 液 の混 合 液 で 同 様 の 稀 釈 系列 を作
つ て,喀 疾 処 理 と同 過程 を とつ て 加 温,加 熱 し,各 々標
用 した喀 疾 融 解 剤
i)Bromelain(BRと
準 曲線 を 作 製 した。結 材 は 図1に 示 す ご と く,ほ とん ど
略 記)
差 が み られ ず,力 価 の低 下 は 無 視 し得 る こ と を 証 明 し
ii)Methylcysteinehydrochloride(MCと
略 記)
図1予 備 実験 における標 準 齢舘
cρTCE'・f
iii)N-cyclohexy-N・methy1・(2-amino-3.5-dibromobenzyl)-ammoniumchloride(ACと
略 記)
iv)Streptokinase-Stτeptodomase(SK-SDと
3)投
詳
略 記)
与方法
i)抗
生 物質
各 抗 生 物 質 は 全 て 経 ロ 投 与 で,EM300mg,CP500
mg,TC500mg
投 与 し,投
,PE-PC400,000uを
与 後1時
検 材 料 と し た。血
燐 酸 緩 衝 液 で稀 釈 系
列 を作 り,こ れ と比 較す るも の と して,パ パ ィ ン液 お よ
略 記)
iv)phenoxyethylpenicillin(PE-PCと
2)使
を使 用 した。抗 生 物 質 濃 度 を 生物 学 的 に測 定
間 か ら4時
早 朝7時
に1回
度
間 まで 蓄 疾 した喀 疾 を 被
清 は 抗 生 物 質 投 与2時
間 後 に採 血 し
た。
疾融解剤
Aり
各 喀 疾 融 解 剤 は 全 て 経 口 的 に,BR80mg,MC600
0
ii)喀
51Q
阻 止 格 の長 ε
憩飢
CHEMOTHERAPY
382
SEPT」!966
と く,一 定 の 関 係 は み られ な いo
た。従 つ て 本 測 定 に際 しては,各 抗 生 物質 をpHZOの
喀 疾 の 性 状 と抗 生 物 質 濃 度 の関 係 は,図4に
燐 酸 緩 衝 液 で 稀 釈 して,標 準 曲 線 を 作 製 した。
第3章
1)抗
研 究 成 績
生物質単独投与時の喀疲中濃度
i)投
図2杭 生物 質喀疾中濃度(単独投5時)
与 後1時 間 か ら4時 間 ま で の蓄 疾 につ い て の
e22
.O
房
瀦 ご
測定
e1;.8
%ご
7
当 内科 お よび 関 係3療 養 所 に 入 院 中 の肺 結 核 お よ び 気
PE-PC各1回
6
仁9
4
喀 痕 中濃 度
管 支 拡 張 症 患 者26例
に つ い て 測 定 した。EM,CP,TC,
投 与 後 の 喀 疾 中 濃 度 は 表1に 示 した。各 抗
生 物 質 に つ い て の26例
示す ごと
く,膿 性 喀 疾 に おい て高 濃 度 の も の が 多 く,特 にEM,
の 平 均 値 は,EM1.68mcg/cc,
CP1.44mcg/cc,Tco.18mcg/cc,PE--Pco.74u/ccで,
o
o
o
0
お い て 高 値 を示 して い るが,図2に
は0。8か
ら2.5mcg/ccの
3
間 に 多 くの症 例が
2
O
0 9り
く,EMで
み られ る ご と
00 00
EMに
れ ない も のが 多 く,時 に 高濃 度 を示 す も のが2,3み
1
ら
れ る にす ぎない。
表1抗
例
EM3eeng77CseOmg(㈱
示す ご
解AF-PC4tuma
内腺
生 物 質 単 独 投 与時 の略 擁 中 濃 度
性 年齢 体重 病 名 又 は
肺 結核病型
喀 疾性 状
翻 羅戴 器薦 銀趨
PE-PC
400,000u
内
服
3
4
0
1
5 4 8
8
9 4
2
FFF
偽
6
駒
F
鶏
0aOOO3,0aaaOOOOOOa
蜘
ら
8
F
雛
2 41322124548018
D
轍
800α0α0αqO,ααα000αLOOOLOLα-、
01
FOO7雛ーハ02000000001。00α000LOOOOOOOOαL
気
轟
O O O O O O O O O O2
畿
ハり
035433654333333444444333535
3
8LL-.L-.-,L-。LL4,aαOa20αOLLqO-。aa
7
644344423634446533434345562
8
4
5
8
7
7
42000226222408518869
4
0
♀
4
3
0
6
5
8
4
δ
8
1
6
♀
5
5 6
5
♀
8
7 5
♀
5
7
9
♀
5
2
9
3
5
1
3
♀
5 5 0 5 5 5 5 0 5 5 3 0 5 5 0 0 5 0 5 5 6 0 5 0 0 0111121111111112
7
7
3
性 性 性 性 性 性 性 性 性性 性 性 性 性 性 性 性 性 性 性 性 性 性性 性 性
1
9
お
液液液液液液液液液液液液液液
8
6
δ
粘粘膿膿膿粘粘粘膿膿膿膿膿粘粘膿粘粘膿粘粘粘粘粘膿膿
9
8
3
症123-31張
5
6
δ
FF
0
0
δ
ら
0
8 8
6
F
1 9
8
δ
畿
5
8 3
δ
偽
8
5
3
2
4
♀
.
.
.
ρ0
2
●
●
=り
2
●
⋮
∠¶
2
⋮
ワ臼 つり
2
つ一
6
-凸
2
♀
・
。
・
ー;
・
・
ー1
・
・
8
1
。
・
7
1
ー ﹁ ー
⋮
1
・
6
1
・
5
1
⋮ー; 馳
♀
4
1
♂
・
・
・
・
。
・
.
3
1
IしlI ﹁し﹁,1
2
-
・
・
Il
1
ー
・
。
0
ユ
・
⋮
9
・
8
.
7
・
・
6
6
・
5
⋮
4
δ
・
3
♀
・
2
K U Y Y I K S M H H U M Y Y N M M H S S M W H H H N
H S T K Y M K T Y Y K S M M M K T S N H Y S H S T H
1
201
鷲1
o
3時 間 蓄 疾 量 と抗 生 物 質 濃 度 の関 係 は,図3に
症
§鮎
み られ る。こ れ に比 して,他 の 抗 生物 質 で は 全 く証 明 さ
渥
α
441。18
α68
工
f
値
均
平ーiI
ー
ー1
避 降 製 憂 "コ
寸 .一
寸㊤ .O
N .H
O .O
卜 .O
ゆN .祠
o
ooっ .
O
o
o .
O
N .H
O .N目
c蟻 .卜
O
⑩。o 。O
e蟻 .
摂
O .
回
め.
O
O .
O
N燭 .
O
oう寸 .
O
㊤め .
O
O
り㊤ .
O
磯ト .
O
O
O
の州 .
同
O
O
eq .
O
ゆ帽 、
回
O
め .一
O 。H
ぬ .一
o。ト .O
c噸 。oq
ト、
囲
N .H
¢噸¢ 。
O
O
O .H
O
一 .
穀
嶋 .
爵
O
寸 .
e噸
ぐ懸⑩ .O
O 。
州
ぐ噂Φ 、O
博O 、O
⑩ .幌
寸 .
O
o
o .
o◎
o
o⑩ .
