10月号 - 兵庫県保険医協会

支部ニュース
新規開業医交流会
「新規
月 日、 西 宮 市 勤 労 会 館 で、
開業医交流会~開業・医院経営を成功さ
せるコツ~」を開催。宮崎義彦先生(西
宮 市・ み や ざ き レ デ ィ ー ス ク リ ニ ッ ク )
の司会で、安岡眞奈美先生(西宮市・安
岡クリニック)と中島敏雄先生(西宮市・
中島クリニック)が話題提供を行い、医
師・歯科医師9人が参加した。参加いた
だいた先生からの感想文を掲載する。
61
発行
兵庫県保険医協会
西宮・芦屋支部
の が 興 味 深 か っ た で す。 良 質 な ス タ ッ フ
を 雇 い 入 れ、 教 育 を し、 さ ら に 長 く 働 い
てもらうために福利厚生を充実させるの
は 容 易 な こ と で は あ り ま せ ん。 今 後 の 人
事対策の参考になりました。
中 島 先 生 の お 話 で は、 地 域 医 療 の 実 践
の 方 法 が 興 味 深 か っ た で す。 胃 カ メ ラ や
大腸カメラ検査の内容を雑誌の連載や
ホームページで一般の人にも分かりやす
く解説されているのは素晴らしいと思い
ま し た。 ま た、 禁 煙 指 導 を 小 学 校 に 出 向
い て 行 っ て い る 話 も さ れ て い ま し た。 予
防のために地域の啓蒙を行っている姿勢
は見習おうと思います。
今 回 交 流 会 に 参 加 し て 感 じ た の は、 先
輩の先生方がどのようなことを考えて頑
張ってこられたのかについてお話を聞け
た こ と と、 普 段 か か わ る こ と の 少 な い 医
科の先生方と情報交換をできたのがよ
か っ た と 感 じ ま し た。 ま た 参 加 さ せ て も
らおうと思います。
聡一】
【西宮市・あかお歯科医院 赤尾
西宮市石刎町十八 ー 八
大森内科医院内
連絡先 兵庫県保険医協会 電話 ○七八(三九三)一八〇一
私 は 2 0 1 1 年 7 月 に 開 業 を し、 一 年
と 少 し が 経 ち ま し た。 医 院 経 営 に 関 し て
悩 む こ と が 多 か っ た の で、 今 回 新 規 開 業
医交流会に参加を決めました。
交流会では安岡クリニックの安岡眞奈
美先生と中島クリニックの中島敏雄先生
から話題提供をしていただきました。
安岡先生のお話では、医療事務のスタッ
フを契約会社を通じて来てもらっている
保険請求事務講習会(医科)
ク ) が 講 師 を 務 め、 医 師・ 事 務 ス タ ッ フ
ら 人が参加した。
講 習 会 で は、 協 会 発 行 の『 保 険 請 求 の
要点(2012年版)』をテキストに保険
1日目の講師を務める岩下先生(右)と中島先生(左)
2
レセプトの手書きで理解深まった
9月 日・ 日の二日間、西宮市民会
館で協会研究部が主催で「初心者のため
の保険請求事務講習会(医科)
」を開催。
一日目は岩下敬正先生(西宮市・岩下内
参加者からは、「普段はレセコンなので
手書きは難しかったがとても勉強になっ
た」
「はじめは全く分からなかったレセプ
ト 用 紙 が、 終 了 頃 に は 少 し 頭 に 入 り 、 理
解できるようになったのがよかった」「質
問 し や す い 先 生 で、 そ の 場 で す ぐ 疑 問 を
解消できたのがよかった」「今まで機械的
大阪市・米田泰邦法律事務所
【講 師】
鵜飼 万貴子 先生
西宮市・半田医院
半田 伸夫 先生
【司 会】
に 入 力 し て い た が、 点 数 の 仕 組 み が 理 解
できたのが良かった」「手書きの実習を行
うことでとても理解が深まった」などの
そのジレンマ」
【テーマ】 「情報開示とプライバシー
声が寄せられた。
JR・阪神元町駅より北へ徒歩1分
〒 662
-0074
請 求 事 務 の 基 礎 を 確 認。 そ の 後、 問 題 集
を 使 い、 医 師 の 診 療 内 容 を 見 て レ セ プ ト
を実際に手書き作成するまでの作業に取
2012・10・25
科クリニック)と、中島敏雄先生(西宮
市・ 中 島 ク リ ニ ッ ク )
、二日目は川﨑史
寛先生(西宮市・川﨑医院)と、佐々木
【会 場】 兵庫県学校厚生会館
