平成26年度定例会 [580KB pdfファイル];pdf

「平成26年度三沢市と三沢基地米軍との連絡協議会」概要
日
時:平成27年2月27日(金)
10時30分~11時45分
場 所:三沢市国際交流教育センター
出席者:49名(米12名、日37名)
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開会
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開会挨拶
三沢市長 種市 一正
米軍三沢基地司令官 ティモシー J. サンドヴァル大佐
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出席者紹介
三沢基地側出席者
日本側出席者
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議事
三沢市からの案件
① 「イングリッシュキャンプ開催への協力」について
教育委員会学校教育課(教育部長)
中学生を対象に英語のコミュニケーション能力向上を目指して実施される英語教
育の事業「イングリッシュキャンプ」について、昨年に引き続き、米軍基地内の職
場見学及び職場体験について、協力をお願いしたい。
平成27年8月5日から8月7日を期日として、市内の中学生40名を募集する
予定。また、青森県教育委員会主催イングリッシュキャンプは平成27年8月9日
から8月11日を期日として、県内の中学生60名を募集する予定。上記日程のう
ち、8月6日、8月10日に基地内訪問を計画している。三沢市のイングリッシュ
キャンプと県のイングリッシュキャンプの日程が近いため、米軍関係者の方々には
負担をおかけすることとなるが、ご協力をお願いしたい。
今回も、基地入門パス申請、基地内の見学及び体験する各施設との連絡調整、昼
食会場の手配をお願いしたい。
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【案件1に対する司令官からの回答】
イングリッシュキャンプは、全面的に今年も支援していきたい。イングリッシュ
キャンプは、三沢市、そして青森県の中学生の方々が基地の隊員と交流できる大変
いい機会。言葉の違いだけでなく、それぞれの文化についても学ぶことができる。
参加する生徒たちと基地の隊員とが楽しく友好的に交流できるこのイングリッシ
ュキャンプを成功させるためにも、基地の放送局や、消防隊、病院、そして司令
部、憲兵隊などと調整し、子供たちが見学、交流できる機会を設けたい。その部隊
でそれぞれお世話になった方たちとの交流ということで、基地内のクラブで昼食会
を実施できるよう、そちらも調整したい。基地の立ち入りについては例年どおり、
報道部に参加者の名簿を提出していただき、こちらの方で責任を持って基地の入門
の手続きや基地内の見学及び体験をする各施設の調整を行う。
今年もこのような機会を与えていただいたことを、大変感謝する。基地と地域との
交流、そして将来を担う子供たちとの、基地との交流。このようなイベントの支援
についてはこれからも継続して行っていきたい。
② 「在日米軍による勤務時間外行動の指針(リバティ制度)の周知態勢について」
経済部観光物産課(経済部長)
在日米軍の外出制限は、運用開始当初、市経済、特に飲食店に大きな影響を及ぼ
した。今後も事件事故が発生すると、このような状況となることが懸念されるの
で、リバティ制度の適正な運用が望まれる。そのためには、米軍関係者個々人のモ
ラルは重要だが、周りの環境づくりも大切であると考える。
そこで、リバティ制度が改正された場合、三沢市にその改正内容を速やかに通知
していただくとともに、その際、市内飲食店に掲示できるような米軍司令官名での
チラシを作成し、三沢市に提供いただきたい。
【案件2に対する司令官からの回答】
在日米軍の外出制限について、米軍人をはじめ、三沢市において、飲食店を経営す
る方々と共に、一緒にこの案件について積極的に取り組むことができることをうれし
く思っている。この外出制限はしばらくひかれているが、去年の年末に一部変更があ
った。これは三沢市のみならず、様々な米軍基地を抱えるところでの意見を反映させ
るべく、一部改正が行われてきたものだが、もともとの外出制限に関しては、日米両
国の信頼関係を守るために設定されたものであり、なおかつ軍人とその家族の生活の
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質を向上させるためのものであるということで、外出制限を引くことになっている。
先日、憲兵隊と基地関係者、報道部を交えて、三沢市の飲食店組合の代表者の方と
一同に会する場を設けた。その際、外出制限の内容を盛り込んだ司令官名での文書を
作成してもらいたいということで、作成するに至っている。また、飲食店の方々には、
それぞれの飲食店に来店する軍人や三沢基地関係者に関しては、二十歳であることを
証明するために運転免許証、もしくは身分証明書を事前に提示してもらって確認する
ということを再度お願いしている。特に、アルコールを提供する場合、きちんと青年
ではない、ということを証明していただくようなチェックをお願いしている。また、
現在の外出制限に関しては、深夜1時まで外出することができるが、12時から1時
までの間はアルコールの摂取ができないことになっているので、そういったものも
様々含めてチラシのようなものを作成している。それも各飲食店の方に配布して、再
