文化芸術創生基本計画(素案)に対していただいたご意見と市の考え方 年月日/ご意見を いただいた場 平成22年11月26日 /生活文化常任委 員会 箇所 全般 いただいたご意見 「時の文化」も計画に入れてはどうか。 資 料 1 第5回明石文化芸術創生会議 平成23年2月23日 回答(市の考え方) 日本標準時の設定に伴い、いち早く「子午線標識」を 設置して「子午線のまち」として有名になったこと、 東経135度の子午線上に建設した天文科学館はいま や本市のシンボル(ランドマーク)とも言えること等 を前文に記載します。 基本計画(案) への反映 ○ 本計画を推進する体制、また市民・団体・行政それぞ 第4章 施策の展開方針で、「何々します」と書い れの役割分担については第5章で詳しく述べていると てあるが、誰がするのかはっきりしない。 ころですが、第4章の冒頭にも簡潔に記載します。 ○ 第4章 「聴く」とか「見る」だけではなく、「触 れる」ということも大事。情報を共有化す ることにより、「触れてみたい人」と「発 表したい人」がマッチする。 展開方針⑴文化芸術に触れ親しむ機会の提供と展開方 針⑵参加・発表機会の充実を積極的に推進するととも に、中間支援組織の情報収集・発信機能を充実させる ことにより、「触れたい」人が実際に「触れる」機会 を容易に持つことができるよう務めてまいります。 - 第4章・展開方針⑶ 第5章 文化芸術に特に頑張っている人を支援する ような中間支援組織を作ってほしい。 中間支援組織につきましては、その機能、設置場所、 体制等について創生会議において議論を重ね、できる だけ早期に設置できるよう努力をいたします。ご意見 につきましても十分留意してまいりたいと考えます。 - 第4章・展開方針⑶ 第5章 平成22年12月21日 /文化団体との意 見交換会 計画が機能するかどうかは、中間支援組織 がうまくいくかどうかにかかっている。 本計画の推進にあたっては、実施計画(アクションプ 全般 実行計画がないと基本計画が死文化してし ラン)を早急に策定し、計画的に推進してまいりま まう。 す。 全般 文化行政の責務として今年は音楽、次は古 典というふうに計画的、主体的、意図的な 振興が必要。 1 展開方針⑴に記載しているとおり、多様で質の高い文 化芸術の鑑賞機会の充実を目指しています。実施にあ たっては実施計画(アクションプラン)により、計画 的・主体的に実施してまいります。 - - 第1章に「計画で目指す姿」を記載しておりますが、 全般 10年後に今と比べて何がどうかわってい 確かに表現が概念的で具体のイメージがしにくいもの となっています。第4章の展開方針でイメージしてい るのか、そのイメージが見えにくい。 - ただければと思います。 全般 芸術振興は計画として推進することと、自 本計画の推進にあたっては、実施計画(アクションプ ラン)を早急に策定し、計画的に推進してまいりま 然と育っていくことが半々だと思ってい す。 る。 - 第2章 体系図の白抜き文字が見えにくい。黒字で 最終的な印刷物では、見やすくなるよう配慮して作成 します。 はだめか。 ○ 第3章 「第3章現状と課題 1文化芸術活動の現 状」のところに文芸祭についても入れて欲 第3章に明石市文芸祭について記載しました。 しい。 ○ 第4章・展開方針⑴ 長い目で見ると、採算を度外視した鑑賞機 会の充実を図らないと文化芸術の振興には ならない。そこは行政が年に1度でも機会 を作るようにしなければならない。 展開方針⑴に記載しているとおり、多様で質の高い文 化芸術の鑑賞機会の充実を目指しています。市が主催 する場合、入場料収入や各種補助金をいただいても採 算がとれないことが多いのは事実ですが財政当局とも 協議し、計画的に実施してまいります。 - 第4章・展開方針⑴ 市民会館などでの鑑賞事業の際には、もっ 鑑賞事業の際には、ご指摘の通り一層興味が沸き、理 とロビーを活用し、興味が沸くような工夫 解が深まるような工夫を、安全面に十分考慮しながら 進めてまいります。 を。 - 第4章・展開方針⑴ ご意見のとおり認識しています。勤労世代への取り組 みについては、展開方針(1)「文化芸術に触れ親しむ機 芸術文化体験が少なかった勤労者世代が少 会の提供」の重点施策②のなかで「普段、文化芸術に しでも参加しやすい環境をつくるべき。 触れる機会の少ない高齢者や障害者等をはじめ市民誰 もが」に含まれています。 - 第4章・展開方針⑶ 第5章 大きな打ち上げ花火のようなイベントより も枝葉の活動をどう拡げて深めるかが大 事。