vol.92_hp - 日本災害救援ボランティアネットワーク

Newsletter vol.92
2012.8.17
6月16日(土)西宮市市民交流センターにおいて、「東日本大震災・第3回活動報告会」を開催
いたしました。最初に報告者の紹介を行ったあと、理事の矢守より開会の挨拶、続いて理事長の渥
美より、東日本大震災の支援活動全般について説明をさせていただきました。また、理事の米山か
ら岩手県野田村における子どもたちへの支援活動に関する
報告を、そして理事の寺本からは、ボランティアバスの運
行状況について報告をさせていただきました。
西宮市からは、職員課の田中様が、職員を代表してご報
告をして下さいました。西宮市様には、NVNADが野田
村へボランティアバスを運行した4回分の経費をご負担い
ただきましたが、そのボランティアバスの支援をはじめ、
宮城県の南三陸町や女川町への職員派遣や、西宮市内での
救援物資の募集について等、東日本大震災における西宮市
の取り組みについてご報告いただきました。
続いて、今回の特別ゲストである、岩手県野田村在住の
貫牛様に、震災からこれまでの野田村についてお話いただ
きました。報告会には、40名以上の方にご参加いただくこ
とができましたが、とても熱心にお聞きいただいている様
子が印象的でした。
ご報告いただきました野田村の貫牛様、西宮市職員課の
田中様をはじめ、職員課ならびに防災課職員の皆様、その
他報告会にご参加下さった皆様、誠にありがとうございま
した。そして何より、この活動をご支援いただいておりま
す全国の寄付者の皆様に、心から感謝申し上げます。今後
も東日本大震災の支援活動を展開していきたいと考えてお
りますので、引き続き、NVNADへのご支援をどうぞよ
ろしくお願いいたします。(事務局)
- c o n t e n t s P1 ···
P2 ···
P3 ···
P4 ···
P5∼7 ··
P8 ···
P9 ···
P10 ···
東日本大震災第3回活動報告会
VISION/福島県郡山市訪問/まち発見マップづくり
ボランティアバス
KSN交流イベント/佐用町訪問/小松地区防災マップ
第14回NVNAD通常総会
子ども防災クラブ/新潟中越沖地震5周年祈念イベント/Jネット総会
Nうごき/Nごよみ
市民活動コーディネート事業/継続会員・寄付者・募金者のみなさま/編集後記
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2012.8.17
Newsletter vol.92
去る7月16日、中越沖地震から5年を迎えました。
月並みな表現ではありますが、長かったようでもあり
短かったようでもある5年間だったと思います。NV
NADは、甚大な被害を受けた刈羽村で震災直後から
様々な関係を育んで参りました。7月8日には、NV
NADのブログでも紹介しておりますが、刈羽村社会
福祉協議会主催の「げんきをつなげよう復活祭」が刈
羽村で開催され、参加させていただきました。会場に
は、地元の様々な団体に混じって、新潟県小千谷市塩
谷集落(中越地震)、岩手県野田村(東日本大震災)
といった被災地からの参加があり、救援団体として
(特)レスキューストックヤードさん、そして、野田村
を介して交流が深まっている大阪の上町台地屋台村さ
んなどが参加され、この5年間に刈羽村の皆さんが地
道に育んで来られたつながりを深く実感する場となり
ました。現地社協スタッフの方によりますと、「何と
かあの時のお礼がしたかった」とのことでしたが、む
しろ参加させていただいた私たちこそお礼を申し上げ
たい内容でした。参加した皆さんがそれぞれにあたた
かい気持ちになられたのではないかと思います。災害
に遭うことは、悲しいことでもありますし苦しいこと
でもあります。しかし、こうして少しずつ支え合える
関係が生まれていくことは、せめてもの救いかもしれ
ません。NVNADとしましても、災害直後の救援活
動はもとより、こうして5年10年というスパンでじっ
くりと関係をあたためて行ければと願いつつ活動を継
続していきたいと考えております。先日は、野田村に
第17回目のバスを出すことができました。また、野田
村の住民による住民のための様々な活動を支援する仕
組みも地道に動きつつあります。災害を通じた絆の広
がりと深まりを大切にしていきたいと思います。こう
した活動は、皆様からのご支援とお気持ちをいただけ
るからこそ実現できております。今後ともNVNAD
へのあたたかいご支援をどうぞよろしくお願い申し上
げます。(理事長 渥美公秀)
∼福島県郡山市訪問∼
6月22日、J−NETのメンバーであるハートネットふくしまさんを訪問、活動に参加させていただきまし
た。ハートネットふくしまさんは、昨年3月の発災以降、避難所の支援活動、そして現在は郡山市内を中心と