O
回 .
e心
Qo .
O
寸 .創
o
oぬ .
O
ooO .祠
N.
露
NO 。
O
O
、
O
ト .O
お
OH .H
O .州
◎曙O .
O
e燵O 。
O
O
O
O
︾寸 .
O
めN .
一
め偶 。
肖
めN .
目
トo◎ .
O
網め .
O
O
O、
O
寸q
o .
一
博 .H
O
O .o◎
㎝ .博
e噸⑩ .O
O .
◎
o
O .
博
﹃め
N .
N
O
oo寸 。
O
O .
燭
o
o .
博
H .
o嘩
o曙 .
oう
H .回
O
寸 .H
卜d
O.
回
oo .
○曝
卜 .O
卜d
O
O
⑩ .O
o
o .
O
O.
寸
博ト .
O
ゆ.
O
O
O .
回
博博 .
O
卜.
O
O
O
め.
O
O
O
O
O
一〇う 、O
⑩ .
寸
O .州
ト 。
O
O
リマ 。
O
o
o .O
めN .祠
めo蟻 .
回
oo 。
H
O
ぐ◎寸 。O
O .一
O
O
噂d
O
o
。め .
O
O
めめ .
O
寸卜 d
O
ぐ噂ト .
◎
8 、わoり掘
封
魍
N啄 Q
醒 。,O
匹
㎡
悌
O
窯楓細取韻螂
窯枢歯取蛆螂
翼枢即恢藁鄭
窯枢蜘脈坦撃
蝋枢迦娠越駆
襲 娼麟憾叙即取
曇 娼題振楓麺取
封 繁
暴埋暴
翅 肇
蛆埋巽
坦爆誕
甥鰹奨
躍幾巽
想 誕
蛆幾 無
製鰹無
彌
×出σ
σ
β寓㎡
螺 呂δ
£弦 ⇔
爵慷箪魏醤
(
b
4邑
鶉計 蛆
竃
oトooσ
一IH囲
環
肖
炉→
⑩卜 .O
哩め
づ
O.
o辱
e心 .
O
.
◎
¢q¢ .
O
O
Nめ .
O
寸マ .
O
O
"⑩ d
可博 .
O
O
q卜 .
O
⑩⑫ .
O
O
お .
O
灘誕
O
灘誕
卜o⇔ .
O
鰹髭
O
円
トoう .
O
O
$
HoQ .
O
のト .O
.
O
Noo .O
罵
O .O
州oつ .O
め博 .
円
蝉噸 .O
oo噂 .O
ぐ覇
軸赴
7嘱c『oうrφ0
7→P→
畢→
ワo
o
。 .
一
(
oっ .
祠
.
冒
ζ電㊤ .
O
曾
O
O .
O
㊤ o◎ .
O
OO .O
o◎
巡 麗盤 畿
遡饗吾昌
H
トリoooo
Φ
5
.
O
q.
O
雪
軸㊤ .
O
一
掛
壇 祠
熱
盤 q
郭
営 o◎
姉
の の
嶋
寸oo .
O
N寸 .
O
㊤ト .
O
.
O
O
O
偶
国 自自
(
H)◎
覇榔
HくN
eqc団
●
← 卜 国 ← ←
》o
Ψ→oq
旨 出
の
←
一
躍
・
●9
■o●
←
「
畔
0
cq① .
O
漕
O
りめ .
O
笛
Q︼
≧
(
箋 掴) 魏 譲 Q 寮 墜 誕 鰹 警 覧 肖 騒 曇 Q 遡 幾 音 隆 答 紺 遡 蝿 丹 帽 .
無 § 翌煽
≦66sき
=⊃2=
一
q巨 曇H出
○ト
一
』o
辱
「
・7
巳
団{鳩
《OO卜
冨 冨
塵
窯
〇
7qζ
oOOQ
ぐく)そC
Qト
犀
冨 出
◎ト
←D
ぐ◎
◎
《。《Q《)ぐO{G
モ0ぐ
そo。←
出
紮
寸 く
矧o雨
◎
4◇oト
■
乞 ←<
警 謹 警 薫i警
寸
の
Σ
=国
し⇔7→
卜隔
卜噂 トリOQ
Hrφ
r》
■
c嘩
▼→
00b㌧
団oo
Ω
寸
■
.9■
・..
■
■
畢
一肇 くΩ
くoく ◎
し◎oq1-《
oう
く9り
σ》 σ 》qう
く
Ωrぜo
し⇔cミOQく
曳卜 寸ooく
ooooo
寸o
nめ
紛
め
』の
〇◎cつcうrぜ
「
守
◎oトo冒
マrφ
「ぜ
「噌●
トooト
「ぜo◎
リ
「
ぐ
《○
メ 〉;9出s
鼠
NNNN
】が 翅ゐ 鼠
ね 蜜
が 属バ
一嘘 ①
「$寸
ぐ◎
些 翠 翻 翅 螺
翅 遡 製 蛆翅
幾
幾
警 無 肇巽 警
縛
r蝉
》
寸
・..ooくo「
「呼
「ぜK)「
σ}1・
rぐ
協 .O
O
o◎
ゴ
祠
一7司
一
ocう
くQN
σ》 く
◎
回
oo博 .
O
)
ooo◎ .O
目cor→'-6
《
ooCx)ooりN
畔OF嘩Pt
収
o
O
の
ooo◎ .O
oう
O
8
り
eqb倉
鼠-
博 .O
8
、
Oの
383
CHEM◎THERAPY
i㈱ レ14NO・5
SEPT.19661
CHEMO7HERAPY
384
柊
O
製
oq
祠
め畿.HOOOOOO.oり
う.円O.o◎
㊤.一〇
OOOOOOO.目OOO.H卜.HOO.eqトベO.鍍
憂 ・. 5
も。 碁)
( 8\
O
翌
oっ
仏の 1 蜜の
o◎
O
﹃マ
.
リ ゆOOOOO
O
倒
ごq.oう
.
O H
cq
O <
≦
OOOOOめべOOOOO"Oごc曵
㎡O.OO.OO.①⑩.ooO.oo
コ
め寸博ご
﹃ぬ
ゆべ06㊤.卜
O
①べ⑩8﹃ ト
目
oo
.
e覇
oo
㌧
畑
⑩㎡o鳶.め
〇
.
e噸
N
Q譲
.寸
H
め.H。o.Hめeq.
¢
蝉φ
O
.
日 H
.
O 嶋
e蟻 ↓
OOごOO。寸oミ
球OOOO
ゆc燵.囲Oべ博.Hoo.目c壁.oっ
略
寸 べo。蒋Oめ
ぐ
㎡
づ
寸べ。oべOdOO.oっ
㊤.oっO㎡
コ50
ベ。o。N
ト
べ。o㎡O
⑩
祠
づコOOめ。州O
澗
亡
¢ごO
oっ
雨
ミcミ.o◎
偶.oっ
めq.Hめ.ご
嫡.o◎O.論
め.¢
鳶.寸".寸
ぐ
屯O寸N、
◎ぬ.¢
寸
寸OO㎡OごOご
鷺.一
.
。o
H
自
出 ρ
、
oう c儀
O
巡誕
瞭
讐め
.
