公 告 - 防衛省

平成25年9月17日
公
告
分任契約担当官陸上自衛隊
札幌駐屯地北部方面会計隊
業務科長
矢 部
均
次のとおり一般競争入札を行います。
1 競争に付する事項
(1) 件名等
ア 件名:日米共同方面隊指揮所演習(YS)時における陸自指揮システム運用に関する技術支援等作業
役務
イ 規格:仕様書のとおり
(2) 履行場所:陸上自衛隊札幌駐屯地及び陸上自衛隊東千歳駐屯地
(3) 履行期限:平成25年10月1日(火)∼平成25年12月20日(金)
2 競争に参加する者に必要な資格に関する事項
(1) 予算決算及び会計令第70条及び第71条の規定に該当しない者であること。
(2) 全省庁統一資格申請において役務の提供等の「D」等級以上の格付けを有する者。
(3) 契約担当官等から取引停止の措置を受けている期間中の者でないこと。
(4) 入札に参加する者に関しては、北部方面通信群 第3科 担当岩田(連絡先第10項(7)イ参照)に細部
役務内容の確認を実施し、確認した旨を、北部方面会計隊業務科契約班 担当森本(連絡先第10項(7)ア
参照)に平成25年9月26日(金)1700時までに通知するものとする。
3 契約条項、入札及び契約心得を示す場所
陸上自衛隊札幌駐屯地 北部方面会計隊 業務科契約班
4 入札説明会
実施しない。
5 競争入札執行の場所及び日時
(1) 場所:陸上自衛隊札幌駐屯地 104号隊舎3階 会計隊会議室
(2) 日時:平成25年9月27日(金)1030∼
6 保証金等に関する事項
(1) 入札保証金:免除(但し、落札者が契約締結に応じない場合は、落札価格の100分の5以上を違約
金として徴収する。)
(2) 契約保証金:免除(但し、契約者が契約を履行しない場合は、契約金額の100分10以上を違約金
として徴収する。)
7 入札の無効
(1) 第2項で示した競争に参加する者に必要な資格のない者のした入札
(2) 入札に関する条項に違反した入札
(3) 入札金額、入札者の氏名及び押印された印影が判別し難い入札
(4) 入札時間に遅れた者の入札
(5) FAX・電信・電話・電報による入札
(6) 入札書に暴力団排除に関する誓約事項に誓約する旨の記載が無い入札書(入札及び契約心得参照)
(7) 誓約した暴力団排除に関する誓約事項に虚偽があった場合又は違反した場合
8 契約書の作成
落札者は落札決定後遅滞なく北部方面隊標準契約書の様式により契約書を作成する。
9 落札決定方式
総額が当隊所定の予定価格の制限の範囲内の最低入札者を落札者とする。なお、落札者となるべき最低
入札者が2人以上ある場合は、くじ引きにより落札者を決定する。
10 その他
(1) 契約の成立時期については、契約書に双方が記名押印したときとする。
(2) 落札決定に当たっては、入札書に記載された金額に当該金額の5パーセントに相当する額を加算した
金額(消費税相当額に1円未満の端数があるときは、その端数は切捨てる。)をもって落札価格とする
ので、入札者は、消費税に係る課税事業者であるか免税事業者であるかを問わず、見積もった契約金額
の105分の100に相当する金額を入札書に記載すること。
(3) 入札に参加する者は、資格審査結果通知書(写)を提出すること。
(4) 代理人をもって入札に参加する場合は、委任状を提出すること。
(5) 郵便による入札を行う場合、封筒に「入札件名」及び「入札書在中」と明記するとともに、資格審査
結果通知書(写)を同封し平成25年9月26日(木)までに、陸上自衛隊札幌駐屯地 北部方面会計隊
業務科契約班へ必着とする、併せて北部方面会計隊業務科契約班 担当森本(連絡先第10項(7)ア参照)
に送付の旨を連絡するものとする。
(6) 郵便入札がある場合の再度入札に関しては、速やかに応札業者に対して再度入札執行日時を通知し、
後日実施する。
(7) 入札及び仕様書に関する事項の問合わせ先
ア 入札に関する事項
札幌市中央区南26条西10丁目 陸上自衛隊札幌駐屯地 北部方面会計隊 業務科契約班
(担当:森本)TEL(011)511-7116(内2369)
イ 役務内容に関する事項
札幌市中央区南26条西10丁目 陸上自衛隊札幌駐屯地 北部方面通信群 第3科
(担当:岩田)TEL(011)511-7116(内2375)
11 公告掲示場所
(1) 掲示場所:札幌商工会議所、陸上自衛隊駐屯地(札幌・真駒内・島松)