した仮設住宅の支援を続けておられます。富田町仮設住宅内にある双葉町と富岡町の集会所では、それぞれ週
に1度定期的なお茶会を継続しておられます。その他にも約20カ所にもおよぶ仮設住宅を順番にまわり、炊き
出し等の支援を通じ被災者の方々との関係づくりを行っておられます。伺った22日は金曜日、富岡町の集会所
でお茶会が開催される日でした。お茶会の準備を手伝っていると、午後1時の開始を待ちきれないかのよう
に、仮設住宅の方々が集まって来られました。3時までの2時間、30名以上の方が集会所に来られ、西宮から
お届けした和菓子も大変喜んでいただくことができました。
阪神大震災を経験している私たちといたしましては、思い続けるということを大切に、継続的な支援を…と
考えていたところ、西宮市に本社がある和菓子の高山堂様のご協力によ
り、この仮設集会所でのお茶会に、月に1度、西宮からお茶菓子を継続的
にお届けできることになりました。お茶会では笑い声も聞かれ、話が弾ん
でいる様子が見受けられましたが、じっくりお話をうかがってみると、先
が見えない状況下、大きな不安を抱えながら日々を送っておられることが
ひしひしと伝わってまいりました。今後も地元で活動を続けておられる
ハートネットふくしまさんの後方支援をはじめ、微力ながらも息の長い支
援活動を続けていきたいと考えております。(臨時スタッフ 戸口京子)
「まち発見マップづくり」に参加
7月30日(月)、大阪市大正区の三軒家西小学校の子どもたちと一緒に、「まち発見マップづくり」イベント
に行ってきました。企画運営はNPO法人Co.to.hanaという団体で、我々NVNADも参加協力させて
いただきました。参加者は4つのチームに分かれてそれぞれリーダーがつ
き、午前中はまちを歩いて、危険なところや面白いところなどを発見してい
きました。
小学校で昼食(非常食)を食べた後、チームでマップづくりに挑戦しまし
た。模造紙にマップを作成するチームや、劇や紙芝居などを考えるチームな
ど色々あって、とてもいいプログラムになっていました。次回は8月7日に
保護者や地域住民の皆様に集まっていただいて、チームごとに子どもたち
が発表する予定です。(事務局)
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Newsletter vol.92
2012.8.17
ボランティアバス第16弾と第17弾の活動報告
5月11日(金)∼14日(月)岩手県野田村にボランティアバス
第16弾を運行しました。
参加したメンバーは、一般社会人2名の他、関西学院大学と
大阪大学と大阪市立大学の学生さんを含め合計19名でし
た。また、現地で12日夕方に神姫バスの社員さんたち11名と
も合流して13日(日)は一緒に活動をさせていただきました。
12日(土)は、まず泉沢仮設住宅で戸別訪問し、西宮の「も
ち吉」のおかきを皆様にお渡ししました。談話室では、足湯
と茶話会を開催し、泉沢仮設の皆様にたくさんご参加いただ
きました。また、野田中の仮設住宅でも戸別訪問し、泉沢仮
設と同じように一軒一軒もち吉のおかきと翌日開催するイベ
ントのビラを持って回らせていただきました。午前中は野田
中学の体育祭(運動会)が開催されていて、留守の家庭が多
かったです。我々も体育祭に飛び入りで参加させていただ
き、少しの時間ではありましたが、野田中学の生徒さんたち
と交流することができてとてもうれしかったです。12日は気
温が低かった上に風がとても強くて相当寒かったですが、ボ
ランティアの皆さんは頑張って活動をして下さいました。野
田中仮設の戸別訪問終了後は、米田(まいた)仮設と門前小路
仮設にも戸別訪問をしました。
16時30分に活動を終了し、国民宿舎えぼし荘で神姫バスの
皆さん11名と合流し、一緒に18時30分から夕食を食べ、19時
30分から21時過ぎまで一日の活動のふりかえりを行いまし
た。今回神姫バスさんの目的は、仙台の宮城交通さんに路線
バスを寄贈されるのが一つで、もう一つは神姫バスさんが募
集した絵50点を野田村に持って来て下さること、そして、
我々と一緒にボランティア活動に参加するということでし
た。ふりかえり終了後に、兵庫県内で募集された絵をみんな
で拝見させていただきましたが、どれも被災された方々のこ
とを想って描かれたとても気持ちのこもった作品ばかりでし
た。
翌13日(日)は、野田中学の隣にある中平(なかたい)公民館
で開催されるイベントのお手伝いに行くグループと、えぼし
荘の敷地内にある下安家(しもあっか)仮設住宅に戸別訪問に
行くグループに分かれました。下安家の仮設ではおばあちゃ
んから編み物を教えていただいたメンバーもいて、とても
アットホームな雰囲気での活動をさせていただきました。一
方、中平公民館に行ったメンバーは、まずNVNADバスメ
ンバー11名と神姫バスのメンバー11名がペアを組み、全体で
5グループに分かれて、イベントのビラを中平地区の住宅一
