生徒に自治力と誇りの育成を

平成25年3月号
生徒に自治力と誇りの育成を
平成24年度 全校音楽会(1/31) 最優秀賞受賞学級
3年6組「信じる」
東日本大震災被災地へ派遣
1年1組「My Own Road」
岐阜県PTA連合会事業として、中部
中学校が県内3校に選出されました。
2年生4名が代表して視察に行きます。
2年8組「春に」
アーラに響く3年学年合唱
1年6組「マイ バラード」
技術部 県教育長へ受賞報告
3年生が全校合唱をリード、全校が一つに
ロボコンチームが松川県教育長へ報告
多くの県教育委員会の方々から賞賛の
言葉をいただきました。
あなたの「正義」は、本物の「正義」でしょうか
教頭 本多 正明
私達が生きていくためにとても大切で身に付けていなければいけないものに、健康な精神と肉体、聡明
な頭脳、あたたかい心、強い社会性等が挙げられます。しかし、必要かと問われれば無くても生きていけ
るけれど、人として大切なものとして「正義」という考え方があります。今回は、
「正義」の話をします。
正義という言葉を辞書で引くと「正しい道理。正しい意義」とあります。では、A さんの考える正義と B
さんの考える正義は、同じものでしょうか。全く同じこともあるでしょう。ひょっとすると部分的に同じ
ところもあるでしょう。または、全く食い違うところばかりのこともあるのではないでしょうか。例えば、
或る国は○○という考えを正義として主張します。ところが、違う国では△△という考えを正義として主
張します。両国共に自国の正義だけが正しいと主張し譲らなかったとすると、場合によっては力で正義を
主張し、力の勝った国の正義こそが「正義」となってしまうこともあるでしょう。
皆さんは、民主主義社会に生きています。勿論、学校生活も同様です。この社会では、一人一人が大切
にされ、誰もが幸福に生活することを目的にしています。様々な人が様々な考えを持って生活しています
が、他人の権利を侵すような言動は認められません。皆さん、ここで考えて下さい。自分の考えが、正義
が、本当に「正しい道理」であるのか。自分勝手な道理を振り回し、力で相手を屈服させるような暴挙で
はないのか。正義は、聡明な判断、あたたかい心、強い社会性に基づいたものであれば、誰もが認め支持
します。自分の正義が、本物の正義であるか考え直してみることも時には必要ではないでしょうか。
2月の10組11組
校外研修 (2月7日)
2月5日(木)に今
年最後の校外学習を
実施しました。
今 回 は 、「 進 路 学
習」の一環として名
古屋KTC学園を見
学しました。当日は、
生き生きと学習に取
り組む高校生の姿を
見ることができまし
た。説明会では、積
極的に質問する嬉し
い姿があり、1・2
年生のうちから卒業
後の進路を考えてい
くことは大切だと実
感しました。
その後は、名古屋
城を見学しました。
日本の歴史について
楽しく学ぶことがで
きました。
公共交通機関を利
用し、公共の場で学
習をしました。他の
方々に迷惑を掛ける
こともなく、立派な
社会人の姿でした。
2月の2年生
藤田先生を招いて~人権講話~
(2月25日)
2月25日(金)に、元岐阜大学教授の藤田敬一
先生をお迎えし、「人権を考える~よく生き合うと
いうこと~」と題して、1時間の講演をしていた
だきました。世の中は甘いものじゃないことを自
覚し、『あわてない・あせらない・あきらめない・
あてにしない』の『4つのあ』で、へこたれない
自分、仲間に思い遣り・心遣いができる自分をつ
くることで、
お互いが気持
ちよく生きて
いくことを学
びました。
会の前に、
自然と掛けら
れた「静かに
してね」とい
う声と、それ
に 応え て 徐 々
に 静か に な っ
て いく 姿 を 藤
田 先生 に 見 て
い ただ き ま し
た 。「 清 々 し
い 気持 ち に な
っ た。 こ う い
う 姿が 自 治 的
な 姿 だ ね 。」
と 褒め て い た
だきました。
2月の1年生
半日入学にて
(2月14日)
1年8組の学級執行部の生徒が、新入生半
日入学で体験をする6年生に説明しています。
とても、にこやかな表情で説明をすることが
できたので、6年生の児童も緊張が解けて、
楽しく体験授業に取り組めました。
その後、6年生は体育館に入り、1年クラ
ス委員から中学校の様子について説明を受け
ました。1年生の生徒にとっては、初めて「中
学校の先輩」としての取り組みでした。来年
度への期待が膨らんだ瞬間でした。
新1年生の皆さん、
待っていますよ!