(2) 北部方面会計隊ホームページ http://www.mod.go.jp/gsdf/nae/fin/
(3) 掲示期間:平成25年9月17日∼平成25年9月27日
陸上自衛隊仕様書
仕 様 書 番 号 北通群−20
日米共同方面隊指揮所演習(YS−65)時における陸自指 年
揮システム運用に関する技術支援等作業役務
日 平成25年9月17日
作成部隊等名 北部方面通信群
作
1
月
成
者
陸曹長
岩田
耕作
総則
1.1
適用範囲
本仕様書は、陸上自衛隊北部方面隊において実施する日米共同方面隊指揮所演習時(以下,“YS−
65”という。)における陸自指揮システム運用に関する技術支援等作業役務(以下,“本作業”とい
う。)について規定する。
1.2
用語及び定義
この仕様書で使用する用語及び定義は,GLT−CG−Z000001の 1.2 によるほか、次による。
1.2.1
COE
情報システムの基盤となる共通ソフトウェア群,諸規定,開発・維持整備用の環境及び管理運営態勢
をいう。
1.2.2
COTS
“Commercial
Off
The
Shelf”の略であり,陸幕システム等において使用
する,市販ソフトウェアをいう。
1.2.3
GOTS
“Government
Off
The
Shelf”の略であり,COTSの考え方を取り入れ,
製造されたソフトウェアをいう。
1.2.4
スキルA
利用者数が5000以上かつ全国50拠点以上のネットワークシステム,複数かつ異機種のシステム
を接続した統合システム並びに特定のコンピュータ機器などに依存しないオープンなシステムの維持
ができ,かつ,陸上自衛隊の編成,各機関,部隊などの任務,人事制度などを把握し,官側と円滑な意
志疎通ができる能力をいう。
1.2.5
スキルB
表 4 に示す作業内容を実施するに当たって,必要な能力であり,次の a)∼s)に示す能力をいう。
a)
JSO−08−00136に準拠したソフトウェアを用いたシステム又は,同等のシステムの維持
支援経験
b)
GOTSの不具合発生時に,COEとの切り分けを含む原因特定ができる能力
c)
COE以外のGOTSの修正ができる能力
d)
作戦・戦闘業務,情報業務,人事・兵站業務において,有事,災害派遣などの各種事態及び業務計
画に基づく訓練などを想定した部隊行動の概要を理解し,状況に応じて変化する官側のシステム運用
- 1 -
に対して,監視,操作,不具合対応などの維持作業を適切に実施できる能力
e)
Solaris,WindowsServer,LinuxなどのサーバOSに関する高度な知識
f)
サーバ設計,構築に関する高度な知識
g)
陸幕システム等のサーバ配置及び設定に関わる特性の理解
h)
サーバ構築経験
i)
パソコンに関する一般的な知識
j)
Oracleデータベース構築及び運用に関する高度な知識又は,Oracleデータベースの構
築経験
k)
Oracleデータベース設計に関する高度な知識
l)
陸幕システム等におけるデータベース特性の理解
m)
陸幕システム等で採用しているCOTSに関する高度な知識又は,構築経験
n)
陸幕システム等で採用しているCOTSに関する一般的な知識
o)
システム維持に必要なツールの設計能力
p)
設計に基づくツールなどの開発能力
q)
実行しているスクリプトのコードを理解する能力
r)
エラーメッセージなどを解読し,COTSなどのエラー内容に基づく処置ができる能力
s)
ネットワークに関する高度な知識
t)
IPアドレスなどのネットワークに関する基礎的な知識
u)
監視画面などに出力されるメッセージに従った操作ができる能力
v)
あらかじめ定められた手順などに従い,コマンド入力などの操作ができる能力
w)
本作業に関する計画を策定するとともに,実施状況の管理ができる能力
1.2.6
技術者1
1.2.5 a)∼c),e)∼h),j),l),m),o)を有する者をいう。
1.2.7
技術者2
1.2.5 a),c),e),h),k),n),g),p)∼r),w)を有する者をいう。
1.2.8
技術者3
1.2.5 d),i),t)∼v) を有する者をいう。
1.3
引用文書等
1.3.1
引用文書
この仕様書に引用する次の文書は,この仕様書に規定する範囲内において,この仕様書の一部を成
すものであり,特に版を指定するもの(引用文書の前に※印をもって示す。)のほかは,入札書又は見
積書の提出時における最新版とする。
a)