軒一軒に配布して回りました。これまでは野田中の仮設でビ
ラを配ることはよくありましたが、今回は仮設住宅だけでは
なく、仮設住宅の周辺にお住いの皆さんにも参加し
ていただくのが目的だったので、初めて回らせてい
ただくお宅ばかりで、とてもいい経験になりまし
た。
11時から青森県の曹洞宗・興雲寺など6団体の主
催のイベントが開催され、それが終了した13時30分
からはチーム北リアス主催で足湯と茶話会を開催さ
せていただきました。神姫バスの社員の皆さんはと
ても積極的に活動に参加して下さいました。一方、
国民宿舎えぼし荘の会議室では、13時から昨年度N
VNAD野田村復興支援金をお渡ししていた11グ
ループの皆さんに活動報告を行っていただきました。野田村
の復興のために、野田村内で活動しておられるグループ、外
部から支援活動を行っているグループそれぞれが活動内容や
活動に込められた思いをご報告下さいました。この活動報告
会の様子は、機会がありましたらまた改めて報告させていた
だきたいと考えています。参加していただいた各グループの
皆様にはこの場をお借りしてお礼申し上げます。バスは17時
に野田村を出発し、帰路につきました。今回野田村で色々と
お世話になりました皆様、本当にありがとうございました。
また神姫バスの社員の皆様もご協力ありがとうございました
7月23日(月)∼26日(木)西宮から第17弾のボランティアバ
スを岩手県野田村に運行しました。今回の参加メンバーは、
大阪大学と関西学院大学の学生さんを中心に18名で行ってき
ました。初めて参加したメンバーも6名いました。野田村内
にあるチーム北リアスの現地事務所で、滞在している大阪大
学の塩田君を交えて1日目の活動内容についての打ち合わせ
を行いました。1日目の午前中は、泉沢の仮設住宅で足湯と
茶話会を行うグループと、野田中の仮設住宅に翌日の足湯と
茶話会のチラシを配布するグループと、みなし仮設住宅の戸
別訪問を行うグループの3つに分かれて活動を行うことにし
ました。茶話会やみなし仮設訪問には、野田村の「まるき
ん」というお菓子屋でお菓子を購入し、それをお配りしまし
た。
午後からは、野田中の仮設住宅で活動していたグループも
泉沢グループに合流して、足湯や茶話会、子どもたちとの遊
び活動を行いました。顔見知りの仮設の方がたくさん来て下
さり、ボランティアの学生さんたちと交流を楽しんでくだ
さっていました。夕方4時にプログラムを終了し、現地事務
所に全員戻って記録シートに気づいたことなどを記入してい
きました。午後5時30分過ぎにバスに乗って宿泊先の久慈
市内のビジネスホテルに向かいしました。午後7時からホテ
ル近くのお店で1日目の活動のふりかえりを全員で夕食を食
べながら行いました。
翌25日(2日目)は朝8時30分に宿泊先をバスで出発し野
田村に向かいました。2日目の活動は野田中の仮設住宅での
足湯と茶話会、下安家(しもあっか)の仮設訪問、そして、み
なし仮設住宅の訪問活動です。足湯と茶話会の方は参加者が
少なかったですが、小学校が夏休みに入ったので子どもたち
がたくさん集会所に来てくれ、学生さんたちとバトミントン
やかくれんぼなどで遊んでいました。みなし仮設住宅の方
は、平日ということもあるのかお留守の家庭が多かったです
が、今後も訪問活動を継続していければと思っています。夕
方4時に活動を終了し、帰路につきました。今回色々とお世
話になった野田村の皆様、本当にありがとうございました。
また訪問させていただきたいと思います。(事務局)
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2012.8.17
Newsletter vol.92
7月31日(火)、KSN(関西学院大学・災害復興制度研究所、西宮市社会福祉協議会、NVNADの
3者)主催の交流イベントを関西学院大学の千刈キャンプ場にて開催しました。今年度初めての交流イベ
ント企画で、西宮に避難されている親子が4組9名が参加して下さいました。また、関西学院大学社会学
部の関ゼミの学生さんたちも10名参加してくれ、子どもたちのサポートやプログラム運営のお手伝いな
どに関わっていただきました。
午前中はザリガニ釣りを行い、バーベキューパーティの後は、ビザ作りに挑戦
しました。とても暑い日ではありましたが、木陰では風が心地よく、皆さん自然
の中でゆっくり過ごしていただけたのではないかと思います。次回は10月頃に開
催を予定しています。
これからも避難されている皆さんと交流を続けていければと思っています。
(事務局)
7月28日(土)∼29日(日)1泊2日の日程で、チャコネット(佐用
町学生支援ネットワーク)のメンバー11名と一緒に佐用町に行っ
てきました。28日は午後から千種川イベント(高瀬舟まつり)が
開催され、千種川でチチコ(ハゼの仲間)釣り大会やアユのつかみ取