N o.307
り組んだ。
【日 時】 12 月 8 日 ( 土 ) 15 時~
人事、スタッフ対策と医院経営のアド
バイスについて話題提供する安岡先生
一郎先生(西宮市・夙川ささきクリニッ
第 19 回医療過誤訴訟セミナー
西宮
芦屋
25
1
保険請求、審査・指導について話題提
供する中島先生
2日目の講師を務める川﨑先生(右)と佐々木先生(左)
兵 庫 県
保険医協会
8
先輩の先生の姿勢見習いたい
(1)2012年10月25日(毎月3回5・15・25日発行) 兵庫保険医新聞 (昭和43年6月12日第三種郵便物認可) 号外(年間購読料 12,000 円)
(2)2012年10月25日(毎月3回5・15・25日発行) 兵庫保険医新聞 (昭和43年6月12日第三種郵便物認可) 号外(年間購読料 12,000 円)
英語で診療
#
Medical English
今日から使える嬉しい英会話
世話人会だより
【 長 田 区・ 薬 局 オ ズ・ フ ァ ー マ シ ー 薬剤師 大川 恭子】
せ
「 め て、 簡 単 な 日 常 会 話 と 薬 の 服 薬 指 導
に 関 し て は、 あ る 程 度 ス ム ー ズ に 話 せ る
よ う に な り た い! と
」 いつもいつも思っ
ておりました。
そんなささやかな期待も抱きつつ恐る
た っ て か な り の 年 数 が 経 ち ま す が、 頻 度 は 恐 る? 参 加 し ま し た 皆
( さ ん、 あ る 程 度
9 月 日、 西 宮 医 療 会 館 で 「 H o w t o
~医院 薬 少 な い も の の 日 常 業 務 で、 突 然 英 語 で 患 者 話 せ る 方 ば か り だ と、 ど う し よ う? と 考
t a k e M e d i c a t i o n p a r t .2
・
局 で の 服 薬 指 導 そ の 2 ~」 を テ ー マ に に 対 応 し な け れ ば な ら な い 場 面 に 出 く わ し え な が ら 。
)医師・薬剤師その他色々な職
種のメディカルスタッフがおられました。
M e d i c a l E n g l i s#
h を開催。講師を ま す。 処 方 箋 調 剤 に 基 づ く 服 薬 指 導 の 場 合
氏、
司会を坂尾福光先生
(西 も あ れ ば、 一 般 用 医 薬 品 や サ プ リ メ ン ト の 今 回 の 内 容 は、 我 々 の 日 常 業 務 に 非 常
Robert Conroy
宮市・ビューハイツクリニック)、アドバ 説 明 や 紹 介 を し な け れ ば な ら な い こ と も あ に 役 立 つ も の で、 タ イ ム リ ー な 話 題 も 盛
イ ザ ー を 西 野 か お る 先 生( 神 戸 薬 科 大 学 り ま す。 日 常 か ら 英 語 で の 会 話 に 慣 れ て い り 込 ん で い た だ き、 ま さ に、 今 日 か ら 使
れ ば 良 い の で す が、 そ う で は な い 場 合、 つ える嬉しい内容でした。例えば、「ジェネ
非 常 勤 講 師 ) が 務 め、 医 師・ 薬 剤 師 ら
人 が 参 加 し た。 参 加 い た だ い た 先 生 か ら い つ い「 え ~ っ と、 こ れ は な ん て 説 明 し よ リ ッ ク 医 薬 品 」 に つ い て の 説 明。 こ れ に
う …」 と 考 え な が ら、 単 語 の 羅 列 と 身 振 り 関 し ま し て は、 日 本 語 で も 難 し い の で す
の感想文を掲載する 。
手 振 り で 一 生 懸 命 お 話 す る の で す が、 そ こ が、 あ え て、 英 語 で の 説 明 の 仕 方 を 学 ぶ
」というタイ に、 病 名 が 絡 ん で き た り、 医 学・ 薬 学 の 専 ことによって、自らの頭の中が整理され、
「 How to take Medication
ト ル に 惹 か れ、 ぜ ひ 参 加 し て み た い! と 門 用 語 を 用 い て 説 明 し な け れ ば な ら な い 時 あ あ、 こ の よ う に 言 え ば わ か り や す い!