本仕様書のほか基準となるもの
GLT−CG−Z000001
陸上自衛隊装備品等一般共通仕様書
HS−X162248 中央指揮システム
陸幕システムのソフトウェア(平成20年度改修)
HS-X162486 陸自指揮システム用ソフトウェア(平成24年度改修(その2))
HS-X162501 陸自指揮システム用ソフトウェア(平成25年度改修(その1))
- 2 -
HS−X162339
陸自指揮システム用ソフトウェアの野外系への一部適用(その4)
JSO−08−00136
COE共通仕様書
HS−Z507834
陸幕システム等システム維持支援
GS−C905618
陸自指揮システム構成品借上(北部方面隊)
2
技術援助に関する要求
2.1
一般的要求事項
一般的要求事項は,次による。
a)
本作業は,HS−X162248,HS−X162486,HS−X162501,HS−X1
62339,及びJSO−08−00136, HS−Z507834及びGS−C905618に
おいて要求される機能及び性能を維持するため,官側が実施する指揮所訓練時のシステム運用に関す
る技術(専用端末増設分及び専用端末増設に必要な各種サーバーのみ)支援を行うものとする。
b)
本作業を実施するに当たり,スキルAを有するものとする。
2.2
作業対象装置
a)
専用端末増設分,2種類(種類等細部は官側より別途指示する)
b)
陸自指揮システムサーバー(細部は官側より別途指示する)
c)
ノーツサーバー(北部方面隊用)(細部は官側より別途指示する)
2.3
作業体制
本作業の実施のため,全体を統括する責任者を選任するものとする。
2.4
作業内容
本作業の作業内容は,次によるものとし,細部は,表 4 による。
2.4.1
作業内容
a)
YS−65で使用する専用端末(増設分)のセットアップ等に必要な技術支援
1)
適用業務に必要なソフトウェアの設定に関する作業
(ア)
原本作成(陸自指揮システムインストールCD等(1302版適用品)の作成に関する作業)
(イ)
現地支援作業(ライセンス認証自動化支援)
b)
YS−65で使用するサーバー及びネットワーク構築に必要な技術支援
1)
サーバー及びネットワーク構築作業
(ア)
監視・資源配付設計
(イ)
構築作業
(ウ)
演習終了後の設定戻し作業
(エ)
質問対応
c)
YS−65で使用するノーツサーバのバージョンアップに関する作業、及びサーバ設置/撤収に必
要な技術支援
1)
(ア)
2)
ノーツサーバのバージョンアップ作業
バージョンアップ作業
ノーツサーバの設置/撤収
(ア)
ノーツサーバの現地設置調整
(イ)
ノーツサーバの演習終了後の撤収作業
- 3 -
2.5
作業実施場所及び作業期間及び工数
2.5.1 作業実施場所は,次による。
a)
〒064−8510
北海道札幌市中央区南26条西10丁目
陸上自衛隊札幌駐屯地
b)
〒066−8577
北海道千歳市祝梅1016
陸上自衛隊東千歳駐屯地
c)
契約相手方事務所
2.5.2
a)
作業期間及び工数は,次による。
専用端末(増設分)のセットアップ等に必要な技術支援
平成25年10月1日から平成25年10月7日
b)
サーバ及びネットワーク構築に必要な技術支援
平成25年10月1日から平成25年12月20日
c)
ノーツサーバのバージョンアップに関する作業、及びサーバ設置/撤収に必要な技術支援
平成25年10月1日から平成25年12月20日
d)
上記に必要な工数
人時:163.0人時(但し、サーバ設置/撤収に必要な技術支援の工数は含まない)
3
品質保証
監督及び検査は,契約担当官等(以下,“担当官”という。
)の定める監督・検査実施要領による。
4
その他の指示
4.1
4.1.1
提出書類等
提出書類
提出書類は,表 1 による。
表 1−提出書類
提出書類名
数量
提出時期等
提出先
契約担当官及び方面
作業日報
2部
本契約終了後すみやかに。 総 監 部 防 衛 部 防 衛 課
通信班
4.1.2
提出物品
提出物品の構成全体は,表 2 による。
なお,媒体の種類及び提出時期については,官側との調整による。
- 4 -
備考
様式は図-1に示すと
おりとする。
表 2−提出物品の構成
番号
提出物品名
数量
1
陸自指揮システム端末原本(1302版適用品)
1式
2
陸自指揮システム端末(1302版適用品)生産手順書
1式
提出場所
陸自指揮システム端末用OSライセンス(増設分)
3