り&塩焼きなどに参加協力させていただきました。そして夕方からはお祭り
でスーパーボールすくいのお店を出店させていただき、また、他のお店のお手
伝いなどもさせていただきました。
翌29日は、朝からカフェの準備やビラを久崎地域の皆様に配布していきまし
た。午後1時からコミュニティカフェを開催しましたが、常連の方々に加えて
初めての方も参加して下さり、とてもにぎわっていました。途中スイ
カ割りなども行い、子どもたちもとても楽しんでくれていました。今
回は久崎地域の住民の皆様と交流する機会がもてたのがとてもうれし
かったです。今後は久崎の皆様と我々外部のボランティアが、「久崎
地域の活性化」というテーマで定期的にワークショップを開催してい
くことになりました。佐用町の皆様、これからもよろしくお願いいた
します。(事務局)
西宮市小松地区防災マップ作成会開催
6月17日(日)西宮市小松センターに於いて、西宮市小松地区防災マップ作成のための、「災害図
上訓練」が開催されました。
当日は、自主防災会長はじめ小松校区自主防災会の総勢27名の方々が出
席され、小松地区で最も危惧される「武庫川氾濫による水害」を想定災害
(テーマ)に、地図上で防災マップに記載する項目について、検討し各グ
ループの発表が行われました。
又、7月8日(日)には、前回の災害図上訓練で提案された、防災マッ
プに記載する項目を実際に目で確認する「まち歩き・情報収集」のため
の「まち歩き作戦会議」が開催されました。最近各地で、大災
害が発生しており、参加者は、全員真剣に取り組んでおられま
した。
自然災害に対して、自分の身や地域を守るため住民の皆さ
んの意見や考えを総合した、住民の皆さんの手作りの防災
マップを作り、普段から災害に対し関心を持ち、被害を最小限
にくい止めていただくことを目的として実施しました。
(事務局)
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Newsletter vol.92
2012.8.17
第14回NVNAD通常総会報告
第14回NVNAD通常総会は、2012年6月16日(土)西宮市において開催、提案された議案は原案通り承認され無事終
了しました。
Ⅰ.第13期(2011年度)事業報告(2011.4.1∼2012.3.31)
第13期(2011年度)を振り返ってみると、2011年3月11日に発生した東日本大震災において、継続的な支援活動を行う
こととなった。まずは、岩手県野田村の支援活動として、バスをチャーターしてボランティアを募集し、現地に延べ15回
ボランティアバスで赴き、ガレキの後片付けや、仮設住宅への引越し作業、また仮設住宅での炊き出しや茶話会、足湯な
どの交流イベントを実施させていただいた。年度の後半には、みなし仮設住宅の存在を知り、戸別訪問などの対応を、関
西学院大学や大阪大学の学生さんをはじめ、一般社会人ボランティアの皆さんと一緒に行った。これらの活動は、弘前や
八戸などチーム北リアスのメンバーの一員としても実施させていただいた。3月11日の震災1周年の追悼式典にも参列さ
せていただいたが、これからも野田村の継続的な支援活動を行いたいと考えている。次に、Jネットのメンバーである福
島県郡山市にあるNPO法人ハートネットふくしまが、原発事故や津波の被害で避難されてきた方々を対象に支援活動を
しておられますが、救援物資や炊き出しの材料提供などの支援を行ってきた。そして、西宮に避難されている県外避難者
の支援ということで、関西学院大学災害復興制度研究所と西宮市社会福祉協議会とNVNADの3者で交流イベント(KS
Nプロジェクト)を6回開催した。
平常時の活動として、講演・講座活動については、企業の労働組合や三重県など新規の講演依頼を含め19件あった。ま
た、西宮市からの委託事業として、「市民活動コーディネーター」事業を継続実施した。西宮市市民交流センターの会議
室をお借りして毎週月曜日と木曜日に、一般市民からのボランティア活動の相談活動を行うと共に、月1回「市民活動
マッチングセミナー」を開催した。防災まちづくり活動については、高木小学校で「子ども防災クラブ」を6回実施する
ことができた。
Ⅱ.第13期決算及び第14期予算
別表
Ⅲ.第14期(2012年度)事業計画(2012.4.1∼2013.3.31)
今期は、東日本大震災の被災地の支援活動を中心に、平時での活動も継続して行っていきたいと考えている。
支援活動を行っている岩手県野田村については、青森県の八戸や弘前などの皆様とも連携しながら、ネットワーク組織(愛
称:チーム北リアス)の更なる活動の展開を模索すると共に、宮城県南三陸町の支援活動を西宮市や西宮市社会福祉協議会
とも連携しながら行っていきたいと考えている。また、福島県郡山市にあるNPO法人ハートネットふくしまを通じての
