【平成25年10月8日】久目地区まちづくりふれあいトーク質疑 - 氷見市

【平成25年10月8日】久目地区まちづくりふれあいトーク質疑応答概要
防災
【質問】
①原子力発電所の災害時の広報方法について
②避難・退避の方法について
③電力が供給されなくなった場合でも防災無線
の使用が可能か
④久目地区は30km圏内、圏外ある。それぞれ
の対処方法について
⑤風向きによる避難地やその連絡方法について
⑥30キロ圏外での対策も重要なため、資料の地
区名記載の工夫が必要ではないか
【回答】
①防災行政無線等、あらゆる手段で避難の広報を
行います。
②屋内退避と避難等、発電所の状況の緊急レベル
に応じて対策を実施します。
③防災無線にはバッテリーが付設されており、通
常4時間、連続運転で2時間使用可能です。
④避難経路は、久目・触坂地区は高岡市に抜け、
その他の地区は、赤毛方面から高岡市に向かう。
屋内退避では、ハンカチで口を覆う、ドアや窓を
全部閉める、木造家屋よりも低減効果のあるコン
クリート建物に避難する。など
⑤放射性物質の流れている時は、避難よりも屋内
退避の方が効果的な避難の場合もあるので、県・
市からの情報をもとに行動していただきたい。
⑥基準としては30キロが目安です。全市民を守
る必要があり、全集落を記載して説明します。
教育
【質問】久目小学校において、使用禁止の運動
遊具が撤去される予定ですが、代替遊具の設置
をお願いしたい。また、茶道の畳、洋式トイレ
の整備について検討していただきたい。
・高岡
市内の各学校では発電機が整備さているが、氷見
市には無い。
【回答】現在は、学校・育友会と相談して、遊
具は撤去・解体の予定となっています。来年度
予算は学校耐震化を重点的に実施する予定で
す。発電機や飲料としても使える防火水槽、洋
式トイレについても順次、検討していきます。
防災
【質問】
・ゲリラ豪雨時に水に浸かりそうな久目小学校は
避難先として妥当であるか。
・災害時には、人と人との連絡体制が重要。久目
小学校等にある緊急メールが西部中学校にない。
久目の地域ごとの避難場所、避難経路があるの
で、一概には決められないと思われるが、防災計
画では避難連絡系統を明確にするように。
【回答】避難連絡系統については、地域の方に情
報を寄せていただき、今後検討していくので、防
災についての情報提供をお願いしたい。
空き家
【質問】久目地区では空き家が大変多くなってい
るが、所有者は放置している。市の空き家対策施
策についていかがか。
【回答】平成24年度から危険老朽空き家対策事
業補助金があり、廃墟になった空き家の除去費用
の3分の2、上限30万の補助金がある。また、
市街地には土地の寄付を条件に同様に危険老朽空
き家対策事業がある。2つの既存事業を都市計画
課で実施しているので活用していただきたい。ま
た、空き家情報バンクへの登録もお願いする。
教育
【質問】久目小学校の遊具は撤去だけでなく新
設をお願いしたい。植栽の立ち枯れが目立つた
めに、育友会で緑化活動を PTA 会費で実施する
予定である。氷見市の将来を担う子供達への投
資をお願いしたい。
【回答】遊具については、利用度から意見を聴
き、撤去・再整備について検討しています。
氷見市では他市と比べて地区サポーター、ス
タディメイト、ソーシャルワーカーなど子供
の学習能力をサポートする分野については、
積極的に進めていることをご理解いただきた
いと思います。
財政
政治
【質問】久目地区の高齢化率は40%ですが、
10年後の氷見市も同じ状況になる前提で財
政面を考えていただきたい。高齢者が高齢者の
面倒を見る施策を考えていくことが重要であ
り、10年後の設計を考えておられるか。
【質問】
皆さんと一緒に考えていくという姿勢も
よいのですが、市のシンクタンクである職員と
ともに市政の方針を考えていただきたい。
【回答】私の専門分野は財務会計で、20年計
画キャシュフロー計算書、財務諸表、バランス
シートの作成を実施していきます。今後の橋梁
の老朽化、上下水道の水道管の老朽化、市民会
館の耐震化、市庁舎・市民病院跡地利用につい
ても調査を実施していきます。
その他
【質問】市長の名前や顔を覚える方法を教えてい
ただきたい。
【回答】名前や顔を覚えるのは得意ではありませ
んが、似顔絵を書いて覚えています。
【回答】市のシンクタンクである職員に対して
も、まちづくり戦略の研修を実施し、鍛えてい
ます。地域の発展について、生きたお金の使い
方を皆さんと議論していきます。
福祉
【質問】今後の高齢化対策について教えていた
だきたい。
【回答】高齢化対策については、国や県では福
祉施設を作らない方針となっています。1人
の高齢者を1人が支える時代が来ます。将来
における福祉サービスについて、政治への信
頼を回復させて、納得のいくお金の使い方を
し、説明責任を果たしていきます。身近な家
庭などで福祉の面倒を見るということが基本
であり、そのニーズにあった政治を追求して
いきます。