PUMA TOGUCHI BOXING GYM NEWS - ピューマ渡久地ボクシングジム

2012vol.14
PUMA TOGUCHI BOXING GYM NEWS
ピューマ渡久地ボクシングジム 2012 年 11 月 25 日発行
２０１２年１１月４日、後楽園ホールにて東日本新人王決定戦が行われ、立川雄亮が優勝候補の勅使河原弘昌選手（輪島Ｓ）と対戦し、３−０の
判定で勝利しました。１１月１１日、刈谷市あいおいホールで行われたＳＵＰＥＲＦＩＧＨＴ３９では神谷優季が約１年ぶりとなるリングに上がり
、日本ランカーの大前貴史選手（中日）と対戦しましたが、３Ｒ負傷ストップにより引き分けとなりました。手厚いサポートをして頂きました刈谷
市の後援会の方々、遠方まで駆けつけて下さった方々、この度は誠にありがとうございます。引き続き応援の程宜しくお願い申し上げます。
会長渡久地聡美
下馬評では優勝候補の勅使河原選手を下した立川
１０月１９日に行われた東日本新人王決定戦の記者会見で、自信のあるコメントを残した勅使河原弘昌選手の圧倒的な勝利が予想されていた中、
普通にやれば勝てますと冷静沈着だった立川だが、５勝１分けの好戦績で勝ち上がってきた相手が怖くなかったわけではない。しかしここまでケガ
に悩まされながらも下半身強化で克服し、メンタルとフィジカルの双方が成長した立川の姿を見ていたトレーナー陣営は必ず勝つと信じていた。
初回、勅使河原選手のスピードある速攻に後退しながらも応戦す
る立川。両者ともに単発ではあるが勢いのある攻勢で早いラウン
ドドの決着を想像させた。勅使河原選手の得意な左ジャブを潰すた
め、頭を振りながら距離を詰めていく立川。なかなかヒットしな
い左ジャブに焦ったのか勅使河原選手は大振りが目立った。２Ｒ
序盤に偶然のバッティングにより立川の右まぶたが腫れあがった
が、冷静な立川は依然大振りが目立つも上下に打ち分け、いつも
なら手数の多い勅使河原選手の攻撃を封じ込めた。３Ｒ以降は立
川のボディが勅使河原選手のスタミナを奪い、勅使河原選手の得
意な距離でのワンツーが出ず、クリンチが多くなった。そのまま
両者ともにクリーンヒットはなかったが、立川のスタミナと気迫
が勅使河原選手を上回り試合終了。３−０の判定で立川に軍配が
上がった。下馬評では優勝候補だった勅使河原選手にＫＯは逃す
ものの、明確な判定で勝った立川は大きな自信に繋げただろう。
次戦の全日本新人王決定戦はアマチュアでのキャリアを持ち、プ
ロで６勝（３ＫＯ）無敗で西日本を制した大森将平選手（ウォズ）
と対戦する。この一戦もダークホースとして前評判を覆すような
立川の熱い戦いに期待したい。撮影：太田信輝
負傷引き分けの神谷優季
ランキング入りを賭けて挑んだ愛知県までの遠征試合は神谷優季にとってはあ
まりにも悔しい結果となってしまった。昨年の秋から兄の直樹トレーナーと二人
三脚で練習に励んできた。近年は負傷によるストップが多く、そのために十分と
は言えないが修正してきた神谷がキャリアとテクニックでカバーし勝利を掴むと
誰もが信じていた。初回、相手の出方を見る両者。気迫あふれる大前選手の鋭い
パンチが空を切り、神谷も左で応戦する。２Ｒ、頭を低くした神谷の額が切れた。止血処置をするものの傷は深く、３Ｒ途中でドクターストップと
なり、続行の意思を激しく伝えた神谷だったが、負傷引き分けという無念の結果に終わった。刈谷市の５０名を超える応援団と東京から駆けつけて
くれた有志の数々は神谷の人柄が表れた結果だろう。
【試合の予定】
ＭＧ田中圭
２０１２年１２月１７日（月）
ウェルター級８回戦
５０ｋｇ契約４回戦
２０１２年１２月１６日（日）
◆トクホンダッシュエアロ第９１弾◆
コブラ諏訪ＶＳ梁正勲（韓国）
稲葉直樹ＶＳ入江遼（ｽﾀｰﾛｰﾄﾞ）
◆全日本新人王決定戦◆
後楽園ホールバンタム級５回戦
フェザー級８回戦
スーパーフェザー級４回戦
※吉野、稲葉は共にデビュー戦
立川雄亮ＶＳ大森将平（ウォズ）
中村幸裕ＶＳ前田俊（相模原ヨネクラ）
吉野史紘ＶＳ大滝真之介（高崎）

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