間接的な支援活動や、西宮に避難されている県外避難者の支援活動を継続して行いたい。
平常時の活動については、継続して「市民活動コーディネート事業」や「子ども防災クラブ(Dクラブ)」の活動を行
いながら、可能な限り、講演などの啓発活動にも従事していきたいと考えている。
また、多くの方からの寄付金を集めやすくするために認定NPO法人を目指す準備活動を進めていくほか、南海地震など
いざという時を想定し、西宮市内の企業や大学などともゆるやかなネットワークづくりをスタートさせていければと考え
ている。
Ⅰ.災害救援の活動
1.救援活動(国内外の災害発生時における救援活動)
国内の災害に対しては、東日本大震災の被災地支援ということで、岩手県野田村をはじめ、宮城県南三陸町や、福島県
郡山市、また、西宮に避難された方々の支援活動を行っていきたい。
尚、2009年8月に発生した佐用町水害については、引き続き今期においても復興を側面から支援するとともに、1995年
の阪神・淡路大震災の被災地(西宮)と、2004年の中越地震ならびに2007年の中越沖地震の被災地(小千谷市や刈羽村)と、
岩手県野田村を結ぶ復興のトライアングルの活動も実施していきたい。
Ⅱ.次の災害に備えるための防災(広報、啓発等)の活動
1.地域防災活動
次世代を担う子どもたちを対象とした防災プログラムの重要性を再認識し、特に西宮市内での実施を行っていきたい。
●子ども森林体験ツアー●子ども防災クラブ
2.防災意識高揚のための取り組み
21世紀前半には、東海地震及び南海・東南海地震などの大規模な地震発生の確率が高まったと言われています。我々
は、阪神・淡路大震災で得た教訓を後世に引き継ぐことを使命として活動していますが、更に、その後各地の災害救援で
体験したことや教訓などをもとに、次の災害に備えるための講演や講座などの広報活動を積極的に行っていきたい。
(1)災害や防災に関する講座・研修等の受託事業
地方公共団体や社会福祉協議会などから、災害や防災に関する講座・研修・調査研究等の企画運営を積極的に受託
し、防災意識の向上を図ることとする。
(2)講演等
地方公共団体、社会福祉協議会、NPOなどから要請を受けて講演等に講師を派遣してきましたが、今年度も要請が
あれば全国何処であっても講師を派遣したい。
3.ネットワークの拡充(内外のボランティア団体等との連携)
災害時にはネットワークが欠かせない。本会が加盟している次の各団体との連携を深めることとする。
(1)全国災害救援ネットワーク(Jネット)
2000年に発足した全国災害救援ネットワークは、発足後11年目を迎えた。今期は総会を福島県郡山市で6月に開催し
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たいと考えている。
(2)全米災害救援ボランティア機構(NVOAD)
1997年以来交流を続けている全米災害救援ボランティア機構(NVOAD)とは引き続き連携を継続していきたい。
(3)国内では「西宮NPO連絡協議会」、「阪神NPO連絡協議会」、「ひょうご市民活動協議会」とも連携し、N
POの発展のための協力していく。
(4)チャリティカレンダー市の開催
4.新規事業
・西宮未来プロジェクト(仮称)行政、企業、大学、NPOのゆるやかなネットワーク
5.仮認定NPO法人の申請
6.今年度末の災害救援引当貯金残高
500千円
(内規)
(1)国内外で災害が発生し、緊急出動のための費用は、理事の承認を受け引当貯金を取り崩し、次回総会で報告の
上、承認を受けることとする。
(報告)2011年9月16日台風12号災害緊急出動費用
115,487円
引当貯金取り崩し
115,487円
Ⅳ.定款変更について
変更前
第1章総則
(活動の種類)
第4条
新規活動(5)、(6)追加
変更後
第1章総則
(活動の種類)
第4条
(5)観光の振興を図る活動(別表第4号)
(6)農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動(別表第5号)
(事業)
第5条
新規事業(8)追加
(事業)
第5条
(8)地域の再生のため、地域の特性、地域の産業、交流の促進等の支援のための
活動
第10章顧問
(顧問)
第54条この法人に顧問を置くことができる。
2.顧問は、理事会で推薦した者につき、理事会の議決を経て理事長が委嘱する。
3.顧問は、必要に応じ理事会及び総会に出席して意見を述べることができる。
第10章顧問を新設
■改定NPO法人の施行(平成24年4月1日)に伴う変更は省略
Ⅴ.役員改選の件
(1)次の役員が選任され、就任しました。
理 事(再任)渥美 公秀
大阪大学大学院教授
〃 (再任)池田 直樹
弁護士(あすなろ法律事務所)・関西学院大学教授
〃 (再任)太田 博
㈱関西技術コンサルタント代表取締役
〃 (再任)奥田 和子
甲南女子大学名誉教授
〃 (再任)寺本 弘伸