O N
巡誕
郭 顛
囲
〇
ゐ
Ooo.OO寸一〇
卜。回OObo磯.OO
博 ㎡
OO⑩。e燵O.寸ooご寸㎡N↓⑩べoo.博O◎OO。◎
ぜOoう
ごOOO/O。o㎡⑩.9◎OOOO①べOOO
曵
寸
㏄噸¢
巡麗
盤oう盤ぐq盤回
斑
oっO.鴇
崎 dHOビ
﹃鷺O。旨O.8
﹃旨
oo
.
O
.
ゆ 嶺
囲。9
OHo嘩。①
.
0
ごO。。oO.o両
⑩
回
薄dO6
りごN.卜O.ooo﹃.卜O.oo
8\b。9 擾
灘誕盤N
自
遡髄号
坦謳
組翼曇
魍題
坦翼巽
坦翼無
封樫無
魍疑藁
魍謹
魍幾巽
魍疑暴
魍踏
襲幾暴
蝦醗
製襲
遡驚
製越
暴樫暴
胡墾
躍樫暴
遡警
韻
・,Q2δ2♂
葭
・。QN弦Q
葭
ぼ
σ
出
σ。。×
紙Q
♂瓶ρq
弐
絵ハ)
め
寸
OO
可寸
Oe潮
⑩
俳
。
Z
めト
起
トoo
俳
俳
俳
○
ぐ
○
ぐ
菖
雲
OH
詣
00H
9
碍
N蔚
起
紹o
.
頃.諭.卜,≧φ.旨.↑.図.↑.↑.の.譲.の。一.↑.出.↑。綴.出,匿.卜.霞.↑.嵩.一.出.↑.一.図.頃.呂.qq.卜
eqoo
り
紹
⑩
O祠Ooo
昌
警
Oe噂
¢O
紮.<.口.↑.↑.焦.卜.出。卜.出
回O
ト輝oo蝉
寸⑩
o肇H
⑩
⑩
↑o
⑦寸O¢
寸O
◎
↑
円
偶
騨oo
ゆ
卜O
目マoo寸cqりoっoON剛
輩廿 坦
紛
併
の
紬
窃
耐D
り
↑
幻マ
うO
σ
ひ
尽
辱
寸
寸
可
寸
㊤¢oo蝉
卜寸
①寸
闘廷
環
回ONOuっo◎
竃
ト矧oooう
窯楓麺恢幽郵 お
羅枢即脈韻駆 坤寸
窯枢迦駅朗駆 めoう
羅叙即脈蛆郵 めoう
羅侭塑脈遡螂 めoつO博HマO博
δ
訂
麟
楚区
撫燦
剰環蟻爆 漫 (切図)
(
釦)㎝構
曝笹
・。 02・。Q
葭
甜 題 囎懸憩似塑賑
唄題悠枢細取
坦墾
奏
(
山Q) 馳 凄 Q 羅 盤 謹 駆 笹 為 霞 軽 駅 Q 遡 鰹 柱 藁 讐 刃 遡 誕 仔 瓢 § 翅 霜
製
房 "5
∬笹 旨
O
O
一〇う 。O
㊤oo .O
Noっ .
O
コ
O
O
O .oo
寸 .寸
坦
懇
慧
塁
憶 緊垣 楓掴 聴
圏 麟壊 楓即 恢
誘
8
丼
㊤。q
↑っ
併
.⇒ .
ト
.
Z .}嗣
お
斜
N竜 O
N
篭O
賎
6
6
窯 楓 細 蘇坦 撃 O。う
羅 枢 軸 取製 駆 鵠
窯 似 迦 駅坦 螂 等
窯 枢 即 脈蛆 甥 お
窒 枢 即 脈韻 鄭 鵠
N .
㎝
O .N博
躍 護
躍翼暴
坦 整
蛆鰹 巽
蛆翼 巽
躍 疑巽
蛆鍵 暴
坦 談
坦幾暴
封疑巽
め
炉→
O .oo寸
O .⑩oっ
O .o蔓マ
O .。o¢壺
騨 .e薄
博 .o曙
e蟻 .oう
H .o磯
oう .肖
め 。
o曙
襲無 蛆
目e唾o⇔
「
燭
璽
一毒1一 毒7一 書F→
O
O
O
穫 .O
回 .O
O
O
O
8。
O
O
O
oo 。o熾
⑩ 。
O
還♂
2δ
醒δ
N
竜Q
嫡
導O
ぎ覧 O
σ
。。×篭 O
・,
﹄弦 9q
鍔 属δ
細赴
出)
肖
.↑
.乞
.<
.=
.卜
.↑
.出
囎
.卜
竃
.卜
.出
←
一〇◎ d
O
O .
O
O 。
寸
O
幻 .
ぐ懸
O
O
O
マ寸 。
O
◎
O
ぐ電 .寸
O .矧
萎 釦
婦燦
翻慎駆擢渥 (切
の の
掃 .
O
Ooっ .O
O
O
O
O。
O
、
O
ぐ略Φ .
O
忘 。
O
罵
O
。
O
O .層
.
O
O
O
胡
O
O
卜 ."
.
O
O
N.
O
O
縮
Q⑩ .
O
O
扁
ゴ
O
⑩oう .
◎
ゆ 覇
8、
わり
O .寸
O
巡誕
oOH .O
¢り .
O
遍匝
O
灘誕
藤智
Σol)1)i∋
←
O
oo
目o◎ 。
〇
O
O
.
O
O
OH .
O
日
e熾囲 .O
O
ご曵の .
O
O
ooooo
O
⑩嶋 .
O
回
巡麗盤㎝
一
ロ=←
.
O
O
O
ぬ網 .
O
O
O
㎝
盤o⇔盤個健祠
仔膏
遡
騨
出
ト
專
⑩ .ゆり
O
oo
O
oう
ooooo
熱 珊
芝
←
oo寸 .O
.
O
。
O
Φ円 .
O
ooo
蝉.
O
oo
O
oo
H
寸
め
螂
冨
一
ΦPtooao
回7→1-lt■N
お
。
O
O
O
O
.
O
O
O
畔Q .
O
誘
お
鴇
O
一う
〇 .
O
o
。卜 、
O
O
ooo
O
N
埠
《Qぐ。《
O
O
O
o縣肖 。〇
oo
oOO .O
oQ
ooo
自
醒 自
く。《
O
ooo
.
O
O
鵠
φ◎目 .O
、
O
目o◎ .
O
曾
O
ooO .
O
O
oQト .O
oo矧 .
O
O d 一
O
一
oo① .O
N
oo
QΣ
《。。←{く)tOcr
《C{O
O
O
eqO .O
o岱
Q<
Σ
←
opscooo
O
ゆ一 .
O
一
一〇◎ .
O
め目 .〇
oっ州 .O
o辱一 .O
O
.