2月の3年生
卒業に向けて
巣立ち活動
(2月21日)
3年生は、恒例となっている「巣立ち活動」
を行いました。この時期になると、その年の
3年生が全員でこの巣立ち活動に取り組んで
きました。今年も、3年間、毎日使用してき
た中部中学校の校舎に感謝の気持ちを込めて、
掃除をしました。卒業式まで、数日となった
3年生が、「立つ鳥跡を濁さず」の心で取り組
みました。
学習評価の仕方について説明
年度末に当たり、保護者の皆様に評価・評定について改めてご説明します。
まず、「教育通信」の裏面には、次のように表記してあります。
☆評価は、教科ごとに設けた観点から、お子さんの学習の目標達成状況を示したものです。目標
が十分に達成できている場合は A、概ね達成している場合はB、目標がまだ達成していない場
合はCと示してあります。
☆評定は、教科ごと5段階で評価してあります。各教科の目標に照らして、十分に満足できるも
のの中で特に程度が高いものを 5、十分満足できるものを 4、おおむね満足できるものを 3 、
努力を要するものを2、一層努力を要するものを1として示してあります。
【評価の付け方】
各教科における4観点(国語は5観点)は、日常の学習活動(授業)で評価しています。例えば、授業
への参加態度(参加時間数)などは、「関心・意欲・態度」の観点を評価する材料になります。授業中の
発言は、発言内容によっては「思考・判断・表現」に当たりますし、発言回数であれば「関心・意欲・態
度」の評価材料になります。期末テストでは、問題に「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」の要
素が入っているため、3観点の評価材料になります。
各観点の評価には、それぞれの評価材料があり、それを基に評価を出しています。
【評定の付け方】
各教科観点で評価された A、 B、Cを総合的に判断し、1、2、 3、4、5の評定を出しています。教
科によって、観点の割合が異なることがあります。各教科授業の学年始めにも各教科担任から生徒に
は説明をしています。保護者の皆様にも十分なご理解をいただくために、この紙面にて教科別観点別
割合を示します。
国語(5観点)
…「関心・意欲・態度」「話す・聞く能力」「書く能力」「読む能力」「知識・理解・技能」各20%
社会・数学・理科・美術・技術家庭・英語(4観点)
…「関心・意欲・態度」「思考・判断・表現」「技能」「知識・理解」各25%
音楽(4観点)
…「関心・意欲・態度」30%、「表現の工夫」20%、「技能」40%、「鑑賞の能力」10%
保健体育(4観点)
…「関心・意欲・態度」30%、「思考・判断」20%、「技能」40%、「知識・理解」10%
音楽や保健体育のように、出来るようになりたいと取り組むこと、出来るようになったことを重視
する教科では、「関心・意欲・態度」「技能」の観点割合が高いです。これらの観点割合が高いため、他
の2観点の割合が低くなります。
その他の教科では、各観点割合を均等化して評定を出しています。
また、観点の表記順にも意味があります。文部科学省は、知識偏重にならず、子どもの学習意欲や
態度を大切にしたいという願いがあり、「関心・意欲・態度」から順に表記されています。
4観点(国語は5観点)にそれぞれAがあれば、評定も5になります。逆に、それぞれにCがあれば、
評定が1になります。簡単に捉えれば、観点で評価されているAやCの数で評定が付いていると理解し
ていただいて構わないと考えます。
2月の保健室
保健室利用状況
25
20
外 科
9月は、残暑や体育大会練習による体調不良やけが、2 1 5
月は、インフルエンザの流行があり来室者が多くなりまし 1 0
内 科