常勤理事
〃 (再任)檜垣 龍樹
尼崎市職員
〃 (再任)山口 元
(社福)光朔会オリンピア理事長
〃 (再任)矢守 克也
京都大学防災研究所教授
〃 (再任)米山 清美
にしのみや遊び場つくろう会代表
監 事(再任)岩瀬 哲正
公認会計士(岩瀬会計事務所)
〃 (再任)鈴木勇
甲子園大学専任講師
(2)役員の退任
理 事(退任)新野 幸次郎 (財)神戸都市問題研究所理事長(元神戸大学長)
(3)名誉会員の推薦
新野幸次郎氏
推挙の理由団体の設立当時から今回退任するまでの間、理事として日本災害救援ボランティアネットワークの発展に
寄与した功績をたたえる。
■総会終了後、理事会において、次の通りそれぞれ役職に就任しました。
理事長
渥美 公秀
副理事長 檜垣 龍樹
常務理事 寺本 弘伸
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(別表)
第13期決算及び第14期予算
一般会計の部
科目
(経常収支の部)
Ⅰ.経常収入の部
1.会費収入
2.受託事業収入
3.その他事業収入
4.助成金収入
5.寄付金収入
6.負担金収入
7.イベント収入
8.雑収入
経常収入の部合計
Ⅱ.経常支出の部
1.事業費
2.管理費
3.予備費
経常支出の部合計
経常収支差額
Ⅲ.その他資金収入の部
保証金
Ⅳ.その他資金支出の部
特別会計へ繰出金
保証金
当期収支差額
前期繰越収支差額
次期繰越収支差額
(単位:千円)
13期予算
13期決算
14期予算
866
4,685
1,000
500
2,440
0
0
2
9,493
831
4,160
1,509
0
2,216
93
1,571
1
10,381
1,020
6,185
1,000
500
850
150
1,500
2
11,207
6,036
2,587
50
8,673
820
5,506
2,360
0
7,866
2,515
7,075
3,032
50
10,157
1,050
0
0
103
800
0
20
1,860
992
103
1,420
1,860
800
0
353
3,280
1,880
3,280
3,633
災害救援特別会計の部
科目
(経常収支の部)
Ⅰ.経常収入の部
1.募金収入
2.負担金収入
(単位:千円)
13期予算
13期決算
14期予算
25,000
1,200
33,586
1,121
2,000
1,200
0
658
300
1,000
150
1,000
1
11
10
27,201
35,526
4,510
30,200
(30,000)
(200)
(0)
(0)
30,200
29,093
(27,494)
(80)
(255)
(1,264)
29,093
21,873
(21,658)
(215)
(0)
(0)
21,873
経常収支差額
▲2,999
6,433
▲17,363
Ⅲ.その他資金収入の部
一般会計より繰入金
当期収支差額
800
▲2,199
992
7,425
800
▲16,563
前期繰越収支差額
60,788
60,788
68,213
次期繰越収支差額
58,589
68,213
51,650
3.イベント収入
3.助成金収入
4.雑収入
経常収入の部合計
Ⅱ.経常支出の部
1.救援費
(東日本大震災)
(佐用豪雨災害)
(台風12、15号災害)
(ニュージーランド地震)
経常支出の部合計
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2012.8.17
Newsletter vol.92
「子ども防災クラブ」
今年度も始まりました。
6月30日(土)西宮の高木小学校にて、今年度第1回目の子ども防災クラブを開催し
ました。対象は、小学3年生から6年生まで、18名の子どもたちが登録してくれました。
13時にリーダーは先に小学校に集合し、プログラムの打ち合わせを行いました。14時に
なると子どもたちがぞくぞくと集まってきて、14時10分からプログラムをスタートし
ました。最初に年間のスケジュールを説明したあと、一人ひとり自己紹介をしていただきました。
そのあと、早速プログラムに入り、1番目は防災ゲームを実施しました。5グループに分かれてもらい、リーダー
が問題を読み上げて、グループごとに3択から一つ答えを札で上げるというスタイルで行いました。全部で10問
実施しましたが、全グループ接戦でとても盛り上がっていました。続いて、紙食器づくりの体験を行いました。
リーダーの指導の下、A3の用紙を使って、紙コップと紙食器づくりに挑戦しました。リーダーの作るのをみん
な見よう見まねでとても頑張っていました。
また、その後には、ロープワークの体験もやりました。もやい結びという基本
的なロープの結び方をリーダーの指導の下、全員でチャレンジしました。子ど
もたちの習得の速さにはただただ感心しました。紙食器もロープワークも次