O
O
ooO .O
き
( 8、b。9 8)
N
O
卜N .O
oO目 .O
O
O .O
oo
1
自の 蜜oウ
合)鯛榔
ゆNP→
〈)モ ○
ooooo
(
O↑) 鮪 鹸 Q 蕪 塵 誕 峯 智 覧 肖 経 蟹 Q 遡 蝿 憂 壌 警 刃 遡 蝿 丹 日 無 專 娼 帽
ri寸
σ》o》pm
寸 めo「
ぜ ⑩
出
○卜Q卜O←
○
L⇔
《No◎{Noo
r尊rぐc◎o'ぜ
く)鮫)モ
NriL⇔Abt
く◎
coPtPtPtc◎
く9cうo⑩
くρ
ア→
の
頃
麟
乳⇔
警 蟹 肇 曇 警
←
同
卜
「蝉
N
oo
駅)
出
o
H
そ
○
ρ自 寓
駅→Noつ
ooo
oPtooo
マ
㌔。Pto寸r寺
「
》
ooヒ
・
守
「Ψ
「
蝉
リ
「
ぜ
r》
卜ooト
寸r岬o◎
「ぐ
㊤
寸
o卜。ooo寸
r寄r蝉
到 翅 魍 超坦
遡 封劇 劃 蛾
幾
埋
諮 翼謹 窮 踏
385
CHEMOTHERAPY
VO1」14NO・5
隆
露 "5
O
oo .
oo
回.
O
oo肖 。
O
OO .
O
縮
謡
、
O
.
O
oo
O
.
O
曽
.
O
ooc嘩 .O
O .oっ
O
蕊
.
O
O
お
O
OO .
O
O
囲.
O
O
o◎回 .
O
。
o ド
蛆
翅
踏
塁
媚題醤似迦取
娼懸蔦枢細脈
寸嶋
Oぬ
寸即
ON
⑩
俳
.⇔ .
卜
.
乞 .属
冒
斜
賊
。,
q識
葭 ・,
0
2 ♂
2♂
醒δ
N
弦Q
N
鞄⇔
N
桧⇔
ぼ尾 O
♂啄 ρq
σ
儒
×弦 O
調瓶 O
醐 慷壕纏
め。。
めo◎
寸寸
回ゆ
噂 .
◎
o
胡 護
躍擬巽
蛆
鋼 談
躍疑巽
翅 墾
奏
6
鴇
O
O .O
O .
oっ
O 。O
oo .e噸
寸 ・。う
製幾巽
坦漫巽
製幾認
鰯樫巽
甜 踏
蛆 藤 窯 枢迦 取 墾 騨
封樫 巽 窯 裾細 脈 封 駆
朗 謎 窯似 歯 脈 甥 螂
甜鰹巽 窯 枢細 蘇 蝦 螂
製燭誕 窯 似 細 取 坦 駆
寸o⇔ .O
O
﹃ ト
瞭 .e曙
﹃ め
O .oっ
O 。oっ
¢覇 .蝉
oo .oっ
oっ .⑩
円.
O
O
.
O
¢曙 .
O
◎織⑩ 。O
e◎ 。
O
。
O
O
縮
O
N。
o◎
O め
.
O
O
鴇
¢畿 d
N .即
oo "o◎
◎噂 。
O
O
8㌃
りo◎ d
巡誕
O
瓢誕
⑩め .
O
O
O
博回 .
O
三
鮫.
O
o陰 .
eミ
◎
◎
唾.
O
囲.
O
O.
O
灘誕
OO .
O
祠
qH .
O
畿。
O
Oビ
O
.
O
ぐ曹紛 .
0
論
博e曝 .
O
O
ooO .
O
O
8.
O
O
⑩祠 。
O
O
oうq .
O
.
O
oooっ .O
祠 .O
ooO .O
昌
.
O
曾
噂.
O
O
⑩寸 .
O
蔚
マN .
O
◎q祠 、
O
O
O
O
O
O
ooo
製
翌
めH .
O
eqH .
O
ooO .
O
ooO .
O
O
O
嶋.
9
0.
9
0
めQ .
O
.
O
郎
oo
H.
O
雲
矧
d
Q◎
膿網
漫 (切因)
照
礁
o卜
●ooσ}o
一 監 駅→F唖Ne『
鰻無 魍
悪
媚
《Noつ
「r串 め
耀一薙F→H7→
辱ゆH .
O
O
H一 .
O
O
O
N困 .
O
コ
O
O
.
創
蝉回
H
曝讐
F嘩
い→
州
oPtcoσ}o
06
O
誓
爲
Oc煽 .
O
N
灘踵盤N
遡鰹丹泪
の
出
0.
N
鯉うN .H
o◎
祠
盤o。壇N盤
掛
≧
←
図
掬
矧co
コ
目o◎ .O
O
回
熱
卜
の1←
rc類MPt芝
国 頃ze<
O.
9
O
論
コ
O
㎝
螂
←
の
《Q《
o
ooO .O
o◎
蹄
Σ
← 卜 踏 ← ←
脅◎
ロO .
O
O
O
O
.H
O
O
O
O
ゆ .囲
H
自
餌 ρ
出 芝 属 団 一
《
⊃卜
oo
郊
No
OΣ
《Q
「o
Q
.同
(8 \ゴ)
cq
oo
oo
O<
ぐ○
畢司ouo◎r司
u辱畿 .州
爲
o◎
ー
qの 出
の
(
寸Vcq榔
◎卜0ト
1-1「 畔
○
蜜tSI・-i
。ト
紮 旨 ← 頃 卜
ー→ 一lo
ゆoり
「寸
く。0←{Gで
5{N6
(
O仙-国仙) 騨 醸 Q 蕪 盤 謹 翼 智 為 函 握 曇 Q 遡 選 音 騒 笹 刈 樫 鰹 岳 僧 瓢 撃 姻 お
墾 魑 醤 暴 鶴
N炉
→
』◎F1卜.
