中韓における日本アニメの文化交流

中韓における日本アニメの文化交流
目次
1)日中韓のアニメ市場
2)アニメを通じての文化交流
3)日本アニメの現地における問題点
4)中国・韓国アニメの日本での人気
02w244三河谷敏生
1)日中韓のアニメ市場
①アニメの市場規模
現在アニメ市場の規模は約2兆2千億円
世界のアニメの65%は日本のもの
②韓国
放映・販売されているアニメはほぼ日本アニメが独占
③中国
90年代頃から日本アニメが流行→暴力シーン・モラル面など
が問題に!
→国産アニメを望む声が高まる→しかし依然人気は高い。(香
港では販売されるアニメの99%が日本製)
2)アニメを通じての文化交流
①韓国
日本文化開放政策→日本大衆文化が広まる
2001年日本アニメ専門チャンネル「AniOneTV」開局
②中国
2002年北京で文化庁主催「日本メディア芸術作品展200
2」を開催。
3)日本アニメの現地での問題点
①韓国
日本アニメが開放される以前に無許可で日本アニメをリメイク
(公に日本の作品を放映することが禁じられていたため)
②中国
海賊版(違法コピー)が大量に出回る
※「クレヨンしんちゃん」の海賊版コミックの被害は約1億元(14
億円)
韓国版北斗の拳
ジブリアニメの海賊版
4)中国・韓国アニメの日本での人気
①韓国
韓国の人気漫画「新暗行御史」が日韓共同制作により劇場アニメ
化。今年12月日韓両国で公開
②中国
中国アニメは日本ではほとんど知られていない。
現在日本のアニメーション会社も中国での人材育成に協力。