回の夏のキャンプの時に利用できればと考えています。今回指導してくれた
関学関ゼミの皆さん、ご協力ありがとうございました。(事務局)
新潟中越沖地震5周年
祈 念 イ ベ ン ト に 参 加
7月7日∼8日に行われた 2007年7月16日、中越
沖地震で甚大な被害を受けた新潟県刈羽村で中越沖地
震5周年祈念イベント「げんきをつなげよう復活祭」
が開催されました。NVNADからも2名が参加させ
ていただきました。刈羽村社会福祉協議会さんが周到
に準備され、刈羽村内外の1,000人の人々で賑わう大
盛況のイベントとなりました。
NVNADは、2007年の地震発生直後から、名古屋
の(特)レスキューストックヤードさんらと一緒に、
刈羽村社会福祉協議会に設置された災害ボランティア
センターを通して、刈羽村の皆様とお付き合いをさせ
て頂いて参りました。刈羽村では、その後、中越地震
の被災地小千谷市塩谷集落との交流も始まり、1.17に
は西宮・神戸にもお越し頂いておりました。また、東
日本大震災では、いち早く福島県の皆様を受け入れら
れ、宮城県南三陸町や七ヶ浜町を皮切りに、NVNA
Dと一緒に岩手県野田村にも数回にわたって救援・交
流に駆けつけて下さいました。西宮から刈羽、そし
て、野田村をはじめとする東北各地へと被災地のリ
レーを大きく広げて頂いた刈羽の皆様の想いと、深く
あたたかいお気持ちのこもった動きにはいつも心を打
たれて参りました。
NVNADやチーム北リアスでは、関西−新潟−三
陸を「復興のトライアングル」と呼んで、より一層の
交流と支え合いを実現したいと願いながら活動を展開
しております。刈羽村の皆様にお招き頂きました今回
のイベントは、復興のトライアングルをより強くして
くださったと感謝しております。これだけの盛大なイ
ベントを企画・実施されました刈羽村社会福祉協議会
の皆様、また、ずっと支えて下さっていた刈羽村の皆
様、そして、全国各地よりご参加の皆様、どうもあり
がとうございました。心よりお礼申し上げますととも
に、これからもますますあたたかい交流を深めて行け
ればと願っております。今後ともどうぞよろしくお願
い申し上げます。(理事長 渥美公秀)
6月23日(土)、福島県郡山市にて、Jネット(全国災害救援ネットワーク)の
総会を開催しました。
参加したメンバーは、開催地である福島をはじめ、長崎や新潟、奈良や兵庫など
から5団体13名が参加しました。(総会会場の横ではハートネットふくしまの皆
様が、炊き出しを実施されていました。)最初に代表である島原ボランティア協
議会の宮本氏から開会の挨拶がありました。続いて、各参加団体(ハートネット
ふくしま、天理教災害救援ひのきしん隊、新潟県災害救援機構、日本災害救援ボランティアネットワーク、島
原ボランティア協議会)からそれぞれ10∼15分程度で活動報告をしていただきました。
その後、事務局から会計報告を行い、無事に終了しました。今回の総会は2年ぶりの開催で、久しぶりに
会ったメンバーも多く再会を喜び合っていました。終了後は、郡山駅前のろばたで懇親会を開催しました。宮
本代表は今回の総会をもって代表職からは引かれ、次期代表の体制が決まる1年間は、大阪大学の渥美が代表
を務めることになりました。今回は総会や懇親会の会場の段取りをしていただいた、ハートネットふくしまの
中村さんをはじめ、スタッフの皆様には心より感謝しています。来年また皆さんとお会いできる日を楽しみに
しています。(事務局)
第11回
Jネット総会
開催
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Newsletter vol.92
2012.8.17
NVNADの活動をお知らせするコーナーです。
★=主催、講師・パネラーなど ☆=メンバー・引率などとして出席
5月
19日
19∼20日
26日
NVNAD会計監査(西宮市)
★佐用町訪問
★市民活動コーデイネート事業第1回ボランティア体験セミナー(西宮市)
16日
17日
19日
23∼24日
27日
28日
30日
30∼7月1日
第14回NVNAD通常総会(西宮市)
★西宮市小松地区防災マップ作成会「災害図上訓練」(西宮市)
★湖南市講演(滋賀県湖南市)
★Jネット総会(福島県郡山市)
NVNAD臨時理事会(西宮市)
★あかねが丘学園講演(兵庫県明石市)
★第1回子ども防災クラブ(西宮市)
★佐用町訪問
2日
5日
7日
8日
10日
18日
20日
21日
22日
23∼26日
28∼29日
30日
31日
☆大阪市大正区NHKと街歩き下見(大阪市)
NVNAD臨時理事会(西宮市)
★市民活動コーデイネート事業第2回ボランティア体験セミナー(西宮市)
★西宮市小松地区防災マップ作成会「まち歩き作戦会議」(西宮市)
★湖南市講演(滋賀県湖南市)
★篠山市講演(兵庫県篠山市)