oo卜b隔btoo
mNセ
coく ρ
σ》 「
く7》cうPtめ
ぜo り
《
く)く 《)O{OeO
《Q《 く)
○
「
蝉rΨ
瞭
tONc◎Nco縛Ptc◎o
胡 華 坦 躍 坦
ooトoPto
輝Pt「
「
く野
rぜPtooむtr蝉
寸
「
蝉oつ
「
ぜ
寸
「ぜ
《》
マ
①Ptooo「
rぐ
「
寸
55
コ
コ
・ig皆 窃
SEP↑
CHEMO「rHERAPY
386
CHEMOTHERAPY
耀釧 」・14NO・5
図4tSPt性状と抗生物虞
mp/cc喀夜中濃度の蘭撮
図3.喀 湊 量 と航 生 物 質
鰯 習 喀摂 中濃 度の痴 係
1瞳1甕
喬1羅
uPE-pc
5
躍 疫申 濃疲
疲
387
過
当内 科 お よび 関係4施 設 に入 院 中 の肺 結 核
,慢 性 気 管%で
塞
灘翻 灘 ζ
撫 濃脇
経 過 は表2に 示 した
婁2時
。蓄 疾 は 抗生 物 質 投 与 後1時 間 か ら
間 ま で ・2時 間か ら3時 間 ま で お よび3時 間 か ら4
N時
間 ま で の3回
と し,喀
1時 間 か ら4時
疾 量 の 少 な い 症 例 に つ い て は,
間 ま で の1回
と し た。,
血 中濃 度 お よ び喀 療 中濃 度 の 各時 間 にお け る平 均 値 は
EMで
は 血 中 濃 度 は2。4mcg/cc,喀
はo.44mcg/cc,2時
疾 中 濃 度 の1時
間 後 はo.52mcg/cc,3時
o.59mcg/ccと
な つ て お
り,CPで
1.35,2,58,1。37mcg/cc,TCで
5,1015∼Oce
砧灘 暇
量
中
寝
喀
と)
激儲
脚
謙
艦
熔{裏
灘 嫉
α⑱
α23mcg/cc
噛
図5(2)杭 生物賃血中濃 度と喀痩中
nyfe濃
度の肉係(CP>ら
2
稼 漿中 濃度
熔
疾 中 濃 度 は血 中濃 度 に く
べ て 一 般 に 低 く,平
血 中 濃 度 の 約5分
﹁-
中
灘
は4.4u/cc,O.17,0.28,
あ つ た。喀
PE-PCで
は 、11.8mcg/cc,
は .12.1mcg/cc,O.ユ9,
,PE-PCで
0・15u/ccで
間後
間後は
均 値 の 上 で は,EM・CPは
の1,TCで
は 約15分
は 約20分
の1と
の 症 例 に つ い て み る と,血
の1,
な つ て い る が,個
々
中 濃 度 が 低 く て も喀 疾
。 5
中 濃 度 の 高 い も の が み ら れ て お り,逆
に血 中 濃度
・血 中 濃 疲
が 高 く て も 低 い 喀 疾 濃 度 し か み られ な い 症 例 も あ
20
4
つ た。図5に
3
血
中
灘
み られ る ご と く,一
み ら れ な い よ うで あ る。
喀疾 中濃 度 の時 間 的経 過 につ い て は
】0す
2
ごとく
,CP,TC,PE-PCで
高 で,1時
1
o
症
定 の相 関 関係 は
症 例
例
間 後 と3時
は2時
,図6に
示
間 後 が最
間 後 は ほ ぼ 同 値 を 示 した。
EMで
は3時
間 後 が 最 高 値 を 示 し た。
2)各
種 噛 撰 融 解 剤 と航 生 物 質 の 併 用投 与 時 にお
け る 抗生 物 質 喀 疾 中濃 度
図5(3)杭 生物 履面 中 濃度 と喀痩 中
濃 度 の図イ
県(rc)
図5(4)尋姓 物馳 中濃度と轍 中i)単
㍑塘
独 投 与 との比 較
露寝中疑皮
0
5
喀
前 記 の 単 独 投 与 の22症
例 に,BR,MC,AC,SK-SD
の4種
の喀 疾 融 解 剤 を 投 与 し
,投 与1週
間 後 か ら測
覆
定 した喀疾 中抗生剤濃度は表2に 示 した ごとくであ
り,表3で
は そ の 平均 値 を記 して,単 独 投 与 の場 合
と比 較 した。
血40
中
岳EMで
濃30
褒
護
20
はBR,MC,SK-SDを
併肌
0
1
疾 中灘 の 上昇 が み られ た ・CPで
を 併 用 した場 合,TCで
はACを
PE-PCで
はBR,SK-SDを
た場合昭
はBR・MC・AC
併 用 した場 合,
併用 した 揚 合 に,や は
り濃 度 の上 昇 が み られ た が,そ
の ほ か の組合せで
は,逆 に濃 度 の低 下 が み られ て い る。
TCに
症例
お い て顕 著 に そ の 傾 向 が み られ る。症 例9お よび
症例16で
は,4抗
生 物 質 全 て を 喀 疾 中 に 証 明 し得 た
が,と もに 膿性 喀 疾 で あつ た。
ii)血
中 濃 度 との比 較 お よ び 喀 疾 中 濃 度 の 時 間 的経
単 独 投 与 では 喀 疾 中濃 度 が0で,喀
用 投 与 で2mcg/ccま
症 例 を 表4に 示 し た。EMで
MCで35.2%,ACで25.e%eの
SK-SDで
た は2u/cc以
疾融解剤の併
上 に 上 昇 した
は1例 も な く,CPで
上 昇 例 が あ り,BR,
もわ ず か に 上 昇 例 が あ つ た。TCで
はACで
は
CHEMOTH巨RAPY
388
表3抗
生 物 質 と喀 撰 融 解 捌 の 併用 投 与 に よ る喀 疾 中濃 度(平 均 値)
1時
間 後
2時
間 後
0.44
0.52
0.57
0.38
0.73
1.06
AC
0.32
0.43
SK-SD
0.57
0.66
1.35
2.58
単
EM
独
BR
300mg
MC
内
服
単
独
CP
BR
1.2
3.68
500mg
MC
3.66
2.5
AC
2.89
3.52
SK-SD
0。8
0.9
内
服
表4喀
SEPT・1966
3時
間 後
1時
間 後
mcg/cc
O.59
0.61
0.16
0。55
0.80
0.58
BR
0.13
0.08
MC
0.04
0
AC
0.91
0.18
SK-SD
0.04
0.12
0.17
0.28
TC
500mg
mcg/ccl
1.37
1.2
2.7
1.9
1.1
疾 融 解i剤 の 併 用 に よ つ てomcg/cc,u/ccか
0.19
単
内
2時
間 後
服
独
単
独
PE-PC
BR
0.67
0.10
400,000u
MC
0.07
0.16
AC
0.02
0.01
SK--SD
0.55
0。23
内
服
3時
間 後
mcg1CC
O.23
0.09
0.01
0.26
0.17
ulcc
O。15
0.15
0.5
0。02
0.4
図6抗 生物賃喀寝中濃度の
時鶏的椎穆
勲%(平
均値)
ら2mcg/cc,u/cc
以 上 に 上 昇 した 症 例
%e
抗
物
生
質
EMCPTCPE-PC
300mg内
服500mg内
mcg/cc
喀疾 融
解 剤
股500搬9内
mcg/cc
O→2
O→2
Tota1
Nα陽
服400,000u内
mcg/CC
Tota玉
O→2
2、5
u/cc
O→2
Tota1
N司%
Nα1%
服
〈.
Tota1
Nα1%
1.0
016
BR
…8ii5・5・8…7・
MC
00ユ6635.2170011218.111
AC
0019525.020315.02016.615
SK-SDI・
・
醒
Q5
ゴ ミ.
ユ51・6・2・6・6・6・512・5・3・3
騨
01醗}捧}擾2腸
表5喀
抗
物
生
質
・
飼後
疾 融 解 剤 の 併用 に よ つ て 抗生 物 質濃 度 が上 昇 した症 例
EM
300mg内
CP
500mg内
服
服
TC
500mg内
単 独 投 与 で も喀 疾 中 濃度 は あ る程度
PE-PC
400,000u内
服
服
認 め られ て い るが,喀 疾融 解 剤 の併用
で さ らに 濃 度 の 上 昇 す る例を あげ ると,
喀疾融
解 剤
響1例
5.5
%
BR
庫葦後3鴉
No.
1
%
12.5
数 響ll例 数 瞥1例
11.1
118
2
0
218
47.0
0
数 2芝μ1徽
0
1
0
16
0
11TCを
18。1
2
616
5.2
%
8
117
0
011
15。0
40.0
2
6.6
AC
No.
1
-SD %SK
No.
20.0
3
219
8
320
1
020
6.6
6.2
315
3
016
1
1
0
3
2
除 い て は 全 て の喀 疾 融解 剤に上
昇 例 が み ら れ,特 にEMの
場 合は,
MC,SK-SDに
は 翼C・
15ACで
23.0
015
mcg/ccま た は2u!cc以
上 上 昇 したも
のと
,1∼2mcg/ccま
た は ・1∼2uicc
の上 昇 に と ど まつ た も のを あ げると,
MC
No.