それにはコーディネート機能の充実が 欠かせない。 - 第4章・展開方針⑷ 高齢化社会での福祉施策との連携として、 文化芸術のもつ力を活かした施策例として、展開方針 文化施設を交流の場として活性化し、高齢 (4)「他分野との連携と応用」を推進していくうえでの 者が足を運びやすくすることにより、病院 参考とさせていただきます。 に行く回数の減少につながる。 2 中間支援組織につきましては、その機能、設置場所、 体制等について創生会議において議論を重ね、できる だけ早期に設置できるよう努力をいたします。ご意見 につきましても十分留意してまいりたいと考えます。 - 第4章・展開方針⑷ 第4章・展開方針⑼ 学校に対して一方的に要求するのでなく、 展開方針(4)他分野との連携と応用や展開方針(9) 効果的な連携の仕方をきずかなければなら 次世代育成への取り組みの中で教育委員会と効果的な 連携を図ってまいります。 ない。 - 第4章・展開方針⑻ 文化施設が単に受け身の鑑賞の場ではな 中間支援組織の機能とも重なるところがありますの く、人々がともに語らい、展覧会や公演の で、文化施設のありかたとあわせて今後の議論の参考 ないときにも、ふらっと立ち寄れるよう とさせていただきます。 な、居心地のよい場となることが大切。 - 第4章・展開方針⑻ 文化施設は文化芸術にとって絶対必要。稼 働率が低くても、あれば鑑賞・発表機会が 増える。施設の充実は文化行政の一つの使 命。 展開方針⑻に記載しているとおり、文化施設の機能、 設備拡充や利便性の向上の推進など、利用者のニーズ にあった柔軟かつ弾力的な施設運営を目指してまいり ます。 - 第4章・展開方針⑻ 計画を推進するときはコミセン活動を避け て通れない。コミセン活動とスポーツ21 のすみ分けがわからない。統合云々の話は どうなったのか、市もそろそろ方向性を はっきりすべき。 スポーツクラブ21は主に小学校区内の交流を深める ことを目的とした総合型地域スポーツクラブとして、 平成12年度から組織化され、小学校区コミセンで活 動しています。現在、スポーツクラブ21をコミセン 活動の一部と位置づけ、小学校区内で活動する各種団 体の一組織として協働のまちづくりを進めています。 - 第4章・展開方針⑼ 学校の講堂・体育館へアーティストが出向 く課外授業を学校がやればよい。 学校との連携という意味で、団体鑑賞教室 は良いアイデア。 展開方針⑼に記載しているとおり、こどもたちの文化 芸術への参加・体験活動を促進してまいります。実施 にあたっては教育委員会とも密に連携を図ってまいり ます。 - 第4章・展開方針⑾ 芸術祭以外にも原人まつりやどんとこいま というご意見ですが、市としましては、展開方針⑾に 記載しているとおり、文化芸術活動を一層支援するこ つりがあり、現状でも十分活発ではない とで、明石らしい文化の創造につながれば、と考えて か。 本市の文化芸術活動は現状でも十分活発ではないか - います。 平成22年12月15日 ~平成23年1月15日 /パブリックコメ ント 条例の名前も明石文化芸術創生条例と、振興ではなく 全般 名称は文化芸術創生基本計画ではなく、文 創生という言葉を使っています。市民主体で新たな明 石らしい文化芸術を創りだしていく、という想いを込 化芸術振興基本計画とするべき。 めたものですので、ご理解いただきたいと考えます。 3 - 全般 地名は最小の歴史であり、「明石」ということばのも つ由緒ただしさや意味は大事にしなければならないと 認識しています。一方で、文化芸術のジャンルは非常 に幅広いものであり、基本理念・基本施策では、過去 から培われた(地域に根付いた)伝統的な文化芸術の 計画の目指す姿「人もまちも元気な「文化 継承・発展とともに、新しい文化芸術の創造を掲げて いることから、イメージを限定しない柔軟性が望まし の息づくまちあかし」」の「あかし」は いと考えます。また、『人もまちも元気な「文化の息 「明石」と漢字表記するべき。 づくまちあかし」』は、目指す姿であると同時に、 キャッチフレーズとしての役割りも果たします。加え て、基本計画は老若男女を問わず市民全体に受け入れ られやすい点も大切です。こうしたことから、表現の やわらかさ、親しみやすさを備えたひらがな表記がよ りふさわしいものと考えています。 全般 計画本文のあとに参考資料をつけるべき。 は省略しておりましたが、計画策定時には、検討経過 - パブリックコメントをいただくために公表した素案で ○ や関係法令等を参考資料としてつけます。 明石市立美術研究所の設立を望む。 本基本計画を推進していくうえで今後の検討課題とさ せていただきます。 - 第1章 文化芸術の範囲を明記するべき 文化芸術の範囲を明記したほうがわかりやすいという ご指摘ですが、計画の範囲は条例の範囲と同じであ り、参考資料として条例も記載することから、あらた めて文化芸術の範囲を明記する必要はないと考えてお ります。 - 第2章 体系図は、展開方針・施策までを含めた全 とおり本基本計画で定める施策まで記載するよう改め ます。また、今後策定する実施計画(アクションプラ 体図とするべき。 全般 現在は、展開方針まで記載しておりますが、ご意見の ○ ン)についても記載いたします。 第4章 実施計画(アクションプラン)策定時に及ぼす影響を 第4章の施策の展開方針の下に、「これま 勘案し「事業の例示」は記載しない旨創生会議および 基本計画部会に提案し承認をいただいています。しか での取り組み」とともに「今後の取り組み しながら、具体的な事業をイメージしにくいのも事実 例」を記載すべき。 ですので、重点施策をできるだけ具体的に記述するよ うにいたします。 4 ○ 第4章・展開方針⑴ あらゆるジャンルの芸術を鑑賞できる機会 ご意見のとおり認識しております。展開方針⑴に記載 を作る。そこから創造者、支援者が生まれ しているとおり、多様で質の高い文化芸術の鑑賞機会 の充実を目指しています。 る。 - 第4章・展開方針⑵ 多くの人々に身近な芸能・生活文化・国民 展開方針⑵「参加・発表機会の充実」を推進していく 娯楽について市としてもっと支援するべ うえでの参考とさせていただきます。 き。 - 第4章・展開方針⑶ 第5章 中間支援組織はアーティストと市民を数多 体制等について創生会議において議論を重ね、できる だけ早期に設置できるよう努力をいたします。ご意見 くの糸で結んでほしい。 第4章・展開方針⑷ 学校図書室、市立図書館に能、文楽、歌舞 ご意見のとおり学校図書室、市立図書館における芸術 伎を含む芸術関係の美術書、写真集などを 関係図書の充実は大切なことであると認識しており、 今後教育委員会に働きかけてまいります。 用意する。 - 第5章 第5章推進体制における市の役割に、教育委員会のこ とには触れておりませんが、展開方針⑷に記載してい る「次代を担うこどもたちに文化芸術にふれる機会を 市の役割の中に、教育委員会が主役の一つ 提供する」また、展開方針⑼に記載している次世代育 として参加してほしい。 成への取り組みにおきましては、教育委員会との連携 協力が欠かせないと考えており、教育委員会には主体 的な参加を求めてまいります。 - 第5章 (財)明石コミュニティー創造協 会は 、「 市民 の生 活、福祉、文化の向上に寄与する こと を目 的」 とし コミュニティ-創造協会の役割を明確にす て、市民の自発的な参加と連帯に支えられたコミュニ ティづくりを促進するため、昭和57年11月に設立 べきだ。 されました。平成20年に公益法人制度改革関係法が 施行されたことに伴い、現在、( 財) 明石 コミ ュニ ティー創造協会の公益財団法人への移行手続きを進め ています。 - 中間支援組織につきましては、その機能、設置場所、 - につきましても十分留意してまいりたいと考えます。 5 平成22年11月7日/ 庁内検討会 計画の進捗状況につきましては、創生会議において評 価検証をおこなっていただいたうえで毎年公表する予 定にしております。 創生会議の説明文につきましては、現行のままで特に 問題ないと考えております。 第5章 創生会議には本計画の評価・検証を含む強 力な機能を持たせるべきであり、第5章推 進体制における明石文化芸術創生会議の説 明文をそのように変更するべき。 第3章 現状と課題から「コミセンなどの既存施設 の有 効活 用を 工夫 し、 ~」 につ いて は、 「コ ミセ ンな ど」 と例 示が ある と、 アン 「コミセンなど」の例示を削除しました。 ケート回答者が何か不便な思いをしたのか なと感じてしまう ○ 多くの学校は芸術鑑賞を行なうが、保護者 から実費徴収するので、中崎小学校のよう に子どもの少ない学校は保護者負担が大き くなる。学校の規模に関わらず鑑賞できる 機会づくりができればありがたい。 - 第4章・展開方針⑷ 第4章・展開方針⑼ 6 アクションプラン策定の参考とします。子どもの興味 あるなしに関わらず、文化芸術鑑賞事業にはこどもさ んを招待する枠を作るとともに、芸術家の学校派遣も 積極的に推進したいと考えています。 -
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