は、 お 手 上 げ 状 態 に …。 結 局、 そ の 後 ジ レ と あ ら た め て 大 き な 学 び を 得 ま し た。 ま
思って申し込みをしました。
「子どもへの薬の使い芳」や「熱中症」
ンマとともに、自らの情けなさにガッカリ。 た、
私 は 薬 剤 師 と し て、 調 剤 他 の 業 務 に あ
に 関 す る 診 断・ 注 意・ 指 導 も た い へ ん 役
立つ内容でした。
日 常 業 務 に 早 速 生 か し た い と 思 い、 本
当に参加させていただき良かったと強く
思 い ま し た。 次 回 も 楽 し み に し て お り ま
す。
健康と医療について語り合う会
西 宮・ 芦 屋 支 部 は 月 日 に 西 宮 医
療会館で世話人会を開催。3人が参加
した。
【報告】
①新規開業医交流会(8・ )
②保険請求事務講習会(9・ ~ )
③健康と医療について語り合う会(9・
)
④ Medical English
# (9・ )
【予定・企画】
①第 回胸部X―P読影会( ・ )
②健康と医療について語り合う会
( ・ )
③ガイドライン研究会( ・ )
④健康と医療について語り合う会
( ・ )
⑤ 第 回 医 療 過 誤 訴 訟 セ ミ ナ ー( ・
8)
⑥第 回漢方研究会( ・ )
⑦ Medical English
#
21
自分の死生観をもつことが大切
9 月 日、 健 康 と 医 療 に つ い て 語 り 合 で し た。 ア ン ケ ー ト の 感 想 に は、 次 の よ う
う 会 が 用 海 公 民 館・ 活 動 推 進 委 員 会 の 主 に述べられています。
催 で 開 催 さ れ 市 民 ら 人 が 参 加。 中 高 年 「これだけ死について考えさせられたこと
講 座「 人 生 の 最 後 は 自 宅 か 病 院 か?」 と は な い 」 死
「 生観はあまり持っていなかっ
題して伊賀幹二先生(西宮市・伊賀内科・ た が、 今 回 一 度 考 え る こ と の 大 切 さ が 分 か
循 環 器 科 ) が 講 演 し た。 主 催 者 か ら 寄 せ りました 」自
「 分の死・家族の死を考える機
られた感想文を掲載する。
会となりました 」た
「 いへん勉強になりまし
た。 ま た 医 療 側 の 実 態 が 良 く 理 解 で き た 」
中 高 年 講 座 に は、 予 想 以 上 の 参 加 者
人 で 講 堂 が い っ ぱ い に な り ま し た。 み な
等 々、 改 め て 死 に つ い て 前 向 き に 考 え る 機
会になったと感謝されておりました。
伊 賀 先 生 か ら「 家 族 か ら 愛 さ れ て い ま す
か」 自
「 分の最後を家族とよく話しています
か 」 と の 問 い か け に、 ほ と ん ど の 方 が 手 を
挙げられませんでした。今、核家族になり、
親と子が死生観について話し合える機会が
な い よ う に 思 わ れ ま す。 ま た、 戦 争 を 生 き
抜 い て き た の で 辛 抱 強 い 世 代 の 親 は、 子 ど
もに迷惑をかけないよう暮らしているよう
に 思 い ま す。 私 も 歳 に な り ま す が、 家 族
とともに死生観について話し合える機会を
11
28
25
15
※世話人会の日程は毎月第4金曜
日です。支部についてのご意見や
企画案などをお寄せください。
2
19
12
1
10
30
9
34
35 12
34
【公民館活動推進員会 藤本国武】
27
34
80
11
19 6
29
10
ロールプレイを行う Conroy 氏
21
前回に引き続きアドバイザーを
務めた西野かおる先生
85
用海公民館で死生観について
講演する伊賀先生
持ちたいと思っております。
72
85
さんは 死
死ぬ時を考え
「 生観を考える 」「
たことはありますか と
」 のテーマにたい
へん関心を持たれたようです。
歳代から 歳代の方が中心
参加者は
70
12
12
21
12