85 デザインの力で次のトップランナーへ な か ざ わ し ん い ち 中沢 新一 さん 明治大学野生の科学研究所所長、グリーンアクティブ代 表、思想家・人類学者。宗教・哲学・芸術・文学などの人 文科学を土台に、自然科学や社会科学まで広い視野に及ぶ 総合的な著述活動を行う。 『チベットのモーツァルト』 『森 のバロック』 『哲学の東北』 『アースダイバー』など著書多 数。6月16日に行われた「鶴岡ふうど駅スポ」でのトーク イベントに参加するために来鶴。山梨県出身。 鶴岡には学生の頃に旅行で来たり、黒川能の王祇 祭を見に来たり、何度か足を運んだことがあります。 私は、神様と仏様が一緒だった日本人古来の宗教 観や自然観について興味を持っていて、昭和60年頃 に、羽黒山荒澤寺正善院で「秋の峰入り」の山伏修 行を体験しました。それがきっかけで、羽黒山伏や 地元の方々と深くお付き合いをするようになりまし た。中央大学で教えていたときは、毎年夏に学生た ちと一緒に羽黒山へ通い、山伏修行をさせたことも あります。その修行をした学生の1人は、羽黒山伏 としてこちらに移り住んでいます。 その他にも、大蔵村で山間地農業の復興を試みた り、東北芸術工科大学の客員教授を務めたりしまし たが、山形は知的財産、精神的財産、そして自然の 財産に恵まれてい る地域だと実感し ました。 これからは、地 方が主体的に自分たちの財産を「作品」や「商品」 にして、世界へ向けてPRすることが必要です。い ま国内ではTPP(環太平洋パートナーシップ)協 定について議論がされていますが、農業の企業化が さらに進むことが想定されています。しかし、地方 固有の農作物やそれを取り囲む文化や精神性を守る のは、その土地に住む人にしかできないと考えてい ます。 鶴岡で注目している点は、デザインを意識してい る人たちが多いことです。今日のイベントで提供さ れた「出羽三山精進料理弁当」も、とてもセンスが いい。在来作物などの食材を大切にし、デザインす る力も同時に養う。そして、自分たちの財産を1つ の物語に仕立てて、国内だけでなく世界の人たちに とっても魅力が感じられるような情報にデザインし て発信する。それが、これからの時代のトップラン ナーになる条件だと思いますし、それを満たすよう な環境が整い始めているのではないでしょうか。 ※中沢氏(写真右)と奥田政行氏(アル・ケッチァーノオーナーシェフ〈写真 左〉 )とが「食が繋ぐ出羽の未来」をテーマに対談。 道 法 」 で は 、 下 し か し 、 「 下 水 一 致 し ま せ ん 。 道 の 使 用 水 量 は に は 水 道 と 下 水 え ま す と 、 厳 密 用 し た 場 合 を 考 車 に 水 道 水 を 使 な 庭 っ の て 散 い 水 ま や す 洗 。 水 道 と 下 水 道 の 使 用 水 量 が 同 量 と っ て 算 定 す る こ と と し て い る た め 、 て い る 場 合 は 、 水 道 使 用 水 量 に よ 道 条 例 に お い て 、 水 道 水 を 使 用 し 本 市 「 のの 下 規鶴 水 岡 道 定市 使に 用 よ下 料 水 はり 、 ま道 市 す条 下 例 水 A 」 ょ う か ? 使 用 量 が 同 じ よ う で す 。 な ぜ で し と 、 い つ も 、 水 道 使 用 量 と 下 水 道 下 水 道 使 用 量 の お 知 ら せ 」 を 見 る 毎 月 送 が水 ら 同道 れ て じと く な下 る の水 「 水 は道 道 使 な使 用 ぜ用 量 ?量 ・ Q 市への意見や質問、広報を読んで の感想などをお寄せください。 ◎送り先 本所総務課 ☎25‐2111内線316 10
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