TOTAL ENGLISH NEW EDITION 編集の基本方針と編集の特色

TOTAL ENGLISH NEW EDITION 編集の特色
1
小学校外国語活動から
円滑に接続します
>>> pp.4-5
2
充実した言語活動によって
コミュニケーション能力を身につけます
>>> pp.6-7
小学校外国語活動との円滑な接続が図れるように,
次の 2 種類の言語活動を通して,コミュニケーション
次の 3 点について特に工夫をしました。
能力の基礎を身につけます。
❶小学校で慣れ親しんできた活動からの導入
❶基礎的・基本的な知識・技能を習得するための言
❷アルファベットで音と綴りの関係を導入
語活動 ❷❶で習得した基礎的・基本的な知識・技
❸ 1 学期にかけての言語材料の配列
能を活用して表現する言語活動
3
繰り返しの指導を通して
一層の定着を図ります
>>> pp.8-9
習得した言語材料や重要表現を,以下の 3 段階で繰
4
4技能をバランスよく,
総合的に育成します
>>> pp.10-11,20-21,26-27
1 年のChapter 1 と 2 は,「聞く」
「話す」活動に重点を
り返し取り上げ,さらなる定着をめざします。
置きながら少しずつ「読む」
「書く」活動を導入できる
❶本文での繰り返し使用
構成にしています。1 年のChapter 3 以降,2,3 年にか
❷ Lesson 末に設けたReviewで復習・確認
けては,
「聞く」
「話す」
「読む」「書く」
活動を偏るこ
❸ Pre-Lessonで前学年の学習内容を復習・確認
となく設け,4 技能の総合的な育成ができます。
5
語彙を豊かにします
>>> pp.28-29
6
生徒が学習の見通しを立てたり
学習を振り返ったりできます >>> pp.14-15,18-19
言語活動を豊かにするための語彙を習得するコー
Chapterの扉にLessonと各コーナーの内容や言語材料,
ナーとしてWord Treeを設けました。共通の概念を持
目標を明記することで,生徒が学習の見通しを立て
つ単語をまとめて提示するとともに,活動を通じて習
ることができます。さらに 上 述 のReviewやChapter
得し,運用できるように配慮しています。偏りのない
Project,学年末のBook Projectを通して学習を振り返
配列によって,無理なく学習できます。
ることもできます。
TOTAL ENGLISH NEW EDITION 編集の基本方針
1
聞くこと,話すこと,読むこと,書くことなどの
コミュニケーション能力の基礎を養う
2
題材選択における主眼を「ことば」
「人間」
「地球」に据えて,
生徒の学びたいという意欲を喚起する題材を精選し,
言語や文化に対する理解を深められるようにする
3
「生きる力」の源泉ともいうべき自己学習力を啓発し,
積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度を育む
目次
教科書の構成
編集の特色
接続期の構成
TOTAL ENGLISH NEW EDITION の構成
2
1
小学校外国語活動から円滑に接続します
4
2
充実した言語活動によってコミュニケーション能力を身につけます
6
3
繰り返しの指導を通して一層の定着を図ります
8
4
4技能をバランスよく,
総合的に育成します
5
語彙を豊かにします
6
生徒が学習の見通しを立てたり学習を振り返ったりできます
10
(20)
英語学習への興味・関心を高める特設ページ
12
コーナーの解説 Chapterの扉
題材の解説
学年別データ
14
Lesson
1
Section
16
Lesson
2
Review
18
Chapter Project
20
Action!
22
Talking Time
24
Reading
26
Word Tree
28
付録
30
We Love People.
32
We Love the Earth.
35
We Love Languages.
37
題材と主な言語材料の配列
38
観点別特色
年間指導計画
(14,18,20)
40
Book 1
43
Book 2
46
Book 3
49
教師用指導書・教材リスト
52
中学生に求められる英語力が確実に身につく
日本の英語教育は,小学校の外国語活動導入や中学校
の授業時間数増加,さらに高等学校のコミュニケーショ
ン英語による 4 技能の統合など,学習指導要領の改訂に
伴い大きく変わろうとしています。TOTALはその精神を十
分に活かした装い新たな教科書として生まれ変わりまし
た。
小学校から外国語活動が必修化されたことを受けて,
中学1年の教科書には
「英語ノート」
の表現などを取り入れ,
小・中のスムーズな連携が図られています。
また,小学校におけるオーラル導入を前提に,中学校で
はよりバランスのとれた4技能の扱いが求められています。
TOTALではそれを十分に配慮し,オーラルから読み書きへ
上智大学教授 編集代表
吉田研作
と,より有機的に統合された構成に
なっています。オーラルで慣れ親し
み,練習した表現や語彙を,関連し
たテーマのリーディング教材で再び
学ぶことによってその定着が図られ
ています。内容的にも,日本人とし
て自らのことを英語で言えるよう
に,日本の文化などを英語で表現できるように工夫され
ています。
日本の英語教育の改善にとって最も大切なことは何か
ということを考えて編まれた,まさに「トータル」な教科書
になっています。
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