(Windows 8 Professional Upgrade GOLP-HOLP)及び
1式
防衛部防衛課通信班
(Windows 7 Professional SP1 適用 (32bit/DVD) メディア)
ノーツサーバー用ライセンス
4
(DOMINO ENTERPRISE SERVER VALUEUNIT)及び
(Lotus Notes/Domino 8.5.3
4.2
1式
メディアパック(サーバ用))
官給品
官給品は,GLT−CG−Z000001の箇条 5 によるほか,官側が必要と認めたものについて,
官給を受けることができる。
なお,官給の申請又は申出は,契約決定後速やかに行うものとし,官給の時期及び場所は,官側の指
示によるものとする。
4.3 無償貸付品
無償貸付品は,GLT−CG−Z000001の箇条 5 によるものとし,表 3 に示すほか,官側が必
要と認めたものについて,無償貸付を受けることができる。
表 3−無償貸付品
番号
1
2
4.4
品名
数量
業務共通ソフトウェア
貸付期間
貸付場所
1式
クライアント用
官側との調整によ 担当官の指示に
システム共通ソフトウェア
1式
る。
よる。
クライアント用
情報の保全
情報の保全は,次による。
a)
契約の相手方が第三者を従事させる場合の届出は,“情報システムに関る調達上の信頼性の確保に
ついて(通達)”に基づき,所要の届出などを実施するものとする。
b)
本契約の履行によって直接又は間接を問わず知り得た事項の管理に万全を期するとともに,それら
の部外への利用,公表などを防衛省の許可なく行ってはならない。
c)
契約の相手方は、防衛秘密の保護に関する訓令(平成19年防衛省訓令第37号)及び秘密保全に
関する訓令(平成19年防衛省訓令第36号)
(以下「訓令等」という。)に基づき許可を受けて立ち
入るものとする。また、業務の実施に際して直接・間接を問わず知り得た秘密に関する事項について
は、訓令等に基づき秘密の保全を行うものとする。
d)
役務員は、自衛隊関連施設への立ち入り許可を有しているものとする。
- 5 -
4.5
官側の支援
契約の相手方は,本契約の履行に当たり,次の事項について官側の認める場合,官側の支援を受ける
ことができる。この場合は,契約締結後速やかに契約担当官へ申請するものとする。
a)
駐屯地施設の立入り及び施設の利用
b)
作業場所での電力,用水などの使用
c)
緊急時の業務連絡用としての官用電話の使用
d)
必要な資料などの提示
e) その他官側が必要と認めた事項
4.7
不具合等の処理
本契約の履行に当たり,不具合などが発生した場合は,速やかに担当官の指示を受けるものとする。
4.8
仕様書に関する疑義
仕様書に関する疑義は,GLT−CG−Z000001の 8.3 による。
- 6 -
表 4−YS−65における陸自指揮システム運用に関する技術支援等作業役務の作業体系
スキル
大分類
中分類
小分類
細部項目1
細部項目2
技
技
技
術
術
術
者
者
者
3
2
1
インフラ対応 端末増設・ 専用端末(増設分)の 適用業務に必要なソ 原本作成(陸自指
移設・撤去 セットアップ等に必要 フトウェアの設定に 揮システムイン
な維持支援
関する作業
ストールCD(1
302版適用品)
○
の作成に関する
作業)
現地支援作業
(ライセンス認
○
証自動化支援)
ネットワー 指揮所演習実施のため サーバ及びネットワ 監視・資源配付設
ク増設・移 のサーバ及びネットワ ーク構築作業
設・撤去
計
ーク構築に必要な技術
構築作業
支援
演習終了後の設
定戻し作業
○
○
○
質問対応
バージョンアッ
○
プ作業
ノーツサーバのバージ ノーツサーバのバー
ョンアップに関する作 ジョンアップ作業
業、及びサーバ設置/撤
収に必要な技術支援
注記 ①本表にノーツサーバの現地設置/撤収の作業項目は含まない。
- 7 -
○
図 1−日報(様式)
作
業
調達要求番号
日
報
契約番号
契約件名
契約相手方
会社名
作業日
平成
年
月
日
作業項目
作業者氏名
大項目
中項目
(
曜日)
作業時間
(0000∼0000)
∼
∼
∼
∼
【官側確認欄】
上記のとおり確認した。
平成
印
作業責任者
年
月
日
官職
階級
氏名
印
注記
①項目は,表 4 の項目を記入する。
②作業場所が契約相手方である場合は官側による日報の確認は不要である。
- 8 -
備考