⑦ 永野 - 鹿沼市

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永野
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市道ナ003号線・ナ013号線の舗装について
清水(下永野)
この道路は、「あじさい・彼岸花ロード」と位置付け、散歩コースとして利用されています。
距離が長いですが、舗装を要望します。
(経済部長、都市建設部長)
市道ナ 003 号線のうち、寺坂橋から釜形橋までの一部区間は、圃場整備が完了している
農地に面しています。農道舗装整備としての補助事業の対象となる可能性もありますので、
要望をふまえて検討します。
また、市道ナ 003 号線の残区間、及び市道ナ 013 号線については、農道整備事業の進捗
を見ながら検討していきます。また、部分的な整備、修繕については、周辺の土地利用状
況等を勘案しての対応になります。具体的な提案があれば、現地の調査を行います。
現地を確認し、県へ事業採択の要望をします。
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不法投棄の防止方法とパトロール巡回について
大森(上永野)
不法投棄防止について、市で実施しているパトロール巡回の状況を教えてください。
(環境部長)
不法投棄防止方法については、環境パトロール班による監視や休日夜間パトロールでの
監視の他、啓発看板の設置や意識啓発等のPR活動を行っています。
また、きれいなまちづくり推進員を中心とした市民からの情報提供などがあります。不
法投棄があった場合は、県等の関係部局や地域住民等と連携し、適切な処理を図ります。
パトロールの巡回については、環境パトロール班が 8 人 4 班体制で、それぞれ担当地区
を巡回しています。また、休日夜間パトロールの業務を委託しており、H24 年度は 39 日
間実施しました。
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野州麻の振興について
日向野(下永野)
野州麻の生産は、鹿沼市はもとより県・国の宝だと思います。今後、将来にわたり栽培・
維持していくために支援をお願いします。
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(経済部長)
市では、麻の生産振興策として、
「栃木県あさ振興連絡協議会」への運営支援や、「JA
かみつが麻部」に対して、事業活動の支援を行っています。
今後も生産農家の高齢化に伴い、生産者数や作付面積が減少することが予想されます。
後継者育成や栽培技術の継承について検討していきます。
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永野アイデア会議について
川田(上永野)
永野アイデア会議については、今年度も数多くの事業を予定しており、地域の活性化の
ためにがんばりたいと思います。
(市長)
アイデア会議については、昨年 4 月に施行した「自治基本条例」の理念に基づいて、市
民、企業、行政が協働で「まちづくり」を進める実行策として始まりました。
永野地区では地域活性化のため、コミュニティ推進協議会を中心に地区の皆様がいち早
くアイデア会議に取り組んでいただきました。昨年末には「クリスマス IN ながの」と題す
る冬の祭典を開催し、本年度も「夢のアジサイ・彼岸花ロード」の整備に取り組み、5 月
30 日にはアジサイ植栽を保育園や小学校の協力も得て実施する等、地区全体で地区を盛り
上げていると感じており、大変感謝しています。
今後も、小学生と共同で永野地区の地図を作製する計画等があると聞いています。他の
地区でもアイデア会議が徐々に開催されていますので、永野地区の取組が他地区の手本と
なるよう、良い企画を実施していただくことを今後も期待しています。
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永野簡易水道の漏水について
茅原(上永野)
永野簡易水道施設の配水管については、漏水箇所がたくさんあると聞いています。夏本
番をむかえ心配がつきません。配水管布設替等の工事計画があれば示してください。
(水道部長)
漏水の発生の際には、ご連絡等を頂きありがとうございます。
粟野地区の簡易水道については、配水管の老朽化等による漏水が多発しています。当永
野簡易水道地域についても、漏水が多いことから、漏水調査や漏水発生時の迅速な修繕に
努めています。漏水が多発している配水管については、修繕の他に一定延長の配水管布設
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替工事を行っています。
本年度は、3 か所の工事を実施していますが、今後も漏水が多発する給配水管については
計画的な改修等を実施していきたいと考えています。
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ヤマビル対策について
大森(上永野)
ヤマビルの活動が活発になり、地区住民を始め当地区へ来所する人にとっても頭の痛い
時期になりました。何かよいアドバイスがあれば教えてください。
(経済部長)
ヤマビルについては、忌避剤により身体に寄せつけない方法等があり、平成 24 年度より
市ホームページに山ビルに対する情報を掲載しています。しかし、抜本的な対策がないの
が現状です。
今年度は、県のモデル事業の「豊かな水源の森づくり対策事業」で、ヤマビルを除去す
る事業が予定されています。内容は、厳寒期に地表をかき起こすものです。対象者は、森
林組合や森林の経営計画策定者で、実施地区は、当上永野地区 2haや上粕尾地区 3haが
予定されています。
このモデル事業の検証により、事業が、新たな事業となることも考えられます。今後も
ヤマビル対策については、情報提供をしていきたいと思います。
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台風 15 号のお礼について