ご と くな る。
す な わ ち,単 独 投 与 に 比 較 して2
6.2
017
表5の
多 く,CPで
,TCで
はACで,PE-PCで
は、SK--SDで
多 く認 め られ た。
134種
の 喀 疾 融 解 剤 の 中 で,畷
醸
度 を 最 高 値 に した もの を選 んでみ ると
15.0%,SK-SDで6.6%の
上 昇 例 が み られ た。PE。PC
表6の
ご と くな る。EMで
はSK-SDの
の 場 合 は,MCで18.1%,ACで6.6%,SK-SDで
濃 度 が 最 高 値 を示 した 例 が 多 く,CPで
15.3%の
で は 同 じ くACに,PE-PCで
上 昇 例 が 認 め られ た。
併用 で 喀疾申
はACに,TC
は、SK-SDに
最高値 を示
CHEMO[『HERAPY
vOL.14NCL5
表6喀
抗
物
生
質
喀疾融
解 剤
BR
疾 融 解 剤 の 併用 に よつ て喀 疾 中濃 度 が 最 高 値 に な つ た 症 例
EM
300mg内
CP
500mg内
服
最高 値
服
最高値
Tota1
12・2・5・6
1{弐219
SK-SD
213.315
1327・2・
163…2・
163…2・
第4章
最高値
142・
Tota1の
選 択 に つ い て の色 々の条 件 の中 に,
病 巣 へ の 薬 剤 到達 も1条 件 と して 加 え
られ るべ ぎで,肺 感 染 症 の 場 合 に は そ
…6
11の1つ
436.3
・
の 指標 と して 喀 疾 中 薬 剤 濃度 が
考 え られ,河 盛2)も この 点 を指 摘 して15
2ユ3.3
16.615
13中
5'38.5
い る。し か し種 々の 薬 剤 に つ い て喀 疾
濃度 を測 定 した 報 告 は少 い
。
MAy3)ら
表7喀
喀疾性状
疾 性 状 と喀 疾 融 解 剤 の 関 係
膿 性
喀 疾
2<躍
μ ・-2躍
2<誰
Tota1
Nα1%
Tota1
恥 【%
よ る と,喀 疾 中濃 度 は 血 中濃 度 及 び 喀
疾 量 とは一
一定 の相 関 関係 は な く,喀 疾
性 状 との関 係 に 重 要 な点 を見 出 して い
BR2472474227。313。727
る。即 ち,喀 疾 が 膿性 の場 合 は喀 疾 中37
8.1
MCIS2…25・2382・3・53
AC162・
に、
つ いてAmpicillin
喀 疾 中 濃 度 を測 定 して い るが,そ れ に
μ ・-2躍 μ
Ml%
あ
慢 性 気 管 支 炎 を治 療
した際 に,27例
粘 液 性喀 疾
卸
は 半 合成Penicillinで
るAmpicillinで
"
喀疾融
解 剤 Nα1%
総 括 な らび に 考 按
感 染 症 の治 療 に 際 して は,抗 生 物 質
N・ ・)%e
423.517
0016
抗 生 剤 濃 度 の 上 昇 を 多 く示 した。
服
Tota1
N・ ・1%
1423・S・7
支 炎,気 管 支 拡 張 症 に おい て,喀 疾 中
PE-PC
400,000u内
服
最高 値
N・ ・1%
i2m・8
AC
TC
500mg内
Tota1
N・ ・1%
00ユ8
MC
389
・44・4・228162・
濃 度 は高 く,粘 液 性 の場 合 に は 低 い こ
とを指 摘 し
,云 い か えれ ば 感 染 が 軽侠
28
・44・4・2
SK-SD410.2410。239314.20
21し
0
て い くに つれ て喀 疾 中濃 度 の 低 下が
み られ た と して い る。私 の 成 績 で も,
表8疾
疾 患
肺
結
核
Total
・
Mcl5・3・
・3
AC
Tota1
Nα1%
Nα1%
12な
18
7・8381422・2…
611.147.454628.40
SK-SDOO310.329622.21
み られず,MAYら
の指 摘 す る ご と く
薬 剤 が喀 疾 中に 排 泄 され る過 程 は,単
8.3
…657}・&3・
この 傾 向 が 強 か つ た。血
中 濃 度 との関 係 も同 様 で,相 関 関 係 が
2<欝cc・-2躍/cc
Nα1%
BR135・
EM,TCで
非結核性呼吸器疾患
2〈 誰/cc・-2躍/cc
喀疾融
解 剤 Nα1%
膿 性 喀 疾 で高 濃 度 の もの が 多 く,特 に
患 別 に み た喀 疾 融 解 剤 の 影 響
0
21テ
3.7
27も
る拡 散 で は な く・ もつ と能 動 的 な も
の と考 え られ る。
買 手4)
は 抗 生 剤 の臓 器 内 濃 度 を ラ ヅ
を用 い て 検 討 し
,血 漿 中濃 度 の 高 い
のが 必 ず し も臓 器 内濃 度 が 高 い とは
か ぎ らな い こ とを指 摘 し,肺 組 織 内 濃
した例 が 多 い。
恥
度 に 関 し て は,高
濃 度 の 順 に 抗 生 物 質 を 挙 げ る と,CP>
EM>TC>PE-PC>TCと
喀 疾 性状 と喀 疾 融 解 剤 の関 係
喀 疾 の性 状 に よつ て,喀 疾 融 解 剤 の 効果 が 異 な る こ と
な る こ とを 述 べ て い る が,
私 の 喀 疾 中 濃 度 の 成 績 で は,EM>CP>PE-・PC>TCの
が考 え られ るの で,喀 疾 中 抗 生 剤 濃 度 に 関 して,そ の 効
順 な い し は,CP>EM>TC>PE-PCの
果を 比較 し表7に 示 した。BR,SK-SDは
粘液性喀疾
り,い
にお いて わ ず か に効 果 が 優 れ て お り,MCは
膿性喀疾に
に 際 し て 考 慮 さ れ て も よ い か と思 わ れ る。
おい て上 昇 例 が多 く,ACは
い ず れ に お い て も同 率 で あ
つたo
つ れ もEM,CPが
順 に な つ て お
高 濃 度 で あ る点 は,臨
喀 疾 中 抗 生 剤 濃 度 の 時 間 的 経 過 に つ い て は,西
Kanamycin,Penicillin(以
iii)疾 愚 別 に み た 喀疾 融 解 剤 の影 響
racyclin・eに
肺結核 患 者 喀疾 と非結 核 性 呼 吸 器 疾 患 患 者 の 喀 疾 につ
れ に よ る と,Kanamycin19筋
い て,喀 疾 融解 剤 の影 響 を み る と表8に 示 す ご と く,ど
遡 は1時
の喀 疾融解 剤 も非 結 核 性 呼 吸 器 疾 患 ,す な わ ち慢 性 気 管
sE;25,1mcglccで
下,PCと
床投与
川5)が
略 記) ,Oxytet-
つ い て 検 討 し た 成 績 を 報 告 し て い る が ,そ
間 後 が 平 均9・6mcg/cc,2時
肉 内注 射 後 の 喀 疾 中 濃
間後 が 最 高 で 平
そ の 後 は 減 少 し て い る。Pc200,000u
CHEMO「rHERAPY
390
筋 肉 内注 射 後 の 喀 疾 中 濃 度 は1時
で 最 高 値 を 示 し,3時
は 胸 膜 炎 にSK-SDを
間 後 が 平 均o・8u/cc
間 後 は 平 均0.03u/ccと