★湖南市講演(滋賀県湖南市)
★兵庫県阪神南県民局講演(尼崎市)
★チャコネット会議(西宮市)
★第17弾野田村ボランティアバス(岩手県野田村)
★佐用町訪問(兵庫県佐用町)
☆大阪市大正区街歩き(大阪市)
★KSNプロジエクト(兵庫県三田市)
7日
7∼8日
17日
☆大阪市大正区街歩き発表会(大阪市)
★第2回子ども防災クラブ「西宮キャンプ交流会」(兵庫県佐用町)
ニュース№.92発
6月
7月
8月
今後の予定・講演などのスケジュール
8月
23∼27日
29日
第18弾野田村ボランティアバス(岩手県野田村)
佐用町訪問・ワークショップ打ち合わせ(兵庫県佐用町)
15∼16日
19日
26日
尼崎市講座(尼崎市)
小松地区防災マップ検証会(西宮市)
ワークショップin佐用町(兵庫県佐用町)
13日
13∼14日
14日
17日
18日
20日
第3回子ども防災クラブ(西宮市)
尼崎市講座(尼崎市)
高木秋祭り(西宮市)
丹波市講演(兵庫県丹波市)
柏原市社会福祉協会講演(大阪府柏原市)
西宮子ども森林体験ツアー(兵庫県篠山市)
17日
17∼18日
ニュース№.93発行
尼崎市講座(尼崎市)
9月
10月
11月
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2012.8.17
Newsletter vol.92
◆市民活動コーデイネート事業◆
5月26日(土)第1回ボランティア体験セミナーが、にしのみや遊び場つくろう会のプレ−パーク実施場所
(西宮市大久保町1丁目)で開催しました。プレーパークに来ている子どもたちと一緒に遊ぶというボランティ
ア体験をしていただきました。
又、7月7日(土)第2回ボランティア体験セミナーが、すずかけ作業所(西宮市津門大塚町1−38)で開
催しました。当日はちょうど夏祭りで、知的しょうがいのある方々と一緒に、フランクフルトやかき氷などのお
店の準備と運営のお手伝いのボランティア体験をしていただきました。次回は9月1日と11月10日に予定し
ています。(事務局)
■
継続会員のみなさま(2012年5月1日∼2012年7月31日)
個人正会員:
「継続」 石 川 智 子 、 三 浪 冨 士 子 、 鈴 木 勇 、 岩 瀬 哲 正 、 西 栄 一 、 中 村 有 美
吉田 時雄、米谷 収、佐々木 真次、波木 澄、奥田 和子、小松 敬子
山口 元
個人賛助会員:「継続」 松井 圭子、堂野 喜美子、藤ケ谷 幸子、土田 久子、小野 光代、山田 浩二
団体正会員:
「継続」 社会福祉法人光朔会
(訂正)ニュースレターNO.91個人正会員石川育子は、石川智子の間違えでした。ここに訂正の上、
心から深くお詫び申し上げます。
■
寄付者のみなさま(2012年5月1日∼2012年7月31日)
「一般」
馬場 十三男、深山
操江、近畿労金NPO、遠竹 久美子、小柴 裕子、鈴木
勇
岩崎 由貴、田中、タケナカ ヒサコ、NPO埼玉
■
募金者のみなさま(2012年5月1日∼2012年7月31日)
(東日本大震災)
Mary Watkins、原谷 信子、濱本 教子、松
恵子、舞鶴高専学生会・高専祭、川上 正雄、鈴木 憲一
小山内 陽子、高野 隆司、両国 哲夫、菅野 義則、杉村 民代、大江 良一、橋爪 三知、平谷 真彦
中村 光一、水口 勝子、佐藤 佐栄子、川崎 圭子、ニシハラ ジュン、高木 新一郎、風尾 恵子
宇津原 由加里、小野 和子、深山 操江、山下 智子
■
救援物資をいただいたみなさま(2012年5月1日∼2012年7月31日)
原谷 信子、遠竹 久美子
■
ご協力いただいた企業のみなさま(2012年5月1日∼2012年7月31日)
株式会社高山堂、アビリティースケアネット株式会社
(順不同、敬称略)
ご支援、ご協力ありがとうございました。
尚、振込みで、頂いた方につきましては、振込名で、ご紹介させていただきましたので、ご了承下さい。
編集後記
東日本大震災から1年5か月が経過し、関西では被災地への関心がどんどん薄れつつあるように感じ
ます。被災地のことを忘れず思い続けているということを発信しつづけることが今一番大切ではない
かと考えています。8月末には岩手県野田村へ、9月以降には宮城県南三陸町、福島県郡山市にまた
訪問する予定です。これからも細くても息の長い支援活動を続けていければと思っていますので、引
き続き皆様ご支援ご協力をよろしくお願いします。(H・T)
特定非営利活動法人
日本災害救援ボランティアネットワーク〔NVNAD〕
〒662-0854 兵庫県西宮市櫨塚町2番20号 西宮商工会館南館 TEL0798(34)9011 FAX0798(34)9022
http://www.nvnad.or.jp/ 発行人:渥美公秀 編集人:伴美代子
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