度確認をしてもらうということにしている。そして、もし変更があったら、さらにま
た作り変えて配布しなおすということにしている。
本会議において、この案件を提示していただいたことを感謝する。この現状に関し
ては私どものみならず、引き続き市の関係者の方々、そして飲食店組合の方々にもご
協力いただき、ともに一つのチームとなって進めていきたいと思っているので、引き
続きご協力を願いしたい。
③ 「各種イベントポスター等の基地内への設置について」
経済部産業政策課(経済部長)
米軍関係者の方々には、常日頃から、イベントやボランティア等へ積極的に参加し
ていただいていることをありがたく思っている。当市のイベントには、国籍問わず誰
でも気軽に参加できる内容を心掛けている。また、昨年の協議会で、米側から「イベ
ントの重要性を十分理解し、積極的に協力していきたい。」とのお言葉をいただいた。
そこで、三沢ならではの日米住民の人的交流を加速させるべく、基地内における公共
の場等へ、各種イベントのポスターやパンフレットを設置し、幅広く周知ができるよ
う特段のご理解とご協力をお願いしたい。
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【案件3に対する司令官からの回答】
60年以上もの間、ここ三沢での友好関係は非常に良好で、それは信頼に基づいて
得たものである。その関係は日に日に強まっているというふうに思う。そしてこの信
頼関係をずっと守ってこられたのも、三沢市民の皆様方のご尽力とご協力があってこ
そと、感謝申し上げる。
この良好な友好関係を維持発展させるため、イベントや地域の行事において互いに
協力し合い、そして交流し合うことが大切であると考えているので、三沢市の年間を
通じてのイベントについては、様々な媒体を利用して軍人はもとより、その家族、そ
して広く基地住民への周知を図りたいと考えている。
基地内放送の番組や、ラジオ放送も使うことができるし、そういったところでは定
期的にイベントを紹介しているので、そういった市の行事もあわせて紹介をしていき
たい。また、基地のウエブサイトや、その他のソーシャルメディアを使用してのイベ
ントの告知、また基地内の公共の場でもポスターやパンフレット、チラシなどを設置
してイベントの周知を図ることも可能。
軍人やその家族は、様々な任務を世界各地でこなしているが、任務においてはそう
変わりはないかもしれないが、世界各地に行くことによって、そこそこの地域の皆さ
んとの交流がたくさんあるが、私が思うには、ここ三沢が、その地域との交流が一番
盛んであると思っている。その交流の中から得るものが軍人も家族もたくさんある、
と思っている。それがひいてはこの地域の関係をよくして、また日米の安全保障の非
常に強固な関係に繋がっていくのではと思うし、また、そういったことを経験するこ
とがお互いの理解をさらに深めて、それが将来にわたって友好関係を長く深めていく
ことに繋がるものであると確信している。
◎米側からの報告事項(サンドヴァル司令官)
私が35戦闘航空団司令官かねて三沢基地司令官として着任して、はや七か月が過
ぎた。この間、皆様から常に温かいご支援と友情をいただいていることに心から感謝
している。三沢は、私と妻のローラが家族となって生活をスタートさせた初めての地
であり、今回の勤務でも三沢が私たちの最初の故郷であるという、その思いは変わっ
ていない。
着任してから実に様々な行事が行われ、七夕祭りや三沢の夏まつり、港まつり、そ
して全国から10万人以上の観客を魅了した航空祭と、非常に多くの行事があり、皆
様のお力をお借りして成功に導くことができている。また、警察や消防の方々と共に
協力をして実施した防災訓練にも参加している。また、米軍としては、様々な演習・
訓練にも参加しており、現在グアムで行われているコープ・ノースという演習にも参
加している。また、ボランティア活動も様々行っており、現在基地では、三沢市の関
係団体の協力により、赤い羽根共同募金の活動が現在実施されている。
三沢市と青森県、そして三沢基地との関係というのは、日本において最も良好だと
思っているし、私の経験の中でも、太平洋地区においても最良であると私たちはいつ
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も自負している。この良好な友好関係を引き続き維持発展させることが私の強い希望
である。最近発生した米軍兵士による事例について言及すると、私はこの件をとても
真摯に受け止めている。このような事件が発生することで基地と地域との関係に影響
を及ぼすことを理解しているし、また皆様との信頼関係を回復するための努力をして
いきたいと思っている。
事件発生後、私の方でそれぞれの部隊の指揮官や、各隊員一人ひとりに対し、基地
内外でのすべての行動に責任を持つことの重要性を再確認・再認識させている。基地
法務部については、警察との連携を密にするよう指導しており、適切な処分がくださ
れるように協力を惜しまずに協力をしている。また、事件を起こした兵士の所属する
部隊長等が、被害に遭われた方に面会して謝罪をするとともに、今後の支援を申し入
れている。
いつもいい話題ばかりではないが、このようにオープンにして、かつ相互に信頼を
しながら尊敬の念をもって、何事にも真摯に対応していくことで、どのような困難な
状況においても、よい関係を維持させていくことができるのではないかと思っている。