た。年間を通じて、生活リズムの乱れによる不調、友人関 5
係の悩み、学習に対する気持ちの弱さ等で来室する人もい
ます。また、本校でのインフルエンザ感染は、現在のとこ 0 4 月 5 月 6 月 7 月 8 月 9 月 1 0 月 1 1 月 1 2 月 1 月 2 月
ろ、予防策が功を奏じ大きな流行にはなっていません。
(2月21日まで計上)
4月からの新しい生活にそなえ、生活も気持ちも整えら
れるよう、ご家庭で食事をしっかり食べる、十分な睡眠時間を確保する、日々の生活について親子で
語り合うなどをしていただけるとありがたいです。
生徒指導より
「さきがけ挨拶」
先日、6年生の半日入学がありました。
「私は、先生からおはようと言われてから返事をするのではなく、自分
の方からおはようございますと元気よく挨拶することを今頑張っていま
す。中学校に入学するまでにこれを当たり前にしたいと思います。」
6年生の代表者が挨拶の中でこんな話をしてくれました。頼もしい新
1年生が入ってきてくれると、今からとても楽しみです。
「さきがけ挨拶」を中部中学校の当たり前にし 、「社会に通用する感
性」を大切にしている中部中学校の「売り」にすべく取り組んでいます。
・
・
3小学校代表児童の話
日
曜
行 事 予 定
公立高校第1次入学者選抜第一次選抜出
願変更期間締切(正午)
5
火
6
水
PTA本部役員会
8
金
卒業証書授与式
11
月
立会演説会
12
火
公立高校第1次入学者選抜
19
火
公立高校第1次入学者選抜発表
20
水
春分の日
21
木
公立高校第2次入学者選抜出願
22
金
公立高校第2次入学者選抜変更期間
25
月
にこにこあいさつデー
公立高校第2次入学者選抜
26
火
修了式(給食なし)
27
水
公立高校第2次入学者選抜発表
☆第62回卒業証書授与式
日時:3月8日(金)
会場:中部中学校体育館 2 階
8:45~ 卒業生入場
※ 卒業生の保護者の皆様は、8:25 分まで
にご入場ください。なお、今年度から、
事前に確認をさせていただいた保護
者様のみの参加となりますので、ご理
解のほどよろしくお願いします。
※ 在校生の出席は、2年生代表者
(17名)となりますので、
その他の1・2年
の生徒は、自宅学習
となります。
☆ちょっと気になる子どもの姿
<部活動等の記録>※敬称は省略させていただきます。
○第6回JKJO全日本ジュニア空手道選手権大会
準優勝
神谷優良
○H24~25岐阜県中体連剣道部強化指定
吉田将峰
○JOCジュニアオリンピックカップ
全国エアロビック選手権大会 チーム部門
チーム名「FLAT BACK jr.」優勝 長田麻鈴
○第27回中濃駅伝大会
☆中学男子
◎区間賞
優勝 ◎本部淳、◎小田川知央、肥田健跳
◎ 佐々木克哉、◎岩﨑魁
3位 小栗渉、要太貴、奥村海人、武藤大知
中村優太
4位 上野太雅、水野雄斗、金村淳矢
正村真悟、伊佐次瑞己
5位 平野遼、所良憲、宮谷張杜、三浦翔稀
村田京祐
「発達障がい」〜その子らしさを大切に〜
※ 本日、可児市こどもサポート会議(事務局
健康福祉部福祉課)より発行されたリーフ
レットを配布しました。発達障がいをお持
ちのお子さんのご理解をしていただくた
めにも、一読をお願いします。特に、小さ
なお子さんをお持ちの方は、二次障がい
(子どもが抱えている困難さを周囲が理
解して対応しきれていないために、本来抱
えている困難さとは別の二次的な情緒や
行動の問題が出てしまうものを、二次障害
といいます。)を起こさせないためにも、
参考にしていただきたいです。
○第27回中濃駅伝大会
☆中学女子
2位 細田愛乃、金子幸絵、大石帆之佳
鈴木歩乃香、久木野早耶
3位 金子佳澄、加藤和佳奈、林好春
稲熊有沙、玉置奈那