る。ま たOxytetracycline250mg静
SEPT.1966
なつてい
脈内注 射 後 の喀
使 用 し,血 液 凝 固 防 止 作 用及 び線
維性 滲 出 物 の 溶解 作 用 に よ り臨 床 効 果 が 優 れ て い る こと
を報 告 して い る。
今 まで 述 べ た ご と く,BR,MC,AC,SK-SDの
疾 中濃 度 は,や は り1時 間 後 が 最 高 で 平 均13・1mcg/cc
臨床
とな つ て お り,以 後 は 漸 減 して い る。私 の 場 合,CP,TC,
方面 へ の応 用 が優 れ た効 果 を もた らす こ とは,種 々の研
PE-PCで
究 に よ り朗 らか で あ るが,抗 生 物 質 との 併用,特 に喀疾
は2時 間 後 が 最 高 値 を 示 し,1時
間 後 は,ほ ぼ 同値 を示 した。EMで
間 後 と3時
は3時 間 後 が最 高 値
を 示 して お り,抗 生 剤 及 び 投 与 方 法 を 異 に して は い る が,
の で,私 は肺 感 染症 の治 療 に際 して 抗 生 剤 との併 用で相
乗的 に働 くか,ま た は拮 抗 す る か に つ い て,喀 疾 中薬剤
経 口投 与 で は濃 度 の上 昇 が 遅 れ る様 に 思 われ る。
酵 素 剤 を臨 床 的 に応 用 す る こ とは,以 前 か ら盛 ん に 行
なわ れ て お り,近 年 比 較 的 純 粋 な酵 素 製 剤 が 新 しい 分 野
に 利 用 され,そ
中濃 度 に 与 え る影 響 に 関 して は報 告 は 殆 ん どみ られ ない
の有 用 性 が 認 識 され る様 に な つ た。蛋 白
濃 度 の 薗か ら検 討 した。
表3に
み られ る ご と く,平 均 値 の 上 で は,EMの
BR,MC,SK--SDの
分 解 酵 素 は,炎 症 や 浮 腫 を 主 症 状 とす る疾 患 に効 果 が あ
度 の 上 昇 が み られ て お り,CPで
る と云 わ れ て お り,MARK6)は
用 で 上 昇 し,TCで
結 核 性 胸 膜 炎 に も有効 で
あ る こ とをi報告 してい るoま たCOHEN7)ら,BEILER8)
はBR,SK-SDを
場合
併 用 で 単独 投 与 に く らべ て喀 疾中濃
はACの
はBR,MC,ACの
併
併 用 の場 合 に,PE-・PCで
併 用 した場 合 に上 昇 が み られ て いた。
らに よ る と,蛋 白分 解 酵 素 は 組 織 の 透 過 性 を た か め る こ
また 他 の組 合 せ に お い て も表5に 示 され るご と く,個 々
と に よつ て浮 腫 を 抑 制 し,炎 症 を 緩 解 す る と報 告 して い
の症 例 に つ い て は上 昇 した もの は み られ る。即 ち,EM
るo
とAC,CPとSK-SD、TCとSK・-SD,PE-PCとMC,
BRは
ハ ワイ産 バ イ ナ ツプ ルAnanascomosusvar.
ACの
cayenneの
茎 汁 か ら抽 出 さ れ た蛋 白 分解 酵 素 で,DiDI-
SHE1M9)ら
は、fibrin◎genelyticな 作 用 は 弱 く,fibrin。-
組 合 せ で も2mcg/cc,2u/ccな
い しは それ 以上
の上 昇 を示 した も のが あ り,こ れ らの組 合 せ は不 適当 で
あ る とは言 え な い様 で あ る。た だTCの
場 合 にはBR,
1yticな 作用 が 強 い こ とを 認 め て お り,MOSSlo)ら
は犬
MCで
に つ い て,脊 髄 液 へ のPCの
影響
疾 中濃 度 が 喀 疾 融 解 剤 の併 用 に よつ て 上 昇 した例 の中か
を 検 討 し,PC単
浸達 に 及 ぼ すBRの
独 の場 合 よ り,BRとPCの
合 が,脊 髄 液 中 のPC濃
NEUBAUER11)に
併 用 の場
度 が 高 かつ た と報 告 して い る。
よ る と,炎 症 及 び浮 腫 を 主 症 状 とす
る種 々の 疾 患 に,PC,CP,EMな
ど の抗 生 物 質 とBRを
上 昇 を 示 した 症 例 は1例
ら0か ら2mcg/cc又
てみ る と,表4の
ず,CPの
も認 め られ な か つた。喀
は2ulcc以
ご と く,EMに
上 に な つ た例 を とつ
お い て は1例 もみ られ
場 合 に はMC,ACで35.2%,25.O%eと
く証 明 され,TC,PE-PCに
併 用 投 与 し,症 状 の軽 快,入 院 期 間 の短 縮 な ど の著 しい
に お い てか か る症 例 が1例
効 果 を収 め た と報 告 し,抗 生 物 質 を適 用 す る場 合 に は 酵
Omcglccの
素 剤 を併 用 す べ き ことを 強 調 して い る。
め て い る こ とに よ る もの と考 え られ る。CPで
PALMER12)ら
は慢 性 気 管 支 炎 患 者 にMCを
投 与 し,
多
も僅 か に 認 め られ た。EM
もみ られ ない のは,も ともと
症 例 が 少 く,単 独 投 与 でか な り高 濃 度を認
は単独投
与 で も喀 疾 中 に 高 濃 度 に 証 明 され,喀 疾 融 解 剤 の併用に
咳 漱,喀 疾 の減 少 が 著 明 で あつ た こ とを認 め,MANN18)
よつ て,更 に 濃 度 上 昇 を きた した 例 が 多 い の で,EMと
らも 同 じ く慢 性 気 管 支 炎 患 者 に 使 用 した 経 験 か ら,抗 生
共 に 肺 感 染 症 の 治療 に 際 し て は,有
剤 との併 用 投 与 が 有 効 で あ る と述 べ て い る。
る。TC,PE-・PCは
ACは
ア ル カPtイ ドVasicineを
基 礎 と して 開 発 さ れ
た ベ ンチ ル ア ミ ン系 に属 す る と 化 合 物 で,ENGELHO・
RN14)ら
・
に よ る と優 れ た独 疾 作 用 と共 に,粘 液 融 解 作 用
が あ る こ とが報 告 さ れ て い る。
SK及
びSDは
物 質 で,SKは
リ ンの 有 す る線 維
素 溶 解 物 質 を賦 活 す る触 媒 で あ り,SDは
酵 素 で あ る。柴 田15)ら は,SK-SDの
リボ核 酸 分 解
膿汁固形物融解作
用,血 液 凝 固防 止 作 用,血 餅 融 解 作 用 を証 明 し,さ らに
PCの
滲 透 性 抗 菌 力 に及 ぼ す 影 響 を重 層 法 を 用 い て検 討
し,SK-SDの
併 用 で 著 しい抗 菌 力 の増 大 を 認 め た と 報
告 して い る。MILLERI6)ら
融 解 剤 の 併 用 に よつ て も上 昇 の 程 度 が 少 い 様 で あ るが,
中セ
こは高 濃 度 を 示 した 例 もあ るの で,症 例 を選 んで使用
す るな らば,喀 疾 中 濃 度 に 関 す るか ぎ り効 果 は あ るもの
と思 わ れ る。
共 に β溶 血 性 連 鎖 球 菌 か ら産 生 され る
人 血 清 中 の オ ィ グ=ブ