三沢でのたくさんの素晴らしい出来事、私がまだ話題にしていない、いろいろなイベ
ントや思い出、体験がたくさんあるが、皆さんにとっても、そういったいい思い出が
たくさんできるように私も頑張っていきたいと思う。また、ここで勤務して三沢市の
一員として、ここを故郷として誇りに思うことができるように努力を重ねていきたい
し、そういった場を与えてくださっている皆さんに心から感謝を申し上げる。
◎その他の意見・発言について
◎井上司令からの発言
今回この連絡協議会に初めて出席し、非常にこれは三沢市と在日の三沢の米軍基地
との信頼関係なり、友好関係を醸成するに非常に有意義なものであると理解した。航
空自衛隊も、三沢基地に所在する組織として、今後とも三沢市、米軍との信頼関係の
構築・強化に努めていきたい。また、三沢市が行う各種イベント、行事等には、可能
な限り協力をしていきたい。また併せて、日頃の航空自衛隊の活動に対して、引き続
きご理解を賜わればというふうに思っている。
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◎小比類巻議長からの発言
基地外の外人ハウスが非常に空いている。前は結構家族ぐるみでお付き合いしてい
た家族もあったが、最近はそういうのも見かけない。もう少し基地外にも住んでもら
えれば大変ありがたいと思う。
【司令官からの回答】
基地の家族住宅は日本から予算が出て建てられたものであり、そのハウスは空きが
ないようにしなければならないため、なかなかこの問題に関しては解決しづらい。結
局は在日米軍の方針として、基地の中のハウスをまず使用する、ということがある。
私の方で、基地の中のハウスを空にしても大丈夫かどうか考えたが、まずは在日米軍
の方針が一つあるということと、基地の外に居住するということはやはり基地の中に
住むよりもお金がかかるということがある。そして、この住宅の問題は、三沢基地だ
けの問題ではなく、在日米軍の基地が所在する様々な地域の自治体からの意見も吸い
上げているところである。
基地の任務が拡大して、騒音などが増強すると、街の方々はそういうのは好まない
という部分もありながら、ただ、任務が拡大すれば人もたくさん増えて、基地の中の
ハウスだけでは間に合わずに、外に住むことができるかもしれない、ということもあ
るため、ストレートに解決するにはなかなか難しい問題である。しかし、そういった
状況、推移を見守りながら、その都度私ができる最大限の努力をしていく。
◎三沢防衛事務所後藤所長からの発言
三沢飛行場などの防衛施設は、我が国の安全保障には欠くことのできないものであ
り、その機能を十分に発揮するためには、このような三沢市のように、地域の皆様の
理解と協力を得て、安定した運用が保てるものである。そのためには三沢市と米軍、
また航空自衛隊、それらの適時適切な情報の共有というのは、この今の良好な関係を
維持していくうえで極めて重要なものである。
平成26年度は、日本国内で初めて無人機のグローバル・ホークが三沢に一時展開
し、また、米軍の再編関係では、三沢対地を使った対地訓練も実施されるようになっ
た。また米海軍の方では、EA-18Gグラウラー、これらが一時展開を行っている。
その他デモフライトの訓練だとか、休日の夜間、ナイトフライト、これらが特段の支
障なく現在運用でることは、日頃からの関係者間の情報の協力等、これまで醸成され
た信頼関係によるものであると確信している。
また、三沢市では三沢基地の運用に、周辺住民の理解と協力をいただくため、マッ
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クTV等で訓練情報を知らせている。これは、ほかの米軍関係自治体では例を見ない
運用方針である。この場を借りて、三沢飛行場などの安定的な運用に理解と協力を得
ている三沢市関係者の皆様にお礼を申し上げるとともに、米軍と航空自衛隊関係者に、
協力的な情報提供に感謝申し上げる。
三沢防衛事務所は三沢基地などの防衛施設の安定的な運用を確保するために、関係
者の皆様の間に立ち、もろもろの情勢に今後とも努力していく所存である。
◎経済部長からの発言
三沢市の観光PRキャンペーンガールとして、日米ミス小川原湖コンテストを19
85年から30年に渡り実施してきているが、今年は、
「小川原湖クイーン」という名
称を「MISAWAクイーン」に改め、これまでと同様にコンテストを実施する予定。
基地との共存共栄による国際文化都市としての三沢市をPRするため、米国人枠1
名の選出を予定しているので、コンテスト候補者募集の基地内周知と積極的な推薦の
ほか、クイーンに選ばれた方の各種イベント派遣にかかる配慮について、趣旨をご理
解の上ご協力を賜りたい。
【経済部の協力依頼に対する司令官からの回答】
コンテストに関して、情報をいただければ様々な司令にその旨を伝え、積極的に
サポートしていきたい。
<議事終了>
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三沢市議会議長挨拶
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閉会挨拶
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閉会
米軍三沢基地司令官
三沢市長 種市一正
ティモシーJ. サンドヴァル大佐
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