大島(上永野)
台風 15 号は本県を通過し、当永野地区は、道路・河川・山林に甚大なる被害を受けまし
た。その後すみやかに市、県当局により大半の工事が終了しました。たいへんお世話にな
りました。
(回答なし)
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県道栃木・粕尾線の道路照明の設置について
大塚(下永野)
夜、栃木市内から永野へ帰る時、栃木市の星野までは一定の明るさが確保されています
が、永野へ入るとトンネルの所までが非常に暗い状況です。
昨年、鹿沼土木事務所で必要箇所へ 4 基設置していただき、地元住民は大変喜んでいま
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す。今回は、残りのトンネルまでに数基の設置をお願いします。
(都市建設部長)
昨年度に引き続き、道路照明の設置については、鹿沼土木事務所に要望していきたいと
思います。
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野生鳥獣対策について
松澤(上永野)
今年からニホンジカが報償金の対象動物に追加され、ありがたく思います。先日の通知
で、有害獣の成獣を捕獲すると 6,000 円報償金が増えるということ聞きました。以前にも
増して駆除の推進を図っていきたいと思います。
(経済部長)
市の報償金は、平成 25 年度からシカに対する報償金を追加し、イノシシ、サル、シカは
成獣・幼獣問わず 1 頭あたり、5,000 円です。6 月末までの市内での報償金支払頭数は、192
頭あり、そのうちシカが 70 頭、イノシシが 118 頭 サルが 4 匹でした。
緊急経済対策により「鳥獣被害防止緊急捕獲等事業」として平成 25 年 6 月 1 日から実施
しています。内容は、イノシシ、サル、シカの成獣が、1 頭あたり 6,000 円、イノシシ、サ
ル、シカの幼獣、ハクビシン、アライグマが 1 頭あたり 1,000 円、カワウ、カラスなどが、
1 羽あたり 200 円です。ただし、狩猟期間、愛鳥週間、動物愛護週間は対象外になります。
報償金制度を活用して、引き続き、獣害防止にご協力ください。
※イノシシ・シカ・サルについては、狩猟期間でも市の許可に基づく捕獲に限り、鳥獣
被害防止緊急捕獲等事業の報償金を実施しています。
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人口を増やす対策について
松澤(上永野)
人が少なくなったためか、イノシシが増えてきました。そのためにも、人口を増やす対
策を考えてください。
(市長)
市の人口は、合併した時からは、3 千人ほど減ってきています。第 6 次総合計画の中で、
平成 33 年度には 97,000 人に減りそうだと予測しています。
人口の減少に歯止めをかけるため、知恵を絞っている状況です。永野地区は、交流人口
が多いので、定住人口を増やしていきたいと考えています。
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県道上永野・下永野線の歩道の設置について
池澤(上永野)
永野小学校から永野郵便局までの第1工区の事業説明会が、過日開催されました。関係
者に感謝するとともに、さらなる事業の推進を図ってください。
(都市建設部長)
過日、事業説明会が開催され、今年度においては用地測量が概ね終了し、今後、物件調
査等に着手すると聞いています。市としては、地元の要望を踏まえ、今後も県に対し、さ
らなる事業の推進を図るよう引き続き要望していきたいと思います。
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NTT以外の携帯電話の利用可能について
高橋(上永野)
与州地区は、携帯電話がNTTドコモしか使用できません。ぜひ、他の会社でも利用で
きるようにしてください。
(総務部長)
携帯電話の各社は、民間の企業ですので、採算が取れるかが基準になると思います。
与州地区についても、NTT以外にも働きかけていきたいと思います。
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小学校の統合について
高橋(下永野)
今、粟野第1小学校が建設中ですが、ぜひ、統合をして欲しいと思います。
小学校は地元に置きたいと思いますが、子供達の人数が少ないと競争心もなくなってし
まいます。通学には遠くなりますが、今も誰かが送り迎えをしていると思います。
また、親の人数が少ないので、毎年、役員をやっている状況です。
(教育長)
かわいいお孫さんの将来を心配されるお気持ちはよく理解できます。小さな学校では、
競争心や狭い交友関係の問題もあると思います。
教育委員会としての教育の基本的な考えは、学校は地域の人づくりの拠点として存在し、
子どもたちは学校を拠点とした地域で育ち、地域の中で成長していく構想のもと、沢の教
育を推進しています。小規模校であっても、学校がメリットを伸ばし、デメリットを改善
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しながら、地域の特色を上手に生かし、地域の資源を上手に活用しながら、教育活動を続
けていくこととしています。地域が存在する限り、地域の学校で地域の子どもを育てると
いう考えに基づき、小規模校の良さを生かしながら、地域で子どもを育てるための方策を
まずは検討していくべきであると考えます。
学校の統廃合については、地域全体で統合の合意が形成された場合には、教育委員会と
して統合を検討することになります。指定校変更の申請といった弾力的な制度運用も行っ
ていますのでご相談ください。
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結婚対策事業について
加藤(下永野)
市の結婚対策への取り組みについて聞かせてください。
(市長)
市では、結婚対策として、結婚相談や出会いの場提供事業、公認仲人の育成支援事業な
どを実施しています。出会いの場提供事業の平成 24 年度の実績は、6 回のイベントを開催
し、28 組のカップルが成立しました。20 人の公認仲人の皆さんが「鹿沼市仲人会」を結成
しています。現在約 100 人の結婚希望者の仲立ちに努めています。これまでの結婚対策事
業により、5 組の結婚がありました
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小学校の教室のカーテンの購入について
大森(上永野)
永野小学校では、資源物の回収で得たお金で、教室のカーテンを購入しているそうです。
そのようなお金は本の購入に使ってもらい、教室のカーテンは、ぜひ、市の予算で購入し
てほしいと思います。
(教育次長)
市では、備品等の購入の予算を各学校に割り当てていますので、学校は必要なものを購
入しています。また、大きな備品の修繕等については、学校から要望を出してもらってい
ます。要望が多いため、市では優先順位を決めて、雨漏りとかの修繕等を優先に配分して
います。
廃品回収で得たお金で購入するのは好ましいことではありません。学校の予算で購入す
るべきと考えます。
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投票所について
大森(上永野)
選挙について、永野地区には 5 ヵ所の投票所がありますが、期日前投票が充実している
ので、投票所は永野コミセン1ヵ所か、2 ヵ所程度に減らしてみてはどうですか。
(市長)
選挙については、いろいろな課題があり、いろいろな意見を聞きます。投票所について
実施する場合には、地元の合意が必要になってきます。貴重な提言としてお受けします。
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へき地診療について
大森(上永野)
へき地診療については、上都賀病院から与州と九分地区に来てもらっていますが、山口
や中坪などにも広げてください。デマンドバスもあるのでコミセンで出来ないでしょうか。
(市長)
へき地診療については、今までの利用者との問題がありますので、貴重な提言としてお
受けします。
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営林署で設置しているゲートの開放について
大森(上永野)
釜ヶ淵の滝や、5 万本もある野州ツツジは見事なものです。また、東京電力で鉄塔を立て
た時の道路を利用すれば眺めがよい場所があります。しかし、営林署のゲートがあって、
進入出来ないようになっています。このゲートを開放すれば人が来るのではないでしょう
か。ぜひ、営林署に要望してください。
(副市長)
営林署に話したいと思います。
※ 林野庁の組織改変に伴って営林署から森林管理署に改組されています。日光森林管理署
に確認したところ、木材搬出のための専用林道のため、一般車両の通行は難しいとの回
答がありました。
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小学校付近の県道の拡幅について
毛塚(下永野)
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小学校付近の県道で、1 か所狭くなっている場所あります。地元で協力すると言っている
のになかなか広くなりません。事故が起きる可能性も大きいので、市からも強く要望して
ください。
(都市建設部長)
市からも申し入れます。
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空き家対策について
大森(上永野)
最近、与州地域でも空き家が増えています。市の空き家対策について聞かせてください。
(市長)
空き家は本来、所有者が適正な管理を行うことが基本です。核家族化や高齢化が進む中、
市街地・中山間地域にかかわらず適正な管理がされていない空き家が増加しています。雑
草や樹木の繁茂、火災の発生、不審者の侵入など防犯・防火に関する市民生活での不安か
ら、市民や自治会等から相談、苦情が多く寄せられています。
こうした中、鹿沼市では、空き家対策として、
「鹿沼市空き家等の適正管理に関する条例」
を制定し、平成 25 年 6 月 1 日から施行しました。
空き家に関する情報提供があった場合、市は実態を調査し、周辺に危害を及ぼす恐れの
ある物件の場合には、消防本部や都市建設部等と協議しながら、所有者に対し現状の改善
を促す助言、指導、勧告、命令を行います。それでも所有者が命令に従わない場合には、
氏名などを公表することにしています。
条例の趣旨は、空き家の利活用というよりは、管理されていない空き家により、周辺住
民が困っている場合に対処するためのものです。利活用が可能な空き家については、地域
の皆さんと協働で、田舎暮らしの促進策なども進めていくことも必要だと考えています。
いずれの場合も、自治会の皆さんと今後の取り組み方針などを相談しながら進めていき
ます。
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資材置き場の砂利について
日向野(下永野)
土地改良に伴って、資材置き場として整理した土地があります。最初は砂利を積んだり、
搬出したりしていましたが、5・6 年たった頃に、大量に砂利を積んでいきました。何回か
注意しましたがそのままで、雑木も生えてきています。そこで、市で、その砂利を使って
もらえませんか。
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(経済部長)
現場を確認します。
(環境部長)
現時点において、当該箇所については、相続人が明らかではないため、土地の所有者等
が分からない状況です。
土地の所有者等の了承がない状態で、市が無断で使用することはできません。
また、土地の所有者等が明らかになった時点で、新たな土地の所有者等に土地の維持管
理についてお願いしていきます。
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