利 な 薬 剤 と思わ れ
単 独 投 与 で喀 疾 中 濃 度 が 低 く,喀 疾
は 各 種 感 染 症 に,TILL,ET1η ら
抗 生物 質 と喀 疾 融 解 剤 の 併 用 に よつ て,喀 疾 中濃度が
最 高 に な つ た 例 を とつ て み る と,表6に
示 さ れ る 様に
EMとSK-SD,CPとAC,TCとAC,PE-PCとSKSDの
組 合 せ に 多 くみ られ て い るが,他
の組 合 せ に も最
高 値 を示 した 例 は あ るの で,一 概 に は 断 定 出 来 ない。
喀 疾 中濃 度 に 関 す るか ぎ りで は,ど の 抗 生物 質 とどの
喀 疾 融 解 剤 の組 合せ が,優 れ て い る と断 定 は 出来 ず,ま
た必 ず併 用 した 方が よい とは 言 い 得 な い が,或 る程度の
VOL・14NO・5CHE∼IOTHERAPY391
5)喀
臨 床的 効果 の期 待 出 来 る例 が あ る と考 え る。
喀 疾融 解 剤は そ れ ぞ れ 作 用 機序 を異 に して お り,喀 疾
姓 状 との関係 は 差 が あ る もの と考 え られ る。表7で
は喀
疾 融 解 剤 の併 用 で,喀 疾 中濃 度 が 上 昇 した例 が
証 明 され た。
6)喀 疾 融 解 剤 は,膿 性 喀 疾,粘 液 性 喀 疾 いず れ に お
疾 性状 に よ り濃 度 上 昇 の 違 い を み た も の で あ るが,AC
い て も喀 疾 中濃 度 の上 昇 を きた した が,個
では膿性,粘 液 性 い つ れ の喀 疾 に お い て も,同 率 に 効 果
と喀 疾 融 解 剤 の組 合 せ に よ り,そ の 頻 度 に 多少 の差 が あ
を示 してお り,MCは
つ た。
思 われ る。ACは
膿 性 喀 疾 にお い て効 果 が あ る様 に
酵素 的 作用 よ りは,む
しろ核 疾 作 用,
7)一
々の抗 生 物 質
般 に喀 疾 融 解 剤 に よ る喀 疾 中 濃 度上 昇 は,肺 結
気管支 拡 張作 用 に優 れ て お り,い つ れ の喀 疾 で も同 率 に
核 よ り も慢 性 気 管 支 炎,気 管 支 拡 張 症 に おい て よ り多 く
効果 を認 め た こ とは,こ の作 用 に よ る も の と考 え られ
認 め られ た。
る。MCは
膿 性 喀 疾 に お い て効 果 的 で あ るが,cysteine
(本論 文 の要 旨 は第7回
が,損 傷 部組 織 に集 積 され 易 い こ と と考 え 合 せ て 理 解 さ
総 会 お よび第5回
れ るもの と思 う。BR,SK-SDは
た。)
共 に蛋 白 融 解 酵 素 で あ
り,膿 性 及 び粘 液 性喀 疾 の いつ れ に も効 果 が あ る もの と
考 え られ るが,僅 か に 粘 液性 喀 疾 に お い て 喀 疾 中濃 度 が
稿 を 終 るに あ た り,終 始 御 懇 切 な る御 指 導 な らび に 御
校 閲 を 賜 わ つ た恩 師 河 盛 勇 造 教授 に謝 意 を 表 し ます。
文
上昇 した 例 が多 か つ た。し か しこれ は 殆 ん ど差 が な い と
考 えるぺ きと思 う。
1)鳥
疾患 別 に喀 疾 融 解 剤 の影 響 を み る と,慢 性 気 管 支 炎,
気管支 拡張 症 な ど非結 核 性 呼 吸 器 疾 患 で 効果 が大 き い様
であ り,肺 絹 織 に 病巣 が あ る場 合 よ りも気管 支 に病 巣 の
大半を 占 め る疾患 で効 果 的 に 働 く こ とが考 え られ る。
今 さ らに症 例 を 増 し,他 の 抗 生物 質 に つ い て も,又 投
与 方法 な どを 変 え て検 討 す る必 要 が あ る が,呼 吸 器 の非
2)河
3)
4)買
5)西
6)
7)
8)
結核 性感 染 症 に対 す る抗 生 物 質療 法 の効 果 増 強 お よび そ
の予測 に,こ の様 な喀 疾 中 濃 度 の観 察 並 びに 喀 疾 融 解 剤
9)
併用 の臨 床 的 意義 は,無 視 出 来 な い も の と考 え る。
第5章
1)パ
摘
10)
要
パ イ ンに よ る喀 疾 の 消化 な らび に 鳥 居 氏 の 重 層
11)
法 によ り,抗 生 物 質 喀 疾 中 濃度 を測 定 し うる こ とを 確 か
め,EM,CP,TC,PE-PCに
つ い て 喀 疾 中 濃 度 を 測定 し,
喀疾 融解 剤 に よ る影 響 も合 せ て検 討 した。
2)抗
生物 質 喀 疾 中濃 度 は血 中 濃 度 とは 相 関 関 係 は な
く,膿 性 喀疾 にお い て高 濃 度 の も のが み られ た。
3)4抗
生 物 質 の 中で,EM,CPが
4)投
PCで
12)
13)
14)
喀疾中に高濃度に
15)柴
証 明 された。
与 後3時 間 ま で測 定 した 結 果 で は,TC,CP,PEは2時 間 後 が もつ と も高 値 で,EMで
、
が 最高 値を 示 した
。
は3時 間後
日本 化 学療 法学 会 西 日 本 支 部
日本 胸 部 疾 患学 会総 会 に おい て 発 表 し
16)
17)
献
居 敏 雄,他.J.Penicillin1(5):281,1948.
盛 勇 造,他.綜
合 臨牀14,229,1965.
MAY, J. R., of al : Lancet i, 929, 1965.
手 哲 美:Chemotherapy11,4,257,1963.
川雅 美
日 本 胸 部 疾 患 学 会 雑 誌2,331,1965.
MARK, L : Disease of the chest 21, 259, 1952.
COHEN, H., et at.: Proc. Soc. Exper. Biol. Med.
88, 517, 1955.
BEILER, 3. M., et at.: Federation Proc. 15,
217, 1956.
DIDISHEIM,P., et at.: Proc. Soc. Exper. Biol.
Med. 93, 10, 1956.
Moss, J. N., et at.: Arch. int. Pharmacodyn.
145, 166, 1963.
NEUBAUER,R. A.: Exper. Med. Surg. 19, 143,
1961.
PALMER, K. N. V., et at.: Brit. Med. J. 1, 280,
1962.
MANN, B., et at.: Brit. J. Dis. Chest. 57, 192,
1963.
ENGELHORN,R., et. at : Arzneimittelforschung
13, 474, 1963.
田 清 人,他:日
本 臨 床10,21,1952.
MILLER, J. M., et al.: J. A. M. A. 145, 620,
1951.
TILLET, W. S., et al.: J. of Clinic. Invest. 28